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2003/06/21

横浜FC 0-1 広島

0621

 惜しかった。非常に悔しかった。もちろんロスタイムで失点、敗戦のことであるが。そこに至る過程がほぼ横浜FCペースで進んでいたためにほんの一瞬の隙をつかれて敗戦してしまったことがなによりも悔しかった。


 試合前私はこの対戦は1-1の引分けで上出来だと思っていた。広島はJ1昇格を狙っている以上必ず大量点を狙ってくる。横浜FCはディフェンスラインの修正が終わったばかりなので1失点は覚悟しなければならない。だからフォワードが1点とりディフェンスが1失点で押さえれば上出来だろうと。

 気弱すぎるかもしれないが、今の横浜FCは常に勝利を狙うよりもチームの形を整えつつ捨てゲームと絶対取るゲームを切り分けていった方が得策だと思う。捨てゲームとは川崎、新潟、広島など上位4チーム。絶対取るゲームは現在の順位から前後3チーム、つまり6位~12位のチームのこと。軟弱すぎると非難が飛びそうだが今の選手達は精神的に限界に来ているので切り分けていったほうが気持ちが楽だ。誤解して欲しくないのは捨てゲームとは負けていいゲームのことではない。引分けを意識して次に繋げるということ。長いJ2を常に全力で走り続けるほど横浜FCの選手層は厚くない。

 さて今日の試合、広島はサンパイオを中盤の底にあて、大木、梅田、マルセロの3トップを使う布陣できた。新潟戦と比べるとボランチの能力は互角、前線の人数が一人多い分
だけ広島の方が怖い。

 横浜FCは臼井、山尾、マシュー、小野智吉の4バックに眞中と高木の二人。この二人はボランチというより前列のバックスと言ったほうがいいかも知れない。つまり6-3-1で以前の大量失点バージョンよりはディフェンシブなフォーメーションである。 私はこの手の守備姿勢は大嫌いなのだが今の横浜FCの現実を考えるとやむを得ないだろう。これは結果的に効果があった。眞中を最終ラインに据えると裏を取られすぎて失点につながる。しかし彼を先発から外しても穴を埋めるほどの人材がいない。であれば3列目にして前列のDFというやり方は適切かもしれぬ。リティにとっても眞中にとっても本意ではないかもしれないが。

 広島はしかけてこなかった。少なくともリティの言う「広島は別格であとのチームには全て勝つかもしれないし負けるかもしれない」というほどのものではなかった。それは決して横浜FCが強くなったわけではなく、単に広島がヘタレただけであるが横浜にとってはラッキーだった。全体的に広島が押し気味なのは仕方がないが、GK菅野のセーブは的確で 安心してみていられる。

 しかし横浜のこの6バックにより元々細かったFWへのボールの供給がますます細くなってしまう。中盤の競り合いが絶望的に弱く、一対一でボールを奪われやすい横浜FCの
MF-小野信義、増田にイライラしつつもプレッシャーの弱い広島の攻めにかろうじて救われているといったところか。

 後半、増田に代えて重田、そしてファンデルフェンの投入で横浜の攻撃が機能しだす。見せるプレーはないけれどキックオフから通して警告なく相手を止め、カウンターに入る姿勢には拍手を送りたい。広島はサンパイオが上がり気味なため、シュートチャンスが増えて来る。引分け上等だけどひょっとしたら第2節新潟戦の再来があるかもしれぬ。そう思っていた。その思いは後半も残りわずか、時間にして85分くらいか・・ついにきた。重田が絶妙なスルーパスを受け広島ペナルティエリアに入る。GKと1対1。広島DFは必死になって戻るが間に合わない。打てば入る、そう見えたそのとき、重田は横にパスを出してしまう・・・何故打たない!!去年から続く横浜の伝統チキンアタックに絶望が走る。

 ロスタイム2分、これは引分けか、そう思った矢先、カウンターから広島のマルセロが打ったシュートは横浜のネットの中に。そして終了。やるせない怒りと失望でいっぱいになる。ロスタイムの失点による敗戦、引分けはこれまで何度も見てきたが、勝ちが見えた後の敗戦は本当につらい。なぜロスタイムに失点するのか、それは集中力の欠如という簡単なものではなく、敵が試合をクローズしかかってくる雰囲気を察知できないからだろう。

 攻撃するときはペナルティエリアに入ったときは必ずシュートで終わること。ペナルティエリア内でボールを奪われるとカウンターを招く。残り1分でラインを上げた横浜FCのディフェンスは非常に脆く、後は抜かれるかファールをして止めるかしかない。試合の駆け引きの弱さを克服できなければこの先も苦しい。しかし守備・攻撃とも破綻しなくはなった。今のフォーメーションは好きではないが、J2を戦う上ではベストの布陣なのは水戸や鳥栖を見ても理解できる。今度の甲府戦、どうなるかは楽しみである。

14:00~横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場 晴れ 観衆 3174人

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