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2003/01/26

日テレベレーザ 0-1 田崎ペルーレ

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 Lリーグ1位と2位の対戦。昨日の試合を見て、やはりベレーザと田崎はレベルがちがうな、と思っていた。女子、という枠から見れば充分な実力ではあるが、毎年この組み合わせかと思うとガッカリするものもある。早く新しい顔ぶれが見たい。

 国立で開催と言っても観衆は1500人程度なのでメインのみ開放。全席自由席。よってメインスタンド中央、招待席の直下に座る。日本代表の試合ならいくらだろうと思う(代表の場合は金を積めば買えるというレベルではないけど)。平成14年度公式戦最後の試合なので、JFLでいつも見る濃いメンバーが勢ぞろいする。日本サッカー協会後援会に入っていれば入場料は無料だからだろうが、日本中どこに行ってもいつものメンバーというのも少しうんざりする(多分全員が同じ思いだろう)。

 試合開始。いきなり、お互いがドツキ合いのサッカーを始める。展開が激しい。双方がかなり強引にボールを運ぶ。田崎が優勢で、ベレーザがパスを出すと、その受け手を田崎が囲んで潰す。女子サッカーとはもっとスマートなものだと思っていたが、ここまでフィジカル重視の肉体サッカーをすると息がつまる。昨日、今日と試合を見て気づいたのが足にサポーターを巻いた選手の多さ。キーパー、ディフェンスに多い。敵のかわしかたを知らないのだろうと思っていたが、そうではなく、リーグそのものがフィジカルサッカーなのかも知れない。特に後方チャージが多い。Jリーグなら即イエローカードな場面でも審判はカードを出さない。それは意図しているものなのか、選手が怖くてカードが出せないのかわからないが。

 ボールを扱う技術はベレーザの方が上である。しかし、ベレーザのキーとなる選手・・10番の小林、12番の四方が田崎に押さえ込まれてベレーザの守備-攻撃のライフラインが途切れてしまっている。そのため、ベレーザのディフェンスがボールを奪って中盤に運んでも田崎がパスカットして速攻でカウンターという展開が延々と続く。前半は田崎圧倒的有利で終了。

 ベレーザには疲労と焦りの色がだんだん濃くなっていく。何回かいいシュートはあるが、枠に飛ばない。こうなってくると・・試合が荒れてくる。もともとフィジカル重視の試合なのでお互い相手にフラストレーションを抱えている。リーグの頃の恨みもあるかもしれない。選手同士の怒鳴り合いが目立ってくる。女同士の怒鳴りあいというのは日常生活ではあまり見ないので新鮮・・というより怖い。選手が潰されたときの怒りのはけ口は審判に向けられる。審判も女性なのでこれは見ていられない。

 最初は流していた審判も次第にイエローを出すようになる。出された選手は特に口ごたえするわけではないが、バランスを取るために相手チームにも出す。そうなると基準が不明瞭となり、選手の審判に対する不信感が高まるようになる。これはJでも同じであるが。

 お互いが無得点のまま後半30分を経過する。昨日と同じくだんだん延長戦の雰囲気が漂ってくる。しかし83分、均衡は破れる。田崎9番、大谷選手の放ったシュートはキーパがキャッチ・・・・したのであるが、これがゴールを割ってしまった。線審がゴールをアピールし、主審も認める。ベレーザは猛抗議をするが、判定はかえらず田崎先制。

 (注)観客席から見る限りこのゴールはかなり怪しい。ゴール前がかなり混戦状態だったのでゴールと言えばゴールなのだが、キーパーの位置を見る限りゴールラインを割っていないのでないかとも思える。事実オーロラビジョンにリプレイは出なかった。

 残り時間は7分。田崎は露骨な時間稼ぎに出る。ボールがライン際に来るとそこで体を張ってキープする。味方の選手にパスを出すわけではなく、自分で勝負するわけではなく、とにかく相手に触らせない。スローインもわざとゆっくり投げる。ベレーザの苛立ちは頂点に達し、相手への文句が男言葉に替わる。

 先制点を奪った後もベレーザは自分たちのサッカーはできず、そのままタイムアップとなった。ベレーザの選手はそれほど落胆した表情を見せるわけではなく、さばさばしているように見えた。しかし抱き合って喜ぶ田崎の選手たちとは表情の差は大きい。敗者には何もない、という勝負事の約束がかいま見れる。

 しかし・・表彰式で観客席の階段を上るベレーザの選手たちには悔しさと涙があった。その本音はともかく気持ちはわかるような気がする。観客席にはサッカー少女たちが多数来ており、彼女たちは私を押しのけて選手に握手をねだる。しかしベレーザの選手はそれを無視し、淡々と川淵チェアマンからメダルをもらうだけに終始する。ひどいと思うが仕方がないとは思う。

 対照的に田崎の選手たちは万全の笑顔で階段を上る。カップを受け取るその笑顔はサッカーを続けて出した結果に対するものだと思う。身長150センチ、160センチの彼女たちは間近で見ると小さくて、サッカー選手には見えない。

 田崎の選手たちの胴上げが始まり、私は国立を後にした。レベルはともかくとして、試合に対する思いや意気込みは男子と同じであったと思う。あとはもう少し競技人口が増えれば・・もっと観客も増えると思うのだが。その辺りが非常に残念である。

国立霞ヶ丘競技場 観衆:1389人

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