清水エスパルス 0-0 川崎フロンターレ
天気がかなり怪しくて予報では豪雨もあると言うのでアウェイゴール裏1階席を買いました。日本平スタジアムはメイン・バックとも屋根が貧弱で雨が降ると逃げるところがありません。私の眼は遠近感に難があるのでゴール裏は苦手なのですが仕方がありません。実際にスタジアムに着いてみると超がつく快晴。17時過ぎのスタジアムは太陽がさんさんと降り注ぎ、蒸し暑さと不快さを倍増させます。しかも思いっきり逆光でピッチがマトモに見えません。サングラスを持ってくれば良かったと後悔します。
さて試合の話。完璧に対策を取られているなと感じます。前節の神戸戦では敵ゴール直前までは進めたのですが、今回はハーフウェイラインを越えたあたりからプレスがきつくなり、裏を取られ始めました。もちろん決定機はいくつかあって、それが決まれば良かったのですが、レナトのところでオフサイドを取られる場面が多く、チャンスが潰れてしまいます。矢島に複数のマークがついている以上、2列目の小林とレナトの飛び出しに勝負が掛かってくるのですが、そこで決められないと辛いですね。レナトも加入当初は制度抜群のフリーキックを決めるなど期待できたのですが、ここ数節はレナトのところで潰されます。助っ人外国人選手がブレーキになると勝てなくなるのも仕方が無いかと思います。
ディフェンスは相変わらず安定していると言いたいのですが、これは清水の調子が川崎よりも輪をかけて酷く、大前が全部外してくれたので助かりました。大前もまだ若いのですからもう少し怖さを感じさせないと。敵ながら気に掛かります。平山にしても大前にしても高校選手権決勝の活躍を生で見ている時は、こいつは期待できると感じたのですが、この辺で成長の限界があるのかなあと残念に思います。敵ながら凄い、とそう感じさせてくれる選手ならば、例え川崎相手に点を取ったとしても私は喜びますよ。やっぱり代表あってのJリーグですから。
パスをつなぐにしても横パス、バックパスが増えてきたようにも見えます。これが増えると言うことは前監督時代のサッカーに戻ることになります。リスクを負って攻める。そして守る。ここをどうやって抜けるか。フォワードの人材は限られているので、今が堪えどころ、工夫のしどころだと思います。
アウトソーシングスタジアム日本平 観衆:14,133人
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