ガンバ大阪 0-1 柏レイソル
今年も快晴の天皇杯決勝戦。もう10年以上毎年決勝戦を観戦していますが、いつも快晴なのが心地よいです。というか40年以上生きていて元日が雨だった記憶はないんですよね。今年から全日本女子選手権が皇后杯と名を変え、決勝戦も別々の日になりました。正直、助かってはいます。これを見るためには元日の早い時間から出かけなくてはならず、大晦日に夜更かしはできなくなりますので。
さて試合の話。ガンバもこの戦力で落ちるのかという落胆と、こういうサッカーをすれば落ちるよなあという納得感が出た試合でした。攻撃的サッカーが魅力のガンバですが、この試合は相手の出方をうかがうような展開が目につきました。前半は特に。
柏のレアンドロ・ドミンゲスと澤を警戒していたのかなとも思いますが、柏にしてもそれほど積極的に攻めては来ませんでしたね。なにかこう・・・決め手に欠けるごく普通のJリーグの試合でした。試合のポイントは柏が水野に代えて田中を入れたことが機能したのかなと思いますが、得点はコーナーキックからでしたので、決定的なチャンスを作って勝ったとは言いがたいし、ガンバにしても遠藤を封じられたその先の一手を打てなかったのが無得点に終わった原因だと思います。
J2降格チームが決勝まで来るのは初めてではないのですが、まあ決勝戦はパッとしないゲームになることが多いなと思います。ACL挑戦権は是非とりたいというのがサポーターの本音だと思いますが、クラブから見るとあれに参加すると間違いなく選手は疲弊するというのが明らかなので、積極的に参加したいとは思っていないのかもしれません。スポンサーである日立とパナソニックは広告効果抜群のこの大会には出たがっているのでしょうけどね。
天皇杯決勝は対戦するサポはタイトルをとる一大決戦の場ですが、それ以外の観客にとっては試合そのものよりも2013年の観戦初めの場、2012年シーズンの観戦納めの場の位置づけだと思います。この試合を観戦することによって私たちはまた1歳年をとることを自覚するわけです。
国立霞ヶ丘競技場 観衆:46,480人
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