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2012年9月

2012/09/30

川崎フロンターレ 1-0 コンサドーレ札幌

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 札幌はこの試合に負けるとJ2降格が決定するというのは知りませんでした。もっとも勝ち点と得失点差で見れば降格は時間の問題でしたが、札幌については降格しても仕方がないだろうと思います。

 全く勝てないことを石崎監督のせいにするのは筋違いです。あの戦力で勝てというのはかなり無理があります。今回のスタメンで私が知っている選手は元マリノスの河合、そしてキーパーの高原だけでした。札幌に限って話ではないのですが、今年の札幌はJ1昇格の立役者が引き抜かれていました。それだと勝つのは難しいですよね。横浜FCも2006年の昇格時、外国人選手を引き抜かれました。サッカーがつらいのは資金力のないチームは資金力のあるチームに選手を献上しなければいけないところです。トランプの大貧民そのもので、J1屈指の資金力を誇る名古屋やガンバだって中東にとられるわけですから仕方がないともいえるのですが、そでれ勝てなくて監督が・・・というのものもなあ・・・。関係ない話ですが、岡山選手を見たかったですね。彼も等々力で試合をしたがっていたみたいですから。

 さて試合の話。2連勝でしかも3試合負けなしなわけですから結果がついてきたといってもいいのかもしれません。しかし、最下位の札幌戦も勝てたとはいえ結構ディフェンスラインは破られていましたし、負けた名古屋戦も徹底的にプレスをかけて追い込んでいました。その時点で出場した選手による能力と時の運によるものが強く、連勝したからといって強いというものでもないし、負けたからといってチームを非難するものでもありません。

 試合を見ている限りやりたいことはわかっているので、あとは決めるべきところで決めればよいだけだと思います。それが難しいから苦労しているわけですが、勝てる方法が見えなくて苦しんでいるチームから見れば、明るいものが見えてきたかなと感じます。ただそれは、強力なストライカーを入れればもう安心というレベルのものではなく、崩壊しかけたチームがそれなりに勝ち点を拾う方法を身につけてきたかなというような、絶望の中の薄明という程度のものです。これならガンバに勝ちます、新潟に、浦和に、神戸に勝ちます、そういう明るさをもっていえるものではないのがつらいですね。ぶっちゃけ残留だってまだ断言できませんよ。

 スタメンでいうと、たとえば監督の息子二人は本当にほかの選手を差し置いてコンスタントに出続けるだけの実力があるのかという疑問はあります。今日の試合だってレナトのほうがどうみてもコンディションがよかったですし、事実得点も決めました。山越だって福森をさしおいて出られるほどの実力があるのかなと、疑問に思うときもあります。見る人が見れば安定はしているのかもしれませんけどね。

 今日の試合、観衆は久しぶりに2万人を超えました。後援会優待チケットの対象試合が今日までということもあったのでしょうが、「まだ」試合を見に来てもらえるというのはチームにとって幸せなことなのだろうと思います。

 残り試合も少なくなってきました。これからの試合は来年を見据えての試合でもあります。薄明の希望が本格的な希望となれるよう、期待したいと思います。

 等々力陸上競技場 観衆:20,909人

2012/09/17

横浜FC 1-1 松本山雅

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 引き分けという結果でしたが実際は松本の気力勝ちだったかなと思います。ぶっちゃけ、どっちがJ1を目指すチームなんだかなという気もします。横浜FCが早い時間に先制し、ゲームをコントロールしようとしていたのはわかります。暑かったですしね。でも早めに交代カードを切ってきた松本の積極性に比べて横浜FCは対応が後手後手なのが目に付きました。選手の意識にしてもカイオ以外は寝ていたんじゃないかなとも思います。特にディフェンス陣。

 横浜FCの魅力は早く、前へというシンプルな攻撃方法にあります。横や後ろにこねくり回すようなサッカーはしません。しかし今日の試合に関しては相手にボールを渡して受身を狙うようなことをしてきました。その意図がリードしているからとか暑かったからとか言うのでしたら結構危険な戦術だったと思います。引き分けですんだのは松本がありあまる決定機をことごとく外してくれたからですね。勝ち点1を取れたのはその決定機の差だったと思います。

 松本の攻撃方法は横浜FCの戦術そのものです。キーパーの深い位置でボールを奪い、手数をかけないで攻撃してくる様子を見て、反町監督は相当横浜FCを研究しているなと思いました。横浜FCはサイドバックに弱点を抱えています。そのためセンターがサイドをケアしなければならないのですが、そのケアをしたために本来の位置にスペースができ、そこをクロスの終着点をされました。さらにミドルシュートの組み合わせで攻撃をする方法を取ったため、横浜FCの守備陣は自陣に張り付きっぱなしになりました。こうなると攻撃の組み立てが難しくなりますね。後半の大半の時間は松本のシュート練習と化していました。逆に言うと松本はあれだけ攻めていながら1点しか取れないのは問題ではないのかなとも思います。

 それにしても飯尾はどうして横浜FCを出て行ってしまったのだろうと思います。というか、なぜ今日の試合の出来が横浜FCでできなかったのかなとも思います。私は横浜FC時代の飯尾の記憶がほとんどありません。サガン鳥栖から鳴り物入りで入ったわけですからいまさら成長云々を言う選手でもないと思うのですけどね。この辺のところは本人に問題があるのかチームマネジメントに問題があるのかはわかりませんけど、なにかまあ問題があったのでしょう。

 残り試合が少なくなってきました。横浜FCがJ1昇格を見据えているのならば、この先勝ち点3を取れないことは即致命傷になります。別に横浜FCに限らずどのチームにも言えることですけどね。自動昇格2位までに入るのは難しいと思いますがプレーオフまでは十分射程距離内にあります。6位ヴェルディが勝ち点57。8位横浜FCが勝ち点54。10位の北九州が勝ち点52。ここまでが現実的なプレーオフ順位といえるかと思います。逆に言うと11位の岡山(勝ち点51)、に順位をひっくり返されたら今期終了ということです。6位との勝ち点差は3、11位との勝ち点差も3です。上に這い上がるか、下に落ちるか、毎試合が勝負ということになります。次の試合は福島県で徳島戦です。前日がFC東京対川崎の多摩川クラシコですが、横浜FCのほうを見に行ってみようと思います。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:7,048人

川崎フロンターレ 2-2 鹿島アントラーズ

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 先発ではなかったにせよジュニーニョの姿を等々力で見られたことはうれしかったです。1トップで突っ込んでいく姿は全盛期のジュニーニョそのもので懐かしくなりました。試合終了直前に決定的なチャンスがあって、これを決めたら神戸戦の都倉に続いて語り草の試合になるところでしたが、外してくれたので引き分けとなりました。敵のチームでしたが、決めてくれてもそれはそれで良かったかなと思います。

 さて試合の話。監督やチームに対していいたいことはいっぱいありますが、純粋に試合自体は面白かったと思います。このチームのサッカーは瞬間瞬間で正確な判断を求められることが多いのである程度のミスは許容しなければならないし、これだけ選手全員が上がって行ったらカウンターリスクはどうしても出ます。それで不調とはいえ、あの鹿島から2点を取れたのですから、いいんじゃないかなと思っています。少なくとも去年の「お前たちは一対何をやりたいんだ?」と問い詰めたくなった8連敗のころと比べると勝てないにしても前向きで見ることはできます。繰り返していいますが、チーム自体に納得はしていませんよ。

  前回の名古屋戦もそうですが、徹底的に相手を追い詰めていくサッカーは見ていて気持ちがよいと思います。結局サッカーの面白さってハラハラドキドキなところにあるわけで、そういうものを目指そうというのならそれはそれで受け入れます。大島の動きがだんだん見れる形になってきました。登里とあわせて来年以降のめどは立てたように思えます。あとは福森や森下、ジェシがどこまでポジション争いができるかにかかってきています。

 今日の試合、鹿島の得点は杉山の判断ミスとPKによるもので、それ自体腹が立っていますが、挽回できたのはいいんじゃないでしょうか。勝ち負けにしても決定的なストライカーがいない状況でリスクを抱えて攻めて行ったら勝ち続けるのは難しいと思います。

 川崎フロンターレは優勝を目標としているのか面白いサッカーを目指しているのか、そのところがブレまくっているのでいまひとつチームの応援に身が入らないのですが、こういうサッカーを続けていればその先に常勝が見えてくるんだよー!っといわれれば、そうですかといわざるを得ないので、とりあえずそういう方向で見ることにします。

 等々力陸上競技場 観衆:18,088人
 

2012/09/15

日本代表 1-0 イラク代表

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 今年4度目の埼玉スタジアム。いい加減行くの飽きたぞ。横浜から遠いんですよあそこは。埼玉県民も神奈川県に対して同じ気持ちがあるのかもしれませんけどね。でも19時30分試合開始はなあ・・・・

 前売り券の抽選に普通にエントリーしたら普通に当選したので、当日券が出るのかなと思ったのですが、実際はかなり早い段階で完売していてダフ屋価格はとんでもない金額になっていたそうです。ふーん。まあそれはいいのですけど、今までサッカーの試合を誘ってもまったく興味を示さなかった人が、試合前日になってチケットは手に入らないのかと聞いてきたのには複雑な気持ちになりました。結局はブームなんだよなと強く感じます。

 試合当日は午後半休を取得したのですが、残務作業が相次ぎ、結局3時過ぎに会社を出ました。バイクで環状8号線を走っているとどす黒い雲がウニウニと沸いてきたのでいやな予感がしたのですが、最後まで雨は降りませんでした。ラッキー!

 
 さて試合の話。結論から言います。勝ったからすべて良し。それがすべてです。まあ言いたいことはありますけどね。ワールドカップ最終予選は1試合1試合がすべて決勝戦そのもので、勝つのと負けるのとではまるで意味が変わります。ですから勝てばいいのです。それ以外はぶっちゃけどうでもいいです。

 この試合の最大のポイントは日本の強さではなく、ジーコ監督の采配の巧みさでしょう。スタメンをがらりと入れ替えて、平均年齢が23才を切るような若手を入れました。普通に考えると自棄になったように思えたのですが、ピンポイントのチャンスを落とすことなく狙ってきました。もし川島が並みのキーパーであったのなら・・・イラクが勝つことは十分にありえました。ドイツワールドカップ予選時代の日本代表を見てきた自分にとっては、ヨーロッパ組を偏重して組織崩壊を招いた姿を散々見せられたので、このイラク代表のような柔軟性のある戦術を日本代表でも取れたのなら、あんなに惨めな試合をしなくてもよかったのに、そういう悔しさを感じさせました。

 でもそれは正しくはないのだと思います。イラクは戦争から復興途中にあります。この試合に出た選手は自分たちがイラクの将来を背負っている意識があるはずです。とするとスタメンであろうとサブであろうと、代表に選ばれた以上は国のために結果を出すという意識は日本よりもずっと強く、気持ちの面で負けるようなことはなかったのだと思います。そういう両者に下克上的な気持ちがあると、サッカーの試合においてはアップセットが出やすくなります。天皇杯緒戦でJリーグチームが苦労するのと同じです。

 だからこそ、そういうチームに勝てたこと、ディフェンダーが出場停止を食らっても無失点で抑えたこと、エースを腰痛で欠いても点が取れたこと、芝の状態が決してよいとはいえないのにパスミスはあまり見られなかったこと、そういうハンデがあるけど結果をしたことに私は心からうれしく思います。

 4試合消化で勝ち点10というのは望外の結果です。さらに他のチームが駄目に駄目を押したような結果で日本の強さが際立っています。次節試合がなくても首位は確定、そしてその次の試合に負けても首位は間違いがない状態で、さらに2位までは無条件で本大会に進出が決まるとあっては決まったといってもいいのかもしれません。

 もっとも前半は4試合中3試合がホームであり、アウェイで引き分けたことを考えると後半戦は苦しくなると思ったほうがよいです。特にオーストラリアがヨルダンに負けたこと、中東同士の対戦が引き分けに終わったことなどを見ると、FIFAランキングなど当てにはなりません。だからこそ一戦一戦を結果最重視で戦ってほしいと思います。ザッケローニ監督がメンバーを固定化していることを批判している人がいますが、私はこのままでよいと思っています。そういうテストは親善試合でやればよいのです。このペースで勝てれば本大会までかなりの期間を残したまま出場が決定します。新戦力が見れない我慢などわずかな期間でしかありません。

 この試合の問題点などはたくさんあります。連携面などは明らかな課題がありました。しかし今日はちゃんと結果を出したことだけを喜ぼうと思います。何が課題かは選手たちは十分に理解しているでしょうから。

 埼玉スタジアム2002 観衆:60,593人(チケット完売)

2012/09/13

U20アメリカ女子代表 1-0 U20ドイツ女子代表

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 私は基本的にドイツが好きなので、この両チームの対戦だとドイツを応援することになるのですが、4日の試合で日本はコテンパンにされてしまったので、なにかこう・・悔しい気持ちになります。別にアメリカ女子も嫌いではありませんので純粋に試合を楽しむことにしました。私が座ったメインスタンド中央アウェイ側の席は、おそらくFIFA公式スポンサーの招待席エリアとして割り当てられたようで、ドイツを応援する集団、アメリカを応援する集団にブロック単位で割り当てられていました。私の席の右サイドからは「U・S・A!U・S・A!」左サイドからは「ドイッチェラン!、ドイッチェラン!」とステレオで聞こえてきます。こういう声援で面白いのは展開が静かになったころあいを見計らってでることで、決して両チームが同時にかぶることはありませんでした。席は離れていますが、お互いに仲良く応援していて、アマチュアたちの国際試合を楽しもうという空気が出ていました。

 残念なのが観衆で、3位決定戦が終わるとかなりの空席ができたことです。日本の試合が終わったからもう興味はないのかもしれませんが、せっかく今大会最高の試合を見れるのだから見ればいいのに、と。決勝戦を戦う両チームに対して申し訳ない気持ちになりました。ロンドンオリンピック女子決勝戦は、イギリス代表が出ないにもかかわらず8万人の観衆が入っています。日本も選手が強くなるためには観客も試合を楽しむ力をつけなければいけないのではないかなと思います。

 さて試合の話。やっぱりこの2チームはレベルが違うなと感じました。仮に日本がアメリカと対戦しても勝つのは難しかったでしょうし、ナイジェリアがドイツと対戦しても勝てなかったでしょう。決勝戦はまぎれもなく全16チーム中1位と2位の対決であり、3位決定戦は3位対4位の対戦でした。この4チームがここまで来るのにはフロックと呼ぶものはなかったと思います。

 両チームとも選手のそろえ方はよく似ています。センターフォワードに力の強い突進系の選手を置き、両サイドに足の速い長身の選手を置くやり方です。これは決勝戦の両チームだけではなく、ナイジェリアも韓国もそうでした。その足の速い選手が2トップの片一方になるか、サイドハーフにおくかの違いでしかありません。

 そして勝負の基本は1対1です。抜くか抜かれるかが試合の見せ場で、ショートパスでの崩しやサイドを大きく使ったロングパスはあまりなかったように思えます。

 で、ここからが本題なのですが、これって、昔からあるサッカーのごく一般的な戦術で目新しさはまったくありませんでした。レベルは高いと思うし、外国人女性同士のガチの競り合いは非日常の光景そのもので、そういうものを期待して見る分には楽しめると思います。しかし、昨年の女子ワールドカップで日本が優勝したとき、いろいろなところでいわれた言葉・・・「これからは日本のショートパスサッカーが世界基準となる。これからはそうは行かない」というものは、少なくとも今大会ではなかったと思います。大会を全体的に見るのならばパワー&スピードで試合を進めていくものばかりでした。日本はそれらの国にまともに付き合ったため、つまり日本もパワーとスピードで対抗しようとしたため、1対1で抜かれたりディフェンスの裏を取られたりすることになったと思います。

 その理由を20歳未満の大会なので、高度な戦術を期待するのは無理があると結論付けてしまうのは仕方がないかもしれません。しかし、これが男子の大会の場合は基本的に戦術はフル代表からユースまで一貫しています。(ロンドンオリンピック男子代表は例外ですが。)そのフル代表とU20代表との違いにギャップを感じ、それをどう埋めるのかなと疑問に思いました。

 それはともかくとして、どうやったら日本はこの両チームに勝つことができるのかが見えません。逆に言うとどうして日本はワールドカップで勝てちゃったんだろうとも思います。環境の違いというのは確かにあって、サッカー人口だけで100万人以上いる両チームに対してはかなりのハンデがあります。でもそれは、今がそうであっても将来もそうとは限りません。事実女子サッカーリーグが2部リーグで開催するところまで来たのだから、悲観すべきものでもないはずです。来年以降、Jリーグのチームが女子サッカーに参画してきます。これから、ですね。

 表彰式のこと。、私は自腹でカテゴリー1の席を買うことは絶対にないので、こういう国際試合の表彰式を正面から見たのははじめてでした。やはり優勝、2位、3位はそれぞれに表情が異なります。優勝したアメリカの満面の笑顔に比べて2位で終わったドイツの悔しそうな表情の対比があまりにも際立っていました。かって川崎フロンターレが2位表彰をふてくされて受けて批判されたことがありましたが、こういうシーンを見ると、なにかこう2位表彰の残酷さがよくわかるような気がします。

 国立霞ヶ丘競技場 観衆:31,114人

◆お知らせ◆
この試合は本大会公式スポンサーのエミレーツ航空様から招待を受けて観戦しましたので、ここでスポンサー・アピールをします。

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✓FIFA のオフィシャルスポンサーとして、U20女子ワールドカップ ジャパン2012をサポートします。
✓エミレーツ航空は、現在成田と関空から毎日運航中。 日本就航10周年を迎える今年は、 成田路線に、シャワースパやバーラウンジなどを備えた総二階建て大型旅客機エアバスA380を導入しました。最新鋭の設備と日本人クルーによるおもてなしで日本のお客さまに快適な空の旅をご提供しています。

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2012/09/10

◆番外編◆U20女子ワールドカップ決勝 バックステージ潜入記

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 3位決定戦が終わった後、私は一旦チケット改札口をでて代々木門に向かいました。今日の試合と日本対スイス戦について、私はエミレーツ航空様から招待を受けたのですが、試合観戦にあたり、競技場の舞台裏に案内してもらえることになったので、その様子も書きます。エミレーツ航空はこの大会のオフィシャルスポンサーですが、単に資金面でのスポンサードだけでなく、表彰式のアテンダントも行います。そういう舞台裏を見せてもらいました。サッカーについては何も生業としていない私がこういう待遇を受けてもいいのかと、ちょっと考えてしまいますが、こういう機会は今後はないと思いますので、ありがたくご厚意に甘えさせていただきました。

 広報の方とマネジメントの方、それぞれ挨拶をした後、IDパスを作成すべく競技場内の事務局に向かいます。写真撮影をして私専用のカードを作っていただき、マラソンゲートにあるたまり場でアテンダントの方たちを待ちます。10分程度待った後、彼女たちが到着。エミレーツ航空のキャビンアテンダントの制服そのままなので、少し圧倒されます。こういう状況でもきちんと笑顔を作って挨拶をする姿勢はプロだと感じます。ますます私がこの場にいていいのかなと言う気持ちになります。

 マネジメントの方に案内されて、競技場の中に入ります。プレスルームやカメラマン席を通過するとアテンダントさんたちの控室に付きました。皆さん着いたばかりなので一息着いているところ。その中に私たちが入り紹介されました。オフィサーの方と挨拶を交わし、しばしば彼女たちのブリーフィングを聞きます。聞いちゃっていいのかな。その後、アテンダントさん全員と一緒に競技場中央に行きます。途中アイドルグループ乃木坂46のメンバーの控え室を通り過ぎます。みんな笑顔で私に手を振ります。凄いところに来ちゃいました。

 メインスタンド中央、つまり選手の入場口ですが、さすがに空気が違います。カメラマンやプレスの人たちが待機していて緊張感が漂っています。私はスタジアムガイドを作っているので、こういう陸上競技場の中央出入口もよく通るのですが、さすがに国立競技場の、それも国際試合の試合直前の光景と言うのは見たこともありません。テレビなどで試合開始直前のミックスゾーンの光景などが写しだされますが、ああいう場面そのままの空気がここにはありました。

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 ここでアテンダントさん達は立ち位置の確認をします。ここで私は呼ばれました。凄いことに彼女たちの中央に立って記念写真を撮ってもらうことになりました。いいのかな?自分がこういうことをして貰っていいのかな?と思うところですが、すでに想像の範囲を超えていているので、もう何も考えずに撮っていただきました。写真を見返してみると随分偉そうにしているように見えますが、もう自分の立場がよくわからなくなっているのでこう見えます。今見ると恥ずかしいですね。アテンダントさんたちには申し訳なかったです。

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 控え室に戻り、アテンダントさんやオフィサーの方にお礼を言って、競技場の外に出ました。マラソンゲートの扉は開いて、競技場のピッチが見えます。程なくクロージングイベントが始まりました。私達はここでイベントを鑑賞します。

 クロージングイベントに参加する子供達はJFAアカデミー福島、それと各地から集まった生徒さんたちです。JFAアカデミー福島は原発事故の影響で全員御殿場に避難し、そこで活動しています。御殿場での試合は私も観戦しましたが、「必ず戻ろう福島」の横断幕が印象に残っています。生徒さんたちは中学生年代からいて、屈託のない笑顔で待機しています。JFAアカデミー在籍ということは相当サッカースキルの高い子なのですが、傍から見ているその表情はごく普通の子供達そのままです。事故から1年たってもまだ帰ることができない、つらい思いをさせている状況を見ると、改めて原発の事故が悔しく思います。

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 クロージングイベントが終わり、試合開始が近づいてきたので、ここで広報の方とマネジメントの方と別れ、観客席に戻ります。この試合は再入場は不可なのですが、IDカードを見せるとスルーで通過できました。警備員の方に敬礼をされてスタジアムに入るのは初めてです。凄い経験をさせていただきました。席に戻ると間をおくことなくFIFAアンセムが流れ、アメリカ・ドイツの選手達が入場してきました。

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2012/09/09

U20ナイジェリア女子代表 1-2 U20日本女子代表

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 3位決定戦と決勝戦の試合もエミレーツ航空様から観戦チケットをいただいたのでカテゴリー1で観戦することができました。自分が貰っていいのかなと思いますが、ありがたい話です。

 ドイツ戦が完敗に近い内容でしたが、これから彼女たちが望むであろう15年度のワールドカップカナダ大会とリオジャネイロオリンピックに向けて少しでも強くなってほしいと願っているのでちゃんと観戦します。前日は雨の予報だったのですが、当日は快晴。陽が燦燦と差し込む中、15時30分キックオフ。

 試合は一進一退の攻防で、実力的には互角といってよかったと思います。日本が2-1で逃げ切ったのですが、日本の実力勝ちというよりはナイジェリア側に詰めの甘さがあった試合だと思います。

 この大会の試合全体にいえることですが、先制点が絶対的な鍵を握っています。ナイジェリアは先制されたことで苛立ち、計算されたボール運びができていませんでした。ナイジェリアのセンターフォワードに強力なオパラノジ選手がいて、彼女にボールが渡ると止めようがなく、シュートまで持っていかれるのですが、先制後は日本は中盤でボールを奪うことができて彼女を孤立させることに成功しました。運のよさもありました。試合の序盤、彼女のミドルシュートは日本ゴールのバーを叩き、ヒヤッとさせる場面があったのですが、これが入ってしまったらドイツ戦の虐殺がよみがえるところでした。

その意味では先制した田中陽子選手のシュートは見事としかいいようがありません。このシュートはミドルレンジから無回転でゴールバー下ぎりぎりを狙ったもので、キーパーは弾じこうとしたのですがシュートの威力が強くボールはそのままネットまで押し込まれました。リプレイを見るとシュートの姿勢は中村俊輔そっくりで、たぶん彼のフォームを研究しているのだろうなとうかがわせました。

 失点からのリカバリに対して一言書きます。私は女性に対して偏見を持っているわけではないのですが、感情的な部分が男子に比べて強く出ていて、それがマイナスになっているのではないかと感じました。日本代表は試合の入り方が悪い、失点してしまうとオロオロしてしまうところがあります。ナイジェリアはイライラしているところが目立ちました。この3位決定戦はナイジェリアにイエローカードが3枚出ました。日本はゼロです。女子サッカーではイエローカードはあまり出ませんので、これは負けていることからラフプレーにつながったのかなと思います。望遠レンズを通してナイジェリア選手の表情を見ると総じて焦りの表情が伺えました。

 逆に言うこともできます。ナイジェリアは2失点後に一点返した後は落ち着きを取り戻し、以降試合終了まで総じて日本を圧倒していました。決定的な場面はなかったのですが、崩される場面が多く出て、もし日本が失点して同点で延長戦を迎えた場合、焦りを感じるのは日本のほうだったかも知れません。

 メンタルマネージメントで試合を語るのは少しズルイかもしれません。けれど、技術も戦術もやることをやりつくせばあとはメンタルしかありません。そのメンタルが弱いから大事な試合で勝てないとか特定のスタジアムで勝てないとか言うチームを私はよく知っていますが、結局はそこなのだろうと思います。女子は特に。この大会、日本代表は守備面で課題があって、目を覆うシーンが結構ありました。ナイジェリアにしてもドイツにしてもアメリカにしても、守備に不安がという場面は少なかったです。日本が得点できたのは田中選手のスーパーシュートや柴田選手の完璧な崩しからとれたもので、それは賞賛に値するべきものですが、逆に言うと敵ディフェンダーの守備ミスというものではなかったのです。日本の失点は守備のミスと言うものが多く、それゆえによく勝てたなー、田中陽子はすごいなーと言う印象になるのです。そういう場面を感心するのはあくまでもその試合だけにして、ちゃんと反省と練習をしてほしいなと感じます。

 次のワールドカップもオリンピックもすぐに近づいてきています。前のエントリーでも書きましたが、10代の彼女たちにはこれからの3年間をどうすごすかが、日本を、そして彼女たち自身の将来を決めてしまいます。過去最高の3位は心から賞賛します。ですから是非、フル代表に入り、今のレギュラーたちを脅かし、今度こそアメリカ、ドイツを負かしてほしいと思います。

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2012/09/07

U20日本女子 0-3 U20ドイツ女子

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 試合から時間がたってしまったので簡単に書きます。日本が負けた理由は二つです。ひとつは開始時に日本は試合に入っていなかったこと。もうひとつは実力がまったく違う相手にガチで戦いに行ったことです。

 一般的なサッカーの試合は始まってから5分くらいは様子を見に行きます。その間、ボールを回して体を慣らしていったり、敵のフォーメーションを確認したり、敵の守備の穴を見つけに行ったりします。ところがこの試合は、開始直後からドイツは即効をかけにって日本は終始後手後手に回りました。サイドを破られるとなすすべもなく開始1分で失点。この開始1分で試合は決まってしまいました。実力が離れている相手に点を取りに行かなければいけなくなった苦しい状況が追加失点を生んでしまったと思います。ドイツボールでキックオフを迎えたことも敗因の一つになるのかもしれません。日本の選手は固く、動けていませんでした。

 もうひとつは選手の実力がまったく上のドイツに対して真っ向から勝負を挑んだことです。ワールドカップで日本はドイツを破りましたが、これはショートパスを多用して個人技の不利さを解消したからです。しかしこの日の日本の選手は攻撃も守備も一対一の勝負を挑み、ことごとく抜かれました。攻撃時はボールをとられ、守備のときは抜かれました。運よくドイツペナルティエリア直前までいけてもシュートコースはなく、苦し紛れに打ったボールは枠のはるか上、もしくはキーパー正面に行くだけでした。見ていて手はないなと感じました。惜しいのは田中陽子選手が完全に孤立していてボールがほとんど回ってこなかったところでした。これはドイツの事前分析で彼女がキーパーソンになるとふみ、パスコースを切ったからだと思いますが、田中選手自身もマークをはずす努力をしてほしかったです。

 この試合を語るうえで難しいのは、どういう戦術を取るべきだったのかだと思います。ディフェンシブに守ればスコアレスドローのまま後半まで持ちこたえられたかもしれません。でもそういう戦術は未来につながるのか?玉砕しようが圧倒されようが自分たちの戦い方を通すのはひとつのやり方です。目標はワールドカップを勝ち続けることですから成長するために限界を知るのは大切なことなのかもしれません。しかしその結果がこれだと見ているほうは少しつらいなと感じました。

 試合の感想はこのくらいにして、この大会自体の感想を書きます。見ていてすごくうらやましいと思いました。10代の女の子が世界大会の準決勝でドイツ相手に、それも国立競技場で2万8千人の観客の前で戦うということがどれだけ凄いことなのか。こういう経験ができる10代の子は世界中でどのくらいいるのか。今の日本で2万人以上入るスポーツイベントってサッカーと野球くらいです。試合が終わってがっかりする日本の選手たちに暖かい拍手が沸いたのがせめてもの救いでした。ブーイング?できるわけないじゃないですか。

 国立霞ヶ丘競技場 観衆:28,306人

2012/09/04

横浜FC 1-3 栃木SC

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 前回の試合で貰ったS席でビール1杯付き1500円チケットで今回も観戦します。このビール付きチケットはというのは5名様ご招待というものです。5名で行くと5名それぞれにまたS席ビール1杯付き1500円5名様ご招待チケットがもらえます。そしてその再配布を5試合分繰り返すというすごいシステムです。以前川崎フロンターレが1人が2人を誘うことを繰り返すバイバイン企画というのをやったことがありますが、横浜FCのそれは川崎をはるかに上回ります。川崎は2の2乗ですが、横浜FCは5の2乗です。5人が25人に。25人が125人に。125人が575人に。575人が2625人になります。ぶっちゃけまじめにS席を買うのがバカバカしくなりますが、観客が増えるのはいいことなのでしょう。少なくとも横浜FCはそういう選択をしました。この選択が観客増につながるのか、既存のサポーターたちを怒らすだけなのかはやってみないとわかりません。ちなみに今日の観衆は5758人でした。

 さて試合の話。雨ということが勝負を分けた理由のひとつ。さらに両チームのサイドバックの質の違いがあったこと。この二つが試合のポイントだったかなと思います。

 短期間で非常に強い雨が振りましたので、ピッチは水を含んでいてボールは走りませんでした。こういうコンディションではキックアンドラッシュを売りとする横浜FCは不利でした。対して栃木SCはまずはディフェンシブに布陣を取り、カウンターの体制をとりました。栃木はこの戦術があたったと思います。横浜FCのボールは簡単に敵にとられカウンターを受けました。

 横浜FCの弱点は戦術にバリエーションがなく、強い相手でも弱い相手でも、ピッチコンディションがどうであっても攻め方に変化がないことです。広い視野と多彩なパスコースをとる攻撃はJ2中位以下のチームには非常に脅威で、たいていの場合は勝つことができます。しかし強いチームがいったんディフェンシブに網をかけるとそこで限界が出ます。絶好調のときの川崎フロンターレが負けるパターンと同じで、その網を打ち破れなければ負け、それも惨敗という結果が待っています。この試合はまさにそれで、戦術の単調さに加えて天候の悪さが栃木に味方をしました。

 もうひとつはサイドバックの質の問題です。川崎から移籍した田中雄大は、この試合では群を抜いた安定感を見せていて、横浜FCの攻撃を全部止めました。逆に横浜FCはサイドを崩されることが多く、その差が失点につながりました。攻撃面はどっちもどっちだけに、ある意味悔しい敗戦でしたね。攻撃的サッカーの肝はサイドバックにあるとよく言われますが、本当にそう思います。

 栃木は荒堀、久木野、棗と私がよく知っている選手が移籍していっているのですが、なかなかレギュラーをつかめていません。今のJ2のレベルをつくづく感じさせます。J1でレギュラーを取れないからJ2に行って活躍しよう、という程度の考えでは生き残れないのかもしれませんね。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:5,758人。

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