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2003/07/06

日本 22-50 イングランド

0706


 国立競技場の人ごみはいつも見る代表戦とはちがう、のんびりとした雰囲気が漂っていた。スタジアムに来る観客は長閑で緊張感は無い。今年に入ってから惨敗を繰り返した向井ジャパン、これがワールドカップ前の最後のテストマッチとするのなら、もっと張り詰めないとと思うのだが。オーストラリアに行ったってどうせ勝てっこないさ。そんな諦めがラグビーファンの中にはあるのかも知れない。私はラグビーだろうとサッカーだろうと勝負事というのは勝って初めて認められるものだと思うのだが。

 スタンドはメインが7割程度、バックが1階席のみ開放でそれが8割程度、ゴール裏はごく一部のみ開放でそれが数十人程度。全体としては1万数千人くらい。私はバックスタンドほぼ中央に座る。この程度の入りならエリア指定にすればいいと思うのだけれど、指定なのでギュウギュウに詰めて座らされる。前方は恐らくイングランド人と思われる外人が集団で座っている。一般にラグビーはホーム/アウェイのサポーター区分がない。呉越同舟で座ると妙な気分がする。ラグビーにフーリガンはいないのだろうか。さすがパブリックスクールのスポーツだけのことはある。せめてセントジョージフラッグだけでも掲げて欲しかったのだが・・ラグビーとサッカーはファン層が完全に別なのだろう。

 ラグビーの試合はオッサンが見るというイメージがあるが今日は若い家族連れが多かった。5歳くらいの女の子が新しい日本代表ジャージを着て走り回っているのを見ると微笑ましい。ラグビーも時代が変わりつつあるのかもしれぬ。そのためにはもう少し強くなってもらわなければ困るのだが。

 さて試合開始。日本のキックオフ。イングランドがキャッチしたボールを奪って走りこんだはいいが、すぐに奪い返されズルズルズル。日本は防戦一方となり守備の乱れを突かれてイングランドは一気に独走。開始5分で楽々トライ。そしてコンバージョンも成功して0-7。会場からため息が漏れる。

 どこまでやるのか、いや、やられるのか。申し訳ないがレベルが全く違う。パスの精度もスクラムの出来もタックルの当て方かわしかたも。ラグビー界におけるイングランド代表というのがどれだけ強いのか分からないが、恐らくサッカーにおけるイングランド代表と全く同レベルではないかと思われる。このレベルで本当にワールドカップにいっていいのか。予選の組み合わせを見るとスコットランド、フランス、フィジー、アメリカという、
どう考えても日本には勝ち目の無い国がならんでいるのだが。

 日本はトライをとるのは無理とみるやペナルティゴールを狙う作戦に出る。しかし距離や角度が離れているためなかなかゴールにならない。うーーん。 こんなに実力差があるとノーホィッスルトライとなったり100点差ゲームになったりするのではないかと心配したが、日本は実力差がありなががらもそれなりにボールを持てている。話によるとイングランドはランやパスではなく、キックでボールを前に飛ばすチームらしいので極端な点数差にはならないらしい。その分華麗なパス回しといったラグビーの面白さは失われてしまうのだけれど。

 試合はイングランドが2回トライを決めると日本も1回トライかペナルティゴールを奪うといったペースで進む。はっきり言う。勝てそうもないのは分かった。ただ弱いのなら
弱いなりに全力でやれ、相手を潰せ、そう言いたい。向井監督の意図がどこにあるのかよくわからないがこんなにチンタラやっているようではテストマッチにすらならないと思う。

 後半になれば日本特有の暑さと湿気でイングランドがばてるのではないかと思ったが、甘かった。確かに食いつくようになってきたがマークも緩慢になりバックスへのショートパスもカットされ数十メートルの独走を許してしまう。もともと静かなスタンドはさらに静まりかえってしまう。私はバックスタンド中段付近に座っていたのだがそこですら選手のかけ声が聞こえてしまう。それも日本ではなくイングランド選手の英語が。しかも何を言っているのか分かってしまうのがすごい。

 試合はそのままノーサイドとなる。20対55で日本の負け。日本のトライは前半1回、後半1回だけだった。その他何回か蹴ったペナルティキックのうち2本がゴールとなった。イングランドはどちらかと言うと流していたような雰囲気があり、本当の実力は見れなかった。最後に選手が挨拶に来る。これだけ惨敗したにも関わらず拍手が巻き起こるのは別の意味で驚きであった。普通はブーイングだろう。勝てるのか?勝って決勝トーナメントに出場できると約束できるのか?私はそう言いたいのだが。勝てるわけが無い。最初からそう考えているのなら絶対に勝てない。フランスやスコットランドの得点ディスペンサーにされて終わりだろう。それじゃあ駄目だ。

 今の日本ラグビーは20年前の日本サッカーと同じなのかも知れない。あと10年。歯を食いしばって耐えなければならぬ。その間、強くなるためには競技人口と観戦人口を増やしていかなければならない。細かいレベルではその努力は見えるけれど全体としてはまだまだ見えない。まずはトップリーグからか。また見に来よう。

14:10~東京都新宿区 国立霞ヶ丘球技場 曇り 観衆25,000人(公式発表)

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