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2013年5月

2013/05/27

【映画】変態仮面

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 まさかこの作品を今のご時世に実写で見ることができるとは思っても見ませんでした。原作は20年前の少年ジャンプです。当時、少年誌にこの作品が出たのを見て驚愕し、面白おかしく読んでいました。ただ、人気はそれほど高くはなかったようで、1年程度の連載で打ち切りとなったのを覚えています。

 チケットぴあでカウンターのお姉さんに「変態仮面を大人1枚」と言ってみたかったのですが、行く日がちょうど1日の「映画の日」で1000円で鑑賞できたので、素直に劇場に行って自動券売機で発券しました。つまんね。

 で、内容ですが、一言で言うと「変態」です。それ以外はありません。ただ、普通の変態と違うのは(普通じゃないから変態なのですが、そこは置いといて)変態になって悪者を退治していくところです。その開き直りっぷりが素敵すぎます。まあ男の夢とは言いませんけどね。

 「パンティー」という、当時も今も一般の女性はまず使わないであろう単語を連呼しながら頭にかぶり、ふくれあがった股間を悪人の顔に押しつけて退治するというのは、いいとか悪いとか面白いとか、そういう善悪も良心も全部吹っ飛ばしてスクリーンを暴れまくる姿は爽快でした。ヒロインの女の子も1990年の高校生そのまんまの格好で、ああ懐かしいなあ・・と。

 2時間の中に面白さを凝縮しているため、下っ端悪人の登場の仕方が駆け足だったのが残念でした。それでも変態仮面自身が戦いに敗れたり、変態と正常人の狭間で悩んだり、好きな子に変態の姿を見せるのをためらったりと、見所があり、概ね満足できる出来でした。最後の巨大ロボットは明らかに不要でしらけてしまいましたけど、まあいいかなと。爆笑しっぱなしでしたし。

 意外だったのは女性客の多さでした。「パンティー」を頭にかぶるシーンで若い女性が大笑いしているのを見ると、面白さに男女は関係ないのかと思いました。主人公の鈴木亮平が目当てだったのかもしれませんけどね。

 そんなに受けるのなら前売り券の特典にパンティー1枚プレゼントとしてもいいんじゃないかとも思いました。所詮、布きれだし、単価なんかたかが知れているでしょうから。いや別に私がほしいと言っているんじゃないですよ。
あくまでも「案」です。

 5月1日 横浜ブルク13

【バレエ】マラーホフの贈り物:ファイナル 鑑賞記

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 今日は午後半休をとって上野に向かいます。上野文化会館でバレエを鑑賞するのです。ウラジミール・マラーホフというウクライナのバレエダンサーがいて、バレエ界の巨匠とされているのですが、そのファイナル公演が行われるというので友人にチケットの発券を頼んで行ってきました。S席で1万6千円です。(送料と発券手数料別)。

 演目は通しで作品を演じるのではなく、いくつかの作品のパートをそれぞれの一流プロが踊って見せる形となっています。もちろん踊る主演はマラーホフですが、お相手を務めるのが東京バレエ団、ミュンヘンバレエ団、シュトゥットガルトバレエ団などです。私はバレエの知識は全くないので論を持つ資格はないのですが、見た感想だけ言うと、ああ綺麗だな、と思いました。

 それだけかい!と怒られるかもしれませんが、本当に作品の良さを理解しようと思うと、作品の持つ意味や踊りが見せる物などがわかっていないと話にならないので、一回見てここが良かったと言える物ではないと思います。人が躍り出見せる美しさ、というものが美しいと感じることができれば演目としては成功なのではないかと思います。

 興業は何を見せることで何を楽しめるか、というのが変わってきますね。バスケットボールなどのアメリカ型スポーツは楽しいということを楽しむものだと思います。試合中に流れるDJのアナウンスや音楽が来た人を楽しくさせるのです。

 バレエは美しさを楽しむ物だと思います。綺麗な服を着たダンサーが音楽に合わせて体で表現する美しさを楽しむことができるか、ということにあるのだと思いました。

 見ていて思うのはプロとしての完璧さでした。たとえば最初の白鳥の湖の群舞は東京バレエ団が踊ったのですが、オデットが踊っている間はピタっと体を静止させ、1ミリも動きません。その静止した姿が、ああ綺麗だなと思うのです。そのレベルはひょっとしたらバレエの基礎の「基」なのかもしれませんけどね。自分には絶対にできないと感じるところでもあります。

 一つ残念なことがあって、それはプログラムに大幅な変更があったことでした。マラーホフ本人の体調や、シュツットガルトバレエ団の到着が公演日当日になったことなど理由はいくつかあるのですが、プロとして魅せることを生業とするのならば、そういう部分はどうなのか、と思いました。

 バレエは一度だけでは語れる物ではないですね。またみたいと思います。今度はクラシック作品を全幕通しで鑑賞したいですね。

 5月22日(水) 上野:東京文化会館

 演目一覧
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1.「白鳥の湖」第2幕より
  ※オリガ・スミルノワ ウラジミール・マラーホフ 東京バレエ団

2.「トゥー・タイムス・トゥー」
  ※ルシア・ラカッラ マーロン・ディノ

3.「ギルティー」
 ※マライン・ラドメーカー

4.「ラ・ペリ」
 ※吉岡美佳 ウラジミール・マラーホフ

5.「海賊」より奴隷のパ・ド・ドゥ

6.「シンデレラ」
 ※ヤーナ・サレンコ ウラジミール・マラーホフ

7.「フランク・ブリッジの主題による変奏曲」
 ※マリア・アイシュヴァルト マライン・ラドメーカー

8.「レ・ブルジョア」
 ※ディヌ・タマズラカル

9.「椿姫」より第3幕のパ・ド・ドゥ
 ※ルシア・ラカッラ、マーロン・ディノ

10.「白鳥の湖」より”黒鳥のパ・ド・ドゥ
 ※オリガ・スミルノワ セミョーン・チュージン

11.「瀕死の白鳥」
 ※ウラジミール・マラーホフ

以 上

2013/05/25

川崎フロンターレ 2-1 アルビレックス新潟

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 まさに大久保様という試合でした。大久保がこれほど凄いフォワードだとは思っても見ませんでした。神戸にいたときはそれほど怖い選手というイメージがなく、川崎に移籍したときは正直なんだかなあと思っていました。

神戸さん、ありがとう!!


 5月負けなしという好成績の原因は充実したフォワードにつきると思います。まずレナトの大車輪ぶりが際立っていますね。一言で言えば守備ができるジュニーニョといえばわかるでしょうか。あるいは真面目なジュニーニョというべきか。さらに小林の成長ぶりが目を見張ります。小林、レナト、大久保が前線に張ると、相手もマークがつけづらくなりますね。これは全盛期の川崎の強さそのものです。

 これにジェシと山本が後方支援を、憲剛がつなぎ役のパサーを、それぞれ役割をきっちりこなしています。あおりを食っているのがパトリックで、おそらく良い選手だと思うのですが、現在の先発陣がここまで充実していると割って入るのは厳しいのかなと思います。もちろん大島の怪我は痛いし、森下のレンタル移籍についてはムカつく以外何者でもないのですが、過ぎたことは仕方がありません。

 それにしても5勝2分けですか。これだけ勝っているのに暫定8位というのが何とも複雑な気持ちにさせるのですが、これからに期待しましょう。今月が好調といっても、現在の順位表で言えば中位下位のチームが相手でした。これからは鹿島、浦和、広島、大宮と上位陣との対戦になります。対戦カードを見ると目眩がするのですが、現在の川崎の選手を見ているとそれほど臆する必要はないと思います。

 一つ追記なのですが、もう「このチームが相手なら勝てる」というのはなくなったなと感じます。数年前までは新潟や名古屋は等々力では楽に勝てていたイメージがあったのですが、もうそこまでの戦力差はありません。これは川崎がよわくなったということではないと思います。それだけ均衡しているということなのでしょう。川崎だって清水や新潟のアウェイゲームに勝ち始めてきているので、過去よりも進歩しているとは思います。

等々力陸上競技場 観衆:16,002人(公式発表)

2013/05/21

bjリーグファイナル 横浜ビー・コルセアーズ 101-90 ライジング福岡

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 大満足の2日間でした。もちろん横浜が優勝したことが大きいのですが、試合展開が準決勝、決勝とも非常に面白く、ハラハラしながら見ていたのが満足した理由です。以下、二日間分の感想を書きます。

 最初に準決勝から。相手は新潟アルビレックスだったのですが、序盤からお互いに点を小刻みに重ねていく展開で、4ピリオドを通して4点差以上離されることはありませんでした。それだけに守備の堅さやフリースローの決めの部分が重要な要素となったと思います。両チームとも、意外とフリースローを外す場面が多くて、この辺が観戦初心者にはわかりません。フリースローってサッカーで言うとPK戦と同じだと思うのです。PKはキーパーとの読み合になりますが、バスケットのリングは動きません。一応プロなんだから百本打てば百本とも決めるのが当たり前ではないか?そんな気がします。これはこの試合だけではなく、今までの試合でも女子の試合でも同じで、なぜ外すのかな?と思うところです。まあプレッシャーなんでしょうけどね。

 この試合の最大の見せ場は第4ピリオドのラスト、同点で迎えた最後の最後、ブザー鳴動後に決めたゴールでしょう。もちろん偶然ではなくて、この時間切れまで持って行くまでに横浜は用意周到に種まきをしました。新潟は第4ピリオドのファウル数が少なくいため、横浜のターンでファウルでつぶしにかかるのが読めていました。そのため横浜は新潟にターンを渡すことなく、最後までボールを持つことができました。そして試合終了の直前、シュートを放ち、ブザービーターを決めることができたのだと思います。

 続いて決勝戦ですが、こちらは打って変わって3ポイントゴールの応酬となりました。相手が3ポイントを決めればこちらも3ポイントで決め返す、そういう応酬でした。そういう攻撃的な展開が最後まで続いたため、前日の決勝戦の2倍近い101点をとることができたのだと思います。この試合は時間ごとに「流れ」がハッキリしていて、横浜の流れの時は一方的に横浜に点が入り、福岡の流れの時は福岡に点が入り続ける展開となりました。見ている側からすると、6点も離されたときにはこれは負けかもしれないと思ったりしたのですけど、その後3ポイントシュートやフリースローが立て続けに起きて追いついたりと、リードされていても目が離せない展開が続きました。第4ピリオドまで来ると10点差をキープできるようになり、勝ちの見込みがついてきて、落ち着いて見ることができました。その後、横浜の勝ちで試合終了。ああ良かった。

 Bjリーグ全体の話になるのですが、やっぱりショー化された試合は面白いです。サッカーではこうはならないですね。サッカーの楽しみはもっとストイックです。観客一人一人が頭の中で展開を考え、その通りに選手は動いているか、フォーメーションや選手交代は適正か、自分が監督のつもりで、あるいは評論家をつもりで試合を見ています。バスケットは純粋に楽しさが全てですね。ですからチアパフォーマンスなどが楽しさに色を添えるのかなと思います。ちなみに横浜FCの運営もこのバスケットのイベントチックな色を引いていますね。小さな子をチアに使っているのがいい例です。それは決して悪いことではないのですが。

 そういう部分が逆にWJBLの富士通レッドウェーブの試合を見ていると今ひとつの盛り上がりに欠けるなと感じる部分なのだと思います。結局の所、企業の福利厚生チームなので、チアパフォーマンスにしてもその範囲でしかないんですよね。多分男子もそうだと思います。

 今、BjリーグとJBLの統合話が出ていますが、Bjリーグがプロにこだわる理由がわかる気がします。お客さんからお金を取って試合を見せる以上、楽しさを徹底的に感じてもらわないとダメということだと思います。その徹底的に感じる楽しさというのが、企業の名前をつけたチームにできるか、ということでしょうね。選手をプロ契約で雇えばプロリーグなのかというとそうではなく、運営自体がプロでなければダメということです。

 Bjリーグの2012-2013シーズンは終わりました。しばらくすれば2013-2014シーズンが始まります。試合観戦はサッカーがメインになってしまうので、しょっちゅう観戦できるわけではありませんが、また見に行こうと思います。


 準決勝:有明コロシアム 観衆:6,542人
 決勝:有明コロシアム 観衆:9,674人

2013/05/17

【映画】名探偵コナン 絶海の探偵(プライベートアイ)

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去年の「11人目のストライカー」が結構面白かったので、今年も見に行くことにしました。何しろ防衛省全面協力でイージス艦が舞台というのですから、軍艦好きにはたまりませんね。しかしサッカーといい、イージス艦といい、私の好みをバッチリ押さえているのは凄いな。来年はバイクのレースを一つよろしくお願いします。サーキットが舞台というのも十分ありだと思いますよ。

 さて感想。予想を遙かに超える凄い作品でした。イージス艦の情報漏洩で、漏洩者は現職の自衛官、漏洩先は「あの国」のスパイ。イージス艦内で防衛省の内偵があって、警察と防衛省と海上保安庁との間で縦割り組織の弊害まで出ちゃうという、完全に大人向けの話です。ていうか、小学生がこの話を理解できるのか、そっちの方が疑問です。同行した甥っ子に聞いてみると、やはり背景はわかっていないみたいでした。でも面白かったとのこと。まあそうだろうなと思います。

 ストーリーの緻密さはハリウッド作品と遜色はなく、同じ話で007がやってもおかしくないし、アメリカ海軍のイージス艦を舞台にトム・クルーズが主演をやってもよかったと思います。ファンには申し訳ありませんが、コナンが主役というのが、緻密な話を一気に現実離れさせてしましたね。

 イージス艦が出航して、湾内に不審船が出て、艦長と副長との間で攻撃するかどうかの葛藤があって、内偵の女子職員が絡んできて、さらにその一つ一つの所にコナンが割り込んで行くという、濃密かつハラハラドキドキの展開。そしてきっちり、寸分違わず丁寧に書かれている「あたご」型イージス艦とSH-60Jヘリコプター。単駒割も迫力があり、そして格好いい。ヘリも軍艦も短魚雷を撃つ自衛隊員もみんな格好いい。5インチ単装砲塔もスパイを捕まえるのに一役買いました。コナンの大切な人をSH60ヘリが必死に探す姿は私が見たってドキドキでしたよ。冒頭の伏線をここで回収するのかと感心したりしてね。

 全体的に見て、新規の登場人物が沢山出ている割には話の展開は結構わかりやすかったというのが特筆すべきところでしょう。「あの国」のスパイが誰であるか、死んだ自衛隊員が何をしたのかは比較的早い時間にわかっていて、あとは誰が自衛隊員を殺したのかがストーリーの核心部分でした。私は最後までわからなかったのですが、甥っ子はわかっていたようです。コナンは謎解きアニメなので新規の登場人物が沢山出るのはお約束で、話を見ていると犯人だけはなんとなく検討がつくのだそうです。本当かな?

 コナンに興味のない人がこの作品をみた感想ですが、今の日本を取り巻く国際情勢が、この作品にぴったり合ったというのが現実なのだと思います。背景が子供に理解できるかどうかは関係なく、観衆に対して自衛隊の限界を知らせる役割もありました。たとえば映画の最初の頃に出た、アンノン物体に対しては先制攻撃ができないことなどは私から見ても理不尽と感じました。そして「あの国」はど実際にどの国のことを言っているのかバレバレでしたし、だからこそ「あの国」ならこういうことだってやりかねないことも納得させてくれました。そして何よりも海上自衛隊に対する広報活動としてはもの凄いPRになりましたね。エンドロールのSH60やあたご型護衛艦の実映像がアニメのイメージをそのまま引き継いでいました。この映像効果は去年のサッカーも同じく魅力ある物に写りました。これならヒットしますよ。コナン興味がない人でもまたみたいと思いますしね。

 5月4日 ワーナーマイカル春日部

 

2013/05/16

川崎フロンターレ 2-0 大宮アルディージャ

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 両チームともお試しフォーメーションのうえ、また大宮はナビスコ予選リーグの敗退が事実上決まっているため、見た目には激しさの少ない試合でした。少なくとも20戦負なしとか一部恐れられていた大宮の強さはみじんも見られませんでした。試合の流れは強力なフォワードがいるかどうか、の違いでしたね。大宮はスロベニアの外国人がいないため前線に迫力が全くなく、逆に川崎はレナトの無敵ぶりが際立っていたので、その差が勝敗を分けたのだと思います。川崎も大久保がいないのは仕方ないにしても(多分いても出なかったと思いますが)、パトリックが十分に可能性を見せつけました。安は張り切りすぎかな。オフサイドに頻繁にひっかかるあたり、まだまだ実践で慣れが必要なのだろうと思います。安はスタメンがとれなくてつらいと思いますが、ここで腐るか耐えて頑張るかの違いが将来を分けるのです。チョンテセだって、最初はジュニーニョ・我那覇・黒津に続く4番手だったのですから。

 風間監督も考え方を現実的に変えてきたようで、無駄なパス回しが少なくなりました。以前の各駅停車パスが少なくなり、裏へ抜けるパスが増えました。パトリックやレナトが単身で大宮ゴールに迫る機会が増えてきたのも
そういう前へパスを出そうという意識が出たのかなと思います。ようは現実的なサッカーです。

 そうなると、あれほど前評判が高かった風間サッカーとはいったい何だったんだ?という疑問にぶち当たるのですが、この辺について、私はあまり気にしていません。もちろん最初からこの現実サッカーをやっていればもっと勝ち点も稼げ、優勝戦線に食い込めたかもしれませんが、そういうところを強く言っても仕方がないかなと思います。この辺の責任をとるのならば監督よりも社長やGMの方が責任がおおきいでしょう。

 前線に強いフォワードがいて、後方に守備ブロックがきちんとできていれば、それは勝てるのかもしれませんが、それはどのチームにも言えることで、それができていないから試行錯誤しながら試合を進めていくしかないんですよね。

 シーズンはまだまだ残っています。ナビスコカップも残り1節、湘南戦を勝てば勝ち抜きが決まります。ここでやらかすのがフロンターレの真骨頂なのですが、そういうのも含めてサッカー観戦が楽しめるのならばそれはそれでいいことだと思います。

 等々力陸上競技場 観衆:7,625人

2013/05/14

映画:STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)

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 シュタインズ・ゲートは元々アドベンチャーゲームソフトとして評価が高かったのですが、それがテレビアニメとして上映され、その続編が映画となりました。私はゲームはやりませんでしたが、この映画を見るためにレンタルビデオ屋でDVDを全巻借りて事前に予習してきました。ハッキリ言ってテレビ版を見なければどういう話かよくわからなかいだろうなと思います。ということで、テレビ版から説明します。

この作品の特徴はタイムトラベル物に真っ正面から取り組んでいるところにあります。「シュタインズ・ゲート」のシュタインとはアインシュタイン博士から来ています。タイムトラベル物によくあるタイムパラドックス(過去を変えることによる未来の変化・矛盾)やタイムトラベルの限界(相対性理論による時間旅行は難しい)という設定で、その中でどうやって過去の世界にに干渉できるか、大切な人を救えるか、という部分が見所になっています。

 この作品でタイムトラベルをどうやって実現させているかと言うと、「世界線」という時間軸が平行に何本も、無数に走っていて、それぞれの世界線の中の自分に意識だけが移動できる設定にしています。つまり肉体は移動しない。この作品を知らない人に説明するのは難しいのですが、要は昔の自分(別の世界線の自分)に意識を挿入するということでタイムパラドックスを解決しています。意識が変わることにより世界線を移行する、それを実現するのは「Dメール」という過去に送信できるメール。このメールを送ると、その受信者は現在とは違う世界に入っていきます。物語の見せ場は、自分の大切な人が「組織」によって殺されるところ。それを回避するために主人公は世界線を操作して世界を変えるわけですが、結局はシチュエーションが変わるだけで殺されることには変わりはない。それでも主人公はあきらめずに世界線を変え続ける。その何度繰り返して助けようと努力しても、結局は死んでしまうという絶望感の中で必死にもがく青二才の主人公に私は、何度も引きこまれてしまうのです。

 話の出だしは難解です。「組織」っていったい何?とか、メイド服を着た子や巫女さんをやっている男の子とか、最初は必然性がよくわからなかったのですが、それが話が進むごとにつながってきて、最後のクライマックスまで続きます。いわゆる「萌え」要素が満載で、そういうのが好きなひとはそこも楽しめるのですが、ストーリーが織り込まれ、練り込まれていてかなり濃厚な作品になっています。最終的には第三次世界大戦を防ぐために未来から来た子供に助けられるのですが、多少の無理矢理感はあっても良い結末だったなと感じました。痛さ全開の主人公や、「ツンデレ」を絵に描いたヒロインとか、キャラクター付けも秀逸でした。

 で、今回の映画ですが、そのエピローグ的な話です。何度も世界線の移動を繰り返して、現実世界から消滅しかかっている主人公をヒロインが助け出そうともがく話で、これはこれで有りだなと感じました。銃撃戦やアクションシーンや重火器などは出てきませんが、作画が丁寧なこと、オープニング・エンディング・挿入歌がすばらしかったことが映画の作りをずっと良い物に仕上げました。

 4月24日 TOHOシネマズ川崎

2013/05/13

横浜FC 0-0 愛媛FC

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 近年まれに見るつまらない試合でした。お互いにディフェンシブな布陣で、相手ゴールに迫っても常に守備の人数が多いため、決定的なチャンスを作り出せず奪われて、ボールが行ったり来たりするだけのサッカーでした。勝ち負けはともかく、お金を取ってこういうサッカーを見せようという姿勢にまず腹が立ちます。サッカーの楽しさは点を取るか取られるかのハラハラドキドキの部分がまずあって、その上で勝つか負けるかがあると思うのですけどね。今日の試合のどこにそういうところがあったのでしょうか。今日の試合に限った話ではないのですが、横浜FCは積極的に子供を招待しています。招待された子供達は当然のことながら横浜FCのサポーターではありません。そういう子供達にこういう試合を見せて、果たしてもう一度見に来たいと思うのでしょうか。

 Jリーグができて20年。今日の試合は記念試合だそうで、ボールは特別にあしらわれた模様のものを使いました。じゃあ20年前の試合と比べて今日の試合は20年分の進歩があったのか、そういう部分が今日来た観客に感じられたのでしょうか?私はそうは思わないのですけどね。

 ずっと以前から言っているのですが、試合の取り組み方に問題があります。この試合を勝てば良い、というのではなく、次につながる試合なのか?J1に昇格しても通じる試合だったのか?そういう考えの基に戦略なり戦術なりを建てなければダメだと思うのです。とにかく勝ち点3をとることが必要なのだ、ではないと思います。リーグ戦は特にそうです。

 今日の試合について、特に横浜FCの戦い方について書きます。ここ数試合をずっと見て、フォワードの組み合わせが全く固められていないことが気になります。カズについては前のエントリーで書いたので省きますが、黒津がサイドに追いやられていてボールが回ってきませんでした。これは中盤の展開力が全くなくて、守備エリアからフォワードへのパスルートが完全に相手に読まれていることが原因だと思いますが、そのパスの落下点における競り合いを黒津にさせようとするあたりがダメだと思います。パスの落下点の競り合いは中盤の仕事であり、フォワードの仕事じゃないです。中盤でのボールの奪い合いが勝てない、もしくは省略するからフォワードにボールが行かないのだと思います。黒津の特徴はスルーパスからの抜け出しですよ。それを競り合わせてボールをとれというのは無茶だなと思いました。第一、仮に黒津がボールをとったら次に何をしろと言うのでしょうか?そのままシュートまで持って行けるような技術があるのならJ2で試合をしていませんって。そういう部分が迷走しているなあと感たところです。

 次に選手交代について。永井の投入は本当に意図不明でした。永井を投入したのは黒津と入れ替えてフォワードをフレッシュにするためだと思いますが、全てが遅すぎるんですよ。それと小野瀬と交代すべきは寺田ではなくて松下だと思いますし、その小野瀬だって本当は内田が交代で出るべきだと思います。フォワードにボールが行かないのにフォワードを増やしても効果はないでしょう。そういう展開力は小野瀬よりも内田のほうがうまいと思います。まあ私は練習見学をしていないので、今現在の実力はわかりませんけども、去年の内田のプレーを見ている限りでは、ボランチやトップしての位置は内田が一番うまいと思っています。

 まあ全体的にダメな部分はあるのですが、フォワードの組み合わせ一つとっても迷走しているなあという思いが強く出ました。しかし現在の横浜FCの最大の問題点は攻め方の部分に工夫が全くないところで、ここを解決しない限り誰をフォワードに入れようが点は取れないと思います。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:5,024人

 

2013/05/06

横浜FC 0-1 アビスパ福岡

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 川崎フロンターレ・風間監督の身内起用以上に謎なのが、横浜FC・カズのスタメンです。いやベンチスタートでも十分謎ですが。
 この試合、点が取れなかった最大の原因はフォワードがカズと大久保ということだったと思います。カズがシャドウで大久保の1トップなのだと思いますが、うまく動けていませんでした。前節のヴェルディ戦の出来を見ての判断なのかもしれませんが、ちょっとなと思いました。この晴天下、13時試合開始というのもカズにとって不利な点でした。

 今の横浜FCのフォワードを見ると、実質的につかえるのは大久保・永井・黒津の3人から2人を選ぶことになると思います。このうち大久保は身長がある割には競り合いに弱いところが難点だと思います。長所はスペースを見つけるところがうまい点ですが、そこは相手チームが対策を取り始めると機能しなくなります。この試合はまさにそうでした。その敵の守備に絡められた大久保を、カズはどこまで助けることができたのでしょうか?事実、カズと大久保に代え、永井と黒津が入ってからは前線の動きがかなり軽くなりました。惜しむらくはこの軽くなった動きがしあいも終わる頃になって機能しだしたことだと思います。遅いんですよ、カードを切るのが。

 私はスタメンは永井と黒津の2人で、黒津をシャドウから永井が支える形がベストだと思います。現状、フォワードにボールを供給する役割が松下になっていて、その松下もつぶされている状態ですから、そこも変える必要があります。小野瀬を中央に据え、中盤を厚くして複数の選手から永井へ。そして黒津へ。そうやってパスルートを複雑化していかないと点は取れないと思いますよ。このチームは。松下だけでは限界があります。

 ヴェルディ戦はうまく言ったじゃないかという人がいるかもしれません。しかしヴェルディ戦の先制点は敵の守備のミス、2点目はPK、3点目はキーパーの判断ミスだと思っています。横浜FCがゲームプランを立てて、そのプラン通りに勝てた試合だとは思っていません。ラッキーな勝利だったと思っています。そのラッキーな勝利でしかないところを勘違いしたからこの福岡戦でぼろが出たのではないでしょうか。

 横浜FCが京都やヴェルディに勝てたのは、強いチームは自分でポゼッションを取りに来るので隙を見つけやすく、岡山や長崎に負けるのは受け身に入った敵を崩すことができないからだと見ています。京都戦は見ていないので想像ですけどね。その受け身に入った敵を崩す手立てが今の横浜FCにはありません。先制されるとその傾向はさらに強くなります。

 私は今後も山口監督が指揮をとってもいいと思いますが、戦術がシンプルすぎて敵が読みやすくなっているところと、カズの登用は改善していかない限り、泥沼は続くと思います。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:6,387人

川崎フロンターレ 2-1 名古屋グランパス

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 近年まれに見る良い試合だったと思います。もし1-0で終わらせることができていれば、今まで見た試合の中でも一番、と言ってもいいと思います。最後の失点は残念でしたが、すぐに取り返したのでこれはよしとしましょう。

 風間監督に対しては言いたいこともありますし、批判が起きるのもわかります。ただプロサッカーを興業としてみれば腹をくくって攻撃的にいく姿勢をお客さんに見せていかなければならないと私は思うし、そうであればこのフォーメーション、戦術になるのは必然とも思っています。問題なのは身内を登用する姿勢ですが、今シーズンが開幕してからは概ね妥当なスタメンですのでこちらも良いと思うことにします。いや本当は腹に据えかねているところが他にもあるんですけどね。人間性の部分とか。森下を横浜FCに出した所とか。他にもいろいろ。

 この試合は川崎の全員守備、全員攻撃がうまくはまった試合でした。実は去年、等々力で見た名古屋戦も同じことが言えたので、これは本当に名古屋との相性の問題なのだろうと思います。もっとも去年は守備の隙を突かれて1-0で負けましたが、今年はお返しをしました。去年と今年の違いは両チームの守備の隙がどちらにあったのか、だけですね。

 名古屋はケネディを重用していますが、川崎は彼に対してうまく対応できています。私は名古屋の小川に良い印象を持っておらず、今まで苦戦した試合は小川を起点にしたものが多かったのですが、この試合はトゥーリオ~小川~ケネディラインを分断しました。その部分が大きかったと思います。ダニルソンやヤキモフスキーといった外人もつぶしました。逆に川崎の攻撃は名古屋のペナルティエリア前で攻撃の形を作れたことが得点につながったと思います。去年もそうなのですが、楢崎の守備力はやはりずば抜けていて、通常のシュートは大抵防がれてしまっています。この試合はピンポイントクロスをヘッドで入れた先制点と、密集した名古屋ゴール前の後ろからゴール角を狙った山本の速攻シュートで勝つことができました。逆に言うとこういう形でないと楢崎からは点を取ることができないと思います。

 あえて名古屋サイドに立って言うと、名古屋は自陣ペナルティエリア5メートル前付近を川崎の好きなようにさせすぎでした。川崎と対戦するチームは必ずこのエリアで川崎のボールホルダーをつぶしにきます。逆にそれ以外はある程度自由に川崎にボールを持たせます。その部分をストイコビッチは研究したのかなと疑問に思いました。まあ川崎が勝ったのですから別にどうでもいいんですけどね。

 このエントリーを書いている時点で次節清水戦の結果も出ました。2-1の逆転勝ちだそうで、少しずつ結果が出ているのかなと思います。まあ川崎は毎年3連勝と大量得点が一回ずつあるのがお約束なので、この連勝がその一回にあたらなければ良いのですけどね。順位は12位ですが、勝ち点が団子状態の中に入ってきました。次のセレッソ戦は今シーズンの状態を見極める大切な試合です。

 等々力陸上競技場 観衆:16,292人(公式発表)

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