2015年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

アクセスパーツ

  • アクセスパーツ

    ジオターゲティング

« 2005年9月 | トップページ | 2005年11月 »

2005年10月

2005/10/29

浦和3-2川崎

1029za
 試合に負けたわけですからもちろん悔しいに決まっています。でも私は彼らを責める気持ちになれません。これほど気持ちの入った、勝つためにすべてをかけて戦い抜いた試合というのはそれほど見れるものではありません。そういう意味では十分すぎるほど満足しています。浦和に2点先制されたのを前半のうちに追いついたのです。そして後半は逆転のゴールを叩き込んだのです。とれが取り消されたのは非常に悔しい。私はそのシーンをピッチサイド間近で見ていましたが、何故取り消されたのかわかりませんでした。

 試合のポイントは2つ。一つは硬くなりすぎた序盤。もうひとつはあまりにも細かく、厳しすぎたジャッジ。これにつきます。

 硬すぎた、というのは川崎のディフェンス陣が浦和攻撃陣を止めることができず、ペナルティエリア近くから簡単にセンタリングを上げさせてしまったことです。川崎エンドの一番奥で抜かれてしまうと失点を防ぐのは非常に厳しいと思います。失点の直接の原因はすべて佐原でしたが、そのきっかけとなった伊藤に最大の問題があると思います。私は三都主もトゥーリオもスピードはないしボールを持ちたがるしで、それほど良い選手だとは思っていませんが、点が取れたのですからきっといいのでしょう。もう少し落ち着けたらなあと思います。浦和ホームで浦和と対戦するのはリーグ戦では初めてですので入り方の難しさはあったと思います。それはディフェンスだけではありません。後半、都倉が交代出場即退場になりましたが、根は同じです。いまどき靴の裏を見せてスライディングする選手など珍しいと思いますが、まだ若いという点で今回は許してあげたいと思います。ただ試合開始30分あたりからその硬さも取れて川崎のサッカーができるようになりました。
 
 もうひとつの原因、これが最大の敗因でしょうか。主審のファウルの基準があまりにも細かく、しょっちゅう笛がなり試合がとまりました。川崎は対戦相手を圧倒するすばやい攻撃が武器なので、ファウルが多いというのは(たとえ基準が両チーム平等であっても)川崎に不利なのです。

 これがジュビロやマリノスであれば、主審の技術の未熟さはゲームの中で吸収できるでしょう。しかし、川崎にそこまで求めるのは無理です。また、サッカーは「流れ」で決まるスポーツです。笛がなることにより流れを止められてしまうとJ1一年生(復学ですが)の川崎はゲームをものにするのが難しかったと思います。

 浦和の3得点はいずれも妥当なものだと思います。今日の試合を見ていて思うのは、今の浦和は特定の誰に頼っているチームではないということです。今期初めはエメルソンと各日本代表選手達がキーという見方をしていましたが、実際は岩館や長谷部や酒井や永井が良さを出していました。ポンテやマリッチもブンデスリーガのクオリティをそのまま出しています。(だからこそイエローを食らってボトルを蹴飛ばす気持ちもよくわかります)、そういう穴がまったくない、田中達也が欠けたくらいでは弱さをみせない浦和を相手にここまで追い詰め追い込み逆転したという試合を称えたいのです。

 この試合を無念という言葉で片付けられるならこれほど片付けたいものは他にはありません。しかし、これほどクオリティの高い試合を見せつけたフロンターレを私は十分に尊敬したいし、その意味では十分に満足なのです。

2005/10/27

川崎3-1柏

1023

 等々力競技場の収容人数は2万4千人ですが、1万5千人も入れば結構入ったように見えます。今日の試合は1万8千人。アウェイゴール裏を除いてぴったり満員になりました。ちなみに公称の収容人数まで入れるのであれば、メイン・バックは指定席にしなければ不可能です。

 川崎は連勝中だけに勢いがあります。メンバーも谷口の負傷欠場で以外は概ねベストメンバー、対する柏は波戸、明神、土屋が欠場と満身創痍状態でした。ベストメンバーであれば戦力差はそれほどないし、むしろJ1で試合慣れしている柏のほうが有利なのですが、さすがに今日は柏にとって厳しすぎました。私は柏をなめているわけではないのですが、このメンバーならクレーベルを抑えてしまえば勝てるだろうと考えていました。

 柏は当然のことながら川崎対策を考えてきています。川崎は外国人のカウンターが武器ですからまず相手にボールを持たせる、自分から攻めないサッカーをしてきました。これはある程度功を奏します。試合が始まってしばらくの間は川崎は攻め切れませんでしたし柏のカウンターが冴えていた時間帯が多かったと思います。その柏が攻めていた中で、クロスバーを叩くシーンが2つほどあり、これが入っていれば試合展開はがらっと変わったと思いますが、結局それが勢いの差なのか運なさとなって現れました。

 川崎の攻撃自体は閉塞したものでしたが、コーナーキックからのセットプレーで先制点を、そしてPKで追加点を奪うと柏も攻撃を仕掛けざるを得なくなります。こうなると後は川崎のオンステージ状態となり試合は見えてしまいました。レギュラーメンバーを欠いた柏は先制点を奪われればもうそこで試合をひっくり返すだけの力はないのです。クレーベルもイライラし始めたのか、攻撃もちぐはぐになり、後は見るべきものはなかったと思います。

 川崎は6連勝となり、冗談抜きで2位を狙える位置につきました。もっとも実際は非常に厳しく、すでに選手の緊張も限界に来ているのではないかと思います。しかも次節の相手は浦和です。私は川崎の今期の目標は残留と考えていましたのでここまででも十分評価に値しますし、ここまでよくやったとほめてもいいのですが、もう少し夢を見てもいいのではないかと思います。もっとも張詰めている糸が切れた後のことを考えるとぞっとしますが。 

 最近仕事が忙しくなり、サッカー、ラグビーどころではなくなりつつあるのですが、こういう試合を見せてくれるのであれば、できるだけ都合つけて見に行きたいと思います。

2005/10/24

横浜1-2仙台

1021
 富永の退場ですべてが終わってしまったと言ってよい試合でした。最近、横浜FCは強大なネタ選手を大量に仕込んで戦力は充実しているはずなのですが、おかしいなあ。
 試合自体は概ねよいものだったと思います。特に北村と吉武の成長振りに大きく驚かされました。北村の先制点は本人の努力と開花した才能の賜物であることはもちろんですが、吉武のサイドからの切れ込みが非常に効果的で、北村のアシストをしたと思います。

 ベテラン選手の大量補強で、今期どころか来期ですら終わったなと私は思っていました。しかし北村や吉武が来期の中心としてベテランを押しのけてこれるのであれば、十分に希望は持てます。内田がやや停滞気味なのは残念ですし、岩倉が怪我のため長期離脱しているのも悔しいと思いますが、来期は成長した姿を見せてほしいと思います。もっとも吉武などはサッカー選手としては一番油の乗っている時期であり、来期に期待、などといっている場合ではないのですがね。

 ベテランと若手の融合というより若手ばかりの活躍が目立ったこの試合、チームが目指す方向に気づいてくれるのであれば敗戦の一つや二つ、痛くもなんともないのですが、富永の退場がすべてを壊してしまいました。10人となった横浜FCにもはや○○が良かったと指せるものはありません。

 退場が残念と書きましたが、これが今季初の退場であればそういいきってしまってもいいのです。しかし、何故にこう毎節のように退場者をだし、そこで試合を終わらせていしまうのか、それが不思議でなりません。
 審判がタコだから、という批判はもちろんあるでしょう。しかし一節単位での運不運はあったとしても審判の稚拙さの不幸はJ2のどのチームも同じなのです。この審判はこういうクセがある、そういう勉強はしていないのかと思います。育成とかJ1昇格とかチームから出されるコメントが現実逃避をしているとしか思えないのはこういう学習能力のなさが根にあるからなのです。

 J2も残り6試合になりました。もう横浜FCは順位的にはさほど期待していないので、残りひとつひとつが次に期待を持たせられるような、そういう試合を期待します。

2005/10/21

千葉 2-2 マリノス (後編)

(前編からの続き)

1020A
 試合は予想通り好試合でした。今日のジェフのフォワードは巻と林がスタメンです。ハースが控えなのが少し意外でしたが、この選択は当たりました。林のボールキープ力が非常に高く、一人でゴールに突っ込んでくる様はジュニーニョを思わせます。巻、林、要田とジェフはいい日本人フォワードを育てたなと思います。要田など横浜FC時代はほとんど私の記憶になかっただけに、改めてジェフの素質力を見抜く高さに感心します。どこぞのJ2チームと・・いやそれはもういうまい。
 千葉はディフェンスラインからの追い越しが恐怖、といわれていますが、サッカーそのものは基本に忠実です。コンパクトなライン、攻撃時は展開、守備時は囲い込み、ひとつひとつは目新しいことはありませんでも、そういう基本的なことをミスをせずに(ここが大事)ゲームを進めるというのは結局のところチームクオリティが高いという結論になるのです。ミスをしないからこそ林がドリブルをしかけることができ、ストヤノフが巻を追い越して前線に上がることができるのです。攻撃を仕掛ける過程でミスをして奪われるようなことがあれば結局カウンターを食らいます。それがないからこそ千葉の攻撃は美しく、見ていて楽しいのです。

マリノスはフォワードが好調であればもっと強いチームだったと思います。奥をトップ下において久保とアンジョンファンのツートップであればこの試合、千葉はこれほど攻めてこれなかったと思います。坂田と大島では苦しい。もちろんこの二人も決して悪くはないのですが、優勝候補のマリノスというチームとしてはもの足りません。まあいないものは仕方がないのでこの二人に期待するしかないのでしょう。

 試合はコーナーキックから阿部のゴールで千葉が先制しました。これがフクアリの第一号ゴールです。マリノスは守備が堅いのでマリノスが先制すればマリノスの勝ち、ジェフが勝つとしたらセットプレーからだろうと予想していたので、これは予想通りです。あとは逃げ切れるか・・。マリノスは攻め手を欠いているのか、試合が膠着し始め、そのまま前半が終わりました。

  後半もしばらくは同じような展開になります。私は前日、大雨の瑞穂で試合を見てきたばかりなので非常に疲れており、つい睡魔に襲われます。試合は見続けていたつもりでしたが、いつの間にか意識を失いマリノスサポーターの大歓声で目が覚めました。同点に追いついたようです。 

 ここからゲームが動き始めます。後半、林に替えてハースが入った後は展開が一変しました。ミスを恐れず突っ込んでくる千葉にマリノスは押されます。その状態のままロスタイムに入り、押せ押せ状態のハースが突き放しのゴールを決めたとたん、試合は終わったと思いました。試合後のインタビューで千葉の選手は「このときはまだ終わっていないと思っていた」と述べていますが、普通に考えて一種の安堵感があったのは否めないと思います。

 それがマリノスの逆襲を招いた結果になりました。試合は終了まで本当にわからない。あと2分、耐えれればジェフは勝っていたのに・・。ロスタイムは勝っているチームには長く感じられるものです。ましてや相手はマリノスなら・・。2分という時間は千葉には無限のように感じられたのではないでしょうか。その2分どころか1分すら耐えられることはできずマリノスは同点に追いつきます。美しくもなんともない、集団の混戦から坂田が蹴りこみました。スタジアム全体を包んだ落胆はかなり印象的でした。勝ち越した後の千葉の意識が弱かった、これがすべてでしょう。ここに成長の余地があるのか、もうそれが千葉の限界なのかはわかりません。弱いメンタリティが勝てなかったすべての原因でした。

 私はマリノスが相手なら負けなくてオーケー(川崎的には一番望ましい結果)なのですが、千葉には負けにひとしいと思います。毎年あと一歩、大事な試合は落とすという心理面の弱さがここでも出ました。まあ心理面の勝負弱さでは川崎も負けてはいませんが。

 私は千葉が勝とうが負けようが別に気にはしないので試合が終わったとたん席を立ちました。雨は小降りになりましたがまだ降っています。マリノスとしては今シーズンは終わったと思います。復活の鍵はグラウになるのでしょうか。千葉は今年をステップにして来年勝負でしょうね。主力を売らないことが前提ですが。

 蘇我駅までの道のりは大混雑で駅に着くのに30分かかりました。蘇我から戸塚までは総武快速線一本でいけるのでグリーン車を奮発します。検札をすますと直ぐに寝ました。とりあえず夕食までには帰れそうです。来週は土曜日は三ツ沢、日曜日は等々力で観戦です。

2005/10/19

千葉 2-2 マリノス (前編)

t1019
 蘇我駅には12時につきました。試合開始まで3時間もあるのですが、駅周辺は市原サポーターでいっぱい。「チケットを売ってください」とプラカードを掲げた人も何人かいました。駅からスタジアムまでの1キロほどの道路は旗が並び露天も出ています。ジェフをホームとして迎えようという千葉市の意気込みを感じます。
 5年前の川崎戦、五井駅からタクシーに乗ったときに運転手から「今日はサッカーの試合があるのですか?」と聞かれてひっくり返ったことがあります。それを思えば隔世の感があります。今シーズン、残り試合のチケットの売れ行きもいいようで、来シーズン以降、ジェフがどうなるのか楽しみです。

 フクアリは綺麗で見やすいスタジアムでした。椅子の間隔が少し狭いのに閉口しましたが、概ね満足しています。等々力競技場も綺麗ないいスタジアムだと思いますが、球技専用にはかないません。臨海で試合をしたときは少し優越感も感じたのですが、抜かされてしまったなあと思います。収容人数の少なさが将来ネックになると思うのですが、どうでしょうか。

 スタジアムが新しくなってサポーターは確かに喜んでいます。しかし臨海に行くたびに感じたジェフサポーターの妙な刹那さと明るさはフクアリでも感じました。菜の花を思わせる、決して強そうに思えないユニフォームがそうさせるのかなと思っていました。しかし、それは違ったようです。

 私の近くに一人のジェフサポーターが来て、持ってきた風船を観客に配っていきます。「今日はこけら落としだから風船を膨らませて選手を出迎えます。協力してください。」丁寧に、そしてまじめに一人一人に声をかけて行きます。彼の少し憂いた表情を見て私はその理由がわかりました。

 ああそうか、ジェフと付き合うということはそういうことなのか、と。ジェフの歴史に付き合い続けること、それはとてつもない覚悟を要すること。そういうことなのかと。

 どんなに一生懸命応援し続けてもチームはまったく応えてくれず、それどころか降格の恐怖は常にあり、狭くて遠くて見づらいスタジアムの中で10年以上応援し続けるということは、もう好き嫌いを語るレベルではないのだなと、そう感じました。
 チームが強かろうと弱かろうと、スタジアムが新しくなろうと古かろうと、そこでジェフが試合をするから応援する。そこで気持ちを完結させているから、そういう刹那さを感じるのだと思います。 
 'Football is my life' そう言い切るサポーターはいくらでもいます。でもジェフサポータくらい、本当にこの言葉を背負って応援し続けている人が日本にどれだけいるのかと、そう思います。うっすらと滲んだリトバルスキーのサインが既に悟りの境地に達していることを感じさせます。横浜も川崎もまだまだその境地には達していませんね。もっとも達したいとは思いませんが。

 試合開始まで3時間、ブラスバンドやら市長の挨拶やら、セレモニーが延々と続き、いい加減飽きたころ、選手の練習が始まりました。やっぱりピッチが近いのはいいことです。ライン際の近さで言えば三ツ沢のほうが近いですが、スタンドが湾曲しているのでコーナー付近に座っていても同サイドの反対側が見えます。観客席もこのくらいの数が一番いい。6万人収容だと球技専用でも席が遠くなります。

 スタメンの紹介があり、試合が始まります。川崎サポとしてはマリノスが勝ったほうがいいのですが、それはそれ。いい試合を期待します。

(後編に続く)

2005/10/17

名古屋 1-4 川崎

1015
 雨の中の観戦は久しぶり。ポンチョを着ると蒸れるのが不快です。瑞穂陸上は3回目の観戦。バイクで来ていないのでビールがおいしく飲めるのがうれしい。試合は1-4で川崎の勝ちました。名古屋サポーターの人たちには申し訳ないのですが、こんなに簡単に勝っていいのか?というような試合でした。もちろん現場で戦っている選手たちは必死の思いで勝ち得た勝利なのでしょうが、試合前の私は雨ではボールが走らないのでフォワードのランニングを得意とする川崎は不利だろうなと予想していました。

 しかし結果はまったく逆で、走らないボールを積極的に利用したのが川崎、翻弄されたのが名古屋でした。これは非常におかしなことです。名古屋はホームなのですから雨がどのくらい降ればピッチ状態がどうなるのかは自分たちで把握していないといけないのです。しかし名古屋の選手はボールがラインを割りそうになると走るのをやめ、逆に川崎はどんな場合でも全力で走っていきます。そのためサイドライン際の攻め合いは大抵のケースで川崎がボールを拾ってしまうのです。この試合、後半になると名古屋サポーターは声を出すのををやめてしまいました。私はゴール裏に席を取るのであれば声を出す義務があると思っていますが、この試合に限って言うと名古屋サポーターの気持ちがわかる気がします。サポータがどんなに一生懸命応援しても選手がこんなに手を抜いて試合をしたらやっていられないのではないでしょうか。

 点差が大きく開いた原因は2つ。ひとつは試合開始直後に川崎が得点したために名古屋のゲームプランが完全に崩れたこと、二つ目は名古屋の試合展開力がまったくなく、逆に川崎は名古屋のスペースをつぶし、積極的に攻めあがったのが功を奏したことがあげられるとおもいます。

 何故名古屋はゲームを展開できなかったのでしょうか?それはもちろん川崎の関塚監督の戦術がうまかったというものもありますが、名古屋の選手一人一人が慎重になりすぎてボールの足離れが遅くなり、その間に川崎の選手にスペースをつぶされてしまったからではないかと思います。逆に川崎は試合開始直後の先制点で心理的に有利な状況になり、失敗を恐れずに果敢に攻め込むことができたのが大きかったと言えます。

 このゲームのポイントはそれだけではありません。名古屋の中田監督は川崎をどこまで研究したのか疑問に思うような点もありました。ジュニーニョに対する徹底マークは対川崎戦のお約束ですが、この試合は散々フリーにする場面が見受けられました。
 2列目のマルクスがボールを持てば我那覇、ジュニーニョの両フォワードが前方に展開します。大抵のチームは二人のフォワードのどちらかがポストになるのですが、川崎の場合、我那覇かジュニーニョのどちらかにボールがスルーされ、パスを受けたフォワードは一気に切り込んでいきます。だからこそジュニーニョには徹底マークが必要なのですが、名古屋のディフェンスは基本的にボールホルダーに対してのみチェックを行うので川崎のスペースはいくらでもできてしまうのです。我那覇がボールを持てばジュニーニョがフリーになり、ジュニーニョがボールをもてば我那覇がフリーになります。オタオタバタバタしている名古屋を見ると、一体名古屋になにがあったのかと疑問に思ってしまいます。

 名古屋では秋田と藤田の動きの悪さが目に付きました。秋田はともかく藤田の動きはひどいもので、彼がボールをとめてしまうから名古屋はフォワードまでボールをつなげることができなかったと言っていいと思います。監督の選手交代は無策と言ってよく、交代カードを切ったのは既に点差が開いた後でした。雨なのですからもっと早くからフレッシュな選手を入れるべきでした。私なら秋田と藤田を変えますが、さすがにそれはできないとしても、サイドハーフを変えて攻撃にアクセントをつけてもよかったのです。名古屋の監督も選手も、そういう試合にかける真剣さがかけていたために大差のついた試合にさせてしまったのだと思います。

 川崎ですが、本当にいいチームになりました。相手にボールが渡ればパスコースをつぶして奪いすぐに展開する。その時、攻撃のバリエーションは豊富で見ている人を飽きさせません。名古屋相手にこういうサッカーができるとは思っていませんでした。まあ磐田や鹿島やマリノスに勝った時も同じことを思っていましたが。

 川崎はこれで5連勝となり6位に浮上しました。2位の鹿島とは勝ち点で6しか離れていません。順位的にこれ以上あげるのはかなり厳しいと思いますが、今の川崎ならまだいけると思わせます。優勝は現実的ではありませんが、2位のACL出場権獲得は夢ではありません。私としてはこの順位で満足ですが、それでもどこまでやれるのか、応援したくなります。次回の柏戦は明神がいません。こういうあたり、やってくれるのではないかと思います。

2005/10/10

横浜1-0ホリコシ

1008

 去年も同じことを書いていますが、私はカップ戦は結果のみを評価するものだと思っています。ですから1-0で勝ったという点はきちんと評価していいと思います。今日の試合、ホリコシはJFLですが、J2下位チームと極端に差はありません。またホリコシには高木や鏑木、アマラオといったJリーグ経験者も在籍しておりアップセットも十分可能ないい試合になるだろうなと予想していました。

 試合は横浜からみれば概ね妥当な展開だったと思います。こう書くと「あの内容のどこが・・」というツッコミが入りそうですが、ホリコシはモチベーションが非常に高かったわけで、その点でみれば横浜が苦戦するように見えるのは仕方がありません。しかし試合のほぼすべてにおいて横浜のピンチらしいピンチは特になく、先制点をとってしまえば後は追加点をうかがうだけの展開でした。

 ホリコシはよく戦ったと思います。最初から積極的に攻めあがる場面が多く、見ていて楽しい試合でした。絶対に勝つという高いモチベーションが観客を試合に集中させてくれます。私はホリコシはひいて守ってしまうのではないかと思いましたがそれは杞憂におわりました。しかし意気込みは強いのだけれども展開力に乏しく、すぐにボールを奪われる場面が目に付きました。おそらくJFLでは十分に取りえたスペースができない、突破できる場面が突破できない、そういう違いに戸惑ったのではないでしょうか。ホリコシは去年の天皇杯で柏を破り磐田も追い詰めています。その実力がそのまま出せればもっと横浜をあわてさせ、あわよくば勝利も狙えたのですが、この試合に限ってはそれをみせることができませんでした。前線の外国人、サントスの突破は良いと思いますが試合を展開させるだけの力を持った選手がホリコシにはいなかったのが残念でした。試合の終わりごろにアマラオの惜しいロングシュートがありましたがこれが決まっていればまったく違う試合になっていたでしょう。

 そのホリコシの残念な部分というのはそのまま横浜FCへの評価になるということです。横浜FCサイドで見れば、ホリコシの攻撃に破綻することなくシュートを全部防いだことをまず認めるべきでしょう。この試合、1対1の場面では選手は全力で対峙していましたが、大体の場面では気持ちに余裕があり、一人一人は試合を見通せていたと思います。追加点が入らなかったのはもちろん課題としてあげなければなりません。敵コーナー近くまでボールを持っていきながら何故ボールを戻すのか?一対一で対峙して、その選手を抜けば後はキーパー一人だけ、という場面で何故勝負に行けないのか?そういう臆病なプレーが攻撃に手数をかける原因となり、結果得点できないのだと思います。

天皇杯は格下を倒すと今度は格上との対戦になります。私はイングランドFAカップのように全試合が抽選のほうがいいのにと思いますが仕方がありません。横浜FCは今度は挑戦者の立場になるわけですが、この上位チームとの戦いをどの程度進められるかによって、今期のみならず今後の戦力を占えるのではないかと考えています。

2005/10/09

長野でキャンプ

1009

 私のバイク仲間の集まりが年に1回長野県で開催されます。私はしばらくご無沙汰しているので、今年は参加しました。場所は長野県南部にある箕輪町のキャンプ場。今回は50名程度があつまりました。北は北海道から南は岡山まで。もう13回目になります。天気は雨。雨天のキャンプは憂鬱です。でもひさしぶりに顔をあわせて飲んで話してと楽しい一日でした。日本代表の試合はキャンプ場入り口のコンビニの駐車場で携帯テレビで見ました。なんなんだあの結果は。ぷんぷん。私のテントは15年ものなので耐水性が心配でしたがなんとか持ちこたえました。
 
 翌朝、雨がやんだのでみんなに挨拶して一足先に撤収。午前中に帰宅して着替えて三ツ沢に向かいます。天皇杯3回戦、横浜FC対群馬FCホリコシの試合があります。中央道はすいていましたが笹子トンネルを抜けると小雨になり、小仏トンネルを抜けると大雨になりました。

2005/10/05

横浜1-1札幌

1005

 カズと城と山口が西が丘で公式戦をしてるよ・・すげー・・というネタ状態で観戦してました。西が丘は大学サッカーの聖地ゆえ、プロが試合をすると違和感を感じます。FC東京がJ2の時は純粋なホームでしたのでフロンターレサポとしては死地に行く覚悟がありましたが。今は別世界。平日夜なので単に遠いスタジアムでしかありません。

 引き分けで終わった後、ゴール裏の人たちとひとしきり話します。みんなの中で共通した感想は、まあだいたいこんなものだろうという淡々としたものでした。試合は勝てなかったのは残念ですが、札幌相手に1点取れたのは評価できます。また無失点で済ませるのは難しい相手ですので妥当な結果のように思えました。ただそれとは別に、もう現実を見て、身の程がわかって、少なくともJ1にあがれるだけの実力はないと見て、じゃあこれからどうしようかと考えて、でもなにから手をつけていいのかわからなくて、漠然と考えた末にでた結論がすべてにおいて「今はこんなものだろう」とそういう面もありました。

 試合評を書くのであれば攻めあせった札幌と、攻めあぐねた横浜FC、というものだと思います。去年からそうなのですが、トゥイードが調子を取り戻せば守備は安定します。これにボランチが固定されればいいのですが、結局このポジションが横浜FCの穴となってしまいました。気温の低さが幸いしたのか、山口のカバー範囲が広くて札幌の攻撃を左右に散らすことができました。今期の横浜FCはみんな中央突破されているのでこれだけでも試合クオリティが十分にあがります。といいつつ結局相川に決められてしまいましたがね。

 札幌はどうしても勝ちたかったのでしょう。センターサークルまでボールを持ってくると一気にスピードを上げて攻めてきます。先述したとおり横浜は中央を固めているのでサイドからの攻め上がりが主となります。札幌29番、西谷選手の無駄っ走りぷりが実に気持ちよく、敵ながら応援したくなりました。ボールがこないと露骨に不満たらたらと言うのはいいことです。ちゃんと自己主張する選手は私は応援したくなります。

 ただ、札幌は点を取れない焦りがあるのか、クロスをあげるときに一歩届きません。横浜サイドから見てるとあまり怖くはないのですが、追いつくようなことがあれば、3~4点取られていたと思います。

 横浜を救ったのは城でした。試合全般を通して彼のクオリティはこの試合のスタメン22人の中で突出していたと思います。カズにマークがぴったりついていたため城の負担が軽くなったからだとも見れますが、パスの出しどころ受けどころが他の若手とはレベルが違うのは確かです。彼がこの試合で横浜を救ってくれました。

 全体的に見れば・・典型的なJ2の試合でした。前半は特にそうで見るものがありませんでした。しかし、勝負にかけた札幌がゲームを動かし双方に1点づつ入れた結果になったのでしょう。草津や水戸だとこうなならなかったと思います。

 試合に関係ありませんが、少し補足。

 現在の横浜FCの順位は11位。10位の水戸とは勝ち点は4点離れています。直接の対戦は1試合しかないということは自力での横浜FCの順位は11位以下が確定したということです。数字の上では10位以上の目がありますが、これは他チームどうしの試合結果に左右されるということです。つまり、結果としての順位はどうであろうと、横浜FCのJ2内での実力は12チーム中11位で確定したということです。クラブはJ1入れ替え戦に出られたら云々ということをマスコミの前でしゃべっていますが、もしなにかの弾みで入れ替え戦に出場してなにかの弾みでJ1に昇格してしまったら・・・来年は・・寒気がします。

 まあそういうことです。この試合を見た感想が「まあこんなものだろう」と思ったのは、あんなくだらないプレストークを聞いてしまうと、もう今期は無理に勝たなくてもいいと思ってしまうのです。だから負けなくてよかったと思う反面、勝たなくてよかったと思います。なまじ勝ってしまうとクラブが妙な勘違いをして暴走してしまいそうで、それが怖いというものがあります。もうすでに暴走していますけどね。

2005/10/02

川崎3-0新潟

t0511a

 3-0で川崎の勝ち。これで4連勝となりました。出来すぎです。ジュニーニョが得点を決めた直後、芝生に長く膝まづきましたが、彼の試合にかける思いと彼自身のゴールに対する思いを感じることができました。ジュニーニョだけでなく箕輪も谷口も我那覇も同じです。見ていていいチームだなと素直に思います。各選手のノリのよさがチームに反映されているかどうか、それが川崎と新潟の勝敗を分けた最大の要因だと思います。

 新潟は・・選手がそろっていない、チームが勝てていないというのもありまが、気持ちを持ち続けていられなかったというのが敗因でしょう。前半は互角の状態が続きました。少なくとも川崎サイドから見ればいやなゲームでした。新潟はマンマークが厳しく川崎のスペースをすぐに消してしまいます。これは新潟の特徴とも言えるでしょう。私は川崎-新潟の試合は今まで10試合以上見ているはずですが、いつも同じ気持ちになります。ほとんどの局面においてパスの出しどころがまったくないために、ボールはバックパスとなるかクリアされてラインを割るばかりとなるため、深夜残業続きで疲れた体に昼下がりの試合を逆光で見るとイライラします。ジュニーニョが一人でドリブルするだけの展開が目に付き(それはそれで面白いのですが)、結局つぶされてしまうので膠着してしまうのです。

 選手も同じくしんどかったのか、ドツキあいのような試合になってきます。ただ、谷口が倒されたあたりから状況が変わり始め、その直後の谷口本人がゴールを決めたことにより新潟の選手の気持ちが少しづつ切れてきました。後半、徐々に川崎がペースを握り始めジュニーニョのゴール、そして新潟キーパー野沢の退場、その直後の我那覇のゴールとなし崩しに自滅していきました。

 新潟はもっと攻撃的にいきたかったのだと思います。ただ、現有戦力でジュニーニョをマークするとなるとどうしても守備的にならざるをえず、結果的に前半のイライラさに、後半は集中力の欠如につながったのでしょう。スターティングメンバーを見る限り、新潟はフォワードが3人いるはずですが、川崎エンドにいるのはエジミウソン一人だけであとは自陣内にひきずられていました。苦しい台所事情が見て取れた試合でした。

 川崎はこの勝利により残留争いから開放され、3位までが視野に入ってきました。川崎はフォワードが強力であることよりもまず、谷口と中村の二人が中盤を完全に支配した上、アウグストと長橋の両サイド攻め上がりが効いていました。この攻めができるのであれば、ジェフやガンバ、セレッソ、レッズなどの上位陣と戦えると思います。これから先、そんなに簡単にはいかないのかもしれませんが、期待を込めてみて行きたいと思います。次の名古屋戦は瑞穂まで見に行く予定です。
 

« 2005年9月 | トップページ | 2005年11月 »