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2004/04/07

横浜F・マリノス 1-2 城南一和

0408


 水曜夜の三ツ沢球技場でやる試合に来るのは、よっぽどサッカーが好きな人たちと相場が決まっている。ましてや相手が韓国のクラブチームであれば、普通はアウェイサポーターなどこない。普通はね。しかしこの日、三ツ沢球技場に来た人たちを唖然とさせたのは、のアウェイ側のバックスタンド、アウェイ側のゴール裏をギッシリ埋めた城南一和サポーターであった。

 J2開幕戦の横浜-仙台戦もアウェイゴール裏を仙台サポーターが埋めたが今日は密度が違う。そして異様な雰囲気・・・殺気だったホーム側とのどかに談笑するアウェイ側、そしてアウェイ側の殆どが日本人という事実。今までに経験したこともない臭い空気が場を包む。バックスタンドに緩衝地帯を設けて正装で警備をする清水スポーツの警備員のものものしさ、その警備員の緊張した顔つきとその顔のあどけなさ、そのアンバランス。本来殺気を放つ側と迎え撃つ側が逆になるシチュエーションに私は戸惑っていた。

 その理由は私はよく理解している。このクラブの実態を私はソウルで充分に体験してきたから。ようは統一教会が三ツ沢に襲来したのだ。

 「城南一和」韓国名ソンナムイルファ。「城南」とはソウル近郊の地名。一和は韓国で朝鮮人参や清涼飲料水を販売する企業名である。母体は統一財団。私は学生時代、統一教会に嵌ってしまった友人と大喧嘩をしたことがあるのでこの一和という企業もなじみが深い。もっともサッカーで再びかかわるとは思っても見なかったが。

 城南一和の試合を見るのはこれで4試合目。国立のA3カップ、ピースカップが2試合、そしてこのACLである。正直言って勘弁して欲しいのだが、それなりに見所があるため、会社を退社してすぐに三ツ沢に直行する。


 見所とはもちろんマリノスの安貞桓と柳想鐵の2人が韓国チーム相手にどこまで本気を出してくれるのか、ということである。韓国人のスタミナの豊富さは日本人のそれを大きく引き離しており、この蒸し暑い環境下でマトモに動けるのマリノスの選手は同じ韓国人の安貞桓と柳想鐵のしかいない。本気を出してくれればよい。そうでないときは・・・11対11になるのか11対9になるのかそれとも13対9になるのか。マリノスのサポでない私としても興味のあるカードである。

 私はバックスタンドセンターライン上、ちょうど緩衝地帯ホーム際のところで席をおろした。緩衝地帯を隔てて座る黄色いシャツを着たオバサンの声が耳に届く。コドモの話、姑の話。サッカーの話とは全く関係のない、「アウェイ」の話し声に背筋が疼く。この人たちは何者なのか、意を決してアウェイ側に潜入する。幸い背広姿なので「向こう側」に容易に入れる。そこで見たものはハングル読みの応援歌をカタカナで書いた歌詞カードを配る韓国人と一生懸命に読んで歌う日本人の集団であった。心の中で軽い怒りがわいてくる。

 私はマリノスのサポーターではないが、嫌いというわけでもない。少なくともすべての日本のクラブ>すべての外国のクラブというスタンスをとっている。こんなインチキ宗教チームと売国奴の日本人など蹴散らしてやれマリノス、そういう思いはあった。

 現実はなかなか思い通りにはならない。フットボールは特にそうである。この程度の相手、なんで勝てないのだろうなあ・・・・・・・・・・・・・・鬱屈、卑屈、挫折。マイチームでもないのに悔しい思いをするということはなかなかない。

 1-2、マリノスの負け。試合内容はマリノスの自滅だった。前半8分、安貞桓がこぼれ球をミドルで叩き込んだときには、今までの彼に対する恨みをすべて洗い流そうと思っていたのだが、彼が仕事をしたのはそこまで。残りの80分はずっと消えていた。柳想鐵は決して悪くはなかったが、それでも城南の2人のブラジル人フォワードに負ける場面が多かった。 マリノスのオーソドックスな3-5-2という布陣に対し、城南は4-2-4という未知のフォーメーションで挑む。実際はフォーワード2人、ウィングが左右に各2人づつ、ディフェンスが4人の4-4-2なのであるが、バックスタンドから見ていると、サイドライン
に沢山選手が並んでいて選手が走る様は壮観である。このサイドラインに選手を並べるという城南の戦略が当たったと思う。

 マリノスの試合をよく見る人はわかると思うけれど、マリノスは奥を中心としたチームである。松田、中西からセンターにボールを通し、奥から2トップにボールを供給するのがマリノスの戦術である。このマリノスに対し、サイドから攻める、サイドから潰す城南はしたたかだと思う。お互いに研究をしたのであれば、城南のほうがよりマリノスを研究している。奥さえ潰せばボールはフォワードに行かない。そしてサイドは城南のウィングが固めている。

 この状態で最前列の安貞桓にボールをつなぐのは難しいだろうな、私にはそう見えた。城南の攻撃はシンプルである。要は守ってカウンターであるが、左右からの攻撃に徹しているので手数が少なく、かつ早い。城南の最前列を張る12番のブラジル人は足も技も上手く、マリノスの両サイドバックは彼を捉えられない。

 個々の能力で押すマリノス、シンプルなカウンターで攻める城南。退屈さとスリリングさが同居した前半は1-0のまま終了するかに見えた・・・・が・・・・・・・。 前半終了間際、キーパー榎本がボールをペナルティエリアに入ってきた選手を深追いしすぎ、ゴールを無人にしてそこに放り込まれるという失態を演じる。1-1の同点。このシーンを見せ付けられたとき、私はめまいがした。沸くサポーター、その割には対して喜ばない彼、彼女ら。薄気味悪さの中でハーフタイムを過ごす。

 この同点のまま、試合が終われば何も問題はなかった。勝ち点は同じであるが得失点差はマリノスがリードしているから。 しかし状況はマリノスに悪い。スタミナが落ちてくる後半、そしてマリノスは向かい風となる。予想は当たり、後半は城南の一方的な展開となった。 後半20分すぎ、金度勲と対峙した柳想鐵があろうことか、ボケーっとして彼をスルー。ボールはそのまま横浜サイドにあがり、城南はあっさりと決めて逆転。韓国人同士の八百
長ということは絶対にないだろうが、集中力不足にも限度がある。こういう展開を見せつけられるから彼らは信用できないのだ。

 もっとも展開事態はすでにマリノスの負けで、柳想鐵がちゃんと押さえても城南は点を
入れてただろう。後半のマリノスのパフォーマンスはとても見ていられるものではなかった。

 城南はそのまま逃げ切り1-2で勝利。三ツ沢に大きな失望の空気が漂う。もし、横浜FCサポーターがこの試合の結果だけを聞いたのなら、ヨシと喜ぶかもしれない。しかし、実際、この現場で試合を見たものの感想としてはこれはサッカーの冒涜、三ツ沢球技場への陵辱といってもいいと思う。もちろん城南一和の選手達に罪はない。ひとえにマリノスの選手達の勝利にかける意気込みが足りなかったのであり城南の選手の勝つ気持ちが実を結んだだけだと言える。

 しかし、韓国チームの勝ち、と言う結果に対し、ガヤガヤ笑いながらスタジアムを後にする城南一和の日本人サポーターたちはどうしても許せない。私は金を払ってスタジアムに来るのであればどのような見かたをしようが本人の自由だと思っているが、チームが勝ったにもかかわらず、サッカーの話をしないで世間話をしながらスタジアムを後にするオバサンたちをみると、やはり怒りしかわいてこない。この辺の感情は制御しがたい。

 まあ、あまりカッカせずに前を向こう。マリノスにはアウェイできっちり落とし前をつけよう。まだ終わってはいないのだから。このアジアチャンピオンズリーグに限定して私は横浜F・マリノスを応援する。

三ツ沢公園球技場 観衆:9,605人

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