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2010/11/24

山口 0-3 Y.S.C.C

1121

 この文章を書いているときは、決勝一次リーグの結果が出ているので後追いの感が強いのですが、気にせず書きます。

 私は試合前、このカードはスコアレスか1-1になるのではないかと思っていました。理由は単純で、4チームのリーグ戦で1位のみが決勝に進出となると、一敗の重みというのがとてつもなく大きくなるからです。勝利が勝ち点3、引分PK勝ちが2、引分PK負けが1、敗戦が0点となると、参加チームの腹算用は最低でも引き分けを考えます。ですから慎重に進めるだろうなと考えていました。それが3-0でYSCCの勝利というのは予想外でした。

 試合を見た感想ですが、もし山口がベストメンバー、ベストコンディションで試合に臨んでいたのならば、YSCCとの能力差はかなりあるなと感じました。と同時に、今まで何度も地域決勝に上がって来て、しかも来年は山口国体なのにどうして戦力を充実させて勝負しなかったのだろうか。もしかして緒戦の入り方を間違えたのかなと、いろいろ考えながら家に帰りました。

 で、3日間の試合が終わって今現在の所感ですが、やはり緒戦の入り方だったんだなと。最終日に山口は相模原に勝ったのだから、緒戦の敗戦はメンタル的にあがってしまったんだろうなと、改めて感じました。YSCCが3-0で山口に勝ち、相模原が3-0でYSCCに勝ち、山口は相模原に勝つと言うジャンケン状態でしたね。これにHOYOも加えた各チームの戦力差はほとんど無かったと言うのが現実だと思います。

 先日の天皇杯でYSCCが鹿屋体育大に負けたときもそうなのですが、サッカーはメンタルがかなり大きく左右します。自分を制する者が敵を制するとも言えます。緒戦だけでなく、勝ち抜きにリーチが掛かったときもそうですね。あと一勝すれば決勝進出という状態できちんと勝つのは本当に難しいです。今大会のひたちなか会場は4チームすべてがそういう状態だったのではないでしょうか。

 たとえばYSCC。前日3-0で山口に勝ったのですから二日目の相模原戦に勝てば決勝リーグ進出に大きく前進します。対して相模原は勝ち点でYSCCに負けていますのでここで、YSCCに負けると一位抜けが消滅します。だから死にものぐるいで来た。その迫力に勝てなかったのではないかなと。試合を見ていませんので想像ですが、そう感じます。次に相模原。初日がPK勝ち、二日目が3-0で勝ちですので最終日に山口に勝てば無条件で一位抜けが決まります。しかし負けた。それは前日のYSCCと同じ立場に置かれたからではないかなと。死にものぐるいで来る山口をいなせなかった。

 HOYOも同じ。初日がPK負け、二日目が90分勝ちですので最終日は相模原の結果次第ですが、YSCCに勝てば1位抜けが見えてきます。第二試合の相模原が勝って1位を譲っても勝ち点7あれば2位でのワイルドカードがつかめます。その有利な状況が見えたことで腹算用が出て、プレッシャーに負けた。死にものぐるいで来る山口に勝てなかった。

 そして山口。緒戦の入り方を間違え、二日目も引きずってしまった。3日目は勝てた。しかし遅かった。客観的に見ている人にとっては、あるいはYSCCのサポーターにしてみるとこの3日間はドラマの連続、天国から地獄へ、そして地獄から天国へ。そういう3日間だったと思います。しかし実際はどうでしょうか。

 無粋な言い方ですが、良くも悪くもアマチュアリズムが前面に出てしまったのではないか。そして結果として勝ちを拾ったのがYSCCだった、それが現実ではないかと思います。2日目と3日目を見ていませんので実際の所はわかりませんけどね。各チームが死にものぐるいで戦って得た勝ち点3は、対戦相手が対戦相手自身のプレッシャーに負けたのが最大の原因であって、必ずしも自分自身の強さが発揮できたからではないと思います。

 勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし、と言います。一見すると矛盾したたとえなのですが、この3日間を見るとまさにそれではないでしょうか。負けたのはメンタルが弱いからであり、必然的な負けなのです。勝ちは有利な条件にある相手が勝負強さを発揮できなかったからであり、不思議な勝ちを得たと言えます。それぞれがお互いにそういう試合だったのではないでしょうか。

 強いチームは結局の所メンタルマネージメントのうまさにあるような気がします。全く関係無い話ですが、川崎フロンターレを見ていると本当にそう思います。何故鹿島アントラーズが3連覇をするのか、何故川崎はあれほど充実した戦力なのに優勝できないのか、勝てないスタジアムが何故あるのか。そういう原因を考えてみると、結局はメンタルマネージメントの差なのでしょう。このひたちなか会場に出た4チームはそれぞれがその点を考える必要があるのではないでしょうか。選手もサポーターも。選手が全力でプレーしたから、サポーターが全力で応援したから最終トーナメントに進めるんだと考えてそれで終わりだと足下をすくわれるような気がします。

ひたちなか市総合運動公園陸上競技場 観衆:578人(公式発表)

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