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2003/09/28

横浜FC 2-5 川崎

0928


 結果だけ見れば前半は横浜ははいい戦いをしたように見える。しかし実際は少し違うと思う。この試合、川崎は横浜とは戦っていなかった。誰と戦っていたのかと言うと、審判である。それは次節の新潟戦、累積警告を出すことなくベストメンバーで戦いたいがためにハードコンタクトをかけられないでいたように見えた。

 私はこの試合、アウグストは出ないのではないかと思っていた。アウグストはイエローカードが累積3枚で次に貰うと出場停止である。川崎は選手層が厚そうに見えるが実際はそうではない。石崎監督の方針なのだろうが、スタメンが完全に固定されており、試合感のある選手は今日のスタメンプラス5人前後しかいない。攻撃はジュニーニョからホベルチへ一本、ディフェンスは伊藤、渡辺、箕輪におまかせ。その間をアウグスト、長橋、山根、今野が走りまわるという分業体制だ。だからこの試合でレッドカードや累積警告を貰うと次の新潟戦は大きな穴があく。それゆえに川崎のフォワード陣は積極的に前に出てこれなかったのだろう。

 それでも川崎は横浜程度が相手だと代わりの選手がなんとかしてしまう。前半、山根の放ったミドルシュートはそのまま横浜ゴールに放り込まれあっさり先制。横浜FCは上位チームが相手の試合はまずひいて守るので、対戦チームは遠目から積極的に打つ。新潟も、広島も前回の川崎もそうだった。崩されて失点というのならばまだ諦めもつくが、ロングシュートや直接フリーキックがこうも簡単に決まってしまうのではサポーターはやりきれない。

 またこのパターンか、とやや諦めの形で見ていたが、その後は崩されるわけでもなく、淡々と時間は過ぎていく。といっても別に横浜FCがよいわけではない。どっちつかずの展開で、強い逆光のバックスタンドにはかったるさを伴ったけだるさが漂ってくる。。

 川崎は前回等々力で対戦した新潟戦の悪夢が脳裏に焼きついているのだろう。審判のせいで試合が壊された恐怖はなかなかなくならない。この横浜戦、万一落とすことがあればそれは今シーズンの終了を意味する。ディフェンスさえ固めていれば失点することはない、横浜の自滅を待てばよいと考えたのではないだろうか。

 川崎はやや引いて守っていたため横浜の攻めを許してしまい、かえってPKを取られてしまう。おかしな展開で、攻めきれない守りきれないという川崎の状態は分からなくはないが、年間を通じて両方とも見ている身にとってはついイライラしてしまう。

 前半終了間際になって審判の癖もつかめたのか、ジュニーニョやホベルチに勢いが付きはじめる。彼らが積極的に前に出れば中盤もスルーパスを出しやすい。この連携、積極性が川崎フロンターレと横浜FCとの絶望的な違いで、きちんと機能すれば横浜FCは川崎に勝つのは難しい。横浜FCにいいたいことは、パスを前に出して欲しいということ。ショートパスは常に横か後ろ。前に出すときは一か八かのロングキックかサイドからのドリブルでは敵のゴールまでたどり着けないだろう。

 戦力に差はあるけれど横浜の選手の意欲は高かったと思う。ボールを奪われてもあきらめないで奪い返す気持ちは随所に見えたし、トップの城にとにかくつなごうという目論見も垣間見えた。小野信はまだまだパスが不正確であるが、そのうちの一本が城に出た。難しいシュートではあったがこういうパスを決める城はやはりチームの中では飛びぬけている。

 しかし試合はここで終わる。眞中の2枚目のイエローカードを機に試合は崩れた。敗因は選手でも審判でもない。リトバルスキー監督の交代ミスである。

 リティの采配は気まぐれというか、感情的というか、論理性を欠いたものが多い。眞中の退場のあと、入ってきた選手はレーマンと北村。つまりフォワードの選手である。退場したのはディフェンスだ。数的不利な状況の中、ディフェンスを欠いてまで攻撃に出る必要はあるのだろうか。はっきり言うと横浜FCの選手は1対1ではジュニーニョは止められない。ジュニーニョだけではない。アウグストだってそうだ。使えない我那覇をフリーにさせてジュニーニョにパスをやすやすとださせてしまう。これで勝つのは無理だ。

 わからない交代はなおも続く。81分、なんと後藤を投入。この理由がわからない。すでにジュニーニョにハットトリックを決められているのである。この場面で欲しいのはボランチ、できれば高木が欲しかった。控えがフォワードばかりで守備が安定できると判断した理由を私は知りたい。

 2-5で横浜の負け。まあ試合前から大体の予想はついていたが、今の横浜FCの問題は戦力的なものではない。冷静な指揮官、あきらめない選手たち。お金とは関係ない部分で建て直しを求めたい。


14:00~横浜市港北区 横浜国際総合競技場 晴 観衆 1,851人(公式発表)

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