2015年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

アクセスパーツ

  • アクセスパーツ

    ジオターゲティング

« ◆韓国遠征記5 水原へ | トップページ | ◆韓国遠征記7 さようなら韓国 »

2012/06/04

◆韓国遠征記6 水原三星-蔚山現代

0520bg2


◆韓国遠征記5からの続き

 試合開始までは時間があるのでスタジアムに併設してあるワールドカップ記念館を見学する。入場料として1000ウォン(75円)を払うとスタジアムを模したピンバッチをくれた。展示物は当時の韓国代表のユニフォームなどが主で、相当古いユニフォーム以外はとりたて目新しいものはなかったが、係員がかなり親切で、片言の日本語で案内してくれた。日韓大会当時の光景を思い出すことができた。

 とりあえずチケットボックスでチケットを買う。相変わらずダフ屋が沢山いるが、値段を聞いてみるとバックスタンド側で1万ウォン。定価が1万4千ウォンだからまあそんなものかと思ったが、今日は快晴で日差しが非常に強い。バックスタンドだと逆光になってしまうので窓口で正規チケットを買った。2万ウォン(1600円)。昨日の仁川もそうだけど、全体的に昨年よりもチケット代を値上げしている傾向がある。それでも日本よりも安いが、これは円高の影響もあるので高い安いは一概には言えない。

 水原ワールドカップスタジアムは4万人収容の、正真正銘のサッカー専用競技場でピッチが近い。1階席から見る限りは何も不満に思うところがない。素晴らしいのはメインスタンド全体を覆っている巨大な屋根で、1階席を含めて殆どが雨に濡れることがない。この巨大な屋根、鳥が羽を広げるような形をしていて、それが「ビッグバードスタジアム」の愛称にもなっているのだけれど、ちゃんと屋根の役目を果たしているのが嬉しい。日本でも鳥が羽を広げたように作っている競技場はいくつかあるが、どれもデザイン優先で、雨をよける役目も日差しを遮る役目もない。そういう所が差をつけられているなあと思う。

 お客さんは多かった。今までKリーグは何試合か見たけれど、例外なくガラガラで日本のJ2のほうがずっと観客が多いと思うような試合ばかりだった。今日のスタジアムは試合開始1時間前でメインスタンド、バックスタンドは7割程度の入り、ホームゴール裏1階席はほぼ満席だった。私は2階席に行ったがそれも試合開始時刻が近づくにつれて埋まっていった。私は嬉しかった。やはりお客さんは多い方が良い。

 試合開始前のセレモニーが始まる。大歓声が上がったので何事かと見るとパクチソンがでてきて、何かしゃべっている。後で聞いた話ではKリーグの観客増加に一役買って欲しいと依頼があり、スピーチをしたそうだ。と言ってもパクチソンはKリーグでプレーをしたことがないからなあ・・あまり説得力はないのだが、いいのか?

 今日の対戦相手は蔚山である。あの家長がプレーをしている蔚山である。アウェーゴール裏の蔚山サポーターは殆どいなかったが、それでもブラジル国旗と日本国旗を並べてあってちゃんと応援していることを見せている。ちょっと嬉しい。

 スタメン発表が始まる。最初に蔚山から紹介されるので耳をすまてして聞いてみる。・・・ ・・・ ・・・ ・・・
サブだった・・・・・・・・・。


家長出せコラ!

がっかり。怪我をしているのかなあ。今日の試合は蔚山にとっても大事な試合で、温存ということはないと思うけれど。ガンバにいた頃は好きな選手ではなかったが、海外に出ればやっぱり活躍して欲しい。

続いて水原の紹介。韓国人選手名は何が何だか全くわからないが、外国人選手はわかる。ラドンチッチって今は水原にいるのか。甲府ではあまり活躍した覚えがなかったけど、城南に行ったところまでは知っている。続いてボスナー・・・。ボスナーって千葉や清水にいたあのボスナーか?スマホで調べて見るとそうらしい。私は選手の移籍はかなり無頓着なので、こういうことは疎いのだが、JリーグとKリーグって本当につながっていることを感じさせる。

ドボルザークの新世界交響曲が盛大に鳴り響きながら選手入場。水原は青、白、赤の三色旗でお出迎え。アディダス、トリコロール、ブルーウィングス。どこかのチームを思い出すけれど、まあいいか。

 試合が始まる。水原のパスが早い。でもあっさりカウンターを食らって蔚山先制。うーんどうなんだろう。でも遠い位置でフリーキックを得る。無理だろうと思っていたけれど、これをボスナーが一発で決めて水原同点。凄え!。蹴った場所はセンターサークルとペナルティキッエリアの中間くらいの位置で、ここからのフリーキックが決まったことは殆ど見たことがない。いいものを見せて貰った。それにしてもボスナーは凄い。

0520bg6

スピードの速い展開は相変わらずで、正直、これはJリーグよりレベルが高いと思う。水原にしても蔚山にしても、チャンピオンズリーグでこれらに勝つのは並大抵の努力では無理だ。

 前半が終了した。私は一旦観客席の外に出た。水原のスタジアムはピッチの四辺が独立していて、それぞれの観客席は専用のゲートから入るようになっている。私はバックスタンド側でも観戦したかったので、一旦外に出てチケットボックスでバックスタンド席を買い直そうかと思っていた。・・・・ところが・・・

観客席間を区切るパーティションは何故か解放されていた。これだとどのチケットを持っていてもどこでも観戦できることになる。いいのか?私は一番値段の高い席を買ったのでそれほど良心はとがめないけれど、セキュリティは大丈夫なのかと思う。私はチケットを買い直すことなくバックスタンドに行った。まあいいか。

 ビッグバードの名にある巨大な屋根が美しい。こういう一見無駄のように見えてちゃんと機能性を満たしているというか、遊び心のある建築は日本人はできない。日本のスタジアムは、戦国武将の兜をイメージして作りましたなどと能書きをたれて、それが観戦のしづらさにつながってしまうのだから正直恥ずかしい。


0520bg7


 想像はしていたが、バックスタンドは予想以上に逆光が厳しかった。これで試合を見るのは辛いが、もう戻るのもめんどうなので、ここで観戦する。席は概ね満席だが探せば結構空席が見つかる。それにしても、観客席は食い散らかしが目立つ。中国でもこういうところはあったけれど、結局は民度の問題なのだろう。どんなにスタジアムが立派でも、家電が日本を追い越しても、結局モノを言うのは国民性かなと思う。最近の日本はそれも怪しくなってきたが。

 試合は1-1で膠着していたが、後半ロスタイム、あとワンプレーで終了か、というところで水原が勝ち越しゴールを決め、そこで終了した。大歓喜にわくスタジアム。がっかりして倒れ込む蔚山の選手。この対比がサッカーの試合の中で、一番残酷で一番美しい風景だといつも思う。試合終了を見届けると私はダッシュでスタジアムを後にした。

 ◆韓国遠征記7 に続く

« ◆韓国遠征記5 水原へ | トップページ | ◆韓国遠征記7 さようなら韓国 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ◆韓国遠征記5 水原へ | トップページ | ◆韓国遠征記7 さようなら韓国 »