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2009/06/23

ニュージーランド 44-28 イングランド

0621


 地下鉄銀座線外苑前駅から秩父宮ラグビー場にかけての通りは、私が一番好きな道の一つです。カレー屋やラーメン屋、ハンバーガーショップからコンビニ、ブティックまで、ごっちゃになって営業していて、それでいてラグビーや野球を見に行く人たちに焼きそば等のテイクアウトの品を販売しています。私がラグビーを見るときは、大抵ここで何か仕入れていきますね。

 その出店の一つが枝豆と唐揚げを売っていたのですが、店主の呼び込みに笑ってしまいました。
「枝豆と唐揚げを買うと決勝戦のチケットを一枚付けるよ!」

 いわば抱き合わせ商法とも言うべきやり方で、ラグビー人気の問題点をさらけ出しているような気もするんですが、どうなんだろう。ラグビーワールドカップの招致に不安を抱きながら、枝豆と唐揚げを買いました。ビールがほしかったな。

 家で所用があったので、第一試合の三位決定戦は後半からの観戦に成りました。南アフリカ対オーストラリアのカードだったのですが、オーストラリアが勝つだろうとの予想に反して南アフリカが勝利。私は最近、オーストラリアに対しては微妙にムカついているのでこれは良い結果。決勝戦を待ちます。

 決勝戦の見所の一つが試合開始前に行われる「ハカ」。ニュージーランドの原住民(マオリ族)が戦いの前に行う儀式(ウォークライ)なのですが、これを日本で見るためにはニュージーランド代表の来日を待たねばなりません。私は10年前に三ツ沢で関東学院大学対ニュージーランド学生代表の試合を見ましたが、結構衝撃的でした。審判、イングランドの選手が一列に見守る中で行う「ハカ」は綺麗で迫力がありました。こういうのはいいですね。サッカーニュージーランド代表もやればいいのに。

 試合はユースらしい、見所があちこちにありました。ニュージーランドが勝ったのですが、勝敗の決め手は基本技術だったかなと思います。ニュージーランドはタックルを受けると倒れる寸前にボールをパスし、次の選手に渡します。その「タックルを受ける」→「後方にパスする」→「倒れる」を3回も続けると、本当にボールがつながっているような錯覚に陥ります。ラグビーの基本なのでしょうが、日本のトップリーグを見ていてもこうはならないですね。大抵は捕まってモールになります。ラグビーの見方の問題でしょうが、私はモールになると少し白けます。サッカーでラインアウトが多発する感じと言えばわかるでしょうか。

 今回の大会ではいくつかの新ルールが適用されました。一番大きな新ルールはビデオ判定の導入です。去年から導入されたタイムキーパー制の導入とともにだんだんアメフトのようになってきました。

 この新ルールの功罪ですが、私がこの試合を見ている限り、罪の方が大きいと思います。タイムキーパーもいらない。最大の理由は時間が止まり、間延びするから。アメフトは攻守交代があるのでビデオ判定も有効でしょうが、サッカー・ラグビーはプレーが40分、45分連続しますので、中断が入ると白けるのです。この試合でも4回ほどビデオ判定が入りましたが、なんかこう、シーンと静まりかえった場内で、大型映像装置にリプレイがしつこく写されると早くはじめてくれという気になります。

 誤審防止と正確なプレー時間の計測がこれらのルールの根拠なのですが、誤審を含めてフットボールの楽しさがあると私は思います。審判には気の毒ですが、試合後のパブなどで、あのプレーは誤審だとか、ひどい審判だとか、そういいあうのも楽しみの一つなんだと思います。またビデオ装置やタイムキーパーの導入はアマチュアの試合には導入しにくいのではないでしょうか。サッカーが主審二人制やゴール判定専門審判の導入に踏み切れないのは、アマチュアの試合では負担が大きいというのがあると思います。

 今日の試合、ニュージーランドもイングランドも、パス・ランがうまかったなと思います。逆にキックなどはコンバージョンがゴールポストに届かなかったりして未熟だったりしたのですが、日本はしんどいなと感じます。日本はこの大会、16チーム中15位でした。この結果を持って来年のシード権を喪失、アジア予選に回ります。

 こんな日本でもアジアでは敵無しなのですが、これは日本にとって幸せなことなのでしょうか、それとも不幸な事なのでしょうか。私にはわかりません。

 東京 秩父宮ラグビー場 観衆:11,244人

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コメント

いつも楽しく拝見しています。久々のラグビー記事ですね。
ラグビー以外を多く観戦している人から見たラグビー観戦記は、とても参考になります。

ジャパンはアジアで独走状態…というのはやはり「不幸」ですね。
アジア最大のライバル・韓国は徴兵制やら何やらの関係で強化がままならないことを考えると、アジアラグビーの現状は、サッカー以上に深刻といえます。
日本へのW杯招致活動も、アジアへの普及を第一に掲げていますが、果たして強豪国(=伝統国)の共感を得られるかどうかは微妙なところです。

今、ジャパンは世界ラグビーで第2グループに位置しています。
他の国はカナダ 、フィジー、ルーマニア、サモア、トンガ、アメリカといったところ。少なくともこれらの国と年1回は対戦し、コンスタントに勝てるようにならなければ、フィジカルで劣るジャパンの飛躍はあり得ないと思います(このうちオセアニアの国とはパシフィック・ネーションズ・カップで対戦しています)。

これからもぜひ、ラグビーについて取り上げてくださいね!

 ラグビー観戦お疲れ様でした。

 自分が気になったのは「決勝戦チケット」の出回りに関してです。断っておきますが、わかさんのチケットの入手方法を糾弾するわけではないです。

 わかさんが付けてもらったチケットですが、仮に招待券の類だとして、それが大量に出回っているのだとすれば色々な問題が考えられます。

 まず1つは『日本にはスポーツの試合で、入場券を購入して観戦する文化が育っていないのでは』という点です。招待券手に入ったときだけ見に行くというのは結局はそのスポーツ競技にとって収入がないわけで、長い目で見れば選手強化費・運営費などの枯渇につながりかねません。
 もう1つは『主催者側がスタジアムがうまっているように見せるために招待券を大量発行しているのであれば結局は自分達の首を絞める』という点です。その競技との関係が薄い(プレーした経験がない)人々に興味を持ってもらうために「最初は無料」で配るのかもしれませんが、大量に発行することで、お金払ってくれる可能性のあるファンも招待券に頼り、結局は自分達でビジネスチャンスをつぶしているのではとも感じています。

ライバルがいないのは純粋に不幸なことだと思います。結局は井の中の蛙、裸の王様ですから。
国内ラグビーは大学選手権が一番人気でトップリーグは2番手です。これでは強くなれません。トップリーグを日本協会から独立させ、秩父宮は極力使わずにホームタウンで試合をするようにしていかなければ行けないと思います。

あっそうそう、入場券ですが、私は事前に入手していましたよ。

またラグビーの記事を書きます。

 まずはチケットの件に関しての謝罪です。
 わかさんにあらぬ疑いをかけてしまい、申し訳ありませんでした。

 トップリーグに関して『秩父宮は極力使わずにホームタウンで試合をするようにしていかなければ』のくだりは自分もそのように感じています。
 ただ、ラグビーの試合会場確保にとって、秩父宮は「競合相手がラグビーのみ、しかも『聖地で試合をしたい(させたい)』」という点で、逆に安易に確保しやすくなっているのではないかなとも感じます。(うまく書けないです。)秩父宮以外の他の会場ですと、サッカー等の他競技との競合で会場確保の難易度が上がるはずです。
 トップリーグも『参加チームで全試合運営を義務づけるが、試合運営の収入はチームで確保してよい。ただし秩父宮での開催を1、2試合のみ限定にする』のような強権発動しないと変わらないかもしれません。

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