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2003/03/29

横浜FC 1-0 アルビレックス新潟

0329

 湯浅健二氏のサッカー・ホームページより。
 とにかくボールの動きが緩慢なんですよ。一つひとつのステーション(ボールホルダー)のプレーが遅い・・周りの味方(=次のパスレシーバー)の動きも鈍い・・。グラウンドコンディションがあまり良くなかったという背景もありますが、私が評価するのは、選手たちの「仕掛けの発想」ですから、その意味では・・。

 今回、J1の試合がなかったこともあり、比較的多くのサッカージャーナリストがこの横浜FC戦のコラムを書いた。大体が上記のような「試合のレベルとしてあまり~」に終始したような書き方をしていたようだ。 個人的には湯浅氏は書き手としては優秀だと思っているのだが今回はちょっと待ってくれといいたい。

 私は「あたりまえじゃないか」と思う。ここはブンデスリーガでもなければチャンピオンズリーグでもない
日本の2部リーグのドンベの試合だ。上記のような速い展開を90分にわたってやっていたらとっくにJ1に上がっている。グラウンドコンディションがあまり良くなかった?・・今回の試合時の芝生は三ツ沢の最高のピッチだと思のだが・・国立と比較しているのだろうか。湯浅氏は試合の何を見たのだろう? マイナーリーグを見るときは絶対評価と相対評価の両面が必要と私は考える。(ちなみにJ1も欧州リーグや代表戦から見ればマイナーリーグである)

 絶対評価とは、そのリーグのスタンダードのレベルを自分の中に作るということ。J1のレベルならこのぐらい、J2ならこのぐらい、JFLなら、地域リーグなら・・・そういうリーグの格付けをする。その中で見た試合がその絶対レベルより上回っていれば満足、下なら不満ということになる。

 相対評価とは、自分の主に見ているリーグを基準に他のリーグを見ると言うこと。例えば「今日の試合はJ1と比べても遜色ない」とか「この試合内容ならJFLでもみたほうがマシ」とかそういう意味だ。 湯浅氏の場合、J2の絶対評価ができていなかったのではないか?J2の絶対評価は縦パス一本の蹴り込みサッカーだ。その中盤を飛ばした展開を元にどこまで観客を満足できるクオリティを実現できるかが試合の評価だろう。

 逆に相対評価が出来ていないため、見方が狭くなってしまう例もある。例えばJFLの試合で「応援団が汚い野次を飛ばした。ひどいチームだ」とか「GKをFW登録した。そんないいかげんな試合をしていいのか」とかいう批判がネット上にアップされるときなど、私は「もっとプロリーグを見てみればいいのに」と思う。



 閑話休題、今回の試合について。試合は1-0で横浜が勝ったが、その最大の理由はフォワードの勝ちたいと思う執念が新潟より横浜のほうが強かったからではないかと思う。試合のカギを握るボランチ(横浜:高木、新潟:山口)は両チームとも最低のできだった。

 それは上記の湯浅氏にも通じてしまうがボールを持ったときの判断力が遅く、パスを受けたその後で簡単に相手選手に奪われてしまう面が多々あったため。山口は・・やはりフリューゲルスの負い目を横浜FCに対して感じているのだろうか、積極的に上がっていこうという気迫が全く見えなかった。高木、山口ともセンターライン付近でボールを奪い合っているため、他の選手は守備にも攻撃にも手数をかける余裕ができた、そのため点が入らなかったというのが私の感想。

 それでは何故横浜が勝ったのか?それは横浜のフォワードである城彰二が攻守にわたって執念あるプレーを見せてくれたこと。それが新潟のフォワードの森田には感じられなかった。ボランチの山口が消えていたためパスの入りが悪かったのに対し、城は横浜がインターセプトしたボールを常に受けられる位置にいたことが決定的に違っていた。その城の執念に応えるようにDF重田がオーバーラップをし、その空いたスペースを山尾がカバーをする、そのチームワークが新潟を凌駕したからこそ城は敵の最終ライン上でマイナスパスを送り小野信義が得点できたのだろうと思う。

 繰り返して書くけれどもJ2のレベルは決して高くはない。しかし人が思うほど低くもない。それは、ここで終わりたくないという選手の熱意をどこまで感じることができるか、そういう感性を見る側に要求するのかもしれない。サッカーのコラムニスト諸氏に対してはビデオでもいいからもう少しJ2の試合を見て欲しい。それは横浜FCでなくてもいいから。そう言いたい。 横浜FCはこれで2勝1敗。札幌、大宮、新潟とやってこの成績ならば充分満足できるだろう。これらのチームに勝てるのであればこれから試合を行う山形、福岡、甲府には充分対抗できると思う。当然のことながらそれは相手にも言える。今年は各チームの戦力差が非常に少ない。今後横浜FCがどこまでできるか、楽しみである。

三ツ沢公園球技場 観衆:5,499人

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