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2003/05/25

横河武蔵野 0-2 栃木

0526


 13時試合開始だと思い込んで速攻で家を出る。バイクをすっ飛ばして戸塚~調布間を40分で走り12時20分頃会場に着く。着いてみるとスタジアムはまだ会場前。おかしいと思ってプログラムを見ると14時試合開始。待ち行列はパラパラでちょっとガックリ。

 JFL初開催となるとなるアミノバイタルフィールド。味の素スタジアムの補助競技場に仮設スタンドを貼り2000人収容としている。2000人収容というと貧弱な施設のように感じるが、実際はゴール裏芝生席も収容人数と捉えると3000人は超えるだろう。JFLどころかどこぞのJ2チームが使ってもなにも問題はない。芝生は非常によく手入れがされていて、その上で寝そべり上空を通過するセスナ機を見ていたらさぞかし気持ちいいだろうと思う。そう、大きなスタジアムなどいらないのだ。このくらいの、それこそ
仮設スタンドをフィールドの4隅に貼って5千人程度の観客席を作るだけでよい。日本中そこかしこにある何とか県総合運動公園陸上競技場の端っこの空いてるスペースに作れば充分に観戦に耐えるスタジアムができる。JFLからJ2へ、観客動員数が軌道に乗れば仮設を外して増設すればよい。何も無理に何百億も金を出して立派なスタジアムを作ることはない。ワールドカップ以降、ろくに使われもしない宮城スタジアムなどを見てるとつくづくそう思う。

 スタジアムには早く着きすぎてしまったが天気は良いので芝生とセスナ機を見ているだけで充分楽しめる。自家用飛行機で来る人はさすがにいないだろうが飛行機が着陸態勢に入るとフィールドの上空ぎりぎりを通過するので結構スリルを伴う。試合が始まったら集中しづらいような気がする。

 今日の観戦カードは横河武蔵野FC(以下、横河と呼ぶ)対栃木SC。去年までの結果を見ている限り実力はほぼ互角。対戦成績は横河の2勝3敗と負け越しているが、いくつかの試合を見ている限りでは接戦の上の栃木の勝利であり今回の試合の参考になるものではない。

 試合開始が近づくとメイン側の仮設スタンドが満員に近くなる。収容人数がメインバック両方で2000人だから片面使用だと1000人で満員となる。見た目600人から700人位だろうか。500人前後が標準のJFLのゲームから見ると結構多く入っている。しかし横河武蔵野FCに1点だけ苦言を言わせてもらえれば、横河サポの「ULTRAS武蔵野」と栃木サポの「KING OF CALLS」はバックスタンド側に移動してもらいたかった。別に彼らが嫌いだといっているのではない。旗を振り、声を出して応援する人たちと純粋に観戦を愉しむ人たちでは試合の見方が全く違う。少なくとも両サポの近くでは座ってみたくはないだろう。スタンドがガラガラならともかくメインは満席に近いのだからバックも開放して欲しかった。彼らだってそれを望んでいるだろう。

 さて試合開始。両チームがいきなり激しくプレスを掛け合うが、前半風上にエンドをとった栃木SCが押しぎみに試合を進める。強風というほどではないがボールの動きに影響が出る程度に右から左にかけて風が吹いている。その風も利用して比較的遠目からシュートを何本か放つ。そのすべては外れたけれども狙いとしては悪くない。攻撃の基本-それは必ずシュートで終わること。シュート体制に入る前にボールを奪われてしまうとディフェンスの戻りが遅くなりカウンターを取られてしまう。去年横浜FCは何度これに泣いたことか。

 栃木は攻撃の手順もさることながら気迫という点で完全に横河を凌駕していたと思う。栃木サポの過激さはJFLファンなら誰でも知っているところであるが、彼らの存在は確実に選手に影響を与えていると思う。浜松はもとより島根や仙台まで駆けつけて声をからして応援すればその声に応えたいという気持ちにはなるだろう。前回観戦したHonda戦でも激しいフィジカルコンタクトをかけ、レベルはともかくとして見る側に感動を与えてはいた。少なくとも私は感動した。

 栃木は試合の運び方が明白だ。只木、伊奈川の両中盤(本当の中盤。5列あるうちの3列目)からFW松永に向けてパスを供給する試合運びでディフェンスはそのケアに回る。個人的には国士舘出身の板橋が出ないのが残念だが身長190センチの巨大フォワードは横河にとってはまさに脅威で横河ゴールエリアを一人で引っ掻き回す。

 私は電柱タイプのフォワードはあまり好きではない。私だけでなく一般的に嫌われる傾向にあるようだ。Jリーグにおける長身フォワードはえてしてポスト役、あるいは折り返しをヘディングで併せるだけの選手というのが多く、動きは少ないし応用がきかない。しかし松永は果敢に空きスペースに飛び込みシュートを打つ。他の栃木のプレーヤーも積極的に供給するのでスリリングな展開となる。

 その松永の努力は前半20分、早くも実を結ぶ。ゴール前に飛び込んだ松永は相手選手と交錯して転倒。サイドからはおかまいなしの低いセンタリングが上がるが松永はなんと寝転んだ体勢のまま足を上に突き出してボールをあわせゴールに蹴り込み先制。偶然といえば偶然だが松永のシュートを狙う貪欲さが結果に結びついたものだと思う。

 栃木の攻撃はなおも続き35分過ぎにまたも松永が追加点。2-0。ここで事実上決まったと言ってもよかった。横河はプレスも弱く得点を得るための道筋が見えない。ここで前半終了。

 後半は横河が風上に立つのだが、攻撃内容に変化がない。前半果敢にオーバーラップしていた#21のディフェンダーがボランチの位置に入り3バックに変更したのが横河の目立った変化といえる。ただ、横河の選手交代の仕方には疑問が残る。フォワードからフォワードへの交代、中盤から中盤への交代と同タイプの選手交代であり、パワープレーをか
けて絶対に点を取るという意識が感じ取れなかった。まあこれは私が横河についてよく知らないせいもあるが、意図が見えずその点が残念だ。3バックにした横河は逆にそれがピンチを招いてしまう。ディフェンス、特に右サイドが手薄になってしまったせいで栃木のサイド突破が多くなる。ピンチを呼ぶほど激しくはないがいただけない。

 栃木も気合が入っているのはいいけれど、不用意なファールが多い。それは今日の主審の梅本氏(J1審判-イエローカードが多いので有名)の特徴でもあるが、ブチブチブチブチ試合が止まり、その度にカードが出る。この影響で栃木の只木が退場となってしまった。試合が止まりだすと見ているほうもイライラする。

 もっとも10人となった栃木はあわてることなく守備の意識をもちだしてきたので栃木のピンチというケースは少なくなる。危なげなく守りきって0-2で栃木の勝ち。これで横河と栃木は順位が逆転し、JFL中位から下位グループは混戦となってきた。次の試合が楽しみである。次の観戦予定は5月31日、三ツ沢競技場で行われるJ2第15節、横浜FC対モンテディオ山形。横浜は是非勝って立て直してもらいたいものだ。

14:00~東京都調布市 アミノバイタルフィールド 晴れ 観衆 702人

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