横浜FC 4-2 カマタマーレ讃岐
横浜FCの試合を見るのは久しぶりなのですが、戦い方が以前と変わったように思えました。以前はディフェンダーがボランチの松下にボールを預けると、その先が停滞してしまい、横パスやバックパスで時間のロスになっていたのですが、今は素早く前線にボールを出すようになりました。その大半は相手に取られてしまうのですが、そのうちの何回かはチャンスに繋がりゴールに結びつけることができます。横浜FCがシュートを打つときは2列目もかなり詰めるので「これは入るかも!」と思えるような場面が多かったですね。これができるなら最初からやれよと思うのですが、まあ形になってきたのはいいことです。
この試合に限って言えば、勝敗の差は純粋に戦力の差で、讃岐はどうしようもなかったと思います。もっと我那覇を友好的に使えれば違う展開になったかもしれませんが、我那覇自身、讃岐の中でポジションが取れていないのでチームの中に埋没してしまうのは仕方がないのかもしれません。
横浜FCは戦力自体はJ2の中でも5番手~8番手くらいなので、実力自体はプレーオフに進めるだけのものはあると思います。今から怒濤の追い上げをして間に合うのか、と思うかも知れませんが、一つひとつの試合を勝ち進んでいくことがまずは大切なことです。その結果、プレーオフにいけるならそれはそれで良し、だと思います。この戦力でJ1を戦ったら・・というのは今は考えてはいけません。それは今日の入場者数を含めたもっと大きな問題です。
ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:3,912人(公式発表)