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2013/12/30

横浜F・マリノス 2-0 サガン鳥栖

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 試合自体は2-0でマリノスが勝ったのですが、終了直前まではスコアレスドローでして、延長戦突入のにおいがプンプンに漂っていました。この試合だけでなく、もう一つのFC東京-広島もスコアレス、準々決勝の4試合も全て延長戦と、90分で終わらない理由があるのかなと感じました。

 全ての試合を見ているわけではないので憶測になりますが、一発勝負なので慎重な試合運びをする傾向があるのではないでしょうか。ナビスコ準決勝の浦和-川崎戦も、川崎は慎重な試合運びをした結果、点が取れませんでした。今日の試合もマリノス・鳥栖ともリスクを負わない試合運びで、相手のフォワードにスペースを作らせないポジションでした。その結果、マリノスの藤田・斉藤、鳥栖の豊田は生き場がなく、きついマークの中で試合をせざるを得ませんでした。見ていて、これじゃフォワードは仕事ができないだろうと感じました。

 前にも書いたと思いますが、こういう消極的な試合を80分も見せられるほうの気持ちにもなってほしいと思います。打ち合って、その結果負けたのならば、例え応援しているチームであっても受け入れます。そのうえで「ディフェンスがー」とかグチをいう事になるのですが、逆に見ればグチをいう楽しみを得ることができるとも言えます。こういう消極的な試合で負けたのならば何が残るのか?サポーターだけでなく、一般的なお客さんに対しても失礼じゃないでしょうか。またこういう試合の繰り返しが、結局はACLで海外のチームに勝てなくなってきている遠因ではないかと思います。

 この試合を持って今年1年の観戦も終わりました。元日の天皇杯からまたシーズンが始まります。川崎も横浜FCも楽しいサッカーを見せてくれることを節に期待しています。

 日産スタジアム 観衆:22,630人(公式発表)

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