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2005/11/10

横浜3-1福岡

1106
 こんなに安心して見れた試合は久しぶりです。というか、前半を3-0で折り返したのは横浜FCがJ2に昇格してからは記憶にありません。昇格初年度に水戸戦だか鳥栖戦だかにあったような気もしますが。
 この試合、カズの移籍直前ということで、いろいろな見方がされていますが、勝因は内田がゲームを仕切りきれたからだと思います。いつぞやの惨敗と理由はまったく同じで、今シーズンの横浜FCは彼の好不調でゲームの行方が左右されると言っても過言ではないと思います。

 大げさな新戦力に目を奪われがちですが、現在のサッカーはボランチとトップ下がゲームを組み立てているわけです。内田、北村、吉武がどこまで横浜FCの中心として台頭できるのか、そのそして彼らを脅かす新人がどこまで出てくるのか、横浜FCを見る視点はそこにあります。だからこそ私は昨今のベテラン補強について苦言をはいているわけです。とんでもない回り道をしているけれど、やっとチームとして形になってきたのかなと思います。あとはカズ、城、浮氣、山口に世代交代の道筋をつけることですね。現在はまだまだ彼らが主役なのでしょうが。

 この試合がラストゲームになるカズは体が切れていました。J2だからというわけではないでしょうが、私が記憶している全盛期のカズのプレースタイルがこの試合で見ることができたと思います。それはカズだけでなく、内田や吉武、城が積極的に前に出ることで福岡のディフェンスが振り回されている感がありました。

 チームの能力は福岡の方が上です。ただ、シーズン終盤特有のことですが、昇格がちらつく中、プレッシャーがかかっていた面がかなりあったと思います。福岡の攻撃は一人でボールを持っていく球離れの悪さが目立ち、カウンターに対する戻りも遅かった出と思います。横浜の攻撃がラッシュ状態だったとはいえ、マークもゆるく、かなりきついなと思いました。

 私はアウェイ寄りでカメラを構えていましたが、福岡サポーターのヤジの汚さに閉口していました。汚いといっても一人のオバチャンだけですが、声が大きくて目立つため、回りの福岡サポーターの気を荒立てせてしまったのではないかと思います。私は試合終了後、すぐに引き上げたのでその後の揉め事は見ていませんが、まああの展開であのサポなら・・と思います。気持ちはわかりますけどね。

 横浜FCはこの試合に勝つことでなんとか最悪のシーズンに巧妙を見出すことができました。既にとんでもなく手遅れの感がありますが、来期につながるものが一つでもほしいこの時期では貴重な勝利でしょう。毎年毎年シーズン開始直後と終了直前は調子いいというのはどうなのかと思いますが、勝つのはいいことです。

 カズがいない残りのシーズン、どう戦うのか、この勝利はつながるのか、そういう観点で見て行きたいと思います。

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