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2004/07/24

川崎 5-1 水戸

0724

 5-1という結果ほど水戸は弱いチームではなかったと思う。90分間しっかりと戦ったし、守りを固めてすばやく攻撃に移るという戦術は納得できたし分かりやすかった。

 一般的にそういう守りから入るサッカーは批判を受けやすい。守備的な戦術を取るチームが多いJ2の中でも水戸は特に守備的とされていて、タテポンだけのカウンターサッカーというイメージがあった。確かに数年前まではそうだったのかもしれないが、少なくとも今年の水戸は「いいサッカー」をやっている。まず守る、というのはサッカーに限らずすべてのスポーツの基本でこれができていないチームは勝つことはできない。なぜなら得点をすることと失点を防ぐことを比較した場合、得点をすることのほうが難しいから。だから失点しやすいチームは負けの方が多いということが言える。

 水戸はその攻守の切り替えがキチンとできていた。それはフォワードに小林という元川崎の選手を獲得できたことが大きくモノを言っている。前線を隅から隅まで走れるフォワードはマークがつきにくい。電柱のようにポスト役になるのも一つのテだと思うがこういうボールを当てて折り返すサッカーは敵に狙いを読まれやすい。横浜FCが得点力不足に陥った理由はそこにある。

 小林は期待にたがわぬ働きをした。事実川崎から1点をもぎ取った。しかし、悲しいかな、今の川崎と水戸ではチームとしての実力が全く違う。これが先制点を取ったのが水戸で先制点取得後に守り重視で行けば結果は分からなかったと思うが川崎と正面切って戦うだけの実力はなかった。

 大勝となった大きな理由は水戸がヘタだったのではなく、川崎の我那覇の成長によるものが大きいだろう。前々からその片鱗は見せ付けていたのだが、この試合で本当にブレークしたと思う。以前はコボレ玉を拾って決めるのが得意技であったのが、今回は混戦状態から抜け出してシュートを放つケースが増えてきた。この試合でもコボレ玉を決めた得点があったが、もう自分で点を取りに行くフォワードに成長したと言っていいだろう。

 こういうフォワードは外国人を含めても珍しい。ヘッドで点を取るのが特異な選手やフリースペースを見つけてシュートを打つ選手はたくさんいる。しかし混戦状態になった場所からし近距離でゴールを狙える選手はなかなかいない。我那覇と他の誰か、というフォーメーションが組めるわけで関塚監督としてはオプションがたくさん増えてスタメン選びが難しくなっているのではないか。もちろん他チームから見れば羨ましい悩みであろうが。

 今、一番日本代表に近いフォワードは我那覇である、という声があったが私もそう思う。ハッキリ言って鈴木隆行などよりは遥かにマシ、西澤など比較するのも愚と言える。自分でボールを持ってゴールに向かう。フォワードとして一番重要なものを兼ね備えているのではないか。もちろんフリースペースを見つけるのに苦労したりするところは相変わらずで、それは多く望むのはいけないのかもしれない。残念ながら我那覇の場合、ポスト役のフォワードとは相性が悪い。この一点において彼が日本代表になるのは難しいところではある。

 試合は前半で2-0となった時点で終わっていたと言える。今の川崎に勝つためには先制点を与えたら絶対にダメ、というのは水戸の選手も分かっていたのだろう。本間を含めてガッカリしていたのが手に取るようにわかる。この試合、本間は何度もいいセービングを見せていた。試合の後半、クリアのタイミングを誤り黒津に抜かれたのはいただけないが、相変わらずいいキーパーだ。彼も水戸にずいぶん長くいるけれど、第一キーパーでありつづけることは納得できる。

 5-1。川崎にとってはJ1昇格に向けて幸先のいい後半戦スタートとなった。おそらくJ1昇格はほぼ決まりだろう。あとは控え選手をどれだけ試せるかというツメの問題か。ひとつひとつ、昇格まで試合をモノにしていけばいいと思う。

等々力陸上競技場 観衆:8,585人(公式発表)

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