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2004/04/03

横浜FC 2-2 水戸

0403


 宇都宮市内で餃子を食べていたためスタジアムに着くのが予定より遅くなってしまった。水戸対横浜の試合を栃木でやれば客なんてこないだろうとタカをくくっていたら意外や意外、観衆2000人強。3年前の同じ時期、水戸とやったときは1550人だったのだから、水戸も着実に客を増やしていると言える。横浜は大丈夫かと思う。月末は川崎戦なのになんの集客イベントも企画していない。テンプレ化された神奈川ダービーなんて無意味なのに。危機意識がないと思うのは私だけか。

 天気は快晴。そしてバックスタンドは芝生席。同乗者3人を乗せて車を運転してきた身になってみると寝ていたいね。これが栃木SC戦だったら寝ていたかもしれない。そのく
らい晴れた日の芝生席は気持ちいい。

 横浜FCの試合は開幕戦以来で今日が2試合目。開幕戦勝利の後2戦連続で引分けだったので今日は勝ちたい。しかし、今年の水戸の3試合連続引分け、そしてここ数年の横浜と水戸との相性を考えるとスコアレスドローか、と予想する。両チームの得点はせいぜい1点。0-0、1-0、0-1、1-1のどれか。フォワードに的を絞った放り込みサッカーの予感がプンプン匂う。水戸の、相手にボールを持たせてわざと自陣内まで攻めさせる、という試合を見ているとイライラする。その戦術が的を得ているのだからなおのこと性質が悪い。

 試合結果はいい意味でも悪い意味でも裏切られた。2-2の引分け。横浜FCが水戸から2点も取ったことは驚いた。追いつかれてかなり凹んではいるけれども。

 何故2点とれたのか、そして何故追いつかれたのか、その理由を考えてみる。2点とれた理由はサイドの大友のビルドアップが功を奏したこと。それが逆サイドの臼井、中央のジェフェルソンと効果的に相まってうまくマークを外すことができたことが理由だと思う。

 以前の横浜FCはサイドから上がろうとしても、敵はあらかじめ両サイドにディフェンダーを配置し、そこで止めてしまった。横浜FCはそこからボールを前に運べず後ろに下げたり横に出したりしてボールを奪われ、高い位置からカウンターを喰らってしまった。

 今日の横浜FCは自ペナルティエリア前でタメをつくり、センターライン近くまでボールを運んだ後、そこから両サイド、特に大友の側にパスを出した。ツィードのディフェンス力、マシューのキープ力、そして大友のサイド突破力、そして最終パサーとしてジェフェルソンがいる。こぼれだまを小野智吉、小野信義が拾える。その組み合わせの妙が2得点に結びついたのではないか。少なくとも今年のリトバルスキーの試合の組み立ては大いに成功している。

 大友だけではない。サイドへのパス出しが効いているのは中央を組む内田の展開力だって見逃せない。この内田は、横浜FCがやっと自前で育てたと言っていいほどの成長を見せていると思う。何故、彼をもっと評価できないのかと思う。

 ジェフェルソンばかりが評価されている気がするが、決してそんなことはないと思う。どうやってフォワードまでつなげられたのか、その過程を見てもいいのではないか。 

 ではなぜ2失点を喫したのか。それはその効いていた選手-大友、ツゥイードを変えてしまったから。中盤のタメが張れなくなり、中央から、あるいはコーナーからセンタリングが上がったときにマンマークが甘くなってしまったから。それが原因だと思う。もちろんその失点の原因はまだやれるにもかかわらず勝手に選手を交代させた監督代行にあるのだが(ツィードは怪我が原因だと思うけど、ドクターも見せずによくわかったと思う。できは悪くなかった)。

 2-0で後半20分すぎまでリードし、そこから追いつかれるとしんどい。でも、これは守りきれなかったのではなく、負けていた水戸がパワープレーに出たときにはじめて中央から攻撃したのが功を奏しただけともいえるのではないか。ツィードは前半で交代したのだ。ツィードが交代した直後から中盤を攻めていたら横浜はもっと早く失点していただろう。前半から後半始まってすぐの間は水戸の攻撃はサイドオンリーでツィードが交代してもその影響は出なかった。その意味で考えればなるべくしてなった引分けだと思う。悔しいけどね。

 試合後の夜から現在にかけて横浜FCサポーターがいかに落胆しているかは各サイトを見るとよくわかる。リティの正念場、瀬戸際と言う人もいる。しかし私はそんなに落胆することはないと思う。試合の一場面、一場面はきちんと組み立てられているのだ。試合をよく見て欲しい。ボールは前へ前へと動いているではないか。ディフェンスだって機能しているではないか。強くなっているのだ。

 試合が苦しいのはそれだけ相手との実力差がつきにくくなったということだろう。J2の標準の戦い方というのは進歩しつつ、かつ確立している。守って守って縦一本というバレーボールサッカーから、相手のスペースを消して奪ってカウンターという世界標準とも言える戦術に切り替えてきている。大宮も湘南も山形も水戸も。だからチャンスなんてあまりない。少ないチャンスをキチンと決められるフォワードを持っているか-横浜で言えばジェフェルソンか-。そのフォワードにパスを出すルートを複数確立できているか。そういう些細な一歩が相手より上回ったとき初めて勝てるのではないかと思う。今年のJ2で引分けが多いのはそれが原因だと思う。技術的な巧拙は別として戦術的な面白さ面白さというのが今年のJ2にはある。それを面白いと感じるのには少し年季がいるけれど。


 もう少し落ち着いて気長に見よう。サポーターが苛立っていては選手のモチベーションを落とすだけだと思う。よくなっている、その事実をもって次の試合に臨めばよいのではないか。

栃木グリーンスタジアム 観衆:2019人

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