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2003/05/10

川崎 1-1 横浜FC

0510

■ フォワード人材難を嘆く


 どちら側チームの目で見るかによって見方が全く異なるが、ひとつ言えるのは現在の川崎は当初予想していただけのチーム力が整っていなかったと言えると思う。最大の原因はバルデスの誤算。彼の不振によって相方のフォワードの負担が増え、チャンスメークが非常にし辛くなったこと。もうひとつは攻撃の起点がアウグスト頼みのため左サイドオンリーしか攻めることができず、パターンが読まれていること。 にもかかわらず負けずに済んでいるのは箕輪を中心としたディフェンス陣が完全にまとまっていて安心感があること。これが川崎が勝ちきれずかといって負けない最大の理由だと思う。まあ一言で言い切ってしまうと決定力不足ということなのだが。


 それにしても高原直人、鈴木隆行から我那覇和樹、佐藤正美に至るまで本当に日本人フォワードは自分でシュートを打って決めることができない。上げられたクロスをヘディングで合わせるのはかなり上手いと思うのだけれど。フォワード以外の、例えばミッドフィルダーだったらJ2もブンデスリーガも技術的に極端な差は見えない。もちろんこれがレアルマドリーやマンチェスターユナイテッドと比べたら可哀想だが、少なくともJリーグを見て「やっぱり世界を見ちゃうと日本のサッカーは駄目だねえ」などと知った風な口を聞かれる筋合いはない。ただ一つ、フォワードの1対1の弱さだけが問題なのだ。加茂ジャパンからジーコジャパンに至るまでずうっと。


 三浦カズ、中山雅史がピークを過ぎたにもかかわらず未だに現役でフォワードを務められるのはチャンスは自分で作るものであり、ディフェンスは自分で抜くものであるという意識が自分自身の中で確立されているからではないか。クロスに合わせるだけのシュートで120点以上も取れるとは思えない。我那覇にしろ佐藤にしろシュートの技術はあるが伸び悩んでいるのはディフェンダーから怖いと思われていないからだろう。敵ペナルティエリアに入ったら自分で打つべきだろう。助け合いのサッカーは見たくは無い。


 それでも佐藤は自分で打とう、決めようという積極性は垣間見れた。開始2分の決定機をふかしたシュート、ロスタイムの中のポストに当てたシュート、いずれもすばらしかった。決められなかったのだから評価できないというむきもあるが、まず自分の中の意識改革を行っているという点は高く買いたい。信藤監督からリトバルスキに変わって私が評価したいのはバックパスが多いというネガティブなところではなくボールは最前線に預けるという意識を選手に植え付けたところにある。城にしろ佐藤にしろファンデルフェンにしろ、最前線に張っている限りはボールは来る。たとえ何回外していても。

 逆に言うとフォワードがいかにチャンスメークを作れるのかそれがフォワードの能力だろう。我那覇も佐藤ももう少し、もう一剥けなのだが。二人とも今後のチャンスがあるか。厳しいところだ。


 この試合、後半86分に佐藤が決めた後(手元時計)94分にアウグストが同点のフリーキックを決め、同点で試合終了となった。多くの横浜FCサイトではロスタイムの長さを非難する所が多いが、根本的な原因として横浜FCサイドにファールが多く、試合が止まりやすい傾向があったことは否めない。最初に掲示されたロスタイムが3分。アウグストの直接FKの原因となった高木成太のハンドが94分30秒。

 1分間のFK準備時間を得て同点ゴールが95分30秒。リスタートをしてすぐに試合終了。これがが96分ちょうど。ロスタイム3分というのは3分から3分59秒までをさす。ロスタイム中に発生したロスタイムは40秒程度である事を考えるとまあ妥当ではないか。ロスタイム中には横山の遅延行為も発生している。

 ついでに言うと審判が予備審にロスタイム表示を告げるのは88分くらいでその直後いくつかのファールがあった。プレー中すぐにキレる選手達(最大の問題児は監督だが)、反則でしか止めることのできないディフェンス。今日のゲームで横浜が失点する要素はいくらでもあった。この荒いプレーを向上しなければ累積出場停止者の増加、報復で削られて負傷者する選手の増加でいつまでもベストメンバーは組めないだろう。そうなれば横浜は自分で自分の首を絞めてしまう。横浜は結果的には引分けに持ち込まれてしまった。しかし試合終了までに何回川崎の拙さに救われたのであろうか。PKの失敗、ゴールを割ったがオフサイド、そして度重なる水原のファインセーブ。横浜は運が悪かったのではない。負けないで済んだだけだろう。その点にチームもサポも気づかなければ永久に「今日の試合は運が悪かった、審判が悪かった」といい続けることになる。それはおかしい。


 試合後の記者会見でリトバルスキーは審判の技術レベルが低いと言ったそうだ。それは私もそう思うけれど結果として横浜に不利になったわけではない。川崎にとっても低いレベルで戦ったのだ。ついでに言うと前節の鳥栖戦、横浜の同点弾はオフサイドである。技術レベルの低い審判に救われたと言っていい。川崎相手に勝ちたかった気持ちは理解できるが。


 横浜の選手層は確かに薄い。しかし決して低い戦力だとは思わない。充分に戦えるだけの力はある。1順目、3勝5敗2分けは不満足ではあるけれども未来ある。佐藤そして大久保。若いフォワードが伸びること。これが成績を残す条件。外国人に頼ってもいいが頼りっぱなしはだめだと思う。ルディもファンも30歳を超えている。来年があるかは厳しい。是非国産のフォワードで点を取って欲しい。まだ代表への目も残っているのだから。

14:00~川崎市中原区 等々力緑地公園陸上競技場  晴れ 観衆 7,209人

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