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2003/03/15

札幌 1-3 横浜FC

0315


 横浜FCがJ2に参入して今年で3年目。弱小チームゆえかなりつらい戦いばかりが記憶に残り、今年も忍耐の日々が続くのか、そんな気持ちで年明けを迎えた。信藤監督はかわいそうなことをしたとは今でも思っているけれどもすでに監督はリトバルスキに変わっており、サポも切り替えなければいけない。しかしリティといえど選手層の薄さを解消しない限り状態は変わらないだろうと思っていた。しかし2月に入ってから次々と追加選手を契約し、昨年とは比べ物にならない豪華な布陣を敷くことができた。菅野の加入による第二GK争い、早川、森、マシュー、山尾の加入により安心感の出たDF、髙木の復帰とルディの加入により攻撃と防御の切り替えがすばやくなった。そして登録上10人にもなるFW。実質的には城と大柴が最前線を貼り、ファンが2列目になると思うが、大久保、増田などバックアップも多くポジション争いが楽しみではある。

 3月15日午前6時、自宅を出発。今年は恐らくほとんど遠地アウェイに出かけられそうもないので気合が入る。対戦相手のコンサドーレ札幌は去年J1から降格した競合なので客観的に見れば昨年最下位の横浜FCが勝てるかどうかは非常に厳しいが先の理由によ十分に勝ち目はあると考る。札幌の選手、サポーターはJ2最下位のチームが相手とあって勝てると踏んでいるにちがいない。

 9時30分に千歳着、札幌ドームまでは直通バスで1時間ほどですがまだ時間があるので先に札幌しないで食事をする。行き先はここ。根室直送でおいしい。値段を気にしないで2000円しないというのがすごい。

 昼食に時間がかかってしまったため試合開始40分前に到着。スタジアムはゴール裏はほぼ満員。 ホームゴール裏は当然のことアウェイゴール裏もびっしり札幌サポーターが詰め掛けている。横浜サポーターはコーナーよりのほんの一角に押し込められ異様な雰囲気が漂っている。私はアウェイゴール真裏の上段、札幌サポの家族連れが並ぶ一角に空席を見つけそこに着席。横浜FCのレプリカを着ると周囲の注目を集め非常に浮いている。小学生はなんじゃお前はという奇異な目で私を見つめ、その親は慌ててその子供を諭す。

 しばらく待つとスタメンが発表。・・・・・・・・・・巷で予想された内容と大体同じ。私としては真中がスタメンを奪取したのがうれしい。城と大柴のツートップとその後ろに外国人という布陣は去年からは想像もつかないほど豪華なものだと言える。対する札幌はウィルの出場停止と期待の相川の欠場でベストメンバーとはいえず、札幌サポが楽観しているほど戦力差があるとは思えない。横浜にも十分に勝つ可能性はある。

 さて、横浜FCボールでキックオフ。いきなり札幌が猛プレスをかけ始める。双方がインターセプトの応酬、ショートパスの連続でプレミアシップのような光景が繰り広げられる。全体的には札幌が押しているが横浜も振り切られることなくボールを奪う。そして前半3分、コーナーキックからマシューがヘッドで先制。札幌サポからは「はえーよ!!」と罵声が飛ぶ。しかしその2分後、フリーキックで前レイソルの砂川が同点のゴールを決め、序盤からかなり荒れた試合になった。

 決定的なチャンスは札幌のほうがやや優勢に見えたが私はそれほど悲観していなかった。それは、

 ・札幌のツートップはそろって横浜のゴール前に張り付いているためマークがきちんとできていること。
 ・横浜が攻撃する時は札幌のマークが必ず二人以上つくため逆サイドがフリーになること。
 ・双方の序盤の運動量が非常に大きくこの展開が最後まで持つわけがないこと。

があげられると思う。ジョアン監督は横浜は弱小チームゆえに守備から入ってくると思ったのかもしれない。しかし横浜のボランチあるいは最終ラインからのインターセプトからのサイド攻撃はすばやく、その都度札幌の対応がサイド当てられているためにそれほど攻撃の人数が多くかけられない。なによりも一番気になるのは(横浜から見て安心できるのは)札幌のツートップに入るクロスが非常に不正確で横浜DFが触らずとも枠を大きく外れることが多いように見えるからだろう。私は前半のうちに横浜に追加点が入れば横浜の勝ち。同点のまま、もしくは札幌が逆転すれば札幌の勝ちと読んだ。展開が大きくて後半に横浜が点を入れるのは難しいように見えたからだ。

 試合も30分をすぎると札幌の足がとまり出した。思ったように試合を運べないあせりか、それともベストメンバーが組めない苛立ちからか、守備すら雑になってきた。それが効をそうしたのか前半33分、城のロングシュートが枠を捉え、ゴールを決める。これで2-1。ゴールキーパーの虚を突くボレーシュートで非常に理想的な展開で前半を終了した。

 後半、札幌は新居に変えて森山を投入、攻撃を厚くする横浜は無理に攻めることはせずラインを下げカウンターねらいに徹する。この辺は攻撃一辺倒だった昨年よりは進歩といえる。交代があまり効を奏さなかったなかったのかDFの和波をMF平間に交代させ、4バックを3バックにする。しかし攻撃を厚くしても札幌の選手にあせりと疲労が見え、足はとまり横浜の攻撃の対応に終われたままとなってきている。パス・クロスも雑で横浜FCの選手が対応せずとも勝手にラインを割ってくれるので助かる。この展開であれば後半30分すぎまで札幌を押さえれば逃げ切れるのではないかと思えるようになった。

 札幌サポーターの苛立ちはピークに達する。横浜がシュートを打つたびに「ヨッシャ!」と喜んでいる私の態度が輪をかけているのかもしれない。ファウルも多くなり、GK水原が痛んでゲームが止まると「そいつを早く出せ!」と怒鳴り声が飛びだす。雰囲気が相当悪くなってきた。もっとも私は気にせずに歓声を上げているけれど。

 後半3る分、札幌砂川に変えて中尾投入。負けているのになぜディフェンスを入れるのかその意図が不明。しかもよりによって去年一番使えなかった中尾とは。そして横浜はファンに変えて佐藤を投入。逃げ切り姿勢に入った。横浜はボールを奪うと後方でボールをまわしはじめる。それは余裕の試合運びであり、去年までの横浜FCでは想像もつかない。(ごく普通の戦術なのだが)札幌はパワープレイに入りたいのであろうが横浜の両サイドの攻めを警戒しているためラインを上げられない。その少ない札幌の攻撃を耐え忍ぶと逆にカウンターにでて佐藤が押し込んで3点目。試合は終わった。

 札幌のサポータは無言で引き上げ始める。家族ぐるみで応援していたであろう5歳くらいの男の子の目には涙さえ浮かんでいる。かわいそうだと思うけれどそれもサッカー。悲しみも喜びも一緒になって見つづけていかなければならぬ。

 今回、横浜FCが勝った要因はベストメンバーがそろわなかった札幌の運の悪さもあるが、基本的なパスミスが多すぎたことが大きかったと思う。ミスパスがそのままカウンターとなって横浜のチャンスとなったケースが目立ち、それは札幌にとっては自滅とも言える。個人個人の能力は恐らく札幌のほうが上であろうが攻撃の失敗がそのままピンチにつながるJ2の特徴を理解しないかぎり次節以降も苦しいのではないかと思う。

 試合が終わり、ゴール裏のサポーター達と合流し、勝ったことを喜ぶ。本当に久しぶりで少なくとも去年、私が見た試合でアウェイで勝ったのは等々力での川崎戦以来ではなかったかと思う。今夜はサポーター同士で大通公園で祝宴をすることに決定。今シーズンはこの喜びが続くことを心から祈りたい。

 次回の観戦は3/21日、J1開幕戦、磐田-横浜マリノス@静岡スタジアムエコパです。

 札幌ドーム 観衆:23,590人

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