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2005/05/08

FC東京 3-3 川崎

0508


 試合開始のずっと前から歌い続けるYou'll Never Walk AloneにFC東京サポーターの覚悟を感じ取った。例えこの試合に負けたとしても、彼らは原監督を解任させるような行動はとらないだろうと。そして入場時に手渡された全選手の書名入りメッセージにはこう書かれていた。「我々は負けない なぜならば、一人ではないから」


 サポーターから愛される選手たち、選手から愛されるサポーターたち。その強固な信頼関係を崩すような真似を誰ができるだろうか。

 サポーターから愛される選手というのは沢山いる。でも選手から愛されるサポーターというのはなかなかない。試合後にブーイングを飛ばすことの是非は良く議論の対象になる。私は飛ばしてもかまわないと思うけれど、そのブーイングが本当に選手の心に響かせるためには「愛」とまではいかなくても信頼関係を築けなければ意味がないだろう。FC東京の選手とサポーターとの間には有視化された信頼がある。それは素直に羨ましいと思う。


 異様な雰囲気の中で始まった試合は3-3の引き分けで終わった。試合終了の最後のワンプレーを大宮の森田に決められた。同点ゴールを決められて芝生に臥せるFC東京の選手たちを見ると今シーズン序盤のフロンターレを思い出す。でも選手の傷はフロンターレよりもずっと深い。もう何度も見た光景だけれど、第三者的に見てもやりきれないものがある。

 試合のポイントは3-1と突き放した直後、大宮のカウンターを一気に喰らって失点したところにある。集中力が明らかに欠如していた。もっともこれを責めるのは簡単だけれど、実際の選手の気持ちを考えるとそれは難しい。絶対に負けられないという悲壮な覚悟を持ってサッカーをして、追加点を取って突き放した瞬間、選手はどういう気持ちになるか。ほっとしたその瞬間を突かれてしまった。その後、東京には落ち着きが見られなかった。がむしゃらに攻め、後方にスペースを作っていた。試合終了間際、迫井が交代要員としてたっているのを見れば、まずゲームを切り、自分たちを落ち着かせ、大宮の気持ちを苛立たせればよかった。大宮ゴール前で奪われたボールは一気にカウンターとなって東京ゴールに向かっていく。大宮がJ2時代から得意としていたパターンだ。

 サイドを駆け上がるトゥットはもう止められない。そのことをFC東京は身をもって知っているはずだが成すすべはなかった。

 トゥットから森田にパスが通った瞬間、私は終わったと感じた。同点となった後、東京に反撃する時間はなかった。時間にして10秒程度はあったのだが、ボールを動かすこともなく試合は終了した。試合は引き分けだけれど、どちらが勝者でどちらが敗者であるかは明らかだ。


 試合が終わり、東京の選手がバックスタンド・ゴール裏に挨拶に行く。大きな拍手が沸き起こる。それは客観的に見れば甘いのかもしれない。でも、サポーター=支える人という面で見れば今が耐え時なのだろう。FC東京サポーターはこの日、選手と地獄まで一緒に行く覚悟を見せた。おそらくJ2降格さえいとわない、そういう覚悟をしたのだと思う。翌日の新聞で、フロントは原監督の続投を発表した。


味の素スタジアム 曇り 観衆22,175人(公式発表)

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