こんにちはバンディット1250
オートバイの続きです。CBR1100XXを手放した後、注文したバイクが到着しました。スズキバンディット1250というバイクです。前回のバイクは1100ccでしたが今度は1250ccとなりました。ここまで来ると排気量は自動車のフィットやデミオと同じになります。なんとももはやなんだか。
排気量は150cc増えましたが馬力は100hpとなり、前回から66馬力も減りました。また最高速度も時速180キロでリミッターが効くようになってしまいました。あーつまらない。
馬力を落としたりリミッターを効かしたりするくらいなら別に大型バイクに乗る意味はないので、400ccでいいんじゃないかとカタログを見ましたが、今の400ccって80万円もするのか・・。(例)中型に80万円も出すくらいならば、100万円出して大型バイクを買った方が遙かにマシなので、このバイクを買いました。今までバイクを買い換えるときは、より大きなバイク、速いバイクを意識していましたので、スペックダウンというのは複雑な気持ちがありました。まあCBR1100XXよりも速いバイク、大きなバイクはあるのですが、なんかこう・・・どうでも良くなってきました。
5月15日、磐田戦前日に納車。早速磐田まで往復してきました。で、感想。これ、すごい!!
一番驚いたのが、非常に軽いと言うこと。一瞬、400ccかとすら思いました。乾燥重量は229キロで、私が最初に乗ったCB750Fが250キロですからこれより20キロも軽いことになります。400ccは190キロくらいですので、まあ400ccよりも少し重い程度、ということになります。
オートバイに乗ったことがない人はよくわからないと思いますが、バイクの重量で20キロの差というのはかなり大きいものがあります。バイクは人が支えて乗る乗り物ですので、コーナリングや取り回しの差は軽いバイクは圧倒的に有利です。またパワーウェイトレシオが四輪以上にものを言いますので、軽いというのは重要な性能の一部なのです。
次に発進加速度が格段に違います。アクセルをガバっと開けてロケットのように飛ばすのならばCBR1100XXの方が断然上ですが、赤信号が青信号に変わって普通にアクセルを開ける分にはこのバンディットの方が圧倒的に速いです。これは最大トルクが発生する回転域の違いで、最大値はCBR1100XXが6000回転、バンディットが3000回転と、バンディットの方が低回転域で最大出力が出るようになっているためです。バイクの3000回転というのはアイドリングに毛が生えた程度の回転数です。自動車で言うと2000回転くらいですね。これ、ジムカーナとかやったら最強ですよ。あるいは白バイで使ったら逃げられるバイクはないでしょうね。
軽い車体、太い低速トルクと非常に運転しやすい点が気に入りました。とにかく運転が楽なバイクです。いままでツーリングに行くときは100キロ程度の距離で休憩を取りましたが、今回のツーリングでは横浜〜磐田間をノンストップ2時間30分で走りました。オートバイを買い換えたこと自体は複雑な気持ちがありますが、良い買い物をしたと思います。
バンディット1250 諸元
全長 / 全幅 / 全高 2,130mm / 790mm / 1,235mm
定地燃費 27.0km / L(60km/h)
エンジン型式 / 弁方式 W705・水冷・4サイクル・直列4気筒 / DOHC・4バルブ
総排気量 1,254cm3
最高出力 74.0kW〔100.0PS〕 / 7,500rpm
最大トルク4 107N・m〔10.9kg・m〕 / 3,500rpm
変速機形式 常時噛合式6段リターン