横浜FC 2-1 カターレ富山
デジカメの電池切れによりスマホでの撮影となりました。やはり画質や使い勝手に難があります。高機能化が著しいケータイのカメラですが、1600万画素などと歌っていても、スポーツ撮影にはとても使えませんね。スマホカメラがコンパクトデジカメを駆逐するのではないかと言われていますが、私は十分棲み分けできると思います。
さて試合の話。黒津覚醒と思われる結果で、黒津のゴールを待ち望んでいた私にとっては望外の喜びでした。もっともゴールを決めたのはコーナーキックからのヘディングで、裏からの抜けだしを得意とする黒津としてはまだまだカタチにはなっていないのかなと思います。黒津のカタチで言うのならば、前節の千葉戦で、PKを獲得したシーンの方がずっと黒津らしかったと思います。
黒津と大久保のツートップを見て思うのは、大久保にとって黒津はベストパートナーであっても、黒津にとって大久保はベストパートナーではないということです。大久保にボールが渡ったら少なくとも黒津にはもう渡りません。せいぜいシュートをキーパーがはじいたこぼれ球にどこまで詰め寄られるか、ですね。もっとも黒津はそういうシーンも貪欲に狙っていきますけど。
逆に言うと、黒津のような中盤に使ってもらうことで能力を発揮するフォワードというのは必要とされる時代が終わりつつあるのかもしれません。川崎の大久保もそうなのですが、結局は中盤がペナルティーエリアまでボールをだしたらフォワードはゴールを決める事ができる、そういうレベルのフォワードでないと結果は出せないように思えます。横浜FCの場合、武岡が黒津よりも大久保を好むシーンが前節までが多かったというのも黒津にとっては不利な要素でした。ゴールをとれない黒津を批判するエントリーもあったりして、ちょっと心が痛んでいたのですが、これから存在感を見せつけていってほしいと願っています。
横浜FCもフォワードは増えてきました。大久保は不動のスタメンとして、パートナーに黒津、田原、永井がいます。これに高地、三浦カズ、小野瀬と言ったセカンドストライカーもいますので、これからも厳しい競争が続きます。でも、川崎時代だって不動のジュニーニョのペアとして、我那覇、チョンテセと争ってきたのです。怪我を克服すればまだまだスタメンをはれます。応援していますのでまたゴールを決めてください。
ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:4,561人