Honda1-3愛媛
この日、スタメンを見て驚いたことが一つ。羽田って愛媛FCにいたのか!!5、6年ほど前、清水の試合を見て、たまたま先発していた羽田を見て「これは絶対に真田からポジションを奪う。代表も夢ではない!」と思っていたのですが、いつの間にか聞かなくなりました。私の将来性予想はなかなかあたりません。でも元気そうで良かった。
昇格、降格がかかった試合や優勝がかかった試合を見ると至福を感じます。選手もサポーターも気持ちを前面に押し出して精一杯戦うからです。こういう試合をたくさん経験することが、チームの成長につながると私は思っています。その意味では早くJ3を作ってほしいと思います。横浜FCのために、是非。
今シーズン、愛媛FCいろいろな壁があり、それを乗り越えてここまできました。残り2試合を残して3位のアローズに勝ち点5差。2位と同じ勝ち点なら昇格要件を満たしますのでこの試合に引き分け以上なら夢がかなうことになります。冷え込んだ都田サッカー場には愛媛の応援エリアだけが盛り上がっています。
私は去年、同じ場所、同じ状況でザスパの惨敗を見ています。今シーズンのホンダは低調で普通にやれば愛媛は勝てる相手なのですが、昇格のプレッシャーは絶対あるので簡単には勝てないだろうと予想していました。
実際、試合が始まると愛媛は守勢になることが多く、愛媛エリアでボールをまわされていました。
愛媛が苦戦しているのはボランチの展開力が弱いためだと思います。愛媛#23がボールをキープできない、奪えないといった感じで前後の選手がフォローに回らざるを得ません。そうするとカバーに入る選手の元の位置にスペースができて裏をかかれます。横浜FCの出来が内田の出来によるのと同じですね。苦しい試合展開です。ホンダの決定力が今ひとつなので前半は0-0で行くかと思っていましたが無失点ですんでいますが、終了間際にヘッドで決められ0-1。あぁぁ・・。
後半、どう修正するのかと思っていましたが、選手交代をせずにラインを上げ、パワープレイに持ち込んでいきます。これが功を奏し、ホンダのオウンゴールを誘い同点に、ラッシュはその後も続き、逆転。とどめは前に出すぎたホンダキーパーの頭上を越えて3-1の勝利。愛媛はJ2昇格を内定させました。
この試合を見ていて感心したのが愛媛の各選手の吹っ切れ具合でした。リードされた後半、悲壮感も焦燥感もない、のびのびと向かっていく姿は見る私を楽しませてくれました。前半はグダグダでしたが後半は楽しいサッカーでした。愛媛が逆転した瞬間、アウェイサポーターは総崩れで前にかけていき、選手も飛び込んでいったのは印象的でした。選手とサポーターが感動を共有する機会はなかなかありません。素直にうらやましいと思います。
試合が終わっても愛媛サポーターは帰らずに残ります。あらかじめ用意した「祝JFL卒業」横断幕のメッセージが印象的でした。来年J2は52節という世界でも類を見ない長丁場になります。
おめでとう愛媛FC。地獄へようこそ。
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