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2004/09/04

甲府 0-0 川崎

0904


 夕方、石和温泉のユースホステルに投宿して車から自転車を取り出しで小瀬に行く。石和-小瀬間はのんびり走って20分ほど。気分晴らしにはちょうどいい距離である。6時前なのに空が非常に暗く、心配であったがこの程度の距離なら大丈夫、と踏んでいたのが甘かった。小瀬に着いた時はまだポツ、ポツ程度の雨であったが、スタジアムの中に入り腰を下ろしたとたん雨脚が非常に強くなり、試合開始直前には土砂降りとなった。


 観客席の階段は叩き付けた雨が滝のようになって落ちている。すでに避難する所もなく私はカッパを着て覚悟をして試合開始を待った。ほぼ満員のメインスタンドは皆、不満を言うこともなく同じように試合開始を待つ。スタンドは濁流が流れているけれど、ピッチの水はけは驚くほど良い。以前、雨の小瀬に来たことがあるが、そのときのピッチは田んぼのごとく水たまりが浮いていた。最近、芝を入れ替えたのだろうか?小瀬における観客席の増設話もそうだけれど、観客が増えれば、強くなれば行政もバックアップするという、いい見本であろう。


 スタメンが発表される。アウェイ側は適当に、ホーム側は力強く元気よく発表する。甲府もJ1基準に近づいてきたのかもしれぬ。アウェイ客にとうもろこしを配って愛想をふりまいていた一昨年あたりとは少し状況が変わってきたのか。いいことだ。アウェイは敵なのだ。本音は収入増に貢献してくれたことに対して感謝しても表面上は敵としなければならないと私は思うのだが、こういう態度をとることは日本では難しい。それはともかく、このゲームで甲府は横浜からレンタルしたばかりの横山をスタメンに出してきた。普通、合流してから1週間程度は様子を見るのだが、今の甲府はそれほど人材不足なのだろうか。そして横山はどこまでゲームができるのか、少し楽しみである。雨脚が強くなってきた。稲妻が鳴り響くと同時にJリーグアンセムがなって選手入場。


 雨が降っているためか、川崎は少し慎重にゲームを進める。ジュニーニョとアウグストが出場停止ということもあり、まずは失点しないようにという川崎の意図は感じられる。なんだかんだ言って川崎はうまい。様子見ひとつとっても隙を見せない。

 川崎が引いていることもあり、ボールを持ち、攻めているのは甲府のほうであった。須藤と横山が交互に攻めあがる。横山のサイド攻撃は横浜FC時代よりも数段上で、彼が放ったクロスはすべて川崎のゴール前に上がる。もっともボールの落下点は川崎のキーパー吉原が全て読んでおり致命的なミスにはならない。

 前半の中ごろから川崎の攻めが始まるがいつもの今野にキレがない。マルクスと今野は両立しないとつくづく思っていたが、今回もそうなのか。チャンスは作るともゴールは割れず、いたずらに時間が過ぎる。0-0ではあるが、緊張感が漂ういい試合だと思う。もちろん川崎は引分けにするつもりはない。土砂降りの中、じっとピッチを見続けているのは本来かなりしんどいことなのだが今日は特別だと思う。プレーの上手さの問題ではない。気迫とか集中とか、精神論の世界が支配するゲームはなかなかない。正直、今日は日寄ろうか、と思ったけれどきてよかった。

 私の後ろの甲府サポーターが「この試合なら勝てるんじゃないかな?」とつぶやく。残念ながらそれは少し違う。ゲームを支配しているのは川崎である。甲府は「勝てるチャンスはある」というのが正しいが、ゲームの興味は川崎がいつ得点するかにかかっている。

 そういいつつも甲府もまた良く守り、0-0で前半終了。

 後半、甲府はメンバーを入れ替えてきた。いい働きを見せてきた横山に代わり藤田が入る。しかし川崎の守備が落ち着いてきており、そうチャンスは作れない。川崎も我那覇の働きが今ひとつで点をとれず。不用意なファールにより試合がすこしずつ荒れ始める。 主審の能力にも問題がある。当初、ウソだろと思うぐらい徹底してファールを流してきたのだが、一旦カードを出し始めるとタガが効かなくなり、連発するようになる。そして選手もまた痛み始める。試合も終盤にかかったとき、入ったばかりの甲府のカレカが退場になり、甲府の勝ちは無くなった。

 甲府の攻撃力が衰えたと同時に川崎は甲府ゴールを攻める。ただ、雨の影響もありゴールを割れない。飛騨、黒津といった新人も努力は見せるもののその先に行かない。試合終了間際、マルクスが惜しいシュートを放つもそこまでで0-0で試合は終わった。

 福岡、京都がまけたことにより川崎はこの試合に勝てば次節の勝利で優勝が決まる。本来はこの試合に勝つことが条件で次節優勝が決まるものと思い込んでいたため、今ひとつ実感がわかない。盛り上がりに欠けるものがある。


 ただ、それはそれでよいのかもしれない。今年の、川崎はもうJ2で試合をすることは意味をもたなくなりつつある。J1落ち以来4年目の今年。次節の試合は昇格の喜びよりもJ2へのケジメとしたほうがよっぽど意味をもつのだから。

 雨はまだ降っている。甲府の夜は暗い。ロードレーサーのタイヤは細いので溝に取られないか細心の注意を払う必要がある。慎重に走りながら約30分、石和温泉に着いた。たいした距離ではないが、疲れが出たのか外湯に入りたいとも外で一杯飲みたいとも思わなかった。自転車を車に積み、小さなフロに入ったら眠くなった。もう寝る。明日はもう一度富士山を走る予定である。 


小瀬スポーツ公園陸上競技場 嵐 観衆8,911人(公式発表)

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