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2003年6月

2003/06/29

栃木SC 1-2 愛媛FC

0629

 今日の試合は2-1で愛媛の勝ち。それも逆転勝ち。勝負を分けたのは「負けない気持ち」の差だったと思う。技術的には見所があった試合ではなかったけれど、両方のチームの実力差がそれほど無い場合、勝負を決めるのは負けない気持ちの差だと私は思う。バカバカしいと思うかもしれないが、サッカーとは心理戦だ。ケンカがまさにそうだがビビッた時点で負ける。今日の試合は少なくとも愛媛のほうが闘争心は上だった。

 栃木対愛媛、同じクラブチーム同士の戦い。試合前の両チームのサイトは恒例の煽り合戦が始まる。天気は晴れ。メインスタンドアウェイ側に座る。愛媛サポーターが後列の観客に向かって挨拶する。「私達は・・人数は少ないですがホームチームに負けないぐらいの応援をします。みなさん、拍手をして迎えてください!」数名の・・ほんのわずかな人数で声を張り上げるその姿は素直に応援してあげたい。将来、愛媛がJリーグに昇格してスタジアムを満員にするようなことがあったとしても彼らの精一杯のサポートをチームは決して忘れないだろう。

 例によって焼け付くような暑さの中12時ちょうどにキックオフ。マッチデープログラムをもらいそこねたため栃木のスタメンは今ひとつわからないが、種倉、只木がダブルでがトップ下に松永の1トップ。4-3-2-1のボウリングフォーメーション。個人的には結構好きな形ではあるが、例によって国士舘OB板橋君が見れないのが悲しい。ついでに同僚の佐野もサブ。栃木もセレクションを繰り返してきているせいか、ずいぶん人材がそろってきた。

 試合はまあ・・典型的なJFLクラスの試合でこれは、といえるような場面は少なかった。ただレベルは別として局面、局面を自分で打開していこうという意気込みは評価できる。1対1の場面で後方にボールを下げてしまうどこぞのプロチームとはちがう。

 展開がスローテンポすぎ30度を軽く超えるスタンドで見ていると意識が朦朧としてくる。しかもまずいことにビールを飲んでいる。ビールは利尿作用があるため体が脱水症状を起こす。どうでもいいから早く点を取れ!という気になる。

 永久に続くのではないかと思われた凡戦の前半が終わり、ハーフタイムに入る。愛媛サポは「今日はいいゲームだな」と言っているが、どこがいいのか小一時間問い詰めたくなる。ハーフタイムの抽選で宇都宮市内のスーパー銭湯200円引き券が当たる。入場者数600人中当たりは20人くらいだから中々の確率だ。・・こんなところで運を使ってどうするという気もするが・・・200円引きを当てにして宇都宮まで風呂に入りにいくのか・・どうせなら北千住・・以下略。

 さて後半開始。凡戦が続くことを覚悟してバックスタンドの芝生席に行くことも覚悟したが頑張って見る。なんと後半開始早々、栃木が責める。愛媛ゴールライン際からスローインが入り、栃木#8堀田がダイレクトタッチでゴール!鮮やか。沈滞していたスタジアムが一気に盛り上がる。

 栃木はこれで息を吹き返した。横浜FCもそうなのだが、相手にゲームの主導権が渡ってしまうとそこで自信をなくしてしまうことが栃木には多い。ホンダ戦にしても横河戦にしてもそうだった。だから先取点が取れれば逃げ切りもしくは引分けで終われるのだが、先にとられるとそこで終わってしまう。サッカーを見ていて楽しいのは逆転劇だと思うのだが、これがなかなか出来ない。冒頭で述べたように負けたくない、という気持ちが持てないチームは逆転劇を演ずることは不可能だ。

 先制した栃木であったがその後は愛媛に押されてしまう。愛媛はフォワードの枚数を上げ、攻める。そして栃木はペナルティエリア内でファウルを犯す。反則を取るほどのこともないのだが・・ただ、ここで栃木に焦りが出たのは確かだと思う。ちょっとした流れを読むことができない栃木はチームとして致命的な弱点を抱えている。

 結局栃木は試合の流れを自分のほうに引き寄せることはできなかった。77分に愛媛は直接フリーキックを頭で合わせて逆転。一気に下を向いてしまう栃木の選手達。「まだ時間はある!下を向くんじゃねえ!」とフォワードはハッパをかけるがもう時間はない。途中で入った板橋も佐野も目立った活躍はできずに試合終了。

 勝って喜ぶ愛媛サポ。まあ当然だ。えひーめエフシー!と自チームのコールをした後で「とちーぎエスシー!」とエールを送る。すかさず栃木サポは「五月蝿い!黙れ愛媛!」と怒鳴る。まあスポーツマンシップにのっとりエール交換をしようと言う発想は悪くないと思うけれど、相手はみなくちゃ駄目だ。>愛媛サポ。そういうことを嫌うチームだと知っているだろうに。もっとも嫌がらせのつもりでエール交換をしたのなら、私は心から拍手を送りたい。

 試合が終わると弱い夕立が降ってきた。いそいでバイクに戻り家に帰る。JFLもこれで前半戦終了。栃木SCについては7月20日、矢板市陸上競技場で行われる後期第1節、国士舘大学戦を観戦する予定である。

12:00~栃木県宇都宮市 栃木県総合運動公園陸上競技場 晴れ 観衆 614人

2003/06/28

川崎 6-3 鳥栖

0628

 前から言っていることなのだが・・・「アウェイの○○サポーターの皆さん遠い所ご来場ありがとうございました」と言うアナウンスはやめて欲しいのだけれど。たしかに「世界一安全なスタジアムをつくろうよ」と言うスローガンは正しいと思うしその面で言えば暖かい雰囲気を作るのはいいのだけど。どうも偽善の匂いが漂ってしまう。私は敵は叩き潰すために存在すると思うのだが・・やはりこの考えは受け入れられないか。

 6-3で川崎の勝ち。6点取るほど川崎がよかったかと言えば答えはNO。ただひたすら鳥栖の自滅によって勝負がついた試合だった。
 鳥栖の敗因はFW石橋とGK高橋の組み合わせのミスマッチ。両者とも前節までサブだったのでもう選手の選びようがなくなってしまったのかもしれない。

 私は石橋が好きだ。それは元横浜FCの選手だったこともあるが、控えめで前向き、真面目に練習を打ち込む姿は好感をもっていた。しかしそれが実力として評価しているかと言うと話は別で少なくとも川崎DFを相手に点が取れるとは思えない。鳥栖に移籍して化けたと言うことも考えられるが私からみればスタメンはない。 

 試合が始まる。案の定、石橋は前線で孤立する。ジーコJrもそうだったが、このチームにおいて戦術を決めるのは監督ではなくミッドフィルダーだというのがよくわかる。ボールをもらえない石橋は敵のボールをカットするか囲まれた味方に寄ってボールをもらうかするしかない。何故石橋にボールを出さないのか、自分勝手なプレーを続ける鳥栖の選手に聞いて見たい。まあ信用していないから、というのが本音なのだろうが、これでは点は取れない。確かに石橋は横浜FC時代から見ても即戦力として使える選手ではなかった。しかし理由はどうであれ今、この時点において一緒にピッチに立っている仲間だろう。ミスしても取られてもいいからボールを預けるべきだ。

 そこまでくどく言うのはなぜか。それは信頼関係のない状態でゲームをすれば、勝っても負けても次につながらないから。信頼したけど得点できませんでした、ボールは全部取
られました・・と言うのであれば原因ははっきりする。フォワードは弱点克服に向けて努力するしかないし次のスタメンから外れても納得いくだろう。しかし信頼関係がなければ原因の究明と対処が取れない。使える戦術がどんどん限られていってしまう。

 鳥栖の敗因その2。ゴールキーパー高橋範夫。彼は積極的な飛び出しをウリにしているのは仙台時代から承知しているが、それが裏目に出てしまった。思いっきりのいい飛び出しというのは鉄壁なディフェンスがあってはじめて成立する。しかし鳥栖のような、ただでさえ弱い守備に飛び出してばかりのキーパーでは大量失点となるのはやむを得ない。しかしその点で高橋を責めるのは酷だろう。そういう性格だと承知の上で使ったのだから責任は監督にある。

 監督だってそんなことは百も承知だろう。しかし、スタメンが全く固定できない状況に鳥栖の病理的深刻さがある。そんなことを横浜サポに言われたくないやい、というのが鳥栖サポの言い分だろうが、横浜にも共通点が多い分、同病の目で見てしまう。

 後半、鳥栖は全く目立てなかった石橋に変えて服部を投入する。この交代は功を奏し、川崎から点を奪えるようになる。しかしそれは彼-服部の悪い一面をさらけ出す。目に余るラフプレイ・・アウグスト、山根が肘ウチやバックチャージをくらいピッチにうずくまる。その度にゲームはきれる。選手が怪我をしたとき、ボールを自主的に外に出してプレーを止め、再開するときは相手に戻すと言うのはフェアプレーとされているが、それが10分ごとに延々と繰り返されると嫌気が差す。横浜フリューゲルスの時代から全く進歩のないプレーに怒りが沸々としてくる。

 弱小チームの悲しさなのか、チャージでしかとめることの出来ないプレーは見る人の意欲を衰退させる。この後続いた今野のハットトリックもバルデスの初ゴールも中村のダイレクトボレーも後味が悪い。

 高橋も・・・せめてペナルティエリア内の1対1をちゃんと止められない限り来年の契約はないだろう。ひとつひとつのプレーが雑すぎる。すきだらけのディフェンスとリザーブ暮らしで試合勘の鈍った状態では同情すべきことは多いのだが。

 どうすれば鳥栖は勝てるのか?そんなことを私に聞かれても分かるわけが無い。しかしまず選手や監督の取捨選択よりもチーム内の意識改革のほうがずっと先だろう。この辺が横浜FCとモロにダブって考えるだけでいやなのだがチームのあり方というのが全く見えない。その状況がもろに見えた試合だったと言える。

 川崎サイドで見た試合では会ったがあまり喜べない。勝ち点3を得たと言うのが幸いか。次の川崎の相手は山形。これを取れば2位復帰と1位広島の尻尾がつかめるようになる。私は三ツ沢で横浜FC-アビスパ福岡を観戦する予定。

19:00~川崎市中原区 等々力緑地公園陸上競技場 晴れ曇り 観衆 7,393人

2003/06/22

国士舘大学 1-0 アローズ北陸

0622

 横浜FC対広島の試合が終わった翌日、また三ツ沢でサッカー観戦。チケット代800円は安いと思うが観衆は100人程度。1万5千人収容の三ツ沢競技場においては無人と言ってもよく、昨日とは別のスタジアムにいるように思える。日はカンカンと照り芝生の照り返しがまぶしい。プラスチックベンチの温度は40度。灼熱のJFL地獄が今日もはじまる。

 富山ダービーでYKKよりも常に優位を誇り一足早く昇格した勢いはどこへやら、13節を終わって1勝4分け8敗で最下位を走るアローズ北陸。残留ラインの佐川印刷とは勝ち点差で6点つけられており、この試合に負けると降格マジックが点灯する。なぜここまで堕落してしまったのか、別の意味で興味がある。が・・・

 結果は0-1でアローズの負け。全体的に見所に乏しい試合で観戦記を書くのは非常に
難しい。非常に厳しい書き方であるが、アローズは技術的にも戦術的にもJFLの標準レベルに達していない。正直に言ってお客さんからお金を取って試合を見せている意識があるのか、と問いたくなる。

 アローズの試合運びの最大の問題点は攻める時、守るときのお約束事が出来ていない点にあると思う。アローズのフォーメーションは3バック1トップであるが、中盤が非常にルーズでフォワードまでボールを運べない。中央から攻める場合、両逆サイドがフリーになっているにも関わらずパスを出せない。(又はフォローに行かない)横浜FCにも言える事だけれどディフェンシブに行くのなら中盤での約束事をきちんと確立しないといけない。同一エリアに選手が多く固まれば自分の役割が不明確になってしまう。この辺は練習によって慣れていくしかないのだが練習時間が取れないのだろうか。横浜FCがアローズと対戦してから3年たつ。当時の選手でこの試合にも出場しているのは平地、畑、小林、池田、川上、浅島と過半数を超えている。監督が交代したとはいえ、まだまだ戦力的には余裕があるように思えるのだが。

 国士舘もあまりぱっとしない。大学選手権も終了しているので今日はトップチームが出場している筈であるが、バタバタしながらゲームを進めている。両チームが中盤でイージーミスを連発しているので観戦に集中するのが難しい。隣で見ている人は持参のクロスワードパズルを始めてしまった。なにもこんなときにとも思うが気持ちは理解できなくもない。

 こういう試合を見ているとサッカーの面白さはリーグのレベルと必ずしも比例しないと毎回思う。勝ちたいという気持ち。勝って上に行きたいという気持ちはザスパ草津や静岡FCの方がずっと強く感じる。アローズは現在最下位という状況をどのように受け止めているのだろうか。今日、三ツ沢には少ないながらもアローズのサポーターが詰め掛けていた。富山からこの試合を見に来たであろうこのサポを選手はどう思っているのか私は知りたい。戦う気持ちのない選手など私は必要とはしていない。敗戦後、アローズの選手はドリンクボトルを蹴っ飛ばして悔しさを滲ませていたが、その気持ちをどうして試合中に出さないのか。

 一点差負けで試合の終盤を迎えているのだから攻撃に行かなければならない。一応フォ
ワードの数は多いがこれまた連携が取れてなく、ワントップの選手が二人いるような状態。この場合、どちらかがポストになるなりダミーで走るなりすればいいのだがそれもない。これでは点は取れない。14試合を終わって得点は5。3試合連続の無得点でこれでは勝てない。どうすれば勝てるのか・・そんなもの私が分かる訳はないが、少なくとも降格はいやだという気持ちは見せて欲しい。それはサポーターのみならず、お金を払って見に来た人に対する最低限の礼儀だと思う。

13:00~横浜市神奈川区 三ツ沢競技場  晴れ 観衆 184人

2003/06/21

横浜FC 0-1 広島

0621

 惜しかった。非常に悔しかった。もちろんロスタイムで失点、敗戦のことであるが。そこに至る過程がほぼ横浜FCペースで進んでいたためにほんの一瞬の隙をつかれて敗戦してしまったことがなによりも悔しかった。


 試合前私はこの対戦は1-1の引分けで上出来だと思っていた。広島はJ1昇格を狙っている以上必ず大量点を狙ってくる。横浜FCはディフェンスラインの修正が終わったばかりなので1失点は覚悟しなければならない。だからフォワードが1点とりディフェンスが1失点で押さえれば上出来だろうと。

 気弱すぎるかもしれないが、今の横浜FCは常に勝利を狙うよりもチームの形を整えつつ捨てゲームと絶対取るゲームを切り分けていった方が得策だと思う。捨てゲームとは川崎、新潟、広島など上位4チーム。絶対取るゲームは現在の順位から前後3チーム、つまり6位~12位のチームのこと。軟弱すぎると非難が飛びそうだが今の選手達は精神的に限界に来ているので切り分けていったほうが気持ちが楽だ。誤解して欲しくないのは捨てゲームとは負けていいゲームのことではない。引分けを意識して次に繋げるということ。長いJ2を常に全力で走り続けるほど横浜FCの選手層は厚くない。

 さて今日の試合、広島はサンパイオを中盤の底にあて、大木、梅田、マルセロの3トップを使う布陣できた。新潟戦と比べるとボランチの能力は互角、前線の人数が一人多い分
だけ広島の方が怖い。

 横浜FCは臼井、山尾、マシュー、小野智吉の4バックに眞中と高木の二人。この二人はボランチというより前列のバックスと言ったほうがいいかも知れない。つまり6-3-1で以前の大量失点バージョンよりはディフェンシブなフォーメーションである。 私はこの手の守備姿勢は大嫌いなのだが今の横浜FCの現実を考えるとやむを得ないだろう。これは結果的に効果があった。眞中を最終ラインに据えると裏を取られすぎて失点につながる。しかし彼を先発から外しても穴を埋めるほどの人材がいない。であれば3列目にして前列のDFというやり方は適切かもしれぬ。リティにとっても眞中にとっても本意ではないかもしれないが。

 広島はしかけてこなかった。少なくともリティの言う「広島は別格であとのチームには全て勝つかもしれないし負けるかもしれない」というほどのものではなかった。それは決して横浜FCが強くなったわけではなく、単に広島がヘタレただけであるが横浜にとってはラッキーだった。全体的に広島が押し気味なのは仕方がないが、GK菅野のセーブは的確で 安心してみていられる。

 しかし横浜のこの6バックにより元々細かったFWへのボールの供給がますます細くなってしまう。中盤の競り合いが絶望的に弱く、一対一でボールを奪われやすい横浜FCの
MF-小野信義、増田にイライラしつつもプレッシャーの弱い広島の攻めにかろうじて救われているといったところか。

 後半、増田に代えて重田、そしてファンデルフェンの投入で横浜の攻撃が機能しだす。見せるプレーはないけれどキックオフから通して警告なく相手を止め、カウンターに入る姿勢には拍手を送りたい。広島はサンパイオが上がり気味なため、シュートチャンスが増えて来る。引分け上等だけどひょっとしたら第2節新潟戦の再来があるかもしれぬ。そう思っていた。その思いは後半も残りわずか、時間にして85分くらいか・・ついにきた。重田が絶妙なスルーパスを受け広島ペナルティエリアに入る。GKと1対1。広島DFは必死になって戻るが間に合わない。打てば入る、そう見えたそのとき、重田は横にパスを出してしまう・・・何故打たない!!去年から続く横浜の伝統チキンアタックに絶望が走る。

 ロスタイム2分、これは引分けか、そう思った矢先、カウンターから広島のマルセロが打ったシュートは横浜のネットの中に。そして終了。やるせない怒りと失望でいっぱいになる。ロスタイムの失点による敗戦、引分けはこれまで何度も見てきたが、勝ちが見えた後の敗戦は本当につらい。なぜロスタイムに失点するのか、それは集中力の欠如という簡単なものではなく、敵が試合をクローズしかかってくる雰囲気を察知できないからだろう。

 攻撃するときはペナルティエリアに入ったときは必ずシュートで終わること。ペナルティエリア内でボールを奪われるとカウンターを招く。残り1分でラインを上げた横浜FCのディフェンスは非常に脆く、後は抜かれるかファールをして止めるかしかない。試合の駆け引きの弱さを克服できなければこの先も苦しい。しかし守備・攻撃とも破綻しなくはなった。今のフォーメーションは好きではないが、J2を戦う上ではベストの布陣なのは水戸や鳥栖を見ても理解できる。今度の甲府戦、どうなるかは楽しみである。

14:00~横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場 晴れ 観衆 3174人

2003/06/18

川崎 0-4 新潟

0618

 前節、横浜FCは川崎に0-4で負け。今節、川崎は新潟に0-4で負け。今日の試合、今までさんざんカモにしてきた横浜FCサポーターの怨念を一身に受けていたかのよう。今日の結果を見て横浜FCサポーターは溜飲を下げているかも知れぬ。もっとも川崎が負けたこととで横浜FCがかかえている問題が解決したわけではないのだけれど。

 今日の試合、前節の横浜FCと同じ0-4ででの敗戦であるが内容は大きく異なる。言うなればあまりにも審判の厳しい判定基準に左右された敗戦、と言うべきだろうか。川崎にとっては不運な試合だった。主審今村亮一は基本的にはJFL主審でたまにJ2/J1の副審を裁く程度である。今村主審にとってはJ2主審への試験的な位置づけとしてまかされたのかも知れない。

 しかし、もしそうであるならば川崎-新潟のような昇格レース前半の大一番のような試合に当てて欲しくはなかった。両チームにとっては大事な一戦である。本日の試合はJ2しか開催されていないのだからJ1主審を当てるのが筋であろう。

 JFL基準で笛を吹けばフィジカルコンタクトの激しいJリーグではカードだらけ、フリーキックだらけになってしまうのもうなづける。私は誤審も勝負のうちと主張するほうであるが、判定基準の稚拙さは誤審とは違う。今村主審にたいしてはまず勉強しろ、とそう言いたい。

 なぜ川崎は惨敗したのか。それは前半も終わりにかかった42分から終了にかけて川崎の守備に致命的なミスがあったこと、それを主審が厳しく取ったことにある。

 この時間、今まで優勢に攻撃を進めていた川崎が新潟の反撃を受けた。新潟の山口から前線のファビーニョ、マルクスに対してピンポイントでパスがあがる。この正確なパスが川崎DFの渡辺、箕輪、岡山が対応するわけだがこのチェックを主審は非常に厳しい基準でファールを取り、しかもイエローまで与えてしまう。

 43分、渡辺に対してイエロー。ここでマルクスが直接フリーキック、これは外す。しかしその2分後、もう一度渡辺にイエロー、そして退場。そして再びマルクスのFK、これが入ってしまう。この瞬間、試合は壊れたと言っていい。この一連の3分間、私は頭を抱えてしまった。渡辺の数度のファールはイエローどころか普通のフィジカルコンタクトで、普通は流す。それをイエローとなると川崎は試合の進め方を根本的に変えなければならない。

 後半、アウグストはディフェンスに入る。しかし負けている以上彼は攻撃に参加しなければならない。もし渡辺が退場する前に川崎に先取点が入っていれば川崎はディフェンシブに45分を戦い逃げ切ることも出来ただろう。前々から気づいていたことであるが、川崎はアウグスト→ジュニーニョ以外のオプションを持っていない。(または機能していない。)ジュニーニョは左サイドで孤立し、我那覇は信用されていない以上もはや川崎に攻める手立てはなくなっていた。

 川崎を責めるとするのならば・・アウグスト以外の攻撃ルートをもっと確立するべきだった。すべての面で王様となっている彼を頼ることは川崎にとって本当にいいことなのか。まあ本当は我那覇、バルデスがもっと機能していればこんなことにはならなかったのだろうが。そういえば石塚って今は何をしているのか。たしかフロンターレにいたはずだが。

 悪いことは続く。攻撃に参加して手薄となった川崎ディフェンス陣にマルクス、深沢、山口が襲いかかる。上野も積極的に絡んではいないがいいポジションでマークを引き寄せる。試合はプチプチプチ細かく笛を吹かれて止まる。そして前半ロスタイムの惨劇が繰り返される。直接フリーキック3発。0-3。

 見ていて辛かった。別に川崎サポだからではない。審判の無能さによってここまで試合が壊された例を私は知らない。新潟の3点目。喜んで新潟サポに駆け寄るファビーニョに対して遅延行為を取りイエローカード。ファビーニョは2枚目となり退場。・・・・・。呆れて何もいえない。確かに遅延行為になっていたかもしれない。しかし遅延行為でイエローカードを出すのは接戦で逃げ切りを計るチームが緩慢な動きによってインプレータイムを稼ぐときである。すでに勝負がついた試合にこのカードを出す必要があるのか。客はお金を払って見に来ているのだ。さらに後半ロスタイム、茂原の退場。理由は上記と同じ。

 審判だって人間だ。誤審はある。レベルの大小もある。一生懸命やっているけれど期待したレベルに達しないことだってあるだろう。しかし一番悔しいのはリーグのヤマとなる大一番をなぜJFL上がりの主審に任せるのか。Jリーグ運営陣の意向を知りたい。

 前にも書いたがプロサッカーは「公演」である。選手もそうだがなによりも客に愉しんでもらうことが絶対条件だ。そのためにはバカ正直にレフェリングをしてはいけない。盛り上がるところは精一杯盛り上げ流すところはさっさと流す。選手生命にかかわる行為はたとえノンファールなことでも吹いて止める。その基準はデジタルに決まるものではない。その演出がこの試合は全く見えなかったことが非常に残念だ。

 茂原の退場により川崎サポーターはペットボトルをトラックに投げ入れた。それは絶対いけない行為だ。しかし私はこの場面、彼らがしたことをどうしても責めきれない。気持ちが非常にわかるだけ後味の悪い敗戦だった。

19:00~川崎市中原区等々力緑地公園陸上競技場 雨後曇り 観衆 6079人

2003/06/14

横浜FC 0-4 川崎

0614


 0-4で横浜FCの負け。悲しいことであるがこれが一つの現実、客観的なチーム力状態だと思う。ここ3試合、0-4●、2-5●、0-4●と惨敗を続けているため横浜FCサイトではリトバルスキの解任論も出ている。通常、この成績であれば解任は間違いない。しかし現在の横浜FCのおかれた状態、練習場の不足や怪我人の続出を考えればこの結果はやむを得ないものであると思う。負けを決め込んでガチガチに守りきれば1点差負けで済んでいたと思うけれど彼の性格を考えるとね。それは無理な話だ。

 チームの核となる選手が2、3人欠けるとそのチームが勝てる見込みは殆ど無いと言っていい。代表的な例がレバークーゼン、身近な例がモンテディオ山形。チームの戦力が去年とそう変わらなくても中核選手(精神的支えとなる選手)がいなくなるとチームは崩壊する。それを戦術論、あるいは監督の責任論にすりかえると問題の出口は見えなくなる。

 前回の山形戦もそうだけど選手に自信がなくオドオドプレーをしているのが非常に目につく。ボールは簡単に奪われ、敵のボールは最終ラインを通される。通せないとみるやロングシュートを放り込まれてこれが決まってしまう。正直言ってみていて辛い。

 試合展開を振り返ってみる。この試合横浜FCは全体的に引き気味に守っていた。立場場4-4-2であるが、ディフェンスの4人とボランチ3人を後ろに下げた7バックと言っていい。4-3-2-1とでも言うのだろうか、失点をしないよう意識したフォーメーションといえる。この展開を石崎監督は読んでいたのかどうかわからないが、ロングシュート放り込み作戦に切り替える。

 この試合、横浜FCは全力をかけて川崎のFW,MFをチェックに行くべきだった。横浜は右サイドの臼井、眞中がアウグストのマークに集中してしまい、中央の今野をフリーにしてしまう。横浜に横浜にとって不幸だったのは前半6分の失点が相手のコーナーキック
から決まってしまったこと。川崎との試合は常にセットプレーからの失点が敗因になってしまう。これではいくら練習しても勝ち目がない。 この失点で見て痛々しくなるほど横浜の選手には落胆した雰囲気を感じさせてしまう。
プレーに精細がない。事実上この前半6分の失点で試合は終わった。

 いいたいことはいろいろある。例えばサポーター。バックスタンドもそうだけれど汚い罵声が多すぎる。サポーターとは12番目の選手ではなかったか。それが罵声を浴びせれば敵チームの13番目の選手になってしまう。これでは勝てない。

 もう一つ、監督、リトバルスキーに対して。敗色が濃くなるとベンチに足を投げ出して投げやりな態度を取ることが多いが、これはプロとして失礼ではないか。少なくとも選手は一生懸命戦っている。あなたが送り出した選手達である以上、どんなに負けても戦う姿勢を持ち続けるべきだろう。少なくともサポはタイムアップまでは試合を投げ出していない。

 正直言って川崎と横浜との間にはチーム力の差以上のものがあるといわざるを得ない。何がちがうのか、サポ一人一人が考えなければならないと考える。私としてはサポ全員に試合中および試合後の罵倒は禁止を求めたい。選手は傷ついている。その気持ちがわからないようなら、あるいは「厳しくしないと手を抜くに決まっているから」と決め付けるのなら、それはもはやサポーターではない。

14:00~横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場 晴れ後曇り 観衆 4222人

2003/06/08

国士舘 0-3 HondaFC

0608


 好きで行っている訳だからしょうがないとは言え、3日連続観戦の3日目はさすがに疲れます。2日で4試合のときは耳鳴りがしたし。年かな。来月は9日間で8試合が控えているが・・うーん。韓国の真ん中でASローマを見て翌日が等々力でフロンターレってのがネック。理論上いけるという結論は出ているのがなんとも。湯浅健二もびっくり。

 藤枝から戻った翌日、バイクを引っ張り出して調布市に向かう。天気は快晴で路面の照り返しが強い。多摩川は行楽客で混んでいる。初夏の日差しは気温をぐんぐんと上げ、長袖のライダースジャケットの中を蒸す。推定気温30度。JFL名物、灼熱のデーゲームのはじまり。

 国士舘大学1軍(この言い方は語弊があるようだが事実だ)が前日に関東大学選手権大会に出場したこともあり、今回の国士舘メンバーは2軍で望む。相手は天下の本田技研となると、もうハナから勝ち目はなかった。ただ、絶対というものはないのがサッカーなのでどこまで守れるか、それを期待してアミノバイタルに向かう。

 前回の横河武蔵野FC戦の時とは入り口が違うので戸惑う。主催が違うので当たり前といえば当たり前だが。バックスタンドが開放されているのが嬉しい。国士舘名物チアボーイがいてこれを見るだけでも来た甲斐がある。

 さて試合開始。国士舘は守り一辺倒と思いきや積極的に攻めに行く。キーパー真正面とは言えシュートもよく放ち、さすがは国士とうならせる。バックスタンドのチアボーイズは前日の一軍なのかもしれないが自チームの選手を野次る野次る。ある意味新鮮な光景。

 もっともホンダはあわてることはしない。シュートを打ちたければ打てと悠然と構える。能力のある選手をチェック要員に使えばあっさりとカウンターに入れる。宇留野、鈴木の両フォワードが走りに行き、古橋からのパスを待つというのは栃木SC戦でも見た戦術でかなりシンプルだ。中盤においてサイドを使わない攻撃はいまどき珍しい。馬鹿の一つ覚えみたいにサイド攻撃しか能のない横浜FCとはある意味対照的ではある。でも相手との能力差があるのならサイドよりも中央突破の方がずっと効果的だ。理由は簡単で正面を潰されてもまだ両サイドがあるので攻めの組み立てがしやすい。国士舘もディフェンスが機能しているので国士舘ゴール前での攻防は見ごたえがあるのだが、やはり国士が防戦にまわるのはやむを得ないか。それでも国士は守りきり前半は0-0で終わる。この暑い中での戦いを考えると両チームとも想定どおりの結果だろう。

 前半の国士舘は頑張ったほうだと思うが、この辺が限界。後半開始早々ホンダはラッシュをかけて先制。試合開始5分と終了5分は集中すること。この原則が全く守られていない。この辺、昨日の藤枝市役所とおんなじだ。強敵を押さえ込んだことで安心してしまったのかも知れない。

 後半開始早々のホンダの得点でこのゲームは事実上終わってしまった。何故ならこれから国士は攻めなければならないのだが、ホンダのディフェンダー石井と阿部は国士舘OBだ。後輩のポテンシャルなど百も承知で若さだけが売りの母校など怖くはないだろう。それにしても国士舘はJFL各チームに卒業生を送り込んでいるわけで、それが全部敵となって戦うわけだから心理的にはやりづらいだろうと思う。国士舘の選手から見れば怖ーい先輩にスライディングなどしたら後で何をされるか・・とは考えすぎか。

 試合は一方的になる。公式記録を見るとシュート数、直接FK数、間接FK数、CK数ともそれほど変わらない。が、ボールポゼッションの割合が前半は国士舘優勢だったのが後半は圧倒的にホンダ有利となる。それは失点したことによる焦り、夏場の高気温の中での体力の消耗などいろいろな要素があると思うが一言で言ってしまうと試合経験が不足しているのだろう。技術的にはトラップもパス出しもランニングもいいセンスだと思うのであとは数をこなせばいいと思うのだが・・これだけ大勢選手がいたら試合勘を保ち続けるのも難しいだろうなと思う。

 ホンダは試合終了間際に宇留野、古橋が連続してゴールを決めて0-3で試合終了。特に宇留野のゴールは国士舘のGKをも抜いての得点。無人のゴールにゆっくりと流し込む様は一種のショーであり力の差を見せ付ける。まあこの辺が力の差なのだろう。

 ホンダが勝ったことでJFL首位を奪い返した。今年のJFLは大塚も勝ち点で争っているのでまだまだ楽しみである。次の観戦予定は6月14日の横浜FC-川崎戦。翌日が栃木SC-YKK戦である。

13:00~東京都調布市 アミノバイタルフィールド  晴れ 観衆 315人

2003/06/07

藤枝市役所 3-2 静岡FC

0607

 5節を終えて5戦全勝と絶好調の静岡FC。昨年は地域リーグ決勝大会でまさかの敗退を喫し、JFL昇格への厳しさを思い知らされた。(それにしてもJFL昇格争いはFC京都やSC鳥取の時の安易な昇基準と比べるとハードルがきつすぎ。横浜FCサポが言うと自分の首が絞まるが)昨年、静岡FCの地域リーグ優勝に大いに貢献したFW要田が移籍した現在、昇格の道はどうなのか。横浜FC在籍経験のあるGK中村孝之が加入したこともあり、その戦力を確かめるべく友人と一緒に藤枝に出撃。

 静岡FCの試合は15時開始。この時間だと自宅を出る時刻が難しい。早すぎず遅すぎず・・途中で食事を取らなければならないし。当日は2試合行われ、静岡FCは第二試合。第一試合の矢崎バレンテ対中央防犯の試合を見る手もあるが、そこまで見に行くほどこちらもモチベーションは高くない。適当に時間調整しながら行く。もっともこれが失敗で渋滞にはまったり道を間違えたりして試合開始ぎりぎりに着くのだが。

 藤枝市民グラウンドはメイン側に屋根つきの観客席と増設した仮設スタンドが、バックにも仮設スタンドをくっつけて収容2500人。当然サッカー専用なので観戦するのには快適な構造をしている。こんなにいいスタジアムがあるのなら100億近くも使って藤枝総合グラウンドなど作らなくてもいいと思うが。どうせプリンスリーグぐらいしか使わないんだし。

 到着したときが第一試合の終わりごろだったのだが・・緊張感に欠けたほのぼのとした雰囲気になるのはやむを得ないか。観客はだいたい50名ぐらいで、その殆どが選手の身内またはその友人。県外から身に来ている客はおそらく私達だけだろう。場違いな視線が
私を襲う。

 第一試合終了と同時に選手は入替。今日の相手は藤枝市役所。なんだ公務員かと侮ってはいけない。去年静岡FCが唯一勝てなかった相手なのだ(1分1敗)。もっとも両チームが整列した時に見比べてみると静岡FCが野武士集団といった風情なのに対して藤枝市役所は全員短髪のサワヤカ君ばかり。当然といえば当然だが横浜FCの女子サポたちが見れば追っかけ隊の一つでもできるかも知れない。

 さて試合開始。やはり静岡FCは・・ザスパ草津にも同じことが言えるのだが・・個人の能力をもてあましすぎの感がある。全般的に静岡FCのボール支配でゲームが進められていて、藤枝のペナルティエリアまでたどり着くのだがそこでディフェンスにクリアされてしまう。MFの新田が中央を突破しFWの清野、西脇に出そうとする意図はわかるのだ
けれども藤枝DFもそれは読んでいる。惜しいと思うのが両サイドウィングの6番、8番で積極的に駆け上がるのにボールがもらえない。ザスパと共通のパターンを藤枝でも見せられる。結局、選手一人一人からみれば相手よりも上手い、という気持ちがあるのだろう。だからパスを出さないで抜こうとする。その気持ちはわかるのだが、いくら上手くても囲まれたらお終いだ。そういやこのパターンはJFL時代の横浜FCにも見られたっけ。当時は一人でぬくどころか、バックパスを繰り返すという今日よりも輪をかけてひどいものであったが。

 藤枝市役所は4バックできちんと守る。例えば静岡FCが左サイドを突こうとすれば藤枝市役所は右のバックス2人をチェックにかけて潰す。そのときはボランチが左バックをケアするというようにお約束事を守っていた。規律の無い強豪チームよりも規律のある準強豪チームのほうが強い。これは地域リーグの定番事項といってもいいだろう。

 藤枝には残念なことだけれど今回は運が静岡にあった。前半18分、藤枝ペナルティエリア内で痛恨のファール・・PK.これを静岡はきっちり決めて先制。藤枝はおそらく前半は守って後半勝負にかけていたのかも知れないが、そのプランはくずれた。

 弱小チームにとって守りきるプランが崩れると攻撃に転じるしかない。しかしこの場面
藤枝は耐えた。静岡も先制点を取ったのが効いたかあまり攻めない。漫然としたシーンが続き前半終了。


 後半、藤枝が一気に怒涛の攻めに入る。開始1分、集中力を欠いた静岡のスキを縫って同点。ここから殴り合いの試合が始まる。これに目が覚めたかその5分後、静岡のFW西田から松田に折り返して再度突き放す。2-1.これで勝負あったかに見えたのだが・・

 藤枝はここになってカウンターをやめ、前半でプレスをかけ始める。静岡FCは次第に押され始める。イエローカードが飛び交いながらゲームが続き、72分、藤枝が再度同点に。2-2。これは逆転もありえるか・・

 静岡は疲れの見えた清野に代わってジュバニエドを投入するが、これが使えない。テクニックはそこそこあるのだが前線の選手とかぶることが多く、機能しない。練習がなっていないのか信頼されていないのか・・。

 逆にこのブラジル人が機能しないことが幸いして中盤の選手の押上が効いてきたように思える。静岡FCに遠近織り交ぜた積極的なシュートが出てきてた。こうなると藤枝市役所はつらい。必然的にディフェンシブになる。そう!この展開を見たかった。残り15分だけのショウタイム。2点目とは逆に松田からの折り返しを西脇が決めて3-2。これで勝負あり試合終了。静岡FC6連勝。

 結果として静岡が勝ったし戦力的にも地域リーグの上を行っていると思うが、個人技に頼っている以上今年も決勝大会を勝ち抜くのは難しいと思う。去年、ヴォルカ鹿児島、佐川印刷、アイン食品が決勝大会にコマを進めて善戦したのは全力を出さないと勝ち抜けない厳しさを知っているからだろう。静岡FCもそのことは熟知しているはず。戦術的な約束事を今のうちに作り出せるか、ザスパ草津ともども今後に期待。

15:00~静岡県藤枝市 藤枝市民グラウンド  晴/曇 観衆 100人位

2003/06/01

横浜FC 0-4 山形

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■ 精神論


 0-4敗戦。敗因は高木の負傷、マシューの退場につながるディフェンスの崩壊だと思うがそれ以前の問題のほうが大きい。

 やる気のある選手と無い選手、モチベーションの有無が両極端な選手が同じくスタメンとして出場した試合というのは初めて見た気がする。具体的に言うと城彰二とそれ以外の10人。試合を見ていて辛く悲しい気持ちになった。それは惨敗したことではなく、有料試合に出場しているのだという自覚の無さを見せ付けられた、裏切られたような気持ちと言っていい。

 リトバルスキの退席についてはもちろん馬鹿野郎といいたいところだけれど、これはシーズン前から折込済みで特になんということはない。これを覚悟できないようならリティは呼べない。何度も言うようだけれど何処かの監督をやりたいといわないだけマシというものだ。弱小チームの悲惨さは日本よりもむしろ欧州、南米のほうが顕著で日本で監督職に就けるのならずっとここに留まっているとは思う。

 敗因について述べるのであれば監督の退席は二次的三次的な要因で、仮に退席しなくてもこのゲームは勝てなかった。以前の試合でも書いたけれど審判の酷さについては相手も同じでそれを非難しても仕方が無い。審判の酷さで落とした試合はあるだろうが、その酷さで勝った試合もあるわけで、トータルで見ればバランスは取れている。

 私は精神論を語るのが大嫌いだ。本人のためと称して精神的に締め上げて鍛えるという考え方は嫌悪感を覚える。

 しかし嫌悪は・・・計画を立てる段階での話であって、実行段階に移ってしまえば現場は頑張るしかない。頑張るというのは100%精神論の世界だ。受験勉強の計画を立てるのに精神論を求めてはいけないが解答用紙に向かえば合格するかどうかは精神論にかかってくる、それと同じだ。

 俺達だって一生懸命やっているんだ。そう言いたいのかもしれない。だけど私から見ると中途半端に一生懸命やっているとしか見えない。中途半端な一生懸命は一生懸命とは呼ばない。失点をする。何故下を向く?絶対取り返す、お前らには負けない、何故その気持ちを出さない?その理由が見えない。

 元川崎フロンターレ監督の松本育夫氏が著書の中で書いている。J2のクラブはJ1に昇格するために選手と契約している。だから契約した選手はサポーターに対してJ1に昇格させることを誓わなければならない。昇格できないということはファンに対する契約違反だ。そのことを理解していない選手はいらない、と。

 私は別にそこまで求めるつもりは無い。横浜FCが弱小チームである以上、相当多くの敗戦を受け入れる覚悟はできている。しかしその負の原因がモチベーションの低さにあるとしたらそれはいやだ。

 この状態がいつまで続くのかはわからない。でも次はいいプレーを見せてくれると信じ
たい。その根拠はない。けれどまだ私は選手を信じている。

 次の観戦は6/4国際親善試合、浦和対フェイエノールト(埼玉スタジアム2002)です。

14:00~横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場 晴/曇 観衆 2870人

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