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2003年8月

2003/08/31

ジヤトコ 2-6 静岡産業大学

0831


 大学サッカーらしい試合。ジヤトコは大学以下か。前回の静岡FC戦と同じスコアだったのだが静岡FCほど悪くは無かった。両チームとも同じ程度のレベルだったしジヤトコもいい攻撃をしていた。まあ同じレベルと書いた時点でジヤトコにとっては屈辱だろうけど。

 前回の静岡FC戦で見せた静産大の攻撃・・2トップと2列目の2人の同時攻撃・・つまり4-2-4の状態なわけだがコンビネーションが美しく見ていて楽しい試合だった。

 もちろん粗さはある。パスミスもあるし長く続かない集中力や攻守の切り替えの遅さなど。真剣に試合のクオリティを語るのなら文句を付けるところはいっぱいあるのだろうけれど、イケイケドンドン、攻撃最優先で向かっていく静産大のサッカーは純粋に見ていて面白い。さながら仮装大会の様子を呈した応援団も面白い。大学の、例えば総理大臣杯などはこれが楽しみで見に行くようなものだから、天皇杯県予選といえど来て良かったと思う。


 その攻撃の仕方は今日のジヤトコ戦でも全く同じだった。ということはジヤトコはどうして対策を立てなかったのか。4人で攻めてくることは分かっていたはずで、だったら最初は引いて守りカウンターを仕掛ければいいのにと思うがそれをしない。 ジヤトコはディフェンスからフォワードに至るまでポジションが全体的に高めで、どっちつかずの状況。

 前半の7分と10分、あっさり静産大が先制点を奪い、早くも勝負がついたように見えたが、そこで静産大の攻撃はおしまい。学生らしく、「お互いの時間」というのがはっきりした展開で、そこから35分間はジヤトコの一方的な攻撃が続き立て続けに2得点、同点に。しかしロスタイムに静産大追加点。ここで試合は事実上終わった。後半、静産大は守りからのカウンターに入り、3得点を奪い、6-2で試合終了。ジヤトコの勝ち。

 ジヤトコは・・結局なんだったのだろう。先週の静岡FCとは違い、ジヤトコは少ないながらも組織的なサポーターがいる。彼らの応援を聞くと身につまされる。彼らの怒りの対象は審判に向けられる。審判もかわいそうだ。私から見て判定は概ね妥当で問題はないと思うのだが、彼らの気持ちを考えると理解はできる。

 思うように進まない展開、それは必然的にイエローカードの増加につながる。最初はシャツを引っ張る程度で済んでいたものが、タックルへ、そしてバックチャージへと変化する。JFLで長い経験を積んだ社会人が、高校を出たばっかりの若い学生にムキになってファールをするざまは滑稽でかつ惨めだった。ジヤトコのエース、新村は自身で1得点を挙げ、ひたむきなプレーを見せていたが、周りがついてこない。関根の2枚目のイエローで攻撃も守備もどうにもならなくなった。

 静産大はJFLに復帰する意欲を見せているが、実際はどうなのだろう。JFLに参加するには地域リーグ決勝大会の参加が必須だろうが、決勝大会への参加資格が見えない。静産大は東海リーグに参加していないので学生リーグの成績で決まるのだろうか。

 先週、今日と静産大の試合を見てすっかりファンになってしまった。大学がJFLに参加することに異議を唱える人は大勢入るが、私は認めている。是非JFLに上がって欲しいと思うし、また見たい。

静岡県静岡市 草薙球技場 快晴 観衆 約150人(推定)

2003/08/30

川崎 1-2 山形

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 いつでも点が取れそうに見えていつまでたっても点が入らず、また例によって引分けかと半ば諦めていたところにうまいこと先取点が取れたという試合。川崎は選手層が暑いと言われているけれども、結局はアウグスト様様で彼の献身的なフォローがそのまま信頼につながり2得点につながったのだと思う。

 川崎の課題-攻撃一辺倒になったときの守備の脆さは幾分修正はしてきていると思う。岡山をスーパーサブにして伊藤弘樹を右サイドバックにしたことから無理な押し上げがなくなり前線からバックスまでフィールドの全面でプレスがかかるようになった。川崎の凄いところは最近流行りのショートパスの連続でプレーを進めるのではなく、フィールドの場面場面を一つ一つ制圧しながらパスを出していくところにあると思う。フィジカルの強いサッカーというのだろうか、プレミアシップの華麗さというよりブンデスリーガのような愚直さと言った点が垣間見える。

 それを支えているのはアウグストであり、前線をすばしこく走る今野であり、2列目からパスを供給するジュニーニョであり、最後尾を仕切る箕輪であったりする。こういういい試合をするにもかかわらず観客が4千人台というところに川崎の悲しさがある。今の川崎は充分見るに値するサッカーが出来ているとは思うのだけれども、空席の目立つ(開放していないのだから当たり前だが)等々力競技場の2階席を見ると、残念な気持ちになる。

 今日の試合は最初から最後までフロンターレペースだった。必死に守る山形の選手には前回等々力で対戦したときのヘタレさは無かったけれども、一人一人の能力は残念ながら川崎には大きく劣る。

 川崎は試合のほぼ全てにおいて山形陣内でプレーをしていた。点が入らなかったのは、ホベルチのキープ力のなさ、決定力のなさに尽きると思う。こういうときは今野がマークをひきつけてくれればいいのだけれど、それは無理。フリーランニングをして点にからめば湯浅健二氏大絶賛となるところだが、残念ながらフリーランニングで終わっている。普段の今野はもっといいんだけれどね。 

 後半の山形は攻勢にでる。ただ、やっぱり雑というか、怖くない。もちろんいいシュートは何本もあったけれど、偶然の賜物という感じか。川崎のディフェンダーは安定してそうで実は安定していなく、かといってダメダメでもないといったところ。よくわからないシステムではある。川崎は我那覇を入れるもダメ。この選手は本当に使えない。

 どう考えても勝つだろうとおもいつつ、全く点が入らない展開に嫌気がさした後半35分。混戦からアウグストが至近距離でゴール。これで勝ちが見えた。さらにロスタイムで
追加点。終わったと思ったところから失点するあたりがいかにも川崎らしい。直後に試合終了だったからいいようなものの、後半終了間際に失点する癖は開幕時から直っていない。まあどこぞのチームよりはマシだが。

 川崎は強い。しかしそれは圧倒的な強さではなく、攻略されてしまう脆さがある。終始押していても勝ちきれない弱さがある。新潟に勝てないというのはその最たるものだろう。何回も同じ事を言っているけれど、結局はフォワードか。ホベルチが怖くなってくれれば昇格の可能性はかなり高い。今日、新潟が負け、広島が引き分けたことにより昇格の望みはかなり出てきた。次は大事な試合。絶対勝ちたい。

19:00~川崎市中原区 等々力緑地公園陸上競技場 雨 観衆 4,796人(公式発表)

2003/08/24

静岡FC 2-6 静岡産業大学

0825

 集中力の欠如、闘争心の欠如、もし静岡FCの将来に期待する人がいるのであれば、当分の間、チームに夢を託すのはやめたほうがいいと思う。全席無料の東海リーグや天皇杯予選ならともかく、JFL昇格を考えているのなら有料試合を開催できるクオリティに達していない。チームも選手も。横浜FCもヒトのことは言えないが、今日の試合、ダメの意味合いが全く違う。

 静岡FCは去年、地域リーグ決勝大会の惨敗でいったい何を学んだのか。サッカーの形にすらなっていない展開に怒りすら覚える。噂では新しいフォーメーションのテストをしていたと聞くが、本当だとしたらアホである。東海リーグが消化試合として残っているわけだからそちらでやればよかろう。

 試合の内容は思い出すたびに不愉快さが募ってくるが、何で惨敗したのかといえば、ボールを持った選手は他の選手にパスを出せない。他の選手はボールを持った選手にフォローに行かない。それゆえ、ボールを持つと回りをキョロキョロして静産大のマークにあい、ボールを取られるかヤケクソにロングキックを出すかしかないのである。

 守備もひどい。マークが全くなっていない。例えば・・敵のフォワードが抜けてきた、守備は自分一人である。この状況でそのディフェンダーはボールを奪いに行くのである。普通・・守備の人数が足りない場合は他のディフェンダーが戻ってくるまで敵の攻撃を遅らせるのが基本だろう。捕りにいって抜かれたらキーパーと一対一である。静産大にマークをつけないものだからフリーで打たれるのは当たり前。前半45分で3失点が何よりの証拠だ。

 試合は・・まあしょうがないとして、この静岡FCというチーム。冷静に考えてみるとナゾが多い。何をいまさらな話で自分でも恥ずかしいのだが、何かおかしい。 まず、このチームはサポーターに、あるいは市民に何を語りたいのだろうか。全く見えない。正直言って声出しサポが二人しかいないというのは不自然すぎるのだが。関東リーグ時代の栃木SC、そしてザスパ草津。JFL昇格を目の前にしたチームはそれなりの数のサポがつき、チームもそれを大切にするものだが。

 今日の第一試合の観衆は約30名。大半は静産大の家族と友人と思われる。今日はいやしくも天皇杯準決勝、地元中の地元、草薙陸上競技場である。

 静岡FCのホームページを見てもチームのビジョンが見えない。文字は書いてあるが(当たり前)、言葉がない。試合にかける意気込み、選手、監督の感想、そしてサポに期待すること。試合が終わってロクに挨拶もせずに引き上げる選手を見ているととてもJFLを目指すチームとは思えない。


 まあ・・人の勝手で他県の者に言われる筋合いはないと思う。じゃあ横浜FCはどうなのだと言われれば辛いものがある。しかし正直言ってあまりにも無気力な試合内容、チーム運営を見せられると本当にJFLに行く気があるのかといいたくなるし、J2に昇格して横浜FCと対戦するのを楽しみにしているものとしては心から落胆するのである。


13:00~静岡県静岡市 草薙陸上競技場 観衆 約30人(推定)


2003/08/23

横浜FC 1-2 甲府

0824

 手立ての見えない試合。どういう手順で攻撃を仕掛け、どういう手順で守るのか、見ていてわからなかった。行き当たりばったり、と言ったほうがいいかもしれない。 横浜FCが最近採用している3-5-2のシステム。前回の鳥栖戦、その前の山形戦でこれがある程度機能してしまったため、今日の試合も採用したと思える。

 しかし少なくとも横浜FCにおいて3バックと4バックの併用はあまりにも無理があると思う。なぜなら3バックと4バックではディフェンダーに求められる役割が全く違うから。4バックの場合、両サイドバックはオーバーラップ要員として使用できる。リトバルスキーが好んで使用するサイド攻撃はこの4バックゆえに出来ている。しかし3バックにするとディフェンダーはマンツーマンの守備に徹せざるを得ない。攻撃は一つ前のボランチに預けて展開力にかけるしかない。その展開力を期待する選手はなんと眞中。これでは厳しい。

 眞中はもともと攻撃をする選手ではない。ディフェンダーとしてハードマークをすることはできてもマークを受けることに慣れてはいない。今日の試合、多くの場合、眞中は敵を振り切ることなくバックスにボールを預けるか、サイドに流すかしていた。しかしそのパスの出し方は中途半端で多くの場合敵にさらわれゴール前をフリーにしてしまう。他の守備陣は必死に守ってはいるが、いかんせん数が足りずファールで止めざるを得なかった。

 幸いなことに今日の恩氏主審は「横浜FCの」ファールに対して非常に寛容で、特にハンドについてはすべて流すという奇特な主審であった。話が外れるが、恩氏主審は非常に多くのカードを出すことで有名で、今日の主審が彼だと知ったときは憂鬱になったものだがそれは危惧に終わった。むしろ甲府に対して気の毒なカードが目に付いた。

 甲府も今日はそれほどいい攻撃を見せていたわけではない。外池が潰され藤田と小倉が孤立して横浜に対する攻撃に無理が見えた。横浜FCの失点がセットプレーとオウンゴールで済んだのは甲府の中盤を押さえられた点が大きいと思う。逆に言うと今日の敗因は横浜FCの自滅だということだ。

 去年と比べ、今年のフォーメーションは節ごとの変更が著しい。控え選手にしてもリティはGKさえいれることを嫌がっていたのに今日の試合はなんと後藤を入れてきた。私は後藤の現役復帰はたちの悪い冗談だと思っていたのだが。そして登録上のフォワードは誰もいない。佐藤は仕方が無いにしても神野はダメなのだろうか。そして竹中は・・。

 リティの指導が悪いのか、練習場に問題があるのかそもそもチーム体勢がダメなのか、あるいはそのすべてか。競技場でしか横浜FCを見ることが出来ない私は今チームに何が起きているのかわからない。少なくとも監督を変えれば済むという問題ではないのはないだろう。

 ひとつだけ監督にお願いしたいのは、修正はいいとして根本的な戦術を変えるのはやめて欲しいということ。横浜FCの特徴はサイドアタック。それでいいではないか。相手も対策を立ててくるのは当然である。そこにオプションを盛り込んでいく。チームの成長というのはそういうものだと思う。今のチープな練習環境の中で全く異なるフォーメーションを使うのは無理だ。

 問題点ははっきりしている。戦術は開幕当時のままでいい。一対一の強さ、セットプレーからの得点を増やすこと、かつセットプレーでの失点を減らすこと。開始5分、終了前5分の失点を減らすこと。ごく基本的なことばかりだ。これができないようならどんなフォーメーションを使っても勝つのは難しい。

 まだ試合はある。負けるのはいやだが、前回の試合よりも○○の点は良くなった、こういえる内容を見せて欲しい。サポはチームを変えることはできない。負けても負けてもスタジアムに行くことができるのは未来を見ているからだ。その気持ちを消さないで欲しい。


19:00~横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場 快晴 観衆 3,265人(公式発表)

2003/08/17

川崎 1-2 水戸

0817


 3日連続の雨。等々力は屋根があるからいいけれど、これが三ツ沢だったらバックレていたかもしれない。雨は霧雨なのだがカッパを着ずにバイクに乗るとシットリと濡れる。ライダーにとっては一番いやな天気。今日の水戸は小野が欠場中なので、川崎は特に苦にすることなく勝てるだろう・・と思っていたら甘かった。

 1-2で川崎フロンターレの負け。あまりにも痛い敗戦。もっとも川崎が勝てない時は広島、新潟のいずれかがお付き合いして負けてくれるので差が広がらないで助かってはいる。

 今日はジュニーニョが累積警告で出場停止、代わりに中村が初先発。前回開始6分で初得点を挙げたホベルチと共にこの試合でも機能するようなら今年の川崎は本当に強い。もしだめなら・・・かなり苦しい。

 結論・・かなり苦しい。結局中村の意識の空回りというか気負いすぎというか、ボールが中村のところでつながらなかった。ホベルチの1トップで2列目に今野と中村がいたのだが、ホベルチにあわせようにも中村で潰されるのでどうしようもない。結局アウグストが無理やり自分で打つシーンが増えてチームとしてはバラバラだった。


 むしろ小野隆義が怪我で欠場している水戸のほうがチームとしてはまとまっていたと思う。水戸はまず守る。それは以前から徹底していたやり方で特に目新しいことではないのだけれど、アウグストとホベルチにマークをキッチリつけてしまえば川崎はなにもできないということを水戸はわかっていた。

 ボールポゼッションの大半を川崎が握っているにもかかわらず点が取れないとなると本当に苦しい。こういう試合は見ていてつまらないのだが水戸にとってはアウェイなので知ったことではない。

 結局フォワードなんだよ・・。もう口癖のようになってしまった独り言を繰り返す私。一人で強引に抜いていってしまうジュニーニョとパサーに徹する中村、あるいは我那覇。チームとして本当に必要にしている能力の差というのがあまりにも顕著で見ていて辛い。

 そして川崎ゴール前、混戦の中、マークのズレによる失点。横浜FC戦でもさんざん見せつけられた拙守。私は伊藤よりも岡山のほうがいいと思うのだが違うのだろうか。岡山はフォワードもできるというスーパーユーティリティプレーヤーなのでジョーカーとして使うつもりなのだろうが、この試合では立て直すことはできなかった。

 現在の状況が根本的に改善できない限り・・・ジュニーニョ、アウグストと同様の能力を持った選手が現れない限り、この混戦状態は最終節まで続くだろう。現在、広島が落ちて新潟が独走の状態だが新潟だってこのまま持つとは思わない。結局精神力勝負で最終節にもつれ込むという毎度毎度のJ2名物が今年も繰り広げられると予想される。川崎サポの立場としても横浜サポの立場からしても川崎には来年J1に上がって欲しいのだがそのめどは立っていない。まだ15試合以上あるわけでこの先どうなるか分からないけれど。9月3日の新潟-川崎戦がヤマ場になるのだろう。

 とりあえず・・次だね。

川崎市中原区 等々力緑地公園陸上競技場  雨 観衆 4,044人(公式発表)

2003/08/10

横浜FC 3-1 サガン鳥栖

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 選手入場の時、ゴール裏二つのグループから手拍子が出る。それにつられてバックスタンドからも手拍子が出る。あまりセンスがいいとは言えない入場行進曲とは対照的にその拍手の音は心に響いた。いい雰囲気を作りたい。別に世界一幸せなスタジアムでなくてもいい。ただ、また来ようというムードは作らなければならないとは思う。三ツ沢に一瞬だけ訪れたプレミアシップの雰囲気。定着させて欲しい。コールは・・ゴール裏もバックスタンドもメインスタンドも一体となってできるようになればそれが一番いい。

 第三クールに入ってから横浜FCの試合内容は格段に良くなった。急増しのぎの3-5-2がそれほど効果があるとは思えないのだが、結果としてフォワードにボールの供給量が増えた。大久保そしてレーマンの加入が大きいのと眞中のボランチ起用があたっている面はある。あとは恒例の試合開始直後、終了直前の失点をなくすこと、セットプレーの失点をなくすこと。セットプレーで得点することだ。これほど課題が明確になっているにもかかわらず一向に解決できないのは何故かと問い詰めたいのだが。

 前半1分、毎回のお約束の通りコーナーキックで失点して、その後ダメダメな展開にまたいつものパターンかと絶望にひしがれながら見ていたのだが、後半はチームが変わったかのように機能し出して3得点。今季初の連勝となった。

 試合のポイントは前半終了間際の鳥栖の攻勢を無失点で防いだこと。ここで失点していたら試合は終わっていた。佐藤陽彦の汚いチャージにイラついてはいたけれど、冷静に凌ぎきったことは良かった。

 そして後半、 ハーフタイムのリティのコメントには「システムを変える」とあったので期待はしていたのだが、全然代わり映えなし。前半消えていた横山は吉武に交代したほうがいいと思っていたのだが辛抱強く使い続けるリティ。わけがわからない。 これが・・・後半の20分すぎ辺りから状況が大きく変わった。鳥栖の運動量が極端に落ちてくる。前回の鳥栖スタジアムでの対戦もそうだったのだが鳥栖は基礎体力がついていないのではないか。臼井がいとも簡単に右サイドを突破しセンタリングを上げているところを見ると横浜は急に強くなったように見えてしまう。鳥栖に焦りが色濃く見える。もともとファールでしか敵を止められないチームだから仕方が無い。疲れてくるとなおの事ラフプレーが目立つ。加えて審判が全くイエローカードを出さないものだから試合は輪をかけて荒れてくる。私は早いところ点を入れて、この腐ったチームを黙らせて欲しいと思っていた。まあ横浜FCも人のことは言えないが。

 試合は負けてはいたけれど恐怖感や絶望感はなかった。鳥栖のGK、高橋範夫のわけのわからないセービングもありそのうち点が入るだろうと思っていた。

 執拗な右サイドの攻撃で、臼井はとうとう自分で鳥栖のゴールをこじ開けた。この信藤監督の置き土産は本当に頼れる人材に成長したと思う。そして2分後のマシューの逆転。鳥栖の拙攻に助けられた面が大きいが、先制されて同点、逆転したパターンはいままでなかっただけに次につながる勝利だったと思う。

 この勝利、いろいろな意味で大きい。スタジアムの雰囲気が良くなってきていること、逆転できたこと、選手が成長してきていること。課題は相変わらず大きいが、残り試合、ある程度の道筋はつけられたのではないか。次は広島戦。広島は調子を落としているだけに是非叩きたい。3連勝すれば上位との勝ち点差は大きく縮まる。ここを凌げるかどうか
は今年の成績の境目になるだろう。

19:00~横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場 快晴 観衆 3,074人(公式発表)

ジヤトコ 4-1 国士舘大学

0810


 暑い。ハンパでなく暑い。前日の台風通過で今日の気温が上がるのは予想していたけれどバイク乗りは長袖長ズボンなので輪をかけて辛い。私は高速に乗るときは革ジャン革パンツを履くが、とてもそんな気分になれずいつもの格好で沼津に遠征。愛鷹に来るといつも雨なので今日は気持ちよく見れるかもしれぬ。

 ジヤトコの主催試合を見るのは久しぶりだけれどバックスタンド側サポーターの数が激減しているのが気になる。観客にしてもせめて700人くらいは欲しい。この辺が集客を気にしなくたって存続できる企業チームの特徴なのかもしれないが。ジヤトコって富士のチームなのだから愛鷹というのはなあ。駿東地区は自家用車の普及率が高いだろうから沼津でやっても富士でやっても同じなのかも知れないけれど、栃木SCの懸命な存族活動を見ているとなんかこう浮世離れしている雰囲気がスタジアムにある。

 一時期のいきおいはどこえやら、去年は入替戦に出るほど弱体化したチーム。今年も12位と今ひとつ勢いに乗れない。メンバーはいいと思うし練習グラウンドはあるし・・横浜FCより恵まれているじゃないかと怨み言も言いたくなる。

 試合は4-1でジヤトコの勝ち。大勝した結果をもってジヤトコ復活と喜ぶのは間違い。国士舘のディフェンスが酷すぎる。所詮は学生の2軍(この言い方は語弊があるかもしれないが事実だ)で、ディフェンスラインの統率が無茶苦茶。大体同一人物(田澤)に1分間に2点取られるということは集中力が欠けているということだろう。メインスタンドから見ていたのだが国士舘の選手の怒声罵声がスタンドまで響き、まともにサッカーができる状態ではなかった。

 両チームともそれほど見所のあるプレーはない。ジヤトコ新村へのマークによって田澤がフリーとなり、チャンスを多く与えてしまう国士舘のプレーが見ていてつらかった。 国士舘は試合ごとにスタメン選手が入れ替わるのでやむを得ない面があるのだが。かっての白尾や板橋のような個性を持ったプレーヤーがJFLに出てこないのが惜しい。

 この試合でジヤトコが復活したのかどうかはなんともいえない。ただ、後期になって本田技研に勝つなど成果は出てきているのかもしれない。今後のジヤトコの戦いぶりに注目したい。

 試合終了後、会場を後にして横浜に向かう。三ツ沢で行われる横浜FC対サガン鳥栖は19時試合開始だから余裕で間に合うけれど、この暑さで風邪を引いた。鼻が止まらない。他県をまたいだダブルヘッダは久しぶり。頭が重いなかバイクを走らせる。走っていて意識が朦朧とするときがあったけれど事故は起こさず5時過ぎに三ツ沢についた。

静岡県沼津市 愛鷹広域公園陸上競技場 快晴 観衆 343人(公式発表)

2003/08/06

横浜F・マリノス 1-2 レッジーナ

0806


 まあ3万人入ったらたいしたものだと勝手に決め付けて新横浜駅を降りる。異様に多いサラリーマン姿の列を見て、今日は新横浜で何かイベントでもあったのかと。先週末のマリノスの優勝の影響もあったのだろうが横浜国際競技場は1階も2階もギッシリ埋まっていた。

 前日のレアルマドリーが傲慢と怠慢のプレーで白けさせたのに対し、今日のレッジーナは自分の立場や役割を理解していた。シュンスケを見てもらおう・・いじらしいほどのお膳立てをしてとにかく中村にパスを出す。トップ下についた中村は実に気持ちよくマリノスゴールを攻め続ける。マリノスもどこまで本気でやっているのだか知らないが打たせる場面はキッチリ打たしている。せっかく来てもらったのだから気持ちよく帰ってもらおうという配慮があったのかも知れない。

 コーナーキックはコッツァが左、中村が右を蹴る。相変わらず精度が高く、イタリアで充分通用しているのがわかる。こぼれ球に対するボナッツォーリの反応も早くてJとはレベルが違う。遊びとはいえ明らかな差は随所に見える。今年の日本サッカーはこういう親善試合が多かったけれど、見ようによっては見るべきものも多かったと思う。

 マリノスも悪くは無かった。9日のオールスターの影響だろうけれど久保や奥といったレギュラーメンバーの大半が休みというファン無視なスタメンを組んでいたにも関わらず連携が乱れることも無かったし、ステローネとボナッツォーリの二人に対してもマークを外さなかった。ただ判断力はレッジーナの方が早い。ゆっくり早く。矛盾した動作を両立させる老獪な動きは日本のチームにはないものだ。

 先制点は当然の事ながらレッジーナ。中盤が厚すぎる。一意に支配されたらマリノスは苦しい。そして優秀なフォワード。「結局それかい」と結論ずけたくなる結果に今の日本のサッカーを嘆く。マリノスも坂田一人じゃ・・PKは決めたけどね。

 後半、俊輔を見るために反対のゴール裏に移動。マリノスは奥を投入して勝ち越しを狙う。ただ力の差はどうしようもない。J1優勝チームとセリエA残留ギリギリチームでもまだこれだけの差はある。真剣勝負だったら・・。

 結局マリノスは見せ場のないままゲーム終了。1-2。仕方ないか。メンバーもレギュラーではないし。坂田が成長したなと感じられたのは良かったけれど。この試合、中村はトップ下でプレーしたけれどこのポジションでシーズンを戦うのだろうか。であればいいのだが。この日だけスペシャルにならないことを切に祈る。

横浜国際総合競技場 観衆 54,335人(公式発表)

2003/08/05

FC東京 0-3 レアル・マドリー

0805


 試合開始一時間前に降った大雨はすぐやむだろうという期待を裏切り続け、試合中を通してやむことはなかった。代々木駅でこのドス黒い雲に驚き。急いで途中下車、コンビニでレインコートとタオル、ビニール袋を買い込んでおいたのは正解だった。競技場の通路は雨で避難した観客で埋まり、窒息寸前。何が悲しゅうてこんなことに・・て

 試合の内容は最低。過去に観戦した中でこれほど落胆した試合は記憶にない。まあ私だってレアルがベストメンバーでこの試合にのぞんでくるとは思ってもいなかったけれど。

 何に落胆したのか。それは、レアルの中盤から攻撃に至る手順、特にMFマケレレやソラーリからFWフィーゴにボールを運ぶ場面で速い攻めが全くなかったこと。ベッカムは確かに中盤から右サイドにかけて攻撃の手順を作っていたけれど特に運動量があるわけではなく、ポジションチェンジをするわけでもない。レアルが攻撃をするのであればラウルがもっと球を散らしてもいいと思うのに彼自身が東京にマークを受け潰されてしまう。レアルもこのメンバーで試合をしたことはないだろうからコンビネーションに難があるのも仕方がないかもしれぬ。ついでに・・これも仕方がないのだろうけれど、東京の選手がレアルにフィジカルコンタクトを全くしない(できない?)、高校サッカーのようなヘタレッっぷりを見せたのが興ざめに輪をかけてしまった。まあレアルがフィーゴやラウル一人あたりの獲得費用は、FC東京の年間予算の2倍はいっているわけで、彼らに怪我をさせるわけには行かないのだろう。

 試合よりもFC東京のゴール裏の方がずっと面白かった。レアルに対する真剣な大ブーイングはサポーターのあるべき姿であり、この大舞台でこのようなことができるチームを羨ましく思う。まあ彼らの横でレアルコールをした子供に「帰れ」コールをするのはやり過ぎではあるが。

 なぜレアルのコンビネーションが悪かったのか。それはジダンがベンチ入りもしなかったからであろう。テレビで見るレアルマドリーの試合はジダンのジダンによるサッカーだった。船頭がいなくて船が進むかという気もする。

 まあ気迫というものが皆無だったのは仕方がないのか。試合の場面場面ではFC東京がかなり押していてどっちが世界最強だかわからなくなる。阿部、茂庭などはレアル相手に全く臆していない。レアルよりもFC東京のサッカーのほうが見ていて楽しい。もっとも試合全体の流れは完全にレアルにつかまれていた。それでいて点が入らないのだからしょうがない。

 ベッカムの直接フリーキックは見事であった。新潟の野澤はアウグストのフリーキックを止めたがこれは無理だろう。横から縦に90度弧を描いて落ちるボールははじめて見た。でも逆に言えばそれだけ。最初は優勢だったFC東京も後半はだいぶ押されはじめ、後半は守勢一方の展開。これでレアルは点を取れないのだからなにをやっているのだか。(怒)

 後半投入されたロベルトカルロスとロナウドはやる気があるのかといいたくなるくらい
緩慢なプレーを繰り返した。やってられるかといいたげなプレーには本当に怒りを覚える。

 後半38分、私は席を立った。年間100試合近く観戦しているけれど途中で観戦を放棄したのはこれが初めてだった。こんな雨の中つまらないゲームを見続けて千駄ヶ谷の人ごみにもまれるくらいなら今のうちに家に帰ってビール飲んで寝たほうがずっとマシだと思う。国立競技場の出口は続々と帰る人で混み始めている。

 千駄ヶ谷駅はまだ通常の混み具合だった。代々木から渋谷に出て東急線で横浜に帰る。自宅についたのは夜10時すぎ。まあそんな試合もあるさ。明日のマリノス-レッジーナは楽しめる展開になることを祈りつつさっさと寝た。

国立霞ヶ丘競技場 雷雨 観衆 54,268人(公式発表-チケット完売)

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