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2004/03/06

横浜F・マリノス 1-1 磐田

0306


 2004年のJリーグがいよいよ始まる。開幕1週間前の今日、各地で親善試合が行なわれた。横浜FCはヴェルディと、川崎フロンターレはザスパ草津と、FC東京は湘南ベルマーレと。それぞれ魅力的なカードで私自身、心が動くのだが意を決してゼロックススーパーカップを見に行く。調整の色合いの濃い練習試合よりも公式戦の方が試合の価値は何倍も高い。ちなみに親善試合の勝ち負けは公式戦とはあまり関係はないので注意したほうがいいと思う。負けた場合は原因の追究と修正ができていいのだけれど、勝った場合はこれでヨシとしてしまう場合が多い。横浜FCは練習試合で負けがないのでこの辺りが気になる。

 ゼロックススーパーカップを見るのは今年で3年連続3回目。今年はマリノス対磐田という実に面白みの無いカードで、これが他の親善試合と天秤にかけてしまう理由でもあるのだが、両チームともJ1の中でもレベルは高いわけで見る価値は充分にある。

 試合前の国立競技場は正月を思わせるようなマッタリとした雰囲気が漂っていたのだが、マリノスのJ1総合優勝までの映像がオーロラビジョンに表示されると磐田サポからブーイングが始まる。そりゃそうだろう。開幕戦でコテンパンにされて、最終戦で逆転負けをかっさらわれた映像がこれ見よがしと延々に流されれば不愉快さが募る。粋な演出をするものだ>日本サッカー協会。

 続いて磐田の天皇杯優勝の軌跡が始まる。するとマリノスサポの一人が大旗をスクリーンに被せて見れないようにする。磐田からは輪をかけてブーイングが出る。試合開始を前にしてテンションが最高潮に達する。こういう光景がゲームには必要なんだと思う。殺伐としたサポーター達。ラグビーを見ていて今ひとつどうにかならないのかと思うのは、ノーサイドの精神が試合中を通してスタンドに漂っていて、ゲームの激しさと裏腹なマッタリ感と付き合わなければならないからだ。敵は潰す、これを運営、サポの両面から見せることができたらスポーツ観戦はもっと楽しくなるだとう。

 今日の試合の見所は次の通り。

 ・マリノス:安と久保のツートップがどこまで機能するのか。
      :復帰した田中の出来、怪我から回復した松田と波戸の出来。
      :新加入した中西の出来。

 ・磐田:特になし。強いて言えば中山が出ると出ないのではどう違うのかといったところ。

 スタメン紹介が始まる。マリノスの、奥がアナウンスされると磐田から非常に激しいブーイングが巻き起こる。03年最終節、優勝に手が届くところまで来た磐田を地獄の底に叩き落とした奥は磐田サポにはもはやかってのチームメイトという意識は無い。激しい憎悪を感じさせる。

 風が強く吹く中でキックオフ。ある程度予想していたが、パス・コンビネーションとも両チームあまり良くない。マリノスは安、久保の二人のフォワードが、磐田は藤田・名波の二人のトップ下がそれぞれパスを受けることが出来ない。磐田の場合、ひょっとしてこれが戦術なのかも知れないのだが、両サイドの西と服部の両サイドがボールをもって駆け上がる。ここからフォワードに対してクロスが上がる様は、これはこれで見ていて面白い。しかし中盤の二人(藤田と名波)が潰され役に徹しているので攻めあがる際のコマが足りない。前半はどちらかというとマリノスよりの展開が続く。

 プレーヤー一人一人のレベルは高い。パスの受け渡し一つとってもいつもの試合とは違う。それゆえにつまらなさ、ものたりなさもハッキリする。久保と安にボールがつながらないから点が入らないのだ、と素人目でもわかる。その原因は・・と考えると楽しい。中西のカットはOK、奥は少し雑、この辺か・・と。これがJ2だとボールを掻っ攫われたのはパスがヘタクソで相手に渡らなかったのか、単にパサーがチキン野郎なだけなのか、相手が上手すぎるからなのか、とりあえず戦術として相手に攻めさせようとしただけなのか(これはないだろうが)、はっきりしない。

 いつもながら前線にパスが出ない試合はイライラする。ディフェンス周りでボールを回
さないだけマシであるが、中央で人が動けていないので得点が入る気配が全く無い。今日の国立競技場は風が強い。バイクで来たとはいえ顔に冷風が強くあたりトイレに行きたい。それ以前にもう帰りたい。そう思っていたところでハーフタイム。

 後半開始、前半と似たような展開が続き、同じようにイライラして見る。試合の流れが変わったのはマリノスの先制点だった。福西が奥を突っかけてPKを与える。これを奥が決める。点の取れない試合でこのPKは痛いが仕方が無い。しかし見ているほうからするとこれで面白くなる。磐田がどう攻める手立てを変えてくるのか、推理するのもヨシ、見て楽しむのもヨシ、いろいろ楽しめる。

 磐田は中山を投入した。これでボールの試合するエリアがマリノスサイド内に変わる。磐田は何が何でも中山に出す。中山は意地になってボールを追い、ゴール前まで繋げる。その大半は点に結びつかなかったが、一人のプレーヤーの投入でこうも展開が変わるのかといういい見本になったと思う。

 その意地の攻撃が身を結ぶ。中山に引っ張られて左サイドが空く。そこに福西が飛び込んでマリノスゴールにボールを蹴りこむ。1-1の同点。もはや戦術というものではなく、絶対にこいつらには負けないという意地の張り合いが生んだ結果だろう。

 私はこれで試合は「手打ち」になるだろうなと思った。公式戦とはいえ、開幕前の大事な時期、ケガをしたくは無いだろう。調整の意味合いで言えば磐田・マリノスとも、75分間で収穫と課題が見えたのだ。

 双方惜しい展開が見えつつもそのまま試合終了。PK戦で磐田の勝ち。PK戦はカップ勝者を決めるだけのものだから他チームサポーターにとっては意味が無い。PKは磐田が難なく決めて磐田がスーパーカップチャンピオンになった。表彰式はパスしてスタジアムを後にする。

 試合全体の感想で言えば、マリノスの新加入選手の動きがまだ効果的に見えておらず、ディフェンス、オフェンスともちぐはぐな印象を受けた。中西-奥-久保、安の縦のラインがつながればマリノスは今年も優勝できると思う。それができるかどうかはやってみないとわからないが。J1開幕戦はマリノス-浦和である。見たいと思うがJ2開幕戦とぶつかってしまったのが痛い。次のマリノスの観戦はアジアチャンピオンズリーグ第3戦、城南一和戦である。

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