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2012/06/07

◆韓国遠征記7 さようなら韓国

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◆韓国遠征記6 からの続き


 試合が終わると私はすぐにスタジアムを後にして、ダッシュで大通りに出た。目の前にあるバス停にはバスが何台か連なっている。私は運転手に水原駅に行くか確かめて乗った。バスはすぐに発車した。日曜の夕方なので市街地は混んでいて、通常なら15分程度で行くところが30分もかかった。道路は混んでいたが、今回のミッションは全てこなしたので、満足感があった。時刻は午後5時30分。陽はまだ高いが、既に私にはやることがなかった。

 問題なのは今日の宿をどうするか、まだ決めていないところである。普段なら夕暮れどきだからこの辺で泊まろうか、という気になるのがが、今回に限ってはそうは行かない。実は明日の帰国便が金浦空港午前8時発とメチャクチャに早く、コレに乗るには空港に午前6時30分に着かねばならない。宿泊地から空港までの所要時間が1時間と仮定すると、宿を出るのは午前5時30分、ぶっちゃけ、ソウル中心部に泊まってもきついかもしれない。

 私は水原駅からKTXでソウル駅に出て、空港鉄道で金浦空港に行った。空港の近くに泊まればまだ楽だろうという算段があった。金浦空港に着いたのは午後7時を回っていた。流石にお腹が空いた。金浦空港は国際空港であると同時に、プレミアムアウトレットモールと化していて、つい先月にロッテデパートが大々的に開店している。幸いデパートはまだ開いていた。土産物でも買おうかといくつかお店を回ってみたが、日本円換算で日本のデパートと同程度なのであきらめる。これだけ円高になっても高いと感じるのだから、韓国人相手に商売になるのかなともおもう。

 デパートで買い物をするのはあきらめて、いつもの空港に隣接しているショッピングモールでいつもの海苔とお菓子を買い、いつものフードコートで夕食を取った。午後8時にちかく、空港から出る飛行機は全て出てしまったので閑散としていた。ビビンバ定食を食べてみたが少し侘びしい。明日は帰国なのでビールも飲む。するとわびしさがさらに大きくなる。広いフードコートの中で一人で食べる夕食というのは、いいものではないなと思う。

 夕食を食べた後、ふと我に返った。繰り返すが、問題は今日の宿をどうするか、まだ決めていないところである。時計は夜9時を回っている。流石に焦った。とりあえず空港ロビーに行ってみると、幸いまだインフォメーションカウンターが開いていた。私はカウンターのお姉さんに金浦市に行くにはどうすればいいか聞いてみた。空港が金浦空港と言う名前なのだから、金浦市中心部はすぐ近くにあるのだろう、そう考えていた。それは浅はかな考えだった。

 お姉さんは、バス乗り場を紙で書いて、これに乗るようにと教えてくれたのだが、それによると金浦空港から金浦市内までは1時間程度掛かるらしい。教えられたバス停に行ってみると女子高生の集団が5人程度待っていた。彼女達に金浦市行きのバス停であることを確認する。英語が通じるのはありがたかった。夜の9時30分の空港バス停に女子高生とは少しミスマッチであったが、ひとりぼっちというのも寂しいのでホッとする。20分程度待っただろうか。ごく普通の路線バスが来て、彼女達は乗り込んだ。私も乗り込んだ。バスは金浦空港周辺の市街地をチョコマカ停車しながら金浦市に向かって走っていく。空港を離れると窓の外はなにも見えなくなった。スマホ+GPSだから心配はなかったが、なにも準備していなかったらちょっと心配になっただろう。

 GPSで表示される現在地と、地図に表示されるモーテル群の位置を見比べて、近い所でバスを降りた。このままホテルに入りたいところだが、明日に備えて帰りのバス停の位置を確かめておく。バス停で待っていたお兄さんに金浦空港行きの路線番号と始発時刻を確認し、最寄りのホテルに入った。もう明日の交通の心配は無いけれど、念のためホテルの支配人に明朝タクシーを呼んでもらえるか聞いてみる。問題ない、呼べるよ!と言うので午前5時に迎えに来てもらうよう、お願いし、部屋に入った。時刻は午後10時30分を回っていた。

 かなり疲れているが、今日は訪韓最後の日なので、外のコンビニでビールを買い、一人で祝杯を掲げ、すぐに寝た。明日の朝が早いことが気になり、なかなか寝付けなかった。

 翌午前4時30分起床。午前5時にフロントに降りて、支配人にタクシーを呼んで貰う。タクシーはすぐに来た。行きに1時間かかった道のりは、今度は20分で到着し、午前5時30分金浦空港着。ちょうど日の出の時刻である。今日は5月21日。日本では金環日食が見える日である。日本国民の大多数が日食グラスを片手に空を見上げている頃、私は金浦空港の待合室で、じっとチェックインが始まるのを待っていた。

おしまい。

 

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