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2003/04/12

横浜FC 1-5 甲府

0412

 アウェイ2連戦を1敗1分けで戻ってきた横浜FC。期待していた結果とは違っていたけれども内容を見ている限りは悪くはなかった。少なくとも手も足も出なかった昨年とは違う。山形戦は先制したし福岡戦は追いついた。それは選手の層が向上したこともあるが選手一人一人に精神的な安定感ができたからだと思う。例えばマチューがディフェンスに入るから守備は安心、ルディがいるから中盤は安心、城がいるから攻撃は安心、そういう自分とは違うポジションの選手に信頼をおけるから選手一人一人が自分のポジションに専念できる環境ができ、それが強さの理由につながったのだと思う。

 逆に言うと、この「安心」が崩れたとき、チームの信頼関係に脆さが生じることになる。考えても見て欲しい。弱いディフェンスでフォワードは前線に張り続けられるだろうか?決定力のないフォワードでディフェンダーはラインを上げられるだろうか?そういうお互いの信頼関係がなくなれば選手は自分の能力を発揮できないだろう。

 山形戦、横浜FCのスターティングメンバーからマシューブーツがいなくなった。子供の出産のための一時帰国。仕方がないと思ったが重要な役割と能力を負った選手が欠けて機能するか、不安ではあった。変わってスタメンに入ったのは眞中と山尾。サブに早川。マチューがスタメンの時は3人のうちの一人がスタメン、一人がサブ、一人がメンバー外だったため、それぞれがトップに「昇格」した格好だ。 他に変わっているのは大柴が2列目、神野がスタメンに。リティは結構いじってきた。逆に言うと札幌戦の勝ったフォーメーションが既に通用しなくなっているということでもあるのだが。

 試合開始早々、早くもディフェンスに脆さが露呈する。眞中の動きがおかしい。なんというか他のディフェンスとの横の連携、向かってくる選手との間合いがかなりずれている。詰めるべきところで空け、あけるべき所で詰めているので抜かれやすくなり、結果的にペナルティエリア近くでファールで止めてしまう。このフリーキックが眞中の横を抜けいきなり失点。前半2分。水原が眞中に何か文句?をいいはじめたのでこの信頼関係にヒビが入ってしまったかもしれぬ。

 前半はおかしかった。甲府のプレスがきちんと行き届いた面も大きいのだがフリーの状態で満足なパスが出ない、というのが奇妙ではあった。何がいけないのかそれはわからない。審判の不安定なジャッジがそれに輪をかけていて、妥当性でないイエローカードが飛び交う。

 展開力も集中力もなく、あるのはイラついた横浜FCの選手達。イラつきが一番目立つのが#4眞中。自分のミスで失点してしまった以上気持ちが不安定になるのはやむを得ない面があるが、ファールからのリスタートでボールボーイがピッチにボールを2個出てしまった時などは看板に蹴り付けるなどプロらしからぬ行為をしたりしていただけない。

 こんな調子でマトモな試合など出来るわけがない。私は早く前半が終わることを期待した。後半、選手を入れ替えれば立て直せるだろう。そう考えた。しかし前半終了直前、甲府が追加点。マーカーを振り切られ、一対一を抜かれ失点。最悪のケースとなった。そして大柴が負傷、早川投入。厳しくなった。

 後半、全然動けなかった眞中に変えて横山投入。これが効果的に決まって開始直後から横浜FCのペースとなる。押せ押せのラッシュで59分、臼井が得点。1-2。前半終了時の失点がなければこれで持ち直せた筈だった。・・・が・・・・。 68分、城が相手を倒しイエローカード。そして一分後、逆に倒された城が相手をつっかかり(私からは見えなかったが)、報復行為として2枚目のイエローカード、退場。場内は騒然となった。リティも必死で抗議をするが判定は覆る筈もなく城は退場。退場時にドリンクボトルを蹴っ飛ばし、イラつきがピークに達しているのが伺える。

※この城の退場を巡ってはサポーターサイトの中でも意見が分かれた。審判に対する批判が目立ち、城を擁護する発言が多かったと思う。酷いのになると城の行為を賛美するものまであったが、これは論外としても私はすこし意見が異なる。問題となったのは1枚目のイエローカードを提示された時。この時、城は審判の前で唾をピッチに吐き捨てた。顔を横に向けて吐いたのだが審判の印象は相当悪化したと思う。退場になったのは一分後のことである。甲府の選手に小突いた行為は確かにイエローとしては厳しかった。これでイエローなら試合はできない。しかし伏線をたどって見ればその原因は城自身にある。今日の審判は確かにレベルが低い。

(主審の蒲沢淳一はJFLや大学サッカーの主審としてしばしば登場する。JFLを見ていると彼が主審となるゲームにしばしば出くわし、悪評が高い。以前栃木SCのサイトで「この審判を吊るせ」とトップページに実名を晒されたこともある。)

しかし、J2である以上審判のレベルに期待できないのはやむを得ぬ行為なのだ。少なくとも彼は横浜FCに意図的に厳しくしているということは絶対にない。代表をこなし、スペインリーグまで経験している城にとって報復行為や侮辱行為がイエローにつながりやすいことは知らぬはずはあるまい。そういう意味では全く愚かなことをしたと思う。ただ、そういう人間的欠点をトレードオフすることにより安い年棒で彼を獲得したのであれば数試合の欠場はたいしたことはないのかも知れない。

 この城の退場でこの試合は終わった。リティーは山尾を下げ大久保を投入。登録上3-4-3の形となるが、全く効果がないばかりか3バックの連携不測をつかれて次々と失点。最終的に1-5で終了した。 試合終了後、選手がバックスタンドとゴール裏に挨拶に行く。大きなブーイングが飛ぶ。厳しいと思うがやむを得ないだろう。試合終了時に残った選手達は連携不足に引きずられた格好だとしても最後の10分は集中力が完全に途切れてい。ブーイングの合間には励ましの言葉と次への期待の言葉が発せられた。この気持ちを謙虚に受け止め次につなげて欲しい。城のいない広島戦は確かに厳しいが、控えのFWにとってはチャンスでもあるのだから。

 三ツ沢球技場 観衆:2,780人

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