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コラム

2006/12/01

地域リーグ決勝大会について

YSCC対新日鐵の観戦記で、地域リーグ決勝大会への意見を書いたところ、メールとブログコメントに多くのご意見を頂きました。ありがとうございます。ちなみに批判は大歓迎です。合意はできないかもしれませんが、少なくとも書いた人に不愉快な気持ちはさせたくないと思います。2ちゃんで書くよりはずっと建設的だと思いますよ。

 地域リーグ決勝大会については以前から思っていることを書いてみました。いろいろな見方があっていいと思います。ただ、私は公平を期するのであれば東京開催がいちばんよいと思います。理由はかんたんで、全都道府県に乗り換え無しで直接行けるのは東京都だけだからです。観客の立場からすれば地方の方が逆に遠征気分が出るかもしれませんが、チームの経理や財務を担当している人が見れば費用が安いところにしてほしいというのは切実だと思います。関東以外の、北海道・東北・甲信越・東海・関西・中国・四国・九州の代表チームにそれぞれ公平な開催場所はどこか?と考えれば議論の余地なく東京になるのではないでしょうか?

 開催地に手を挙げる県サッカー協会がいないとのことですが、私はまさにこの点を批判しています。運営側に中央開催への調整能力を身につけさせなければいけないのではないでしょうか。地域リーグ決勝大会の運営クオリティはJ、JFL、高校サッカーに比べてかなり低すぎます。おそらく予算をほとんど組まず、県サッカー協会の手弁当でやっているのが実際なのではないかと。そうではなく、予算と人を割り当て、大切なイベントとする時期ではないかと思います。

 リーグ戦方式がよいか、トーナメントが良いか、という点ですが、リーグ戦方式にした場合、3チームのリーグ戦を連日開催というのは公平ではありません。このやり方では初日と最終日に試合をするチーム(熊谷会場で言うとTDK)が一番有利です。理由は休息をとれることで、他の2チームは初日と2日目、2日目と最終日で連戦になります。趣味のサッカーであればこれでも良いですが、チームの命運を賭けて戦うリーグであれば、こういう点も見直す時期に来ているのではないかと思います。

 以上、私の考え方を上げてみました。異論反論は大歓迎します。いろいろな見方ができると良いですね。