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2003/10/26

ジヤトコ 1-0 FC京都1993

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 試合会場では特に変わった様子は何も無かった。数名のサポーターが入口で署名活動をしていること位で
他は数ヶ月前に見た愛鷹の試合と同じ雰囲気だった。ボランティアの人たちは愛想よくチケットを売り、モギリをしてくれた。ただ、「こんにちは、ありがとうございます」その挨拶に心なしか思いつめたような、あきらめのような口調は感じられた。一体何の関係あるのかわからないが入口で熊のプーさん膝掛けタオルを貰いスタンドに入る。今日を入れて残り2試合のジヤトコのホームは格別に人が多いわけでもない。閑散としたスタンドに腰掛ける。何もかもが普段どおりだった。ピッチではジヤトコのユニフォームを着た子供達がフェアプレーフラッグを掲げて行進の練習をしている。スピーカーからはJFLの競技方法、順位の計算方法の説明がいつものように流される。しかし降格や入替戦についての説明はなかった。よく晴れた富士総合運動公園陸上競技場はのどかな雰囲気に包まれていた。すぐ近くに富士山が見えるのどかな日曜日だった。

 私はメインスタンドアウェイ側、ちょうどFC京都のサポーター席の後ろに座った。別にジヤトコが嫌いなわけではなく、アウェイ側に座れば順光で見やすいからである。アウェイサイドなので人は少なく落ち着いて見れる。

 選手入場。試合に先立ちジヤトコ新村選手のJFL100試合出場の表彰がされる。初出場は第1回JFL第1節のソニー仙台戦。初得点は同じく第2節、横浜国際総合競技場での横浜FC戦。もうあれから5年が経ったのだ。表彰後、リードキッズと一緒に記念撮影。ジヤトコの選手はみんなにこやかに笑っている。もうすぐチームがなくなるのにみんな笑っている。子供達も嬉しそうに笑っている。6年前、怒りに満ちた三ツ沢球技場のあの光景とは全く対照的すぎる光景だった。

 試合が始まる。前半は京都が攻める。ジヤトコはディフェンスがしっかりしていて破綻することもなくきちんと守る。そしてジヤトコのカウンター。攻めは両サイドに散らしたごくオーソドックスな攻撃で、ミスもなくボールはつながる。しかし京都のディフェンスラインはしっかりしていてシュートまでもちこめない。京都はディフェンスを非常に高い位置につけている。それもセンターラインまで上げている。そこでオフサイドトラップをかけるというリスクの高い守備でこれが機能してしまうのだから恐れ入る。ジヤトコは攻める手立てを失い、こう着状態のまま0-0で前半が終了する。

 後半、今度はジヤトコが攻める。ジヤトコ新村が京都のオフサイドトラップをどう破るかがポイントとなる。何度も何度もいい攻めを繰り返し、66分、新村がゴール。1-0となりジヤトコが圧倒的に有利となった。FC京都の欠点、それはスタミナのなさ。横浜FCにも言えることであるが、体や精神力が持たないのだ。負け負け負けの試合を続けていることも原因であろうが、勝ち越されるとそこで戦闘意欲が失われてしまう。時間もあと15分以上あるのに攻めが淡白になり、続かない。ジヤトコもさらに攻めるが追加点は奪えず、そして試合終了。


 試合が終わった。選手は挨拶をして引き上げる。観客も引き上げ始める。そこでアナウンスが流れる。次の試合の日時、場所、対戦相手。そして次のホームゲームの日程。今日の試合の放送を一貫して担当した女性が落ち着いて話し始めた。「ジヤトコサッカー部は今年度をもって活動を終了します。次のホームゲームがジヤトコ最後のホームゲームとなります。先着順ではありますがプレゼントを用意してお待ちしております。皆さん、是非お誘い併せの上、いらしてください。ありがとうございました。」

 多分、私がジヤトコの試合を見るのは今日が最後だろう。来年、ジヤトコの後を受け継いだ市民クラブが誕生できるのかは私にはわからない。署名運動で用意された紙にはJFLより下のリーグからはじめるということらしいから、誕生したとしてもジヤトコとは何の関係もないクラブなのだろう。少なくともベルマーレ平塚を支えたフジタが撤退して市民チームとなった湘南ベルマーレとは全く状況が異なる。そういう意味ではジヤトコサポーターが声を上げて主張する「ジヤトコ存続運動」というものには強い違和感を覚える。この落としどころをどう考えるのか、私には見えない。ただ頑張って欲しいとは思う。他人事ではあるが、具体的な行動を起こすのであれば、ホームページにバナーを張って終わりとするのではなく、募金をするなりグッズを購入するなりのことはしてあげたい。

 今月の観戦は今日で終わり。来月は1日からスペイン・ポルトガルに遠征である。

富士総合運動公園陸上競技場 快晴 485人

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