2012/01/03

FC東京 4-2 京都

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 この試合を見ている限り、仮に川崎フロンターレが決勝に進出しても、この両チームには勝てそうにないなあと思いました。
 楽しめるサッカーとしてはかなり上等なレベルで、これがJ2対決というのはにわかに信じられないものでした。もっともFC東京の選手層はJ1レベルで、このチームがJ2にいること自体おかしいわけですから当然と言えば当然なわけですが、京都のディフェンスから攻撃への切り替えも素早くて強いときのフロンターレを思い出せました。なにかこう・・・・試合を見ていて、どうしてこうなったのかと思います。環境とか慢心の差とは言いませんけどね。

 例えばFC東京がコーナーキックからキッチリと点を取る、窮状をみかねて再入団したルーカスがキッチリと点を取る、京都は高校生の久保が2試合連続で点を取る、そういう川崎にはない、持っているモノの違いがこの試合にはあったのかなと感じました。両チームともそうですが、ボールを奪うと得点の香りがするんですよね。両チーム併せて6点入ったわけですから当然と言えば当然ですが、その違いはどこにあるのかチームとしても考えて見てもいいのではないかと思います。

 ただ、サッカークラブは栄枯盛衰は必ずついてまわるもので、それはやむを得ない面はあります。浦和もマリノスもヴェルディもみんな盛と衰があります。だから川崎は「盛」のうちにタイトルをとれなかったことに問題があるわけで、今は仕方が無いのかもしれません。FC東京も京都も一昨年の2部落ちはまさにそういう状態でしたし、今季タイトルを取った柏だって「衰」の部分は耐えて来ました。だから川崎も2部落ちしてみればいいとはいいませんけど、耐える部分はあると思います。

 川崎は新加入の外国人選手よりも一昨年取った大量の新人をどう生かすかが試練になります。そういう目で今期はみたいと思います。

 国立霞ヶ丘競技場 観衆:41,974人(チケット完売)

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2011/12/05

川崎 3-0 横浜FM ありがとうジュニーニョ

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 この試合の翌週、月曜日からかなり体調が悪化したので更新を一切休みました。パソコンのキーボードを叩くと頭痛が酷いんですよね。なので、かなり今更な感が強いのですが、気にせずに書きます。 

 ジュニーニョ2得点。これがこの試合の全てだったのかなと思います。得点の鍵となったのはマリノス金井のオウンゴールがきっかけで、コレによりマリノスはラインを上げざるを得なくなりました。マリノスの戦術はよくわからないのですが、何故かジュニーニョをフリーにしてしまうケースが多く、それでジュニーニョは自由に走れたのではないかなと思います。それとナビスコカップでも感じたのですが、中澤にとってジュニーニョは相性が悪いようで、比較的左右に振らされました。ガッツリと構えてボールダッシュと行かなかったのがこの日のマリノスの敗因だったと思います。

 結果だけ見れば完勝、ジュニーニョ凄い、コレで契約満了は酷い、そう感じた人も多かったかもしれません。実際、この試合での存在感はかなりありました。ただ、よく試合を見れば先述の通りでマリノスの自滅(金井のオウンゴール)が全てだったと思います。

 さて、ジュニーニョの話。ジュニーニョには感謝してもしきれないくらいに恩がありますし、凄い選手でした。J1昇格後あたりからスペイン強豪チームからオファーがあったりして、その流れに乗ればセレソンの道もあったかもしれません。その中で川崎に9年間いてもらえたわけですから、契約満了は残念な気持ちもあります。

 ただ、純粋に戦力としてみるのならば、この辺が潮時だったと思います。正直、昨年あたりから一人での強行突破が見られなくなり、ペナルティエリア手前でボールを奪われる機会が増えてきました。ゴールは確かに多かったのですが、最後のワンチャンスでトドメを指す場面が多く、彼に期待した動きというと、それは違うなと思います。スピードのある選手が川崎にいて、そのためカウンターが怖くてラインを上げられない、そういう怖さをジュニーニョに求めていました。その辺の突破力が落ちてきたのと川崎が調子を崩してきたのはだいたい一致していると感じます。ただ、それを差し引いても凄い選手でした。そこだけは強く言いたいです。

 来年、川崎は2選手を入れるようです。川崎はセンターバックに難があり、そこを解決すべく外国人ディフェンダーをいれるとのこと。ただ、それを言ってしまうと菊池は何故駄目だったかと疑問が残ります。菊池も川崎入団前はいくつものチームからオファーがあった選手でした。実際に川崎でもレギュラーを取っています。それが何故かポカミスをします。その理由がわかりません。外国人を入れれば解決する問題でもないと思いますが。

 この文章を書いている時点ではリーグ戦は終了しているので来期のことを書きますが、川崎の課題はサポーターには見えない部分にある組織内の相互不信、アウェイゲームで勝てない心理的なプレッシャー、この2点かなと思います。強力なフォワードをつれてきて、無理矢理ゴール量産というゲームも結構好きですが、まずはそこですね。

 等々力陸上競技場 観衆:19,972人

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2011/11/17

川崎 4-0 大分

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 定時退社して等々力に向かいます。フロンターレの試合を見るのも久しぶりです。リーグ戦と比べて観客が極端に少ないのが気になりますね。毎回不思議に思うのですが、リーグ戦もカップ戦も同じサッカーなのにどうしてこんなに客入りが違うのでしょうか。

 さて試合の話。

 文句のつけるところがない完璧な勝利。まああえて言うのならば、相変わらずコーナーキックから、とかジュニーニョが、とかあるのですが、それを言うのは野暮だと思います。相手がJ2と言うのもありますが、えてしてカップ戦は上位チームにとって難しい試合になることが多いので、これも言うのは野暮ですね。去年の横浜FC戦がグダグダだったことを考えると立て直したかなと思います。まあリーグ戦を見てみないと何とも言えませんけどね。

 引いた相手に対して速攻をかけることなく連動性を考えながらゴールまで攻めていったのはすばらしかったと思います。ジュニーニョがパサーに徹したのは少し複雑な気持ちですが、この試合はそういうミッションだったと言うのならそれもありでしょう。柴崎や横山のボランチも効いていましたし、小林や田坂の詰め方も良かったです。スタメンや交代も概ね妥当でした。

 試合自体に見せ場とかヤマとかいうものが全くなかったのが、ケチの付け所かもしれません。しかし実力差が開いている相手に手を抜かずにキッチリと試合を進めればこういう展開になります。この試合におもしろさを求めるのならば大分側の問題になると思います。例えばジュニーニョがクロスをあげて田坂がヘッドで決めたシーンがありましたが、あれは田坂をフリーにした大分側のミスでした。もし川崎が同じ形で失点したら、多分怒り心頭だったと思います。

 久しぶりに快勝といえる天皇杯でした。次の相手は湘南です。会場が等々力というのがアレで、できれば下位カテゴリーのホームでやって欲しかったと思います。アップセットがあるからカップ戦は面白いのですから下位チーム優先であるべきですね。

 11月も後半に入り、シーズンに終わりが見えてきました。サッカーシーズンは来年初頭まで続きますが、都市を重ねるごとに1年が過ぎるのが早いです。私のサイトも来月をもって丸10年になります。10年立っても私は何も進歩していないのが逆に感慨深いですね。

 等々力陸上競技場 観衆:4,747人

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2011/11/06

NEC 26-38 パナソニック

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 ラグビートップリーグ2011-2012シーズンが開幕しました。今週は第2節になります。開幕戦でパナソニックはサントリーに負けたので厳しいシーズンになるのかなと予想して柏の葉に来ました。やはりトニーブラウンの引退は大きかったかな。NECのユニフォームは昨年までの緑1色から緑と白色のボーダーになりました。ベルディと一緒ですが、こっちの方がずっと格好いいです。やっぱりラグビーは横縞が似合います。サッカーは似合いません。パナソニックは昨年の赤色から青色に変更。つまりガンバと同じですが、こちらは予想通り可もなく不可もなく。

 さて試合の話。前半がNEC 0-31 パナ、後半がNEC 26-7 パナ、合計がNEC 26-38 パナでした。これが何を意味するのか・・・。前半を見た限りではNECの凋落が著しく、ここまで墜ちたかと思えるほどでした。タックルが全く入らず、パナソニックに独走を許す様を見て、東芝と覇権を争った数年前の強さが懐かしく思えるようになりました。事実、私の周りの観客はあきれ果て、ハーフタイムには席を立つ人が続出、後半のスタンドはうら寂しさが残りました。

 後半が始まってからも状況は同じで、パナソニックが1トライあげて試合の趨勢が決まったと思えた直後、NECの怒濤の反撃が始まりました。後半20分、NECが最初のトライを決めるとあとはずっとNECの攻撃。私はNECのメンバー構成が全くわからないので見た感じで書きますが、右サイドからの外国人選手の突破が一方的で、独走を繰り返すようになります。これをパナソニックは止められません。ラグビーでは珍しいイエローカードまで出て、パナソニックに焦りが出てきたことが手に取るようにわかります。

 何故こういう展開になるのか?サッカーでもこうなることは時々ありますが、それは戦術の変更があったり機能しない選手を入れ替えたりしたから、ということでだいたい説明がつきます。そういう意味ではこの試合でも選手の入替はあって、ハーフタイムに選手を3人入れ替えてきました。戦術に変更があったようにも見えないので(もっとも私はラグビーの戦術は未だにわかりません)、この3人の入替が鍵を握ったことになります。ただ、何故後半20分過ぎなのか・・・この理由ががNECの今シーズンを占う肝になると思います。20分で26点取ったこと、そして4トライを挙げて勝ち点1を取ったこと、これができた理由を気合いとか根性で説明できるほどラグビーは簡単なスポーツではないと思います。

 この試合で面白かったのはNECの応援でした。NECのゴール裏で数人のサポがコールをしていたのですが、突然メインスタンド側端で野太い声の集団が「えぬいぃーしー!!!」「にっぽんでんきぃぃーーー!!」と大音量で応援を始めました。最初はNEC社内応援団かと思っていたのですが、まだあどけない顔立ちの子ばかりでしたので、ラグビーの試合を見に来た高校生か大学生達だと思います。観客全員は苦笑。そして拍手。パナソニックの一方的な展開にしらけきっていたスタンドに盛り上がりを与えてくれました。おそらくこの応援も選手の頑張りの原因の一つになっていたのかもしれません。選手を怒鳴りつける心無い川崎フロンターレサポーターに辟易していた私には、応援のあり方というものを考えさせてくれたシーンでした。

 柏の葉公園総合競技場 観衆:3,287人

(追伸)他サイトの戦評や観戦記によると、後半のNECの反撃はパナソニックがキャプテン霜村とマイク・デラーニを交代させたことによって守備の押さえが効かなくなり、攻撃もできなくなったことが大きな理由のようです。確かに何故キャプテンを外すのか、前半トライを取った外国人選手を外すのかという点では不可解な選手交代でした。

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2011/11/04

川崎 0-1 大宮

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 新ユニフォームの発表ときいて、ちょっと楽しみにしていたのですが、横縞のボーダーと聞いて落胆しました。どうして横浜FCの4年遅れのようなことをするのかなあ・・・・。世界唯一のオリジナルとか主張していましたけど、関東学院大学ラグビー部そのものとしか・・・・。デザイン的に言うと、パステルカラーと黒という組み合わせは非常に難しく、よほどうまくやらないとパステル側が濁ってしまうんですよね。しかもデザイン的に最悪なのが、胸スポンサーの「FUJITSU」が水色と黒のツートン部分に掛かってしまっていること。これだとスポンサーネームが目立ちませんよ。ちょっと失礼じゃないかなと思います。横ラインのユニフォームにするならスポンサーネームの部分を太い黒ラインで1本敷いて、黒ライン直下に細い白のアクセントラインを1本引けば充分だと思います。と言うか、そろそろ伝統のデザインというのを作りませんかね。スタジアムにしてもユニフォームにしても、○○をモチーフにデザインしました、という考え方は大抵世間の評価を外しています。

 さて、試合の話。大宮に先制点を食らえばこういう展開になるだろうなと思います。大宮と対戦するときはいっつもこう・・手応えが全く無い割には噛み切れない、ゴムのような試合になることが多いです。大宮の戦術を見ても、ラファエルとそれ以外、というフォーメーションで、誰がどこで何をしているのか、今ひとつやっていることがわかりません。全員守備、ただそれだけ。イチョンスなんて相当優秀なフォワードのはずですが、彼が交代で出て行くときに初めて今日はスタメンででていたのかと気づきました。もう少し使い方があるんじゃないかと思いますけどね。

 ただ、失点はともかくとして、あれだけ川崎がポゼッションを取ったのですからもう少し攻めようがあっただろうにと思います。というか、攻めるにせめて、何故決められないのだと思います。ジュニーニョが散々コーナーキックを蹴りたがっていたようですが、何かあったのかな。こういう場面を見ると、いつも川崎は見えないところで何かあるんじゃないかと疑ってしまうのですよね。

 全体的に見栄えのない試合でした。同点にしていれば、その後は壮絶なカウンターの打ち合いになったと思いますが、終盤ガッツリと守られてはどうしようもありませんでした。この試合をひと言で言うと、川崎の自滅でしたね。

 ◆あまり愉快でない追記。
 今シーズン、私はメインスタンドホーム寄りSA指定席(屋根下のスクールコーチ席斜下)で観戦していたのですが、私の真隣の人の野次が酷くて閉口しました。私自身、試合展開によっては声を上げることもあるので、あまり書きたくはないのですが、野次の内容が怒鳴りつけ口調で汚く、それも審判を含めて大きな声であたり散らすのでかなりイライラしていました。プロサッカーは興業ですから、野次を飛ばすこと自体は仕方がない面もあります。ただ、言い方や程度というのがあります。怒鳴り散らすというのは人格批判にもつながり、それは許されることではありません。またこういう怒声が選手の意識向上につながるとはとても思えません。結局本人の鬱憤晴らしでしかないでしょう。年間指定席ということもあって、今シーズンはそのイライラに付き合わされる形になりました。一度注意したことがあって、そのときは落ち着いたのですが、この試合でもまた怒声が飛びました。今シーズンはあと1試合ですが、次の試合でも起きたら次は多分キレます。というわけで、もしこの観戦記を読んで、俺のことを言っているのではないかと感じる人がいたら自重してください。サッカーは「観客みんなが」楽しく見るものです。それが成り立って次に勝敗があります。

 等々力陸上競技場 観衆:17,556人

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2011/10/31

横浜FC 0-1 岡山

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 試合自体はカスみたいなものでしたが、植田による自陣からの58mヘディングシュートだけ見ればまあ、面白いモノが見れたなと、そう思うことにします。横浜FCに対しては1年間通しで試合をやってこの程度かよ、とそれしか言いようがないですね。川崎の試合が典型的なJ1下位の試合と言うのならば、今日の試合は典型的なJ2下位の試合で、これで金を取るのは結構きついなと思います。雨も降ってきたし、この試合を90分見るのは忍耐とか修行とか、そういうものがあります。横浜FCサポーターにとっては今年一年間忍耐とか修行のようなものなのかもしれません。

 あえて言うのならば・・試合の価値というのは相手に負うことが大きくて、今日の岡山のように3バック+ボランチ+ウィングの8人が引いて守るとどうにもならないだろうというのはありました。本当はここでチャレンジしてほしかったのでしょうが、カウンターリスクを考えるとサイドから崩していくしかないのかなと思います。川崎にしろ横浜FCにしろ、相手にひかれるとどうしようもないですね。本当は岡山にはストヤノフの守備と積極的な前線の攻撃というのも期待していたのですが、外国人フォワードが怪我となると守備ありきになってしまうのも仕方がないかもしれません。横浜FCにとっては前半いくつかあった決定的なチャンスを決めきれていなかったのが痛かったと思います。前半はお互いがイーブンで打ち合いのような感じがありましたので横浜FCにとっても得点のチャンスはあったのですが、後半、例のヘディングシュートでべたっぴきとなり試合は膠着してしまいました。まあ仕方がありません。

 ただ、膠着時の戦術ですが、フランサをもっと早くから出せなかったのかと思います。ディフェンダーの宮崎がフランサと交代したので、3バックとなるリスクを嫌ったのかもしれませんが、負けているのですからどんどんリスクもヘッタクレも関係無く攻撃的な選手を入れて攻め立てるべきでした。そういう消極的な采配も試合をカスのようなものにしたと思います。

 以前も書きましたが、横浜FCの場合、個々の試合の評価評論はほとんど意味はなく、チームマネジメントや組織論の問題の方がずっと大きいと思います。川崎も根っこのところでそういう部分がありますが、横浜FCはそれが露骨に表面にでているのが問題だと思います。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:4,270人
 

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2011/10/30

湘南ベルマーレ 4-5 バサジィ大分

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 毎年Fリーグの試合を見たいとは思っているのですが、サッカーとラグビーの試合が優先してしまってなかなか観戦に行けませんでした。今日はナビスコカップの決勝の日でJリーグはお休み。Fリーグの日程を見ると、私の家からすぐ近くの湘南台で試合をやっていることがわかりました。この会場でやるのはシーズン1度のみ。これは貴重なタイミングなので観戦決定です。会場に入ってみると、思いの外、大分サポーターが来ていました。フットサルは興行的に苦しいんじゃないかと思っていたのですが、体育館も結構埋まっていて根付いていることを感じさせます。特にベルマーレは小田原をホームタウンとしていることを考えると、藤沢まで出張してきて客を埋めたのはたいしたものだと思います。

 さて、試合ですが、案外面白かったです。内容としては戦術が全くわからないので戦評のようなことは言えないのですが、混戦にもつれ込んだ終盤の、逃げ切るか追いつくか、逆転するのかという場面は選手の気持ちがそのまんま伝わってきました。

 この試合、湘南は先制して追いつかれて引き離して、追いつかれて、逆転されて、追いついて逆転して、追いつかれて、逆転されて、そこで終了という展開でしたので、見ている側からすれば楽しかったですね。点が入りやすいのはおもしろさにつながります。

 この敗戦で湘南は負けが込んできました。フットサルの勝敗は個人技と選手のメンタルに負うことが大きいと思います。フィールドプレーヤーが4人ですから一人のポカが致命的になりますし、一人の卓越した技術が戦局を大きくリードすることができます。湘南と大分は選手間同士の力はそれほど差はありませんでしたが、大分の方が余裕を持っていたのではないでしょうか。前回の対戦で湘南は大敗していることを考えると気負いのようなものもあったかもしれません。この日貰ったパンフレットには、ホーム勝率75%と大きく歌っていました。ホームアドバンテージが勝敗を左右するのなら、会場が小田原でなかったことは湘南に不運な要素であったかもしれません。この辺の所はよくわかりませんが。

 普段サッカーを見ている者にとって面白かったのは、試合終了間際、せめて同点に追いつこうとした湘南のフィールドプレーヤーがゴールキーパーのユニフォームを来て交代したことでした。サッカーでも負けているチームのキーパーが敵ゴール前に詰めていくことはよくありますが、この試合では本職のキーパーとフィールドプレーヤーが交代をして(つまりキーパー不在にして)全員攻撃をしに行ったでした。リスクの高い戦術ですが、フィールドプレーヤーを4人から5人にすれば敵のフィールドプレーヤーよりも人数が多くなりますのでフリーとなる選手が必ず出ます。やり方としてはかなり効果的だと思います。こういう戦術はフットサルでは一般的なのかどうかはわかりませんが、新鮮に映りました。
 
 前後半40分で双方合計9点入りましたので、退屈はしませんでした。試合の形態を見るとフットサルはインドアサッカーではなくてフットバスケですね。時計を止めたり作戦タイムがあったり、ロスタイムがなかったり、そういうバスケット的な要素がそこかしこに見られます。もう少し通って観戦すれば戦術などもわかるのかもしれません。またみたいと思います。

 藤沢市秋葉台文化体育館 観衆:1,035人

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2011/10/20

横浜FC 0-1 FC東京

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 J1常連チームにとって三ツ沢で試合をする機会は滅多にありません。ナビスコカップでマリノスと当たれば試合会場は三ツ沢になりますが、各チームのサポーターの中には三ツ沢球技場に行ったことはないと言う人もけっこういるでしょうね。この日は平日ですが、試合開始時刻が19時30分だったこともあり多くのFC東京サポーターが三ツ沢に来ました。私の周りで「近いなあ」「いいなあ」と言う声が飛びます。そう、三ツ沢はいいスタジアムなんですよ。ですから1年で昇格なんて言わず、もう2、3年ゆっくりしていってくださいな。ちなみに三ツ沢球技場のビールの売り子のレベルは極めて高いです。彼女達からビールを買うだけでも来る価値はあります。是非来年もどうぞ。

 予想外に、と言っては横浜FCに失礼ですが、良い試合だったと思います。力の差があるにもかかわらず、マンツーマンでプレッシャーをかけ、コンパクトに早くボールを回して攻撃に転じる様は見ていて楽しかったです。ただ残念な言い方ですが、これが横浜FCの限界で、選手達はもういっぱいいっぱい、余裕は全く無く、苦しさがありありと出ていました。コンパクトにしてプレッシャーをかけて、と言うと良いイメージがあるかもしれませんが、攻撃を続ける余裕はなく、ボールを奪っても奪い返されて結局はFC東京のシュートで終わる、そんな試合でした。この試合はロスタイムで失点しましたが実際の所、失点は時間の問題で、70分過ぎからは横浜FCは足も止まり、プレスが緩くなっていました。あと2分凌ぎきればスコアレスドローだったんですけどね。スコアレスドローとは言っても横浜FCが無失点で済んだのはFC東京が攻撃を焦りすぎただけで、シュート自体は落ち着いて決めれば入っただろうというものばかりでした。逆に横浜FCはノーチャンスで、勝ち目は全くありませんでした。そう考えると冒頭で私が述べた「良い試合だった」というのは果たして良い試合と言っていいのかわかりません。

 ただこれだけは言いたいのですが、守りを固めてカウンターという戦い方は相手のミスに乗じた攻めしか点を取る術が無く、キッチリ完璧に攻めてくるチームには勝ち目がないのです。この日の東京は攻撃の仕方が雑すぎただけで、守備は完璧でした。こういうチーム相手にポゼッションを奪って勝ちに行った横浜FCの戦い方に大きな賛美を送りたいです。みっともない戦い方をしても勝てば自信がつくというという考え方は正しいと思いますし、実際私も内容の良い負けよりも内容の悪い勝ちの方がマシという考え方をしています。そこをどう両立させていくか難しい。この試合、サンドバックのように守って勝てる相手なのか、そう考えるとこの日、岸野監督の取った戦術は良い選択だったと思います。

 試合展開もそうでした。試合開始からしばらくFC東京はDFの徳永を起点にサイドから攻めるパターンが目立ちました。それを三浦知良は積極的に潰しに掛かります。中央も選手を厚くして入れさせない、その攻防は一つ一つに見せるモノがあり、純粋に楽しいと感じました。後半FC東京が石川を投入して点を取ったのは、石川ですら控えにする選手層の厚さからくるもので、横浜FCはどうしようもなかったですね。

 横浜FCはこの試合に負けたことにより17位となりました。18位の富山とは同じ勝ち点、19位の鳥取とは勝ち点3しかありません。20位の岐阜に抜かれることはないと思いますが、ブービーは現実的になってきました。私は横浜FCの順位はいつも下から何番目と見ていたので、上からの順位は気にしていなかったのですが、19位というのは記憶にないですね。ひょっとしたらチーム創設以来最低の順位で終わるかもしれません。まあ中途半端に結果を残して問題点をうやむやにするよりはキッチリぼろくそに負けて反省点を見いだした方が来年につながるのかもしれません。幸い入替戦はありませんから。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:6,230人

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2011/10/17

川崎 1-2 新潟

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 正直、こんなものだろうと思います。甲府戦に勝てたのも新潟戦に負けたのも全体的には大きな差は無く、先制点を取ったか取られたかの違いでしかないと思います。甲府戦も前半の早い時間帯にハーフナーマイクが決定的なチャンスを決めていれば川崎は逆転するのは難しかったでしょうし、この新潟戦も前半にあった稲本の決定的なチャンスを決めていれば川崎が逃げ切っていました。そう考えると前半終了間際のPK阻止を後半生かせなかったのはもったいなかったですね。

 試合自体が「こんなもの」と感じたのは、新潟の攻め方が受け身過ぎたこともありました。ディフェンスとボランチ、併せて5人が最終ラインに吸収されて守ってカウンター一本という戦術は、川崎相手にここまでするかなあと疑問に思います。まあアウェイですから勝てばいいというのもありますが、こういう試合をしていれば残留争いに巻き込まれるのも当然だろうと思います。別の見方をすると、チョンテセがいなくなった川崎と矢野がいなくなった新潟が、お互いに苦しい台所事情の中で試合をするとこうなるのかもしれません。

 ミシェウ、チョヨンチョル、田中と質の高い選手を3人前線に入れているわけですからもっと主体的に攻めてきても良かったのではないでしょうか。前節の甲府-川崎戦を見て、川崎のカウンター対策を敷いたのかもしれませんが、自分たちのサッカーをし続けることは次の試合につなげる要素でもあります。弱者のサッカーと言ったら失礼でしょうが、今の川崎はそこまで恐れるほどのチームでもないと思います。

 反面、川崎は守備ブロックの固い新潟に殆どセカンドボールを拾われてしまったのが大きな敗因になりました。中盤の攻防でボールを取られてカウンターを食らえば致命的になります。総攻撃状態でしたので人がいませんでした。

 8連敗前からそうなのですが、強力なフォワードがいなくなった今の川崎は上位を狙う力がありません。柏などはうまくやっているので川崎もできないことはないのでしょうが、チームカラーを考えるとすぐに変化を出すのは難しいと思います。この先どうなるか、結構きつい試合が続くのは間違いないでしょうね。

 等々力陸上競技場 観衆:16,903人

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2011/10/09

横浜FC 0-2 松本山雅

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 形の上では格上・格下対決ですが、松本山雅には横浜FCを放出された形で移籍した選手が3人いること、その他の選手もほとんどがJリーグ経験者、それもJ1経験者が複数いること、会場が自分たちのホームスタジアムであること、急逝した松田選手の前でみっともない試合はできないことを考えると横浜FCにとって山雅に勝つことは容易ではないだろうと思っていました。ただ実際、スタジアムに入って山雅のサポーターを見ると、ここまで凄いチームがあったのかと驚嘆せざるを得ませんでした。実際、この日の来場者数1万1千人は2回戦全試合の中での最多入場者数であることからもわかります。

 ゴール裏をビッシリ緑色で埋めたサポーター、統一された応援はJFLのレベルではなくJ1チームのそれと何も変わりません。アウェイの醸し出す空気としてはかなり厳しく、これに勝つのはJ1チームをもってしても容易ではないだろうと思いました。試合結果を見るとジャイアントキリングとか、横浜FC屈辱の敗戦とか言う風潮になっていますが、傍目に見ている限りでは概ね妥当な試合内容、結果でした。

 やっぱりサポーターの力は大きいです。特に大宮や日本平、柏と言ったゴール裏がピッチの真裏になっているスタジアムはプレッシャーが壁となって対戦相手に襲いかかってきます。そういう面で言うと、横浜FCはサポーター達自身が三ツ沢のメリットをもっと生かそうと考えてもいいのではないでしょうか。

 試合の内容ですが、横浜FCはチーム状態がバラバラで、スタメンや戦術を語るレベルではありませんでした。この内容だと誰が出ても同じだと思います。ピッチが悪かったというのもあると思いますが、簡単にボールロストをする、取られても取り返しに行かない、ボールを持ってもフォローがいない、など選手間同士でコミュニケーションがとれていないように感じました。先ほども申したように横浜FCと松本山雅の間には選手間のレベルの差はそれほど離れていませんので、モチベーションの差、勝ちたいと思う意識の差が勝敗を分けたと思います。横浜FCにしてみれば久富や須藤、飯尾に好き放題やられるのは恥の上に泥を塗られたようなものでした。ピエロに近いですね。

 戦評を書くとすれば、フランサが先発したのは何故なのか?動きや連動性を求めるチームに彼はふさわしいのか?試合を通して動かなかったのは施術的な問題なのか、彼の意志なのか、そこが見えません。前線が石のようになっていたのでボールを回せなかったのは仕方がないと思いますが、第一の敗因はそこだと思います。

 次に守備ですが、最初の失点の後、気持ちが切れているように見えました。試合をとおしてバラバラなように見えたのは、ディフェンダーが攻撃に行くのか守備に行くのかいまひとつはっきり見えなかったからです。現在、日本のサッカーはサイドからクロスを入れられるケースが大半ですが、この試合は結構中央から切り込まれる場面が目立ちました。サイドバックとセンターバックが連動していないように思えました。

 現状、横浜FCを立て直すのは容易なことではありません。8連敗中の川崎もそうだったのですが、何故こうなったのか、去年と比べて何が進歩して何が進歩していないのか、あるいは何が劣化してその原因はなんなのか、そういうことを考えていかないと来年も同じ繰り返しになると思います。それは監督を替えれば解決する話ではありません。対戦相手が自分たちのサッカーをさせなかったのではなく、自分たちが自分たちのサッカーをしていなかったのですから。

 松本平広域公園球技場(アルウィン) 観衆:11,510人

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2011/10/03

横浜FC 1-2 札幌

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 前売りチケットを買おうとする際に取られる発券手数料105円がむかついていたので、ヤフオクを使って招待券を買ったのですが、届いたチケットは足長ドリームチケットでした。何かこう・・・心が非常に寒くなりました。やっぱりチケットは正規で買わなければいけません。招待券というのは普段サッカー観戦に興味がない人に来場を促すためにあるもので、サッカー観戦を趣味とするならチケットはちゃんと買うものです。今後は気をつけよう。

 試合ですが、1-2で横浜FCが負けた訳ですが、内容を見ている限り、横浜FCとしてはあれが精一杯でした。
 試合のキーとなったのは前半で、横浜FCが圧倒的に優位に試合を進めたことが、札幌にとっては難しいものになってしまったと思います。そして、横浜FCにとっても前半点を取れなかったことが敗因につながりました。

 札幌が先制したのですが、それは横浜FCのパスミスによるものでした。横浜FCはこの失点を取り返すため、ディフェンダーの柳沢を下げ、ミッドフィルダーの佐藤を入れます。元々横浜FCが押していた試合なうえ、攻撃的な陣形となり、後半の中盤を過ぎたあたりで同点に追いつきました。しかし、これが精一杯の戦いだったと思います。もう勝つしかない札幌がパワープレーに入ったあたりで形成は完全に逆転し、最後はコーナーキックで突き放されました。試合を監督目線、評論家目線で見れば結構良い試合で、お互いに最善の戦術を尽くしたと思います。

 横浜FCは前半、ボールを支配しているうちに点を取ればこんなに苦しむことは無かったと思います。先制すればあとは引いて受ければよいのです。少なくとも精神的優位を持って戦えたと思いますし、終盤ディフェンダーを交代する必要はありませんでした。元々横浜FCは先制されると逆転することが非常に難しいチームです。その点を考えた場合、前半、無得点であったことが敗因でした。背景として怪我人が続出していることに加えて水曜日に試合を行っており、体力的にきつかったのではないかと思います。水曜日の先発がフランサ、この日の先発がカズというのは平時では考えられないと思います。

 札幌の勝因は相手のミスによるもの、そして守備が薄くなったことに乗じたものだと思いますが、最後にコーナーキックから点を入れたのは素直にうらやましいと思います。セットプレーで点を取るのは、特に下位チームを相手にする場合は非常に有効な武器で、それができるというのは強みです。川崎フロンターレがアウェイでなかなか勝てない原因の一つがコーナーキック、フリーキックで点がとれないことですから。

 週末二日間でJ1とJ2を観戦しましたが、珍しく試合の質は日曜日のJ2の方が高かったです。横浜FCも、ここまでいい試合をしておきながら勝てないというのは、かなりもったいないと感じました。

 国立霞ヶ丘競技場 観衆:16,813人

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2011/10/02

甲府 0-1 川崎

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 気温は高いですが、秋雲の下で観戦するのは気持ちがよいです。10月に入りました。今年もあと3ヶ月。

 1-0の勝利。勝ち点は37となったので、J1残留はほぼ決めたと言って良いでしょう。良いことですが、来シーズンに向けて北陸や四国の遠征計画をいろいろ立てていたのは内緒です。
 3試合で勝ち点7、4試合負けなしですから立て直してきたともみれますが、勝ったのは残留を争いのチームで引き分けたのが小野や高原のいない清水ですからなんとも言えませんね。まあ残留を直接争うライバルに勝てたのは大きいですし、ここで負けると本当に土ツボにハマるので、まずは勝ったことを喜びたいです。

 試合の感想ですが、何かこう、川崎フロンターレを相手に試合をしているような気がしました。ジュニーニョをハーフナーマイクに替えたようなものでしょうか。ありあまる決定機をすべて外してくれたハーフナーに感謝しなければなりません。ジュニーニョもかなり外しますが、今日は小林が決めたことで川崎が勝つことができました。客観的に試合を見た人なら「プロの試合ならこんなものだろう」で終わると思います。見所のない試合だったと思います。甲府サポーターや川崎サポーターにとって見れば絶対落とせない大切な試合でしたけどね。

 川崎側から見ていて一番不満なのは中盤のボールをみんな甲府に取られてしまったことでした。甲府のボールが奪えるのは川崎の自陣深くで、ここで奪ってカウンターに持ち込んでも距離がありすぎるのでなかなかゴールまで届きませんでした。おそらく守備の意識を高く保っていたため、中盤で人数をかけてとりに行けなかったのが原因だと思いますが、見ていて妙にイライラしました。守備の意識を高めた結果、無失点で済みましたが、もう少し精度の高い選手、例えばケネディや清武だったらもっと後ろから決めていたのではないかと思います。

 客観的に見ればチームが崩壊していた時から問題を抱えていた開幕時の状態に戻っただけとも言えますが、も結果を出したのはよかったと思います。内容の良い負けよりも内容の悪い勝ちの方が遙かに価値がありますので。あとは脱ジュニーニョをどう見るか、そして去年取った大量の新人をどう戦力として生かしていくのか、新外国人はどうするのか、そういう本質的な問題を解決していかなければ来年も同じ、あるいはもっと酷いことになると思います。

 山梨中銀スタジアム 観衆:10,377人

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2011/09/30

川崎 3-2 横浜FM

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 良かった。強いフロンターレが返って来た。それがまず嬉しかったです。もちろん一口にそんなことは言えるはずもなく、問題は山積みしているし、失点はいつものパターンだしで、決して楽観できるじょうたいではありません。そしてこの試合に限って言うと、前の試合で4-0で負けていますのでマリノスはそれほど気負ってはいなかった面もあります。フロンターレもある意味開き直ってのびのびやれた面がありました。勝ち上がれなかったのですから意味がないという見方もできます。

 しかしそれを承知で言うのならば、この試合結果をきちんと評価しないで、何を評価するのだとも言いたいです。大切なことは逆転して勝った。それも試合終了直前に逆転した。それをどう見るのか。

 私は選手達の頑張りにまず感謝したいです。あきらめずに試合を進めたこと、絶対に勝つんだという気持ちを見せてくれたこと、その気持ちは必ず次につながると思います。それだけでもこの試合を見に来たかいがありました。

 チームが崩壊していた名古屋戦やセレッソ戦と比べても試合の進め方は進歩しています。攻撃面で言うと、以前はキーパーからすぐにサイドの田坂や田中雄大、山瀬に渡して中央に入れていたのですぐにパスコースを消されてしまいましたが、この試合ではボランチの柴崎に渡したあと、オプションでサイドに振ってクロスを入れてきました。攻撃の始まりがサイドからだと、中に入れることは難しくなりますが中央からだと中でもサイドでも振ることができます。攻撃のパターンが増えてシュート数が多くなりました。守備の面でも必ず二人がプレスをかけ続け、奪ったら速攻という場面が増えました。これなら安心して見ることができます。以前は奪ったらクリア、その後のセカンドボールは敵チームに取られていましたから絶望しかなかったです。その違いは大きいと思います。

 そして何よりも今日来場した観客の数に救われました。競技場に到着する前は6千人くらいかと思っていたのですが、10,528人も入りました。これはこの日に行われた全ての試合のなかで一番多い数でした。前節の三ツ沢の試合が9千人台でしたからそれよりも多い数です。

 もちろん三ツ沢に来た川崎サポーターの数よりも、今日等々力に来たマリノスサポーターの数の方が多かったというのはあるかもしれません。しかし、前節4-0で負けて、ほぼ勝ち抜きの目が無くなった今日の試合で1万人越えというのは凄い数だと思っています。それは有名選手をみに来たわけではなく、純粋に川崎の試合を見に来た人たちがこれだけいたと言うことの証左でもあります。こういう人たちがいるのであれば、たとえチームがJ2に落ちたとしても、それほど悲観するものではないと思います。そして選手達はこれに応えてくれました。

 チームはまだ本調子ではありません。フリーキックやコーナーキックが入らない問題は未だに解消されてはいません。しかしチームが崩壊していた1か月前からは改善してきたのを見ると、前向きに考えていいのではないかと思います。

 今週末の甲府戦、行く予定は無かったのですが、急遽観戦することにしました。必ず勝って次につなげて欲しいです。

 等々力陸上競技場 観衆:10,528人
 

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2011/09/25

川崎 1-1 清水

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 今日の試合は久しぶりに2万人入りました。アウェイ自由席が完売だったこともありますが、メインスポンサーの富士通は特に動員をかけておらず、他に招待券を撒いた話もなかったので、チケットを買って来たお客さんが大半だったと思います。これだけチームが不調なのにお客さんが来るというのはありがたい話です。こういう試合はキッチリ勝たなければなりません。

 で、その試合ですが、最悪の状態の中での最低限の結果、といえる内容でした。今日の清水の内容ならば勝てる試合だったと思います。清水はリュングベリがそれほど怖いパフォーマンスを見せていないこと、先発したフォワードの3人があまり突っ込んで来なかったことを考えると、勝てなかったのは残念でした。今まで対戦した時の清水は、守備も攻撃も連動性がありました。川崎の失点はセンターバックのミスによるもので、この点もいつものパターンだったったと思います。

 ただ、最近見せていたような破綻した守備や中盤でミスばっかり起こすような絶望しか感じさせない、そういう場面はありませんでした。川崎の魅力は中盤の底でボールを奪ってからの展開が早いことで、そのところは充分に見せてくれました。ジュニーニョがありあまる決定機を外さなければ、2点目、3点目は奪えてましたし、ディフェンスの意識がもう少し高まれば失点することもありませんでした。

 逆に言うと、清水の中途半端な攻撃が川崎を助けてくれたとも言えます。清水はフォワード3人に加え、ディフェンダーの太田も積極的に上がり続けているので後ろの方に結構スペースがありました。裏への抜け方が比較的容易で、そこにジュニーニョが走り込めたことは幸いでした。さらに清水は枚数をかけて攻め上がっているにもかかわらず決定的なチャンスを作り出せなかったことは痛かったと思います。どちらのサポーターでもない第三者が順位を見比べた上で試合を見れば、まあ妥当な内容だったのではないでしょうか。典型的な中位同士の試合でした。

 最後にジュニーニョに対して。ジュニーニョは今試合200試合目の出場、さらに今日も1点加えましたので、そこだけ見ればエースの仕事をしたのかもしれません。しかし、ディフェンスの裏を抜け出してキーパーと1対1の状況で全く決められませんでしたので交代するのは当然でした。交代時、何か怒っていたように思えますが、替えられた理由を自分が理解していないようでは今の川崎の問題は何も解決せず、チームにとっても本人にとっても不幸なことです。
 

 試合が終わって身の回りの物を片付けているときに、親子連れが私の前を通り過ぎたのですが、そのとき、小さな子供が「今日の試合は良かったね」と言っていました。子供がこういう感想を口にできるのならば、今日の大勢来た観客は次は勝てるのではないかと期待を持たせてくれる結果だと思います。

 等々力陸上競技場 観衆:20,973人

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2011/09/19

キヤノン 83-5 日野自動車

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 ラグビーシーズンが開幕しました。現在日本中の話題をかっさらっているラグビー日本代表ですが、国内リーグ戦も始まります。トップリーグはワールドカップが終わるまでお休みですが、下部リーグは先々週から開幕しました。今日はそのうちの一つ、トップリーグイーストディビジョン1を観戦しに行きます。日本のラグビーは今年から改革が行われ、トップイーストディビジョン1(東日本地区1部)とディビジョン2(東日本地区2部)にわかれました。それぞれ2部、3部に相当します。

 観戦カードはキヤノン対日野自動車。バリバリの企業チームです。キヤノンは今までは関東社会人リーグ(3部)の常連でしたが、練習場とクラブハウスを新築して2部にやってきました。先週の開幕戦に公式戦こけら落としが行われ、この試合は第2試合目になります。ラグビーの世界はホームアンドアウェーという概念がないので、一つのチームが年間を通してずっとホームスタジアムで試合を行う事があります。この試合もキヤノンのホームスタジアムで行われますが、公式記録上は日野自動車のホームゲームです。こう言うのってどうなんだろう。

 試合会場であるキヤノンスポーツパークは町田市小野路にあります。あの町田市陸上競技場のすぐ近くで、私の家から行く場合、競技場前を通過してすぐの場所にあります。案内看板が全く無いので少し迷いましたが、到着してびっくり!人工芝と天然芝のピッチが1面ずつ、天然芝に面して豪華なクラブハウスと個席付きのスタンドがありました。すげえ・・・・Jリーグのチームでここまで立派な設備を備えているチームはありませんよ。川崎フロンターレなんてプレハブのクラブハウスで細々と・・・。

 受付でメンバー表とうちわを貰って席に着きます。席に着いたと同時にキックオフ。キヤノンは初めて見るチームなので楽しみです。ユニフォームは両チームともファーストジャージが赤なので、日野自動車は黒を選択。日野はホーム扱いのはずだけど、気にしないのかな。

 試合ですが83対5とキヤノンの圧勝でした。「ラグビーは強いチームが必ず勝つ」の鉄則通りで日野自動車は何もさせてもらえませんでした。実質的には100点ゲームで、試合展開にはなんの見所もなく、ただキヤノンがピッチを蹂躙していく姿を見ているだけでした。正直退屈でした。

 じゃあキヤノンが質の高いプレーを見せたのか、というとそういうわけではなく、キヤノン自体もノックオンやノットロールアウェイが頻発しており、緊張感が欠けるなあという印象でした。

 私はラグビーに関しては全くの門外漢なのですが、ノックオンってラグビーのミスの中では一番初歩的なものだと思います。野球で言うとフライを落とすのと同じで、これをされると一気にしらけます。トップリーグの試合を見ていると、ノックオンのケースはあまりありません。ラグビーのいろいろなカテゴリーを見ると、カテゴリーが下がるたびにノックオンが起こる頻度が高くなってくるような気がします。ニュージーランド代表やオーストラリア代表がノックオンをするケースってそんなにないのではないでしょうか。

サッカーもパスミスはつきものですが、サッカーはミスをしてもプレーは継続されるのに対し、ラグビーのノックオンはスクラムから始めます。その組み直す時間が正直退屈でした。ごり押しの試合だったと思います。

 日野自動車に対しても言いたいことはあります。キヤノン陣地を押し込んで行って、ペナルティキックを貰ってもペナルティゴールを選択しませんでした。もちろんトライを取ることを狙っているのでしょうが、圧倒的に負けていて、しかも零封されているのですから、まずはペナルティゴールで得点を得ることを選択するべきではないかと思います。なにかこう・・・目の前の試合に勝つことよりも自分たちのやり方を貫き通しているだけ、という印象を受けました。

 今日の試合会場はトップリーグ全体を通しても上位を争うだけのすばらしいグラウンドだと思います。キヤノンはおそらくトップリーグ入りを狙っているのではないかと思います。でもこのカテゴリーを抜け、トップリーグに昇格した後、残留を果たすのならば、このカテゴリーの中でもう少し緊張感を持たせた試合をしても良かったのではないかと思います。

 繰り返しますが、私はラグビーを全くわかっていないので、あくまでも印象だけで書きました。実際は違うのかもしれません。もし誤解や偏見があるようでしたら関係者にはお詫びします。

 キヤノンスポーツパーク 観衆:約500人(目測)

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2011/09/15

横浜FM 4-0 川崎

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 感想ですが、既にプロサッカーチームの体になっていないなと思いました。スタメンがどうとか、フォーメーションがどうとか、そういう以前の問題で、これだとどのカテゴリーであれ、試合に勝つのは難しいと思います。逆に言うと天皇杯のアルテ高崎戦がどうなるのか楽しみでもあるのですが。

 このまま行くとJ2降格も充分あり得るのですが、じゃあ一度J2に落ちてそこから立て直せばいいじゃないかというと、J2はそんなに甘くはないと思います。正直、今のチーム状態で来週からJ2を戦うと仮定すると、散々カモにされますね。横浜FC、栃木、徳島あたりは特に。それだけ今のJ2って混沌としています。千葉は1年では上がれませんでしたし、圧倒的な戦力を持つFC東京ですらギリギリ首位につけている状況ですから。(ちなみに今の状態の川崎と横浜FCと対戦すれば横浜FCが普通に勝つでしょう。今の川崎の守備では横浜FCの速攻には勝つのはかなり厳しいです)

 先のエントリで、監督を交代すべし、と書いたのは、このまま負け続けるにしても問題点を洗い出して修正しないと来年もまたこのグダグダを引きずってしまうからです。私は別にJ2に落ちるなら落ちるで仕方がないと思っていますが、大多数のサポーターはそうは思っていないわけで、であるならば監督を変えて事態が改善するか、判断してみるのは一つの手だと思います。

 川崎フロンターレの抱える問題の根深さは、端から見ている限りその問題が見えない、わからない所にあります。楽しいスタジアム、マナーよく応援し続けるサポーター、友好的な自治体との協力関係、子供比率の多い観客、攻撃的で素人にもわかりやすい戦術。そして優秀な外国人を取ってくるスカウト達。おおよそJリーグの模範とも言えるチームがなぜ毎年のように問題を起こすのか、マルクス、フッキ、ジュニーニョ、レナチーニョ、とシーズン中にもめ事を起こして辞めるだの帰るだの、どうしてそういうことがおこるのか。その原因は全くわかりません。現在の不振と関係があるかないかわかりませんが、試合の場面、場面を見ていると何故?ということが多すぎます。その何故?が少しずつ吹き出しているのではないかなと邪推します。

 今日の試合もミスがらみでの失点で、それが早い時間に先制されたので心が折れた面があったと思います。選手もサポーターも結構きついとは思いますが、今が耐えどき、応援のしどきと考えた方がある意味気持ちが楽になります。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:9,859人

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2011/09/12

川崎 0-3 神戸

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 試合中の写真を編集するのがばかばかしくなったので、「わかのいまここ」に貼った写真を使い回します。この試合の一番の見所は、綺麗な満月でした。以上。

 冗談はさておき試合の話をします。さすがに8連敗というのは私の観戦記録の中でも初めてのことです。日本記録では京都か甲府が持っていそうな気がしますが、サポーターはどういう気持ちだったんだろうと想像します。まあサッカーなんてそんなもんさ、で済んでしまえば話は簡単ですけどね。

 結論から言えば、監督解任しかないだろうなと思います。異論反論はたくさんあるでしょうが、負けパターンが修正できていないと言う点で擁護はできません。もちろん次は誰にするのかとか、クラブの責任問題とかありますが、この場合はまず監督に責任を取っていただくしかありません。実際は監督を変えてもチームが劇的に改善するケースは非常に少なく、駄目な年は誰がやっても駄目なのですが、負けるとわかっていてその通りに負けるとなると、見切りをつけざるを得ません。

 試合を見ていて不思議なのは、失点する場面が選手個人のチョンボとしか言いようがない場合が多く、それが何故起きるのか、端で見ていてもわからないのです。攻撃中はディフェンスのラインを上げますので最終ラインでミスが起きれば簡単に失点します。この試合の1失点目と2失点目は菊池のミスからでした。センターバックがセンターサークルの手前でボールを失えば、キーパーはどうにもなりません。3失点目はディフェンダーを一人少なくしてからの失点でしたので、どうしようもなかったとも言えますが。

 名古屋戦もセレッソ戦も、中盤でのパス回しにミスが多く、戦術が理解し切れていないのかなと思いますが、実際の所は私はわかりません。バルセロナのようなサッカーを目指して、その戦術をそのまま持ち込めば、そりゃミスばかりになるだろうとは思いますが、実際の所はどうなんでしょう。

 今まではリードしながら逆転された試合が多かったのですが、この試合は零封でした。ただ、失点は後半に集中する傾向は全体を通して同じでしたので、この試合も先制したところで逆転されるのは目に見えていました。そういう意味では毎試合同じですね。

 課題はシンプルで、守備の立て直しなのですが、それができないあたり、何が原因なのかは全くわかりません。

 等々力陸上競技場 観衆:14,918人

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2011/09/09

相変わらずわかっていない。

横浜FCの宣言文
横浜FC「日本一走り勝てるチーム」宣言
http://www.yokohamafc.com/index.php?option=com_k2&view=item&id=496:20110909-01&Itemid=112
(別ウィンドウで開きます)

走り勝つのは手段であって目的ではないです。勝つための一つの方法として「相手より走る」というだけです。
相手より走れば勝てるわけではありません。当たり前ですが。

10年前、同じ発想で全く勝てなかった時代がありましたけどね。ディフェンダーを2枚にして4トップという年が。
賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶと言いますが、経験からすら学べないと言うのはなんなのかと。

ちなみに守りきって勝つよりは攻める姿勢を貫いて勝つ方がエンターティメントとしても今後のことを考えても有効です。それはいいのですが、それは宣言することではありません。サポーター、観客一人一人がゲームを見て、自分で判断することです。

ついでにひと言。サッカー観戦を文化ではなくエンターティメントとしてとらえている限りは2部リーグに客はきません。まあ1部昇格を宣言し続けたり、元代表や名前の売れている外国人を連れてきたりしている所を見ると、ぶれていないとも言えますけどね。

さらに追伸。こんなことを宣言すれば、相手の監督はとりあえず横浜FCには走り勝たせておいて、疲れた頃を見計らってボールを奪おうと考えるでしょうね。自分で手の内を晒してどうするのかと。ちなみに先の2バック時代は散々攻めさせられてカウンター一発で沈みました。

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2011/08/27

川崎 1-2 名古屋

0824


 6連敗というのはちょっと記憶にないです。横浜FCであったかもしれないが、どうだったかな。もちろん面白いことではないけれど、逆に考えれば実に応援のしがいのある状況であるとも言えます。こういう時にこそサポーターの声が必要なんじゃないかなと思います。サッカーの応援なんて人生と同じで、いいときもあれば悪いときもあります。私からすれば、こういう経験をするのもある意味面白いと思ってしまいますけどね。

 試合ですが、PK→退場で状況は一変してしまいました。前節のガンバ戦もそうだってようです。私は見ていませんが、ディフェンダーが退場になった時のフォーメーションの変更って考えていないのかと思いました。PK献上が後半残り20分くらいで、その後は失点を取り返すために前がかりになっていきましたから、追加失点は仕方がないのかもしれません。ただ、3試合連続逆転負けはどうしておこるのか、そういう点を考えなければこのままずっと引きずって行くでしょうね。

 救いは得点できていること。これができていれば修正はまだ楽です。負け続けることから抜け出す場合、一番難しいのは点が取れないことで、これから比べればまだ楽です。ジュニーニョの不調が気になりますが、頑張って欲しいと思います。

疲れているので今日は短く終わります。

等々力陸上競技場 観衆:19,754人

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2011/08/08

横浜FC 1-0 水戸

0807


 保土ヶ谷サッカー場で天皇杯準決勝2試合を観戦してから三ツ沢に向かう予定だったのですが、1試合観戦後に体調が悪くなったので一旦帰宅して寝ました。目が覚めて時計を見ると17時30分。試合開始は19時だと思い込んでいて、ボチボチ起きるかと思っているうちに嫌な予感がしたのでチケットを見ると18時試合開始でした。うーん。

 ダッシュで着替えてバイクを出して、横浜新道を他人様にはとても言えないスピードで突っ走り、試合開始5分前には席に着きました。なんだかな。こういうことをやっていると、そのうち死ぬなと思います。

 さて試合の話。ぐだぐだな試合展開でも劇的な結末を迎えると結構満足感が得られるものだなと思いました。ラストワンプレーでの決勝点というのは結構稀です。私の観戦経験では2~3年に1回くらいでしょうか、このシーンを見るとどのカテゴリーでも満足してしまいます。これは横浜FCの選手が最後まであきらめないで水戸を攻め立てた結果ですので、完全に横浜FCが自らつかんだ勝利と言えますね。

 岸野監督の評価ですが、あまり芳しくないのはやむを得ないと思います。私自身、試合を見ていてこりゃ駄目だと思うことが結構あって、監督交代をしないのが不思議なくらいだと感じます。

 ただ、これは大事なことですが、岸野監督が目指しているサッカーというのは個人的には大賛成です。その理想が高すぎて選手がついてこれないのか、サポーターの見えない部分でいろいろあるからなのか、純粋に怪我人が多いからなのか、その辺の所は部外者にはよくわかりませんが、ボールを奪ったら全員で攻めよう、奪われたら全員で守ろうというやり方はプロのサッカーだと思っています。

 2006年に昇格した高木監督のサッカーは、守備重視のサッカーでした。結果的に昇格したのでこれを評価する人は多いと思いますが、私は大っきらいでした。高校サッカーならともかく、有料試合でやるサッカーではない、ちゃんとポゼッションを取り、リスクを負って攻めなければだめだろう、こんなサッカーがJ1で通用するわけないじゃんと思っていました。案の定J1では全く通用せず、1年で2部に落ちましたが。

 この日の試合はその攻める姿勢が最後まででました。途中イージーミスでボールを奪われるシーンが目立ち、なんだかな、また負けか引き分けか、と思っていましたが、試合時間が少なくなるにつれ水戸のゴールに襲いかかるシーンが増えました。結果的にラストワンプレーで得点できましたが、それ以前にもバーを叩く場面が結構あって、もう少し落ち着いていれば早く点を取れたと思います。

 試合終了近くに、2種登録されたばかりの選手(小野瀬)がでましたが、ポジショニングがうまかったですね。基本技術はしっかりしているみたいですので、積極的にベンチに入れてあげれば大成するのではないでしょうか。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:3,934人

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