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2003年12月

2003/12/27

FC京都1993 0-5 群馬FCホリコシ

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 「残るんや」と掲げたボード。きちんとホームアウェイを意識した選手紹介、JFLとしては決して少なくない数のサポーター。JFL残留という願いを最大限に表したサポーターの気持ちも裏腹に、切れてしまった集中力は最後まで持たなかった、というのがこの試合の感想。

 前の試合、1点差で負けた京都にとってはまず同点にすること、ということが最大の目標であったはずだ。前半はそれが意識できたと思う。右サイドからの攻めが多く使われていて、クロスも何本も入った。大きなチャンスも2,3回はあったと思う。このうち1本でも入っていれば状況はまだまだわからなかった。

 その意味では試合の価値は前半がすべてだったと思う。というのも今日の試合のグラウンドはメインスタンドから見て右サイド、つまり京都ゴール側のコンディションが非常に悪く、京都は前半のうちに点を取る必要があった。しかしボールがポストやバーを叩くなど運も無く、逆にホリコシにカウンターのチャンスを与えてしまう。

 勝負を決めてしまったのは前半終了間際。ホリコシがPKを得る。(PKの理由は不明。雪が激しくてプレーの詳細が見えない)、これが難なく決まり、1-0で前半終了。前節と併せて2-0となり、この時点で事実上ホリコシは昇格を決めたといって良かった。

 前回のジヤトコ戦でも書いたけれど、京都の戦術の特徴はディフェンスラインが非常に高いこと、かつ体力や集中力がないこと。この2点は今日の入替戦でも顕著に見られた。ディフェンスが上がるので確かにオフサイドは取りやすい。事実ホリコシは何度もオフサイドに引っかかった。しかし、所詮は弱小チームの小手先のプレーにしかすぎず、群馬は両サイドに開いて京都のディフェンスの裏を抜けてしまう。このため群馬は何度もフリーのチャンスをつくり、点を取ることができる。後半4点も取れたのはこのため。ディフェンスラインが高いため、キーパーも前に出ざるを得ない。キーパーが前に出たところを群馬のフォワードにループシュートを打たれる。慌てて戻りボールに飛びつき、何度もネットに絡んでしまう様は哀れでもあった。選手の技術もあるけれど、京都の戦術の立て方はやはりおかしい。

 技術がない、戦力がない、この現実の中でサッカーをするのであれば、まずマンマークをきちんとし、決してフリーでシュートを打たせないこと、これが第一の基本であろう。これができないチームがオフサイドトラップを使おうとは笑止と言っていいと思う。JFLにおける京都の最下位は早くから決まっていた。私がジヤトコ-京都戦を見に行ったときは静岡FCが偵察に来ていた。つまり、今回の地域リーグ決勝大会に出るチームはFC京都の戦いぶりを早くから理解していたわけで、この点に対して何の対策も立てずに入替戦を迎えれば今日のような戦いになるのは分かっていたはずだ。しかも群馬は決勝大会で6試合も戦っている。試合感を維持すると言う点でも京都は群馬にハンディを抱えていた。

 来年の京都は厳しい。地域リーグ決勝大会の関西枠は一つ減り、残った一つをアイン食品と争わなければならない。さらに紀北蹴球団が昇格し、11チームとなる。その中で勝ち抜くのは容易ではない。しかし、京都の場合、JFL昇格を目指すのであれば、選手一人一人に有料試合を行なうだけの意思がなければならないと思う。お客様からお金を取って試合を見せるという意味がわからなければ仮に再来年にJFLに昇格したって続かないだろう。それはザスパ草津や群馬ホリコシにも同じことが言える。

 来年のJFLは久しぶりにJリーグ昇格を目指すチームが出る。モチベーションの高いリーグという意味では来年が楽しみなJFLではある。

園部運動公園陸上競技場 雪 331人(公式発表)


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2003/12/14

名古屋 1-0 横浜FC

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 あんまり負けた気がしない。悔しいというほどのものは無いけれど、惜しかったなあと思う。いろんな要素が横浜に味方して、それが最後まで生かしきれなかった、そういう試合だったと思う。

 試合内容は90分間にわたって横浜が主導権を握り、ほぼ攻め続けた内容だった。1対1で競り勝ちボールをつなげていくサッカーは普段のリーグ戦では創造できないものであり、にわかに信じられない出来だったと思う。

 横浜FCが善戦したのは河野とマシューのディフェンス-ボランチラインが非常に機能し、ウェズレイを孤立させたこと。名古屋は平山まではボールがつながるのだが、そこで横浜にカットされてしまう。逆に横浜の速攻はすばやく、サイドの横山からのセンタリングが横浜の得点チャンスを稼ぎ出す。そのセンタリングを受ける内田はボールコントロールがすばらしく、彼の能力は小野信義を越えたのではないかとも思う。前回の福岡教育大戦、ノーザンピークス戦でも内田は才能の片鱗を見せ付けつつあったが、もう完全に一人前のフットボーラーになっている。

 惜しいのは増田がそのチャンスを生かせなかったこと。彼と彼のファンには申し訳ないが、正直言って限界を感じる。FWの能力不足はどのチームも顕著であり、そこに下位チームがつけいる隙があると思うのだが、横浜FCで評価できるフォワードは残念ながら城一人である。

 いい試合だったと思うけれど、あくまでこの試合はカップ戦であり、通常とは違う位置づけであることは意識しないといけないと思う。横浜FCが名古屋に善戦したからといって、横浜FCの能力が上がったわけではない。市立船橋がマリノスに善戦したからと言って、同じ実力を持っているわけではないのと同じことだ。

 サッカーは実力が上のものが勝つとは限らないのは試合におけるモチベーションの差が露骨に結果に出るからである。よく、モチベーションと「やる気」を一緒にしてしまうことが多いが、この両者は全く違う。モチベーションとは「動機付け」のこと。プロサッカーの試合における動機付けとはその試合をやる意義がどこまで見出せるかと。格下相手に試合をする動機付けを見出すのは難しいが、格上を倒す動機付けを探すのは容易い。だからカップ戦は得てして均衡した試合になるし、そこが面白い。

 横浜は初めて対戦するチームには大抵善戦する。京都も仙台もセレッソも福岡も札幌もそうだった。初物に対する動機付けは高いものを持っているのかもしれない。そう考えると今日の試合の結果を評価していいのかどうかは来年まで待たないといけないが。

 今年一年、期待を持ちつつも大きく裏切られた結果だと思う。それが来年はどう修正されるのか、楽しみにはしたい。あまり過度な期待をもつものではないと思うけどね。横浜FCのシーズンは終わった。また来年、開幕を楽しみにしていましょう。

トヨタスタジアム 晴 1508人


2003/12/07

横浜FC 5-0 福岡教育大学

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 1回戦に続き今回も5-0で大勝。内容はとてもほめられたものではないが。この試合、多くの人が不満に思っているだろうけれど私としては、こんなんものだろうと思っている。理由は後述するが、なんでこういう試合になっちゃったんだろうという点を考えてみる。

 以前にも書いたけれど、横浜FCの最大の欠点は以下の2つ。

  ①1対1に異常に弱い。
  ②セットプレーが壊滅的にヘタ。かつ相手のセットプレーから簡単に失点してしまう。

 つまり、場面場面の局面でプレッシャーをかけられるとボールを横か後ろに出すしかない。もし格上のチームが相手ならば、敵が攻めて来る前に開いたスペースにパスということもできるのだけれど、格下チームが引いて守ってしまうと攻めてがなくなってしまう。

 今日の試合、こうあるべき論で語るのであれば突破力のある選手をフォワードに入れて、敵のボランチを抜いた後で最終ラインの裏にボールを通しすべきだった。そこでもう一人のフォワードか2列目の選手がシュートを打つ、ここで敵のディフェンスがファールをしてくれればフリーキックの名手が直接ゴールを狙う。このコンビネーションが欲しかった。もちろん今の横浜にそんな選手はいない。だからこういう試合になってしまう。

 川崎フロンターレの強さはここにあった。ジュニーニョの突破力とアウグストのフリーキック精度が極めて高く、まさに横浜FCと正反対。それゆえに川崎の弱点も横浜と正反対であり、イケイケのアクティブサッカーがディフェンスラインに穴を作り失点しまう。それゆえに勝ちきれない試合が出来てしまった。川崎は横浜FCには負けなかったが、勝ちきれもしなかった。その原因はそこにある。

 結局は創造力とコミニュケーション能力、普段の練習態度。「美しいサッカー」を期待するのであれば、この点を鍛えるしかない。しかしそれは一朝一夕でできるものではない。練習態度一つとったって、オシムサッカーが今の横浜FCにできるかと言えば絶対に無理だろう。

 アマチュア相手なら満足するサッカーが可能かと言えばそういうものではない。アマチュアとは言え彼らの年齢はサッカー選手として全盛期であり、横浜FCの何人かの選手よりも年上だ。いやしくも県代表である。それが守って引かれたらそう簡単に突破できるものでもない。その期待するサッカーが簡単にできるのであれば横浜FCは2部リーグにはいない。

 ようは「しょうがない」のだ。格下相手に王様サッカーが出来るほどチーム力ができていない。そしてそれは横浜FCだけではない。そもそもカップ戦というのはえてしてそういうものなのだ。他のチームの試合結果はあまり注意していないが、2試合合計で13-1というのは横浜FCだけだろうと思う。山形などは高校生相手に延長戦に持ち込まれている。

 この試合をどう評価するか。「こんなんじゃ次にはつながらないよ」という声は多い。しかし私は「こんなものだろう」と思っている。それは何故か。 次につながらないというのであれば、美しい勝ち方をしたって次にはつながらない。何故なら1、2回戦と3回戦では相手の位置づけが全く異なるから。1、2回戦は強者のサッカー、3回戦は弱者のサッカーをせざるを得ないということだ。つまり3回戦は守りを意識したサッカーをしなければならない。

 横浜FCが3回戦を戦う上でのキーワードは「自分達のサッカーをさせてもらえるか」ということ。名古屋が横浜を見下してくれて、名古屋自身の戦術で戦ってくれれば勝機はあると思う。それならば横浜は名古屋のサッカーを消せばいいから。そういうサッカーが楽しいかどうかは別だと思うしリトバルスキーの性格を考えると横浜もイケイケサッカーをしそうなきもするが、同じ意気込みで戦えば勝ち目はない。それは1,2回戦の時の意気込みとは全く違う。

 J2最終節、川崎対広島の試合後、広島の小野監督は一言だけ言った「最後にやっと自分たちのサッカーをさせてもらった」と。結局はそこに尽きる。広島から勝ち点を奪うのであれば、そういうサッカーをするしかない。横浜FCに必要なのはそういう考えができるかどうかだ。王様サッカーができるかどうかではない。恐らくリトバルスキが理想とするサッカーとは程遠いものだとは思うけれど。

 今日の試合、後半開始から試合終了まで拙攻にあえいでしまった。多くの人が非難しているのはその点であろう。私はそれでも「勝ったからいいんじゃないの」と思っている。もちろんほめるものでもないが。守って固めた相手からきちんと点をとり無失点に抑えた。1、2回戦の結果から次につながるものがもしあるのだとすれば、そういう実績だと思う。経過ではない。

 実を言えばそもそも私はカップ戦については経過は全く意識していない。すべては結果でしか判断していない。格下だろうと格上だろうととにかく勝て、PKでもオウンゴールでもなんでもかまわない。勝つという事が次につながる唯一の手段だと思う。その結果が優勝なのではないか。次の名古屋戦はそのあたりに注目してみる。

三ツ沢競技場 晴 1508人

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