2015年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

アクセスパーツ

  • アクセスパーツ

    ジオターゲティング

2014/09/14

川崎フロンターレ 4-0 徳島ヴォルティス

0913bg


 徳島戦だからそれ程混まないだろう、試合開始1時間前につけば余裕かと思ったら甘かったです。まさかのチケット完売。川崎まで来た徳島サポーターはさすがに少なかったので、等々力競技場はほぼ一周川崎サポーターで埋まりました。今までチケット完売は何度もありましたが、それは相手サポーターが大挙してきたから結果的に完売になったわけで、川崎側のチケット販売だけで完売というのは今回が初めてだと思います。これならメインスタンドができて収容人数が増えても席は埋まるかもしれません。

 さて試合の話。

 ものすごい上から目線になってしまいますが、徳島は良く戦ったなと思います。川崎相手に4-3-3ですよ。アドリアーノと高崎が突っ込んで来て、川崎の守備陣の穴をこじ開けようとする姿勢は見ていて感心していました。そういう意味では見ていて楽しい試合でした。ただそれは、上から目線というよりも嫌味とい言ったほうが正しいかもしれません。徳島は守備ブロックを中央に寄せてレナトをきっちりマークしていましたが、それは結局小林と安の二人をフリーにしてしまいました。安の初ゴールはともかく、小林の角度のない(だいたい20度位か?)ところから決めたシュートは小林の得意とする角度で、それはもう研究済みなのではないのか?なぜあの角度から打たせるのだろう?徳島はライン上げすぎだろう、もっとフォワード3人にマンマークをつけるべきではないかと思いました。

 レナト→小林、あるいは(今日は出場していませんでしたが)大久保へのパスは川崎の得点パターンです。ならばレナトを徹底的に封じようと思っていたのかもしれません。でもそれなら中村からパスがダイレクトに小林や安に行くのですよ。それが面白いように通ってしまうから徳島は3失点(もう1点はセットプレーから)してしまったと、そういう感想を持ちました。川崎サポから見ると、あれだけパスが通って4得点って少なすぎないかと感じたかもしれません。

 攻撃的にいくのはいいことだと思います。でもそれは選手の能力差をきちんと見極めないとバンザイアタックになってしまいます。

 どんな試合も勝たなければ意味がありません。川崎としては優勝を狙うためにはこの試合は絶対に落とせないし、4点差で勝ったことにより得失点差も詰めることができました。その意味ではまったく文句のない試合です。でもイーブンな立場で試合を楽しみたいと見た場合、徳島の戦い方には疑問を持ちました。

 川崎側の立場でこう書けば嫌味に感じるかもしれません。でもこの試合を見ていろいろ思うことがあります。それはJ2を2位以内で勝ち抜けなかったチームがプレオーオフを制してJ1に昇格した場合、多少の戦力を上積みしてもこれが限界なのかということです。札幌、大分ときて、徳島もこれだと今、J2でプレーオフ進出をを夢見て戦っている中位チームのサポーターは夢の先にある絶望を今、感じてしまうような気がします。徳島はプレーオフ勝ち抜きチームの代表として、残留するための工夫とか、そういうものが見たかったなと、残念に思いました。

 等々力陸上競技場 観衆:18,444人(公式発表 チケット完売)

2014/09/09

近況

勝ち上がったとはいえ、ふがいない負け方をしたフロンターレにむかついているので観戦記はお休みして、現在の近況を書きます。


1.体調
 ここ数年、家にいるとものすごく気が重くなる・・まあ鬱症状というのか、そういうのがあって、観戦記とかを休んでいたのですが、だいぶ良くなってきているので更新を復活しています。外に出ると大丈夫なので、気分障害というものなのかもしれませんが、自分としてはかなりきつかったです。はあ。

2.スタジアムガイドその1
 現在、フォーマットを見やすいものに修正をかけています。10年以上前に流行した「x-small」サイズのフォントを今でもそのまま使っているので、現在のモニタで見るととても小さくて見づらいというものがありました。直さなきゃいけないというのはずっと前からわかっていたのですが、家にいるとものすごく気が重くなる症状に悩まされていたので放置していました。申し訳ありません。

 少し補足すると、10年以上前のディスプレイは4×3の正方形に近いもので、解像度もそれほど高くなかったのでディスプレイの文字も今より大きかったんですよね。現在のディスプレイは高解像度で、細長いモニタにギッシリと表示させているのでx-smallで表示すると文字がとんでもなく小さくなっているのです。

 それと今までインターネットエクスプローラーで見ることを前提にしていたので、クロームやfirefoxで見ると表が崩れるというのがありました。これも修正中です。

3.スタジアムガイドその2.
 新規掲載するグラウンド・競技場を訪問した順・撮影した順から需要のあるもの優先に変更することにします。ツイッターで、「わかのサイトにもないグラウンド」と書かれているけれど、実は撮影済みだったというのが結構ありましたので。大学のグラウンドは特に。考えてみればこのほうがいいのは当然か。

4.わかの今ここ
 ツイッターに移行しようかなと思案中です。アカウントは数年前に取得していたのですが、フォローしたりされたりするのが、なにかこう・・・気が重いというのがありました。

5.掲示板
 ツイッターとメールでの運用にしようかなとこれも考えています。

 ということで近況報告でした。

2014/09/02

横浜FC 2-0 アビスパ福岡

0831bg_2

 前回の讃岐戦に引き続き快勝。しかも今回は無失点。内容もパーフェクトでした。本当に強いチームになったなと思います。こういう試合を何故開幕からできなかったのか、まだプレーオフ進出の望みがあるとしても、その辺が残念ですね。

 前回の讃岐戦もそうなのですが、試合の組み立てが圧倒的に早くなっています。何が違うのか?それはボールを奪ってからの攻撃開始地点をボランチの松下から、サイドバックの中島に変えたことが大きいと思います。つまり、今までのパスの出し手だった松下が、もっと前の位置で受け手に回ったので前線へのフィードが早くなったのだと思います。松下が前でボールをもらったことで、サイドハーフの小池、あるいは寺田も呼応するように前に行くことができました。結果、相手ゴール前までラッシュでボールを運ぶことが出来、ゴールを奪うことができたのだと思います。

 現戦力を考えるとこれが最適解なのでしょう。本当はもっとフォワードにボールを当てて、フォワードが点を取れればそれがいいのですが、今の横浜FCにはそれが難しい現実があります。なので中盤からの押し上げを早くする、つまりゼロトップの状態にすることが今の横浜FCにとって一番効果的なやり方になっているのです。

 しかし、それがいいかどうかは別の問題です。この攻め方だと、相手が網を張ってカウンターを仕掛けてくると結構危ないと思います。実際、横浜FCが相手ペナルティエリア内に攻め入っている時点で、福岡のフォワードと横浜FCのディフェンスの距離はあまりありませんでした。結果的に横浜FCの攻め方が激しく効果的で、ゴールを奪う、あるいはコーナーキックを奪うことができたから問題が起きなかっただけで、これが相手ペナルティエリア前でボールを取られて速攻をかけられると失点に繋がるような気がしました。このままプレーオフに進出したときの相手の出方がどうなるのか?今日の試合は、横浜FCの貫禄勝ちのように見えましたので、その弱点は出なかったのですが、この先、研究されたときの対応力が不安材料ではあります。

 ただ、戦力の底上げができない今のチームで勝つにはどのようにすれば良いのか、それを考えるとこの現時点ではこのやり方をするしかないのです。ですからこの先のプレーオフ云々の事は考えず、目の前の試合を勝つための最適解ができた現在のチームをまずは喜ぶべきだと思います。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:3,709人(公式発表)

2014/08/25

横浜F・マリノス 2-0 川崎フロンターレ

0823bg


 以前からずっとここで書いていることなんですが、フロンターレって本当にスタジアムの雰囲気に飲まれやすいチームだなと思います。清水戦や新潟戦はアウェイでも勝てるようになりましたが、三ツ沢や日立柏では勝てません。それも惜敗なんてものではなく、まさに惨敗で、こういうスタジアムで勝てないようじゃリーグ優勝なんて無理なんですよ。まあそれは逆もまた真なりで、等々力の雰囲気は陸上競技場としては最高で、そこが高勝率に繋がっているのかとも言えるのですが。

 この試合はチケットが前売り発売開始後、即完売で、スタジアムのほぼ全周がマリノスサポーターで占められました。川崎サポーターのゴール裏エリアはほんのわずかで、ひいき目に見ても少ないなと感じました。スタジアムの雰囲気はいつもの見慣れた三ツ沢ではありませんでした。そういう完全アウェイの雰囲気が審判を神経質にし、試合開始早々ハンドのPKを取られ、登里を退場に追い込んだのかなと思います。

 試合の感想ですが、マリノスのマンマークが非常に厳しくて、川崎の攻撃をちぐはぐにしてしまいました。守備という面ではマリノスはうまいなと思いました。逆に攻撃はそれほど怖くはなく、中村俊輔に気をつけていればしのげた試合でした。マルキーニョスの穴が大きすぎるのと、ラフィーニャがまだ完全にフィットしていないように思えたので、川崎にも勝ち目はあったんですよ。まあレナトのシュートがバーを叩くなど、惜しい場面がいくつかあって、あれが入っていればなあと不運さもあったのですが、運の善し悪しはシーズンを通せば平等になりますのでこれを言ってはいけないのですけどね。

 マリノスにホームアェイをダブル負けというのはかなり痛かったと思います。首位の浦和が引き分けでしたので、挽回は可能なのですが、鳥栖が勝ち、鹿島も勝ったので首位争いは混戦となっています。そういう中で勝ち切るにはアウェイの雰囲気に負けない精神力が必要になるのですが、川崎はこの点が絶望的に弱いので、例年通り不安の種となっています。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:14,014人(公式発表 チケット完売)

2014/08/21

川崎フロンターレ 0-1 愛媛FC

0820bg

 中二日でマリノス戦が控えているのでスタメン総取っ替えなのは理解できますが、愛媛のサブに負けたというのはどうなんだろうと思います。まあJ3の下位にも負けそうになるくらいですから、こういうスタメンの選び方をすると、どのカテゴリーのどのチームのどの選手が相手であっても同じ結果になったと思います。

 まあなんというか、わざと負けたということはないと思いたいのですが、今日のスタメンの選手だってリーグ戦でそれなりに活躍できる実力をもっているはずです。それでこの内容だとひょっとしたらと思わざるをえません。

 例えば中村も大久保もベンチにすらいないとか、負けているのに3人目の交代がディフェンダーだっとか、後半ロスタイムの最後のセットプレーで西部が上がらなかったとか、突っ込みどころが沢山ありすぎます。選手一人一人は一生懸命戦ったと思いたいのですが、なにかこう・・・絶対勝ってやるぞという気持ちが見えませんでした。パスミスも多すぎましたよね。まあそれでも簡単に取り返しちゃうあたりが愛媛と川崎の差でもあるのですが。

 司令塔に中村憲剛一人いれば、あるいは大島がスタメンで入っていればもう少しチーム全体で動けたのではないかなと思いました。司令塔のいない烏合の衆といった感じが今日の試合からみてとれました。

 別の目で見ると、試合に出続けることというのがいかに大切かというのもわかりました。今日、フル出場したジェシにしても、あるいは可児にしても森島にしても本来はもっとやれたはずです。それぞれの選手同士のマッチアップは負けていませんでしたから、純粋に連携の問題だとわかりました。

 前回のYSCC戦とほとんど同じ内容の試合でしたので、仮にこの試合に勝ったとしても次の大宮戦では惨敗するような気がします。今年は本気でリーグ優勝を狙える位置にいるので、リーグ戦に集中できる環境を作ることは、サポーター側もある程度理解しなければならないのかなと思いました。それは今日敗戦した浦和やマリノス、あるいは前回負けた鹿島も同じなのでしょう。

 ただ、一つだけチームや選手にわかってほしいのは、普段見に来ないけれど、今日が平日だからチケットを買って見に来た人がいるということです。私は平日の試合は会社の人を誘って見に来ます。そういう人は週末のリーグ戦は見ませんし、逆に見に来る場合はそれなりに上のカテゴリーのチケットを買います。それで今日のような試合をすると、その人にとって川崎はどう見えるのか、考えてほしいと思います。有料試合をするのならばそれなりのクオリティの試合をしてほしいです。まあそれは過密日程を組んだJFAやJリーグに対しても同じ事が言えるんですけどね。

 それとリーグ戦の上位チームがバタバタ敗退すると決勝戦のカードが中下位チーム同士の組み合わせにもなり得ます。それはいいのですが、そうなると来季のACLの参加チームがリーグの中下位チームが出ることになって、それは中・韓チームのカモになりかねません。私はクラブ戦であれ、代表戦であれ、日本のチームは外国、特に中国韓国には絶対に負けてほしくないと思っています。それらのチームと戦えるクラブが天皇杯を勝ち抜ければそれでいいのですが、今日の試合を見ている限りでは何か不安なものを感じます。

 等々力陸上競技場 観衆:5,104人(公式発表)
 

横浜FC 4-2 カマタマーレ讃岐

0817bg


 横浜FCの試合を見るのは久しぶりなのですが、戦い方が以前と変わったように思えました。以前はディフェンダーがボランチの松下にボールを預けると、その先が停滞してしまい、横パスやバックパスで時間のロスになっていたのですが、今は素早く前線にボールを出すようになりました。その大半は相手に取られてしまうのですが、そのうちの何回かはチャンスに繋がりゴールに結びつけることができます。横浜FCがシュートを打つときは2列目もかなり詰めるので「これは入るかも!」と思えるような場面が多かったですね。これができるなら最初からやれよと思うのですが、まあ形になってきたのはいいことです。

 この試合に限って言えば、勝敗の差は純粋に戦力の差で、讃岐はどうしようもなかったと思います。もっと我那覇を友好的に使えれば違う展開になったかもしれませんが、我那覇自身、讃岐の中でポジションが取れていないのでチームの中に埋没してしまうのは仕方がないのかもしれません。

 横浜FCは戦力自体はJ2の中でも5番手~8番手くらいなので、実力自体はプレーオフに進めるだけのものはあると思います。今から怒濤の追い上げをして間に合うのか、と思うかも知れませんが、一つひとつの試合を勝ち進んでいくことがまずは大切なことです。その結果、プレーオフにいけるならそれはそれで良し、だと思います。この戦力でJ1を戦ったら・・というのは今は考えてはいけません。それは今日の入場者数を含めたもっと大きな問題です。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:3,912人(公式発表)

2014/08/18

川崎フロンターレ 5-4 セレッソ大阪

0816bg

 2試合続けてチケット完売。通路前の席を確保するためには開門1時間前にはスタジアムにつく必要が出てきました。観衆が多いのは大歓迎ですが、試合以外の用事がつぶれてしまうので、少し困ります。早くスタンドができてほしいなと思います。フォルラン効果もあるのでしょうが、今日の試合を見ている限り、フォルランがそこにいる意味というのは見えなかったですね。ああいうスペシャルな選手を入れるのならば、その人を王様にして試合を組み立てるしかないと思うのですが、南野等の若い選手を生かしたいせいか、チームに埋没していました。フォルランはこの試合で点を取ったけどあれもどうなんだろう?と思います。

 それにしてもよくわからない試合でした。前半と後半の出来が全く違うというのはフロンターレの試合ではしばしばあるのですが、それにしても酷いなと思います。勝ったから良かったものの、これでいいのか?と不安に思える試合でした。
 前半飛ばしすぎて後半ばててしまったのかなとも思いましたが、交代がかなり遅かったのでそれはないでしょう。試合後のコメントを見ると、点が入って安心してしまったためとか選手が言っていたようですが、だとしたら馬鹿じゃないかと思います。かって前半3-0で終わらせて後半4点取られて負けたことを覚えていないのかと、問い詰めたい気持ちになります。一見さんには9点も入って面白い試合だったかもしれませんが、サポーターから見れば勘弁してほしいです。セレッソのサポーターだって、4点とれたから満足とは思っていないでしょう。試合運びとかリスクマネジメントとか、そういう観点で見れば最低の試合でした。もちろん勝ったこと自体は満足ですけどね。

 フロンターレの試合をずっと見ていて思うのは、その時その時のメンタルが試合結果に影響を及ぼすことが多すぎるということです。勝てないスタジアムがある、というのはだいぶ解消されてきましたが、ここぞという時に勝てないのは相変わらずです。こういうところが鹿島や浦和との差なのですが、なんでわからないのでしょうか?

 試合自体、まず先制されるところから始まるのもよくわからないし、柏戦で4失点、この試合も4失点というディフェンスの酷さもよくわからない。大量失点しているにもかかわらずキーパーもディフェンスラインも同じというのもわかりません。

 勝っているから問題が表に見えないだけで、実際はヤバイのかなと感じます。3試合で9失点はいくらなんでも多すぎます。

 等々力陸上競技場 観衆:18,124人(公式発表:チケット完売)

2014/08/11

川崎フロンターレ 2-1 浦和レッドダイヤモンズ

0810bg

 ピーカブーの新キャラ名が「カブレラ」というのはちょっと。それもよりによって浦和戦の時に発表って。そりゃ浦和サポーターからブーイングも出るでしょうね。ハーフタイムのレーシングバイクによるトラック走行は楽しかったです。白バイのサプライズ取り締まりもまた良し。川崎はこういうイベントを組むのがうまいですよね。

 浦和のサポーターが大挙してきたのはいいのですが、横断幕も手製フラッグも無しというのは敵から見ても寂しかったです。浦和戦はあの殺気漂うアウェイゴール裏との戦いが楽しいのですから。

 さて、試合の話。レナトの復活が決め手となった勝利でした。前節の柏戦では左サイドハーフからの攻め上がりが弱く、大久保が中で受けることができずに左側に寄せられる場面が目立ちました。今節では左にレナト、中央に小林、右サイドに森谷とボールを受ける事ができる選手が揃っていたので大久保のマークもずらすことができました。そして登里も中へボールを出すことができるようになったので、左サイドのレナトもゴール前に突っ込めるようになりました。同店で迎えた後半、これなら勝てるのではないか、と思えるようになり、あとはいつゴールを決めるようになるか見守るだけでした。

 こういう心理状態でサッカーを見るのは楽しいです。結果として引き分けだったとしても、次の試合を見ることが楽しみになります。風間監督にはいろいろ思うこともありましたが、現状、問題はないでしょう。大島、登里、谷口と若手もそろってきて、ディフェンスラインも落ち着いてきています。シーズン当初はジェシが怪我したらどうしようと不安だったのですが、谷口と實藤がその穴を埋めてくれました。今節も井川とジェシはいませんでしたが(後半ロスタイムにジェシは交代で出場しましたが)、ディフェンスは問題ありませんでした。ただ、課題もありますけどね。自陣ゴール直前での細かいパス回しは見ていて怖いですし、ゴールキックも相変わらず精度が悪い、コーナーキックやフリーキックももう少し決めてほしいなと思います。

 でも柏戦の敗戦を払拭できたことを喜びたいと思います。3位ですが、首位の鳥栖、2位の浦和とは勝ち点1差。いい位置です。

 観衆:18,378人(公式発表 チケット完売)

2014/03/16

川崎フロンターレ 3-4 大宮アルディージャ

0316bg


 開幕戦の神戸戦が1-0でリードした後半45分+1分、松村に決められて1-1で引き分け終了。第二節の広島戦が、1-1の同点で迎えた後半45分+5分、塩谷に決められて1-2で負け。この第三節は3-2でリードした後半45分、菊地に決められて3-3に。そして後半45分+3分、チョ・ヨンチョルに決められて3-4で負け。これをどう見るか・・・・。

 どの試合も試合終了直前までリードしていた、少なくとも負けていなかったわけですから戦術の問題ではないと思います。また試合時間残り数分での失点と言うことは、ACLの影響というものでもなく、純粋に気持ちの問題なのでしょう。プロとしてそれはどうなのか、と思うのですが、こういう出来事は今に始まったわけではないので今更文句付けても仕方がないのでしょう。

 スタメンに工夫はあって、登座との代わりに福森、ボランチは中村憲剛、トップ下に大島と、前節までの攻撃陣糞詰まり状態を打破しようという試みはある程度成功しました。前半は中盤と攻撃陣とのバランスが全く合わず、ひたすらカウンターを受けまくっている状態で、これは今年も厳しい1年になるのかと覚悟しましたが、後半開始早々、武岡を入れたところ、スムーズにボールが回るようになりました。後半開始から後半40分までの間に限ってみれば川崎のボールポゼッションは70%を超えていたと思います。

 とにかく後半はラッシュ、ラッシュの連続で大宮から点を取るのは時間の問題のように見えましたし、事実逆転したので攻撃が売りのフロンターレの面目は立ちました。結果的に負けたにせよ、中立視点で試合を見に来たお客さんは楽しめたのではないでしょうか。

 ただサポーターの立場で見れば、3点取ったら4点取り返えされるチームであるのはもう何年も前から変わっていません。、特に過去の大宮戦などは天皇杯で3-0から3-4にひっくり返されたこともあります。もう本当に何点リードしても試合終了まで安心できない、無失点試合など望むべくもない、そういう不安をかかえたまま90分を過ごすのは勘弁してほしいと思います。

 救いなのは点は取れている、という所でしょうか。この試合ではレナトと大久保に点が入りました。去年も序盤はなかなか勝てませんでしたが、去年との違いは攻撃の形は作れていて、実際に得点もしていることだと思います。同じ勝てないチームとの比較でも、点が取れないことが原因のチームと失点をしてしまうことが原因のチームでは後者の方が対策を立てやすいので、望みがあると思います。

 等々力陸上競技場 観衆:13,498人(公式発表)

2014/03/02

川崎フロンターレ 2-2 ヴィッセル神戸

0302bg


 これだけ良いゲームをしているのだから勝たせてやりたかったなあと思います。あと5分でしたよ。

 良いゲームと言っても勝たなかった試合は勝てなかっただけの理由はあります。そこを理解しないと同じ事を何度も繰り返してしまいます。

 最後の最後に失点してしまったのは、連戦による疲れが出てきたのが原因だと思います。あの総攻撃フォーメーションは守備陣に過度の負担を生じさせていたのですから、早めの交代は必須でした。それ以前にターンオーバーをしても良かったと思います。ACLの掛け持ちはキツいのは過去から散々学んでいるはずです。それが生かせなかったのは非常に残念でした。

 スタメンについてですが、勝てば何も言われませんが、引き分ければ言いたいことも出てきます。先のターンオーバーが最たるモノで、例えばボランチは稲本+山本でいくべきだったと思います。少なくとも去年はこのコンビでシーズンを戦ったのですから問題はなかったでしょう。もちろんパウリーニョ+大島の組み合わせでも良いのですが、2試合続けてはきつすぎました。

 そして最大の問題は登里を最後まで引っ張ったところにあります。前節の貴州戦でもそうでしたが、ボールを持って駆け上がってもその先が繋がらないのです。至近距離でレナトにパスする場面が目立ちました。去年、どの試合だか忘れましたが、登里から中村憲剛にダイレクトパスを出したことがあって、これが点に決まったことを覚えています。そういう、登里が中央に、あるいは右サイドにパスが出せないようだと厳しいと思います。中途半端な位置でボールを奪われればカウンターに繋がります。そういう場面も結構ありました。これだったら最初から小宮山をいれてほしかったと思います。

 逆に守備陣の安定感が出ていたのは幸いでした。ジェシはいわずもがなで、井川もよく守っています。ここに福森、武岡が割っては入れれば良いのですが、実際はスタメンを奪えるだけの力がどのくらいあるのか、その辺が全くわからないのでなんとも言いようがないのですけどね。

 この試合を引き分けたことで、次の広島戦をどうするのか、スタメン選びは難しくなったかもしれません。今日の試合も展開自体は概ね問題なかっただけに、このメンツで行くのか、あるいはきりかえるのか、気になります。少なくとも、8日の広島戦と12日の蔚山アウェイを同じメンバーで行うのはやめてほしいと思います。

 等々力陸上競技場 観衆:14,011人(公式発表)

2014/02/28

川崎フロンターレ 1-0 貴州人和

0226bg

 いよいよ2014年シーズンがやってきました。まずは川崎のACL第一戦です。4年ぶりのACLは楽しみです。私の遠征予定としては4月に貴州に行きます。

 貴州は初めて対戦する相手ですが、私は多分勝てるのではないか、という気がしていました。貴州の立場から川崎を見ると、初めての対戦相手、代表クラスが沢山いるチーム、強力なフォワードと、難しい相手のように見えるでしょうから、おそらく慎重な試合運びになるのではないかと考えました。であればポゼッションはほとんど川崎がとれるだろうから優位な試合運びになるのではないかと予想しました。

 実際、貴州の引きっぷりは予想以上で、おおよそピンチらしいピンチはありませんでした。私は9番のムスリモビッチを警戒していたのですが、ほとんど孤立した状態でボールを持たせませんでした。前半に交代したのは出来が悪かったからなのかもしれませんが、ボールが来ないんじゃ動きようがなかったと思います。交代した選手もそれほど見せ場がありませんでしたね。

 去年からの川崎の課題として引いた相手を崩せない、というのがあります。この試合も同じでした。登里がボールをもってサイドを駆け上がるシーンが目立ちましたが、これは登里が良かったのではなく、中央の選手がマークで固められてしまったため出しようがなかったというのが正しいと思います。レナトが登里のフォローに入っていましたが、ポジションが近すぎるところでパスを出すので、結局かぶってしまい、そこから先へ行けません。貴州側も中央は固めよう、登里はフリーにさせてもいいくらいの意識はあったかもしれませんね。

 もう一つ、これは川崎だけではなく多くのJクラブの特徴でもあるのですが、中央、ペナルティエリア手前でディフェンスが対峙すると簡単にサイドに出してしまう、というのがあります。確実なパスコースを選んでいるつもりなのでしょうが、サイドから中央にクロスをあげても落下地点が読みやすくて敵に防がれるんですよね。ここが海外サッカーとの違いです。海外では必ず勝負に出て中央から打ちますよ。1回目は取られるかもしれませんが、何度かやれば抜けるかもしれません。サイドからのセンタリングは全選手が対応しますが、中央を抜ければ相手はセンターバックだけです。それだけに大きなチャンスになりやすいのです。そういう意識の違いがこの試合でも見られました。

 それ故に前半農地にフリーキックで点が取れたのは大きかったです。川崎が先制すれば敵も守備的なフォーメーションを解くだろう、そうすればさらにチャンスと思っていたのですが、実際はあまり変わらずピンチらしいピンチはありませんでした。コーナーキックやフリーキックを気をつけていれば少なくても負けることはないだろうというのは見えていましたので、あとは時間をいかにうまく使うかだけでしたね。

 この程度の相手ならばあと1点は入ったと思いますが、川崎にとってはまずは勝つことが大事なので1-0で満足です。次の蔚山戦がもし勝てればグループリーグ突破が大きく近づきます。もちろん今のうちから皮算用をするのはみっともないのですが、まあ良いスタートを切れましたね。個々の選手の出来は次のリーグ開幕戦で見ることにします。

 等々力陸上競技場 観衆:9.609人(公式発表)

2013/12/30

横浜F・マリノス 2-0 サガン鳥栖

1229bg

 試合自体は2-0でマリノスが勝ったのですが、終了直前まではスコアレスドローでして、延長戦突入のにおいがプンプンに漂っていました。この試合だけでなく、もう一つのFC東京-広島もスコアレス、準々決勝の4試合も全て延長戦と、90分で終わらない理由があるのかなと感じました。

 全ての試合を見ているわけではないので憶測になりますが、一発勝負なので慎重な試合運びをする傾向があるのではないでしょうか。ナビスコ準決勝の浦和-川崎戦も、川崎は慎重な試合運びをした結果、点が取れませんでした。今日の試合もマリノス・鳥栖ともリスクを負わない試合運びで、相手のフォワードにスペースを作らせないポジションでした。その結果、マリノスの藤田・斉藤、鳥栖の豊田は生き場がなく、きついマークの中で試合をせざるを得ませんでした。見ていて、これじゃフォワードは仕事ができないだろうと感じました。

 前にも書いたと思いますが、こういう消極的な試合を80分も見せられるほうの気持ちにもなってほしいと思います。打ち合って、その結果負けたのならば、例え応援しているチームであっても受け入れます。そのうえで「ディフェンスがー」とかグチをいう事になるのですが、逆に見ればグチをいう楽しみを得ることができるとも言えます。こういう消極的な試合で負けたのならば何が残るのか?サポーターだけでなく、一般的なお客さんに対しても失礼じゃないでしょうか。またこういう試合の繰り返しが、結局はACLで海外のチームに勝てなくなってきている遠因ではないかと思います。

 この試合を持って今年1年の観戦も終わりました。元日の天皇杯からまたシーズンが始まります。川崎も横浜FCも楽しいサッカーを見せてくれることを節に期待しています。

 日産スタジアム 観衆:22,630人(公式発表)

2013/12/09

川崎フロンターレ 1-0 横浜F・マリノス

Img_20131207_152050_2


 横浜市民ならマリノスを応援するんだよね?という声を2回ほどかけていただきましたが、そんなつもりは1ミリもありません。マリノスに優勝させる位なら広島に勝たせた方が遙かにましです。でもまあ別に嫌いなチームじゃありませんけどね。

 前節の新潟戦を見て、この内容なら川崎は勝てるんじゃないかとは思っていました。マリノスは前線が完全に停滞していて俊輔が一人で気負っている状態でした。あえていうならドイツワールドカップ時の中田と同じです。

 前回優勝したのが9年前ですから、今のスタメンに当時の経験をした選手は少なく、そのために気負ってしまったのだろうと思います。試合開始直後からガツガツに攻めてきて、そのときだけはヤバイなと思ったのですが、程なく川崎がポゼッションを取って進めることができました。怖かったのは俊輔のフリーキックで、こればかりは防ぎようがなく、これで点を決められたら諦めようと思っていただけに不発はラッキーでした。

 勝負を決めたのは川崎のディフェンス陣のおかげだと思います。

 川崎もマリノスのゲームプランに封じられたような所はありました。大久保が中澤に徹底的にマークされ、レナトが左サイドに貼り付けられっぱなしでしたから憲剛が丸裸状態で、パスのだしどころがありませんでした。無理矢理出したパスが全部取られたので、どうにもなりません。以前の川崎ならば、ここでディフェンスの隙を突かれて先制され、そのまま負けたので、この我慢比べを制したディフェンス陣の成長は凄いと思います。前節の大分戦も完封勝利でしたから、本当はJリーグアウォーズのベストイレブンにジェシや井川を選んでほしかったと思います。選ばれなかった原因は、前期の失点があまりにも酷かったからなのかもしれませんね。

 川崎は後半に得点を入れる傾向があるので、前半を終わって0-0というのは望み通りの展開でした。広島がリードしている情報もあったので、これなら後半はマリノスは絶対に攻めに来る。そうしたらカウンターが狙える。中澤だって大久保をマークしきれないだろうと私は読んでいました。後半7分に先制できたのは予想よりもかなり早かったのですが、これで楽になりました。あとは俊輔のフリーキックだけ気をつけていれば問題はなかったと思います。

 最終節に勝ったことで3位になりました。開幕戦の柏戦を見て絶望的な思いをしていたので良い結果だったと思います。ACL獲得は功罪両方の面があるのでなんとも言えませんが、ナビスコカップ決勝トーナメント進出が決定したのでいいことだと思います。リーグ戦とACLの両立は非常に難しいんですけどね。今年の柏もそうだし。広島のようにさっさと捨ててリーグ戦に専念するのが一番賢いのですが、私はそういうのは嫌いです。

 風間監督が就任して1年半、やっとチームができたなと思います。あとは中村憲剛が全盛期を過ぎる前にタイトルを取らせてあげたいなと、そう願っています。まずは今年の天皇杯ですね。

 等々力陸上競技場 観衆:20,151人(公式発表 チケット完売)

2013/11/26

横浜FC 4-1 水戸ホーリーホック

1124bg


 最初にいくつか。スタジアム入場時に「東日本大震災で被災した地域にサッカーボールを送ろう」と高校サッカー部の生徒を多数動員して募金活動を行っていました。私も幾ばくかのお金を募金したのですが、今の時期に募金活動をするのならば東日本の被災地にサッカーボールを送るのではなく、フィリピンで台風被害にあった人たちのための募金活動をするべきではないかなと思いました。また試合開始前に黙祷ぐらいしてもいいのにとも感じました。

 2年前の地震の時、世界中のスタジアムで日本のために黙祷が行われ、募金活動が行われたことを考えると、逆にそういう配慮があってもいいのにと感じます。ちなみに3年前、私がイタリアにサッカーを見に行ったときはハイチの台風被害者のためにセリエA,Bの試合全部で黙祷がありましたね。偽善なのかもしれませんが、サッカーは世界で繋がっていることを示すためにもこういうことは積極的にやってほしいです。

 次に試合前のイベントについて。高校生に横浜市歌を歌わせる企画があったのですが、伴奏ペースが非常に速く、、高校生は全くついて行けませんでした。ところどころ合わせるのが精一杯で恥をかかせてしまいました。申し訳なく思います。前から思っていたのですが、横浜FCのスタジアムDJって試合開始前にリハーサルとかしているのでしょうか。川崎フロンターレの場合、入場開始時刻の1時間前位に等々力につくと、何度もDJがリハーサルをしていますよ。ファンファーレも聞こえるし。横浜FCは営業や企画のセンスはJリーグでも随一の部類に入ると思いますが、運営が最低レベルなんですよね。この落差が激しすぎて非常に萎えます。

 ちなみに横浜市歌は横浜市公式サイトで聞けます。ハマナビのページ

 最終節は戸塚区民デーでした。ついでにバースデー招待もありました。戸塚区民の私は無料でA席のチケットを手に入れることができたので、そこはまあいいんですけど。招待券を貰っておいてこういうのも何ですが、最終節でこういう大々的な無料イベントをやるのもなあ・・・と思います。だって次の集客に繋がらないじゃないですか。最終節なんだから。もう次の試合はありません。実際は今年度の平均動員が前年比をクリアできるかギリギリの所だったので無料招待をかけて前年比プラスに持って行きたかったみたいですが、もうこういうやり方は考えた方がいいと思います。横浜FCの1試合あたりの入場者数って、多分ベースは3千人くらいだと思います。これに招待券を入れて倍にしても母体は増えないと思いますよ。多分。ちなみにこの招待デーをやった結果、年間入場者数は微増になったそうです。そこはよかったですね。

 長くなりましたが試合の話をします。降格も昇格も関係ない順位ですので、見所は来年使える選手の見極めになるのでしょう。ポイントは渋谷と小野瀬でしょうか。
 渋谷について言えばシュナイダー潤之介の代わりが務まるのか、期待をしてみたのですが、それほど決定的なピンチがなかったため、評価は来年ですかね。小野瀬については右サイドハーフのポジションで、つなぎ役に徹したように見えました。最後のほうでキーパーに突っ込む場面がありましたが、こちらも来年に期待でしょうか。もう若手から中堅にさしかかる年ですから来年が正念場です。

 シュナイダーの契約満了については戦略的な面があるので何とも言えません。ただ、若い選手にチャンスを与えるため、というのならば違うなと思います。ポジションは奪う物です。たとえキーパーでも。健全な競争がなければ選手は上達しません。

 全体を通してみると、横浜FCは相変わらずディフェンスからゲームが作れませんでした。松下のところでサイドかバックパスを繰り返すのでその先が糞ずまりになります。4点とれたのはいずれも攻撃陣の個人技によるもので、4点とれたからいい試合だったとは言えないなと感じました。良いフォワードがいるのは大きな武器ですが、ゲームを作ることができなければ最終的には行き詰まると思います。これは今シーズンを通して感じたことでした。フォワードにしても大久保の謎のスタメン外しとか、カズが常にベンチ入りしていることなど謎な面があるのも不満があります。そういうところを綺麗にしていかないと次はないと思います。

 私は来年の課題はボランチだと思います。大卒のボランチを獲得して育てることが一番いいのですが、J1を狙うのならばこのポジションだけは即戦力が必要です。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:6,975人(公式発表)

2013/10/31

横浜FC 2-2 FC岐阜

1024bg

 今日の相手は下位に沈む岐阜ですが、横浜FCはこういう位置にいるチームを苦手とする傾向があります。そういう相手にきちんと勝ち点3がとれないとJ1昇格どころではないと思います。

 今日の試合は平日ということもあって、横浜FCは先発を大きく入れ替えました。フォワードは黒津と小野瀬。両方とも最近はレギュラーどころかベンチを外され、正念場となっている選手です。また岐阜もチーム自体がJ3降格の窮地に立たされている状態で、横浜FC戦は絶対に勝っておきたいところ。中下位チーム同士の試合とはいえ、面白い試合になるなと期待して三ツ沢に向かいました。

 試合は引き分けに終わったわけですが、予想通りお互いがガチに来て楽しめました。横浜FCとしては引き分けで残念でしたが、現状では仕方がないかなと思います。岐阜相手に2失点するあたりがチームの現状かなと感じました。

 お互いが勝ちきれなかった理由は、試合の重要なポジションにいる選手が機能していなかったからです。具体的に言うとFC岐阜は服部、横浜FCは小野瀬です。他の選手達はパスをつなぎ、精力的にゴールを狙っていたにもかかわらず、この両選手はほとんど消えていました。小野瀬は途中で交代しましたけどね。

 岐阜から話をしますと、服部はボランチのポジションにいるにもかかわらずゲームを作ることができず、結果としてディフェンスからトップ下にダイレクトにパスが飛び交うようになります。比較的ロングパスになるので横浜FCはボールの落下点を読むことが出来、ディフェンスラインで網をかけることができました。服部は日本代表のレギュラーを経験した選手ですが、やはり年齢から来る衰えはあるのかなと思います。私は3日前に長崎対岐阜戦も観戦しましたが、この試合でも服部のパフォーマンスは限界に感じました。岐阜が追いついたのは途中出場した外国人選手の能力によるものです。このスティッペはおそらくJ2でもトップクラスで有り、もしスタメンフル出場であれば岐阜が勝っていたかも知れません。病み上がりなのかもしれませんが、途中出場途中交代と、わずかしかピッチに立つことができなかったのが、横浜FCにとっては幸いなことでした。

 横浜FCは小野瀬の不出来が勝ちきれなかった原因だったと思います。小野瀬のパートナーは黒津です。黒津は裏への抜けだしを得意とするので、前線の機転は小野瀬が行うことになります。しかし、小野瀬は自分の所に来たボールを納めることができず、逆に奪われてカウンターの起点になってしまいます。こうなると事実上黒津の1トップ状態となってしまいます。この状態で黒津に点を取れというのは酷だなと感じました。結果的には黒津のアクロバティックなゴールで先制することができましたが、これはあくまでも結果で、黒津はそういうタイプではないし、そうそうそんなゴールは入るものでもありません。むしろ黒津らしさが出たのは2点目のPKに繋がった飛び出しだと思います。シーズン前半のアウェイ千葉戦でもありましたが、黒津のスピードは相手のPKを奪いやすいほどの武器になります。そこが生かせればいいのですが、今シーズンは黒津にとっても苦しいものになりました。 

 逆に言うと、もうそういう飛び出し一本で勝負できる時代ではないのかなと思います。ディフェンスラインを崩して得点、というパターンを現在の横浜FCで決めるのは厳しいです。J2のチームはだいたいそうですが、どこもディフェンスを重視していますので、そこは個人能力で突破しないと点は取れないでしょう。そういう選手になれればその先もあるのだと思いますけどね。

 シーズンも残り試合が少なくなってきました。これからは選手一人一人が来年に繋がる正念場となります。そういう部分を見ていきたいと思います。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:2,139人(公式発表)

2013/10/13

浦和レッズ 1-0 川崎フロンターレ

1012bg

 あと10分耐えれば勝ちだったのに・・というよりも、よく80分も無失点で抑えたなという気持ちが強かったですね。キーパーの杉山に拍手したいと思います。あんなサンドバッグのような試合を延々と見せられるサポーターの身にもなってほしいと思います。中村憲剛が途中交代しなければ・・という話も出ましたが、多分結果は同じだと思います。

 ホームの試合を2点差で勝っているのならあのような守備固めの試合もわかりますが、1点差でしたからね。しかもアウェーゴール数を2点取られているわけで、最初から優勢で迎えた試合じゃなかったんですよ。確かに引き分けは川崎の勝ち抜けですが、それは相手を無失点に押さえ込むという前提があるわけで、浦和相手にそれを決め込むのは最初から無理がありすぎたんです。

 アウェーゴール数が勝敗を決めるルールだと、アウェーの試合で無得点に終わるのはそれだけで非常にリスクが高いんです。等々力で2失点している川崎がアウェーで点を取られるとそれだけで優劣がひっくり返ります。最初の45分間は結構静かな展開でしたが、あれは浦和も後半勝負をかけて点を取って逃げ切ってやるという戦術があったと思いますね。実際70分過ぎから立て続けにフォワードを2枚(関口とマルシオ)変えて攻めに来たときは、これを守り切るのはきついなあと感じました。実際、点を取ったのは興梠ですが、関口の突っ込みが効いていたと思います。浦和の完全な作戦勝ちでした。

試合全体を通してもピッチ全体の把握の仕方が浦和の方が上回っていて、川崎は中盤でボールを奪えなかったことが劣勢に回った原因でした。交代も憲剛以外は試合終盤で、これで点を取れというのは無理だよ思いました。

 試合の勝ち負けはともかく、何故点を取りに行こうとしなかったのか。失点するかも知れないが、点を取れば相手はそれ以上の得点を必要とする、それは川崎にとって有利なことなんだと、そういう姿勢を持てなかったことに深い失望感を持ちました。川崎は大久保とレナトがいれば点は取れるんです。それは川崎の武器でした。先制すればその時点で逃げ切りを考えればいいし、失点したとしても同点に追いつけば勝ち抜けるんですから。いつもの試合の入り方で良かったんですよ。

 埼玉スタジアム2002 観衆:27,197人(公式発表)

2013/09/16

川崎フロンターレ 2-0 サンフレッチェ広島 

0914bg


 満点の出来。贅沢を言うのならば、PK失敗がもったいなかった所ですね。PKが決まって3-0になれば、セーフティリードをバックにして広島の守備陣を蹂躙できただろうに・・惜しいなあと。そして川崎のPK失敗率はかなり高くて、こういうところが後々致命傷になるんだよ、とかそう思う部分もあるのですが、試合運びが完璧でしたので、今回はそこは問いません。

 この試合で一番嬉しかったのは守備を完璧にこなしたところでしょう。高萩と佐藤寿人を完全に分断して、佐藤に仕事をさせませんでした。川崎は寿人を苦手にしていて、今まで大事な試合で必ず決められています。ですから大量点よりも無失点で抑えたことが何よりも嬉しかったです。これにジェシ、森谷、登里が積極的に上がっていって攻撃参加します。登里は1対1に弱いところがあって、何度か抜かれましたが組織的に守り切りました。守備が固まれば攻撃もしやすいというサッカーのお手本のような試合だったと思います。

 もっとも川崎のディフェンダーが積極的に攻め上がっていっても、効果的にシュートまで打てる場面はそれほど多くなく、全体的なポゼッションは広島に握られました。見た目の支配率は45-55で広島かなと思います。しかしそれは佐藤寿人をとにかく押さえるということを念頭においていますので、それほど気にしていません。早い時間帯で先制し、2-0で前半を終えましたから、後半の戦術は守備優先になるのは当然だと思います。

 川崎の特長は大久保とレナト、憲剛のトライアングル攻撃にありました。その代償として守備の脆さがあったわけですが、長居のセレッソ戦あたりから劇的に改善したと思います。勝ちきれない試合を勝ちきれるようになったのは大きな成長だと思いますし、これは今後に繋がります。勝って成長するという好循環を見ることができたのは何よりも嬉しい事でした。

 等々力陸上競技場 観衆:17,390人(公式発表)

2013/09/08

川崎フロンターレ 3-2 浦和レッズ

0907bg


 アウェイゴールのことを考えると最良の勝ちというわけではありません。しかし、あの浦和相手に2点差をひっくり返して勝つということがどれだけ凄いことか、正直いくらほめようとも褒める言葉は見つかりません。もちろんいつものレナトと大久保のおかげですが。

 この試合で川崎が失敗したことは失点を恐れるあまり慎重に入りすぎたことです。実際、前半は0-0で終わりかけていました。ホーム&アウェイの戦いではホームでの失点は致命的ですし、なによりも川崎は失点が多いという弱点があります。だから慎重な試合運びになるだろうとは事前に予想していました。

 それが結局裏目に出て、前半終了直前と後半開始直後に興梠に点を取られます。逆転できたのは相手のディフェンダーが相次いで負傷退場したことが大きいと思いましたが、実際はマンツーマンの守備が浦和の選手には負担に感じたようです。まああの3人(レナト、大久保、憲剛)が揃って攻めてきたらそういう守備にならざるを得ないのでしょうが、であれば最初から打ち合っても良かったと思います。タラレバですけど、普段と違う試合運びは意図しない結果になることが多いと思っていますので、引いて入るやり方は失敗でした。

 まあ相手の試合運びが良くなかったところが川崎を勝利に運んでくれたと言えます。最近浦和に勝ち続けているのはそういう攻める姿勢が浦和との相性の良さに繋がっているからかなと感じます。槙野が代表に取られたところはほとんど関係ないと思いますが、浦和のディフェンスラインが結構緩かったですね。1点返した時、あの守備の緩さなら逆転できるはず、と信念に似た気持ちが沸いてきました。

 2-0となったときは絶望感しか感じず、これは修行しに埼玉まで行くのか・・と暗々たる気持ちだったのですが、一転して引き分けでも勝ち抜ける状態となりました。実際は1-2でも準決勝敗退になるので今回の勝敗はほとんどないに等しいのですが、ハンデを背負って戦いに行くのとハンデを貰って戦いに行くのとでは全く違うので今回の逆転勝ちは非常におおきなものでした。またまたタラレバですが、試合終了直前の憲剛のシュートが決まっていれば浦和の息の根を止められたのになあ・・・そういう贅沢さすら感じて試合終了を迎えられたのは嬉しかったと思います。

 現国立競技場でやる最後のナビスコ決勝戦には絶対勝ち抜きたいな、そう思っています。前々回の決勝戦で使う予定だった紙テープはまだ自宅に保管しているんですよ。

 等々力陸上競技場 観衆:19,193人(公式発表)

2013/09/04

【映画】 謎解きはディナーのあとで

0903bg

 「ユーモアミステリー」というカテゴリーの作品。そういうカテゴリーがあったとは知りませんでした。まあいいけど。毎年夏休みになると、中学生くらいの子供を対象としたギャグ系の物語を1本程度上映されます。ちなみに去年は「放課後ミッドナイターズ」でした。

 設定はギャグだけどそれなりにシリアスという、突っ込んだら負けという感じの作品で、見に行く前に原作本を1冊買って読みました。

 ストーリーは豪華客船内で発生する連続殺人事件をトンデモ刑事と一緒に解いていくというもので、舞台設定はよくあるものです。でも、一つ一つの場面がライトギャグで進行しているので構えずに見ていられます。見ていて確かに中学生向きだなと思いました。

 じゃあ大人が見てつまらなかったのかというと、これが結構面白かったです。伏線が沢山あって、それを丁寧に回収していくので、常に「ああなるほど」と理解しながら見ていられます。ギャグの設定にしなければ普通のミステリードラマとしても通用しますね。そういうところが面白かったかなと。殺人のトリックも「ああなるほど」と納得させるもので、少なくともコナンに出てくるピタゴラスイッチのような殺人装置よりはずっと現実的です。犯罪が二重三重に同時進行しているので、常に考えながら見る楽しさがありますね。まあ実際は「あんな貧弱なセキュリティはないよ」とか、心の中で突っ込んでしまうのですが。

 意外だったのは、この一連のシリーズの「肝」である執事がお嬢様を馬鹿にする場面がほとんどなかったことです。この執事の小馬鹿台詞を聞きたくて見に行くようなところがあったのですが、推理を元に犯人に迫る部分がかなりシリアスで、スクリーンに注目しっぱなしでした。裏切りのような部分を織り込んでいるのでちょっと感情移入してしまいますね。この部分はよい意味での想定外でした。

 北川景子も櫻井翔も演技は結構ベタベタなので、そういうところも承知の上でみなければいけないのかなと思います。ハリウッド物とは比べるまでもなく、夏の終わりのちょっとした気分転換に見るような作品です。ストーリーに全く関与していない伊東四朗の演技にクスっときてしまいました。なんだかんだ言っても彼は長い間業界で飯を食べているだけのことはあります。

 9月3日(火) 藤沢市辻堂:109シネマズ湘南

 

2013/08/30

川崎フロンターレ 2-1 大宮アルディージャ

0828bg


 前半9分で3点はいるという凄い試合でした。しかし、フォワード登録が大久保の他には登里と森谷ってなんなんですか。あんなに沢山いたフォワードはどこに行ってしまったのかと思います。登里もフォワードをやったりディフェンダーをやったり大変だなあと思います。器用貧乏なのが不幸なのか幸いなのか。小宮山が戻って左サイドバックが埋まってしまったので、変に使い回しをされいます。フロンターレクラスのチームで複数のポジションでスタメン張れるというのは凄いことなのですが・・なにかこう・・このポジションは登里におまかせ!という気持ちになれないんですよね。

 試合の見所は結構あって、まずは憲剛の飛び出し先制弾。憲剛が飛び出してキーパーと一対一でゴールを決めたシーンって初めて見たような気がします。ゴール前でパスを受けて得点は時々ありますけどね。そして大久保の振れまくったミドルシュート。あれはキーパーはとれないと感じさせるスーパーゴールでした。その後小宮山が立て続けにポストを叩くシュートを決めていたので、追加点を取っていれば気楽に見れたのですが、そうはいかないのがフロンターレです。あとの80分はひやひやのしっぱなしでした。

 試合は全体的に概ね互角で、フロンターレがやや押されているかなといった状況。レナトの負傷は結構痛く、小宮山のオーバーラップが効いている程度。やっぱりレギュラーフォワードが欠けていると痛いですね。といっても大久保の一人で敵のディフェンダー2人をつり出していますけど。

 そういうなかで追加点が取れれば楽な展開でした。前半無得点だったことが後半の守備固めにつながったのだと思います。
 後半は鬼の守備固めでひやひや物でした。フロンターレの交代が登里→實藤、森谷→福森で1トップ6バックに。大宮が渡邉→鈴木で3トップに。しかもスロベニア代表のズラタンは出てくるしで嫌な予感ばかりしていました。

 そこを持ちこたえて2-1のまま試合を終わらせたのは見事だと思います。苦しい中で守り切ったのは価値があります。まあ相変わらず無失点で終わらせることができないのが難点ですが、今回はPKによる失点であって流れからの失点ではないのでよしとしましょう。

 フロンターレの順位は4位のセレッソまで勝ち点3差、12位のFC東京までも勝ち点3差とかなりおっかない順位です。中位は興味がなくなる順位と言われていますが、私はそうは思いません。そして現在の川崎のチーム力はそれほど悲観にならなくてもいいというのが嬉しいことだと思います。

 等々力陸上競技場 観衆:14,026人(公式発表)

«【映画】 宇宙戦艦ヤマト2199