横浜FC

2009/07/27

横浜FC 3-1 東京ヴェルディ

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 最近、仕事帰りに一駅分歩くようにしています。会社が新子安にあるので、東神奈川駅まで歩くと約2.5キロくらいあり、ちょっとした運動になります。神奈川区は京浜運河(正しくは入江川)に面しているので、運河沿いの町並みは雰囲気があって好きなのです。入江町とか浦島町のあたりがそうですね。

 ある日、歩く途中で町内案内板を何気なく見ると横浜FCのホームゲーム案内チラシが貼ってあって、それによるとヴェルディ戦は神奈川区在住、在勤の人は1000円でバックスタンドで見られるとか。この特典は私も対象になります。普段は3000円もするのでお得ですね。

 それはともかくとして、私はこの企画をこの張り紙を見るまで知りませんでした。 公式サイトにも載っていないので、いわゆる隠し企画になるのでしょうか。こういう○○区在住特典企画は個人的に大変良い企画だと思うのですが、何故公に告知しないのでしょうか。26試合もホームゲームを開催するのですから毎節持ち回りで○○区在住者は1000円で入場できます、と歌っても良いと思うのですけどね。

 まあ横浜市外の在住在勤サポーターはこの恩恵を受けることができないので、不公平感を感じさせないような配慮なのかもしれません。であれば、私はそれは違うと思います。

 横浜FCは横浜市のチームなのですから横浜市民に対してもっとウェルカムな態度を見せても良いと思うのです。横浜FCの最大の弱点として横浜市民だから横浜FCが好き、という動機付けをしにくいことがあると思います。横浜市民で良かったなと感じさせる企画があれば、もっと集客につながると思うのですけどね。平日で2000人を切るような運営を見るとそう感じます。

 閑話休題、試合の話をします。

 なにかこう・・・珍しく落ち着いて見ていた試合でした。Jリーグで横浜FCが3-0で終わらせるような試合(終了間際に1失点しましたが)は記憶にないです。最後はいつだったかな。

 この理由として、ヴェルディが前がかりに行き過ぎたことが揚げられますね。レアンドロ、大黒、平本の3人はもとより中盤の服部まで不必要に上がるのでカウンターが取られやすかったことがあると思います。というか、好守の切り替えがえらく稚拙な感じがしたのですが、ヴェルディってこんな雑なチームなのでしょうか。

 今年の横浜FCの特徴は「とにかくなんでもいいから素早く前へ」ということだと思います。だから相手にしてみれば攻め急ぐ横浜FCをきちんと受け止めることができればあとは綻びを見つけてそこを突けば良いのです。だから横浜FCが調子いいのはゲーム開始直後だけ、という試合ばかりだったのですが、この試合のヴェルディはそんなことを考えもせずに攻めてきましたね。何かムカツクものでもあったのでしょうか。レアンドロの件とか?

 大黒などはいったい誰と戦っているのかと思うほどの荒れ方だったのですが、こういう冷静さを失った部分は見辛いですね。勝ち負けや試合展開とは関係ない部分で辛いです。その顛末が大久保の負傷につながったと思います。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:5051人

 

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2009/06/14

横浜FC 1-0 岡山

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 ホーム1年ぶりの勝利。私はアウェイでの横浜FC戦をほとんどみていないので、横浜FCが勝った試合というのを実に一年ぶりに見たことになります。まあアウェイに遠征しても横浜FCの勝利に立ち会えるかは結構な運に頼ってしまうのですがね。

 横浜が勝った理由は相手ディフェンダーのクリアミスによるものでした。彼がヘッドでクリアした場所に八角がつめていて決めることができた、というもので、戦術的に見れば問題は全く解決していないのですが、ここまで勝てなくなると内容は関係なく、まず勝つことが第一になります。試合の終盤、岡山の怒濤の攻撃が始まり、フリーで何本もシュートを打たれたのにただの一本も入らなかったのは幸運以外の何者でもなく、横浜FCにとっては救われた形になりましたが、まずはそれすらも自分達の実力として飲み込んでいく図々しさを必要としましょう。

 今日の所はまずは最下位脱出、それを喜んでこの試合を締めればよいのではないでしょうか。そして明日から今日の試合の分析をし、次の試合の準備をすればよいと思います。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:4116人

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2009/03/14

横浜FC 1-2 熊本

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 強風で試合が行われるのか心配したのですが、幸い風は止みました。雨はポツポツ来ていますが気にならない程度です。スタジアムに到着すると、横浜FCの旗や写真がそこかしこに貼られていることに気づきます。シーズンオフにサポーターアンケートを取り、その結果を公表した(注:これは凄いことです)のですが、その意見が反映されているなと思います。スタジアムの雰囲気作りなど、今までの横浜FCはおおよそプロサッカーを運営していこうという空気があまりにも欠如していました。真面目にやっていこうというクラブの姿勢がやっと見えてきたかなと思います。もっともチケットチェックなどは要領が悪かったり最後のほうは全く見なかったり、詰めが甘いところが見え隠れしていますが、だんだん改善していくのだろう、と感じました。11年目にしてやっとサッカークラブの体裁が整ってきましたね。

 実はロアッソ熊本の試合を観るのは初めてでした。昨年、新規参入組としては結構いいチーム、と聞いていたので楽しみにしていました。そういう意味では期待通りの結果というべきなのでしょうが、まあなんというか・・・。

 去年、津並監督がさんざん批判されて樋口監督に代わったのですが、今日の試合を観ている限りではあまり変わっているようには思えませんでした。簡単に感想を述べさせてもらうと、パスの出し方が急ぎすぎているなと思います。去年もそうなのですが、選手はパスを受けたらボールをキープしてはいけない、すぐにパスを出せ、そして走れ、と指示を受けているのではないでしょうか。あまりにも展開が忙しく、そしてめまぐるしく、見ていてよくわからん!そう感じる試合でした。

 パスのだしかたが急すぎるので、敵にパスをだしてしまうケースがかなり見受けられました。横浜FCの失点はそこから来ているモノで、ディフェンスがパスを出そうとしたところをインターセプトされてしまい、あっさり失点を許してしまいます。ハリー、ハリー、クイック、クイック・・・・キーパーからフォワードにボールが渡るまで5秒かかりません。きっちりとつながれば楽しい試合なのかもしれませんが、今の横浜FCにそれを求めるのは無理です。

 去年いたブラジル人を全員解雇して、変わりに韓国人を大量に導入する。その理由は私にも想像できます。決して好きでやっているわけではないのでしょうが、ボールにタメを作れる選手をボランチにおかない限り、結局は理想で終わってしまうのかなと思います。その韓国人も結局サブにも入りませんでしたし。

 1年でJ1に戻ります。声高に主張するのはかまいませんが、まず地に足を付けることをすることが先決かなと思います。試合も運営もすべて。運営はだんだん良くなってきていますので、試合も含めて次回に期待、そう考えても良いのではないでしょうか。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:5,431人

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2008/09/02

横浜FC 1-4 山形

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 今日は悲しい休日出勤。午後5時半に仕事が終わり、速攻で蒲田の事務所を出ます。京浜東北線に飛び乗って、これなら19時のキックオフは楽勝だぜ!と思って三ツ沢に着いたら何故かハーフタイムでした・・・・・。18時試合開始だったのか・・・・・・・・・。キックオフを間違えたのはこれで2度目。前回は日曜日試合開始なのに土曜日だと思いこんで三ツ沢に着いたら照明が落ちていて真っ暗だった、という失態でした。やばいなあ。ボケてるなあ・・・・。

 仕方がないので後半戦だけでも観戦します。1-1の同点。相手は2位の山形でしたので虐殺を覚悟していたのですが、なかなか頑張っています。これなら今日はやれるかも!と期待したのは非常に甘い考えでした。

 まあ・・なんというか、急な豪雨で試合展開が変わってしまい、ずるずると3失点、というのはプロの試合ではないと思います。公式戦をやる機会が少ない高校生ならわかりますが、いやしくもプロでしょう。豪雨の中で失点を重ねるシーンを見せられれば試合後のブーイングはやむを得ないかなと思います。むしろブーイングを受けてふてふて腐れた態度を取った某選手に幻滅しました。

 敗因で見ればいろいろ上げられます。第三クールに入って残り試合を数えた方が早いこの時期に新フォーメーションを試すとか、ディフェンスもボランチも固定化しない、とか、そういう芯のないチーム作りをしていることが最大の原因ではないでしょうか。北京オリンピックの日本代表もそうですが、スタメンというのは本来は変えるモノではないのです。少なくとも後半を過ぎたのなら。前半戦はお試し期間であれこれいじるのもいいでしょう。(それだって春のキャンプで何をやってきたんだと言いたいのですが)。でも終盤になってまだ決まらないのを見ると、監督はサッカーをわかっていないんではないかとすら思えてきます。

 スタメンが変わる、それ自体は健全な競争でよいと思います。しかし変え方が問題です。山田や三浦淳、エリゼウなどはボランチをやったりして自分の位置が決まっていません。これではポジショニングに大きな問題が出てくるでしょう。4バックを採用するチームの問題点ですが、なまじディフェンダーが多くなる分だけマークの受け渡しは難しくなります。その点はくりあしているのか、そういうことを考えて監督はフォーメーションを組んでるとはとても思えません。

 試合を観ていて思うのですが、何かこう・・選手の側にも悪い意味での開き直りが出てきたように見えます。普通、1-4、しかも逆転負けなど食らえばタイムアップの瞬間はピッチにへたり込みますよ。でも今回はそう見えませんでした。たんたんと試合が終わったように見えました。試合に負けたことよりもその点が悲しく思えました。

 ニッパツ三ツ沢球技場  観衆:3,612人

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2008/06/15

横浜FC 0-1 FC岐阜

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 最近は写真を撮る元気もなかったのですが、試合前に「小泉舞夏」さんが目の前に来てくれたので、私だけの撮影会を実施。ラッキー。モデルさんだけあって目線のくれ方はプロです。レフ板ほしかったなあ。逆光だったし。

 試合ですが、よくここまでグタグタにできるなと思います。福岡戦の攻め方が急にできなくなったのが悲しいですね。アンデルソンが止められた→戦術変更→グダグダというフローなのかなと思います。崩れ方としては最悪ですが、もともと全取っ替えでスタートした08年に結果を求めるのが酷ではなかったかとも思います。一生懸命応援する以上は勝利を求めるのは当然ですが、現実問題としてできることとできないことはありますよ。ゼロからスタートするのならばある程度は達観すすしかないかなと思います。

 もっとも負けるのならば負け方があるだろう、とは思います。一試合一試合だけ見るとそれほど悪くはないのですが、スタメンが毎試合変わりすぎるので連携が取れていないのではと感じます。ディフェンスにしてもマトモに機能しているのは早川だけ。フォワードに至ってはボールの来るところに行かない、出せない、というのは痛すぎます。ある程度の試合で選手を固定できればいいのですが、選手も監督もどうしたらよいのかわからないのでしょう。

 今日は10周年記念本の発売日だったそうですが、本の中に重大な間違いがあったとかで発売中止に。なにやっているんだか。5000円もの価格を取っていながら校正をしないというあたりが、J2の順位よりもチームの問題点ではないかなと感じます。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:3,843人

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2008/05/21

横浜FC 2-1 福岡

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 本当は・・・・・絶好調、向かうところ敵無しのリティ福岡にどこまで横浜FCが立ち向かえるのか、というシチュエーションを期待していました。数節前の展開から今日の試合結果はだいたい読めていましたけれど、正直言って一抹の寂しさを感じます。

 福岡はチームがバラバラで見ていてとても勝てる状態ではありませんでした。ではそのチームを作ったのは誰か?辛い答えですが、リトバルスキーであったとしか言いようがありません。その伏線にあるものまではわかりませんけどね。ただ、辛いなと感じました。少なくとも横浜FCが勝って良かったという気持ちではなかったです。

 福岡の現在のチーム状況はわかりませんので一般論だけで話します。組織は「筋」で動きます。筋が通っている組織は強くなりますし、通っていなければ弱くなり、内紛が起こりやすくなります。昨年、J1昇格を逃した責任を取って辞任すべきはGMだったのか、監督だったのか。大量解雇、大量補強は妥当だったのか、ということを考えると現在のチーム状況はとても筋が通っているとは思えません。であれば・・・やはり今日の福岡の敗戦は仕方がないものだったかなと思います。

 私自身は福岡は別にサポでもアンチでもないのでチームの順位自体は気にはなりませんが、本来の実力とは離れた結果を出していること、その責任はだれにあるのか、ということを考えると辛いものがありますね。リティに対しては、昔も今も、そして今後も応援していきますけれども。

 ニッパツ三ツ沢競技場 観衆:3.953人

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2008/04/30

横浜FC 1-1 C大阪

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 なにかこう・・意外とセレッソもたいしたこと無いな、というのが率直な感想です。横浜FCが勝てなくて悔しいとかそういうのではなくて、意外というか、あっけなさというか、そういう気持ちが残りました。セレッソというと、3年前、J1自力優勝の可能性を残して最終節を迎えた印象が強かったので、そういうギャップがあったのかもしれません。

 もっとも当時と比べて若い選手が多いというのをポジティブに考えるべきで、そう見れば現在のセレッソの状態は大きく頷けます。2001年のフロンターレが良い証拠で、当時無名だった、箕輪・我那覇・寺田・佐原などがJ1昇格後に大きく貢献したことを思えば、セレッソも2年後、3年後を見るべきチームなのでしょう。香川を見るとそう思います。

  試合の中身は既にJ2に馴染んだセレッソと対、未だに戦い方が決まらない横浜FCであり、ドッタンバッタン落ち着きませんでした。こういうカオスな展開になると、横浜FCのカズは輝きますね。場面の要所要所に顔を出してボールを奪い、パスを出し、そして受けます。カズはフォワードと見る人が多いのですが、実際はボランチからトップ下までの間を器用にこなすマルチフィールダーと言った方が良いと思います。前線もバックもサイドも中央もみんなできる選手はなかなかいません。もっともカズくらいになると監督としては戦術で縛るよりも好きにやれと言っているのかもしれません。その方が監督もカズもやりやすいでしょうから。

 今年のJ2は概ね混戦状態で、まだまだ先が長いです。ちゃんとチームを作ること。これが横浜FCの現在の課題で、勝敗そのものは連敗を避け、上位に離されずについて行ければ現在はそれでよいと思います。もちろん勝つに越したことはないし、試合前のチームに対する要求は今日は勝て、今日も勝てになるのは当然のことです。

 ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:4,316人

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2008/03/30

あきれた話

「まるごと10th ANNIVERSARY DAY PART1」開催とやらの話。

企画はまあいいと思う。


【YOKOHAMA FCプチミュージアム】
横浜FCの歴代ユニフォームをはじめ、集合写真を展示。感動した思い出のシーンをもう一度。
○場所:A,B入場口付近

○入場料:100円

○時間:未定

※試合観戦チケット料金とは別に上記、

入場料を頂きます。


心の底からバカじゃないかと思う。

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2008/03/23

横浜FC 0-0 鳥栖

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 今日は帰りに買い物と家族の見舞いに行くので電車で行きます。運転しないのでビールを買い込んで試合前から飲みました。日当たりのいい日曜日、昨日のツーリングの疲れも相まって前半は半分寝てしまいましたよ。不覚でした。もっとも寝てても寝ていなくても大差ないような試合でしたが。

 試合自体はお互いがノーアイデア状態で、なんの工夫もスペクタルさも無かったなと思います。負ける要素はありませんでしたが、どうやって点を取るのか見えない試合だったと思います。

 たぶんそれがJ2の特徴なのかもしれません。J1もそういうところはありますが、J2の場合、とにかく相手の良さをいかに消すかに重点がおかれるので、攻略の糸口が見えなくなります。横浜FCの場合、得点源のアンデルソンの他に攻め込めるフォワードがいないので、鳥栖から見れば、アンデルソンにマークを付ければそれでオーケーとしているように見えました。横浜FCが攻撃に移ると鳥栖はディフェンスラインを6枚並べます。そのうち3人をボールフォルダー、残りの3人がマンマーク、といった感じで横浜FCにシュートを打たせませんでした。まあ横浜FCもにたようなことをやっていましたけどね。

 結局ストライカーの人材不足がたたっているとこうなるのでしょう。去年の川崎も同じこと言えました。我那覇が不調なら攻撃は心配ない。ジュニーニョを押さえればオーケーというように。難しいですね。

 横浜FCが機能しだしたのは皮肉にもストライカーのアンデルソンをカズに変えてからでした。カズが2列目に入り、御給のワントップにしてからはフォワードへのボール供給量が増えました。この交代直後の連動性を生かして1点取ってしまえばそうとう楽な展開になったと思いますが、この辺が限界でしょうか。

 横浜FCは次は水戸戦です。ここに勝てないと次々節以降から強豪との試合に入りますので苦しくなります。まずは内容を度外視して勝つことがなによりですね。

ニッパツ三ツ沢球技場 観衆:3,728人

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2008/03/18

横浜FC 3-2 湘南

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 国立での試合が終わるとバイクに飛び乗って三ツ沢に向かいます。第三京浜道路をとても人に言えないスピードで突っ走って45分で到着。三ツ沢は第三京浜の出口に直結しているので便利です。バイクでの移動は駅からの距離ではなくて、高速のインターからの距離がポイントになります。あまり理解してもらえないのですが、国立競技場を起点とすると、等々力競技場よりも三ツ沢球技場の方が近いのです。関係ないのですが、埼玉スタジアムは東北自動車道浦和インターに直結しているのでこちらも行きやすいスタジアムです。

 スタジアムに入っていきなり大型のビジョンが目に入ってきました。なにかこう感慨を覚えます。逆光で見にくいのが少しアレですが、贅沢を言うものではありません。むしろ妙にさっぱりしたホームゴール裏のほうが違和感を感じます。でもすっきりしていて良い雰囲気です。最新設備満載の巨大スタだけがスタジアムではないなと思います。

 さて試合の話。

 純粋に面白かったです。なによりも横浜FCが自分達の意志でボールを奪ってゴールを決めるんだという空気が存分に感じられました。比べるのならば去年のJ1よりも一昨年のJ2時代の方がわかりやすいかもしれません。相手にボールを持たせてお見合いのように進めていく一昨年と比べた今日の試合、そう比べると今日の試合の面白さが際だっていました。

 サッカーはボールの蹴り合いだと思います。それがまずあって点の取り合いになるのだと思います。蹴り合いをしないサッカーはサッカーではないと思います。じゃあなんなのだと言われても困りますが。

 横浜FCはPKを2本得ました。正直、湘南には厳しい判定だったと思います。でもそのきわどいプレーをしなければならないほど横浜の攻撃には連動性があったということではないでしょうか。もちろん新外国人のアンデルソンがアタリだったというのもありますけどね。

 チーム体制ががらっと変わってしまうと作り直すのには苦労します。この試合だってそういうところはありました。湘南の2得点はそこにあります。守備の一瞬の気のゆるみがあったのかもしれません。でもその連携不足を言わせないだけの連動性が攻撃にあったと言うことで、この試合をまとめても良いのではないかなと思います。

 実際の評価は夏以降なのかもしれませんけどね。2005年以前は4月の終わりくらいまでは調子が良かったのですよ。横浜FCは。

 次の観戦は鳥栖戦です。

 三ツ沢公園球技場 観衆:6,287人

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2008/01/28

城彰二引退試合

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良い試合でした。小さな球技場に人が集まって、手作り感の漂うイベントでした。国立競技場を使うばかりが能じゃないですね。千葉や磐田のサポーター達も大勢集まって、1万人を越える観衆になりました。欲を言えばもう少しバックスタンドを埋めたかったのですが。

試合はとにかく城にボールを回そうという意図がアリアリで、それがわざとらしくて苦笑してしまいました。2-1の全得点を城が決めるという、まあできすぎた結果なのですが、それはそれで楽しめました。本当はもっと点が入っても良かったと思いますけどね。お互いに3点くらいずつとっても良かったなと思います。ディフェンスはあんなに頑張らなくても良いのにと感じました。
この辺はもっと演技をしてもいいんじゃないのでしょうか。特に山口選手と中西選手。フォワードだってどんどん打っちゃえばいいんですよ。城に気兼ねすること無しに。ジャカジャカバンバン。そういう意味では空気を読んでいたのは小山でしたね。先制失点は小山のナイスパフォーマンスから生まれました。・・ということにしてください。真面目にやってあの失点だったら今期は絶望的ですよ。

戦術や戦評などを語る試合ではないでしょうからこの辺で。城の引退試合もというよりアトランタオリンピック同窓会、98年ワールドカップ同窓会、横浜FCのOB会がごっちゃになった妙に明るい引退試合でした。

最後になりましたが城選手、お疲れ様でした。

三ツ沢球技場 観衆:10,015人

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2008/01/17

「10周年」にむかつく

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たぶん、この件に怒っているのは私だけなのだろうなと思う。5年前だったらもう少しいたかもしれないけれど。

記者会見における奥寺会長の発言が理解できない。
「横浜FCはようやく今年で10周年を迎えます。・・・」の部分。

最近横浜FCのファンになった人は、そうか、もう10年なのかと思うかもしれない。でも実際は違う。
横浜FCの法人登記が完了したのは1999年1月12日で、今年(2008年)は10周年ではない。どうして奥寺会長は今年を10周年だとしたのか。

一つ言えるのは横浜FCの「登記上の」会社設立日は1998年12月だからではないかと思う。創立者が登記申請をしたのは1998年12月25日。だから360日ほど早いが今年を10周年として間違いはない、奥寺会長はそう考えたのかもしれない。

しかしそれってどうなのかと思う。デパートにしろスーパーにしろ「1周年記念セール」を行うのは開店後1年経過した日であって、役所に登記申請をした日ではない。一周年というのは1年を経過した日だ。1999年1月1日時点で横浜FCは登記上存在していない。だから2008年元日直後に「今年は10周年を迎えます」と発言するのは絶対に間違っている。勝手に歴史を作るなと言いたい。

この辺の事情について当時の状況を少し説明する。間違っているところもあるかもしれない。あれば指摘してほしい。

登記上、設立日を1998年12月としたのは、その年中に会社を設立「したこと」にしないと1999年から始まるJFLに参加できないとJFA幹部から指摘を受けたのだ。だから取り急ぎ書類「だけ」作成して、年末、役所の閉まる直前に登記申請をしたのだ。だから横浜FCにとって1998年12月というのは年末の5日間だけ役所の机の中で申請書として存在していただけ過ぎない。経済実態のない企業は企業ではない。横浜FCができたのはあくまでも1999年になってからだ。

まあ普通のケースであればただ呆れるだけで怒る必要はなかったかもしれない。しかし横浜FCの場合、1998年12月から1999年1月にかけての2ヶ月間は非常に重要な時期であり、区切りや境目をいい加減につけてはいけないと私は思う。

横浜FCに関わるすべての関係者は1999年1月1日、国立競技場で何があったのかを知っているはずだ。近年横浜FCのサポーターになった人だってだって知っておくべきことだと思う。横浜FCの創設に関わった人たちはこの日の前と後では自分達のおかれている状況は全く異なっている。この日を境にして、ただの1サポーターが経営者になった、そういう日だ。だから1998年を創業年とするのは横浜FCにとっても、その創業者が応援したチームに対しても非常に失礼なことだと私は思う。サッカーに全く関心のない今のクラブスタッフならともかく、創業に携わった奥寺会長がそう言ったのが非常に残念であり悲しいコトだと思う。

1999年3月8日、奥寺会長とリトバルスキーは横浜ベイシェラトンホテルで結成披露レセプションを行っている。であれば2009年3月、Jリーグ開幕前に同じホテルの同じ場所で10周年経過レセプションを行えばいいじゃないか。そうすれば当時、立ち上げに協力したファン・サポーター達も一緒に祝えると思う。11年目を迎えるシーズン、また改めて一緒に戦おう、という口実ができるではないか。チームの歴史を無視されたことに腹が立つと同時にそういう考えが持てないことをとても悲しく思う。

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2008/01/10

バカじゃないのか?

横浜FCのリリース文

>>2007年をすべて水に流すことができる横浜FCオリジナルトイレットペーパー
>>「WELCOME NEW SEASON 2008 すべて水に流してね 2007」を下記の通り販売いたします。
>>
>>横浜FC オリジナルトイレットペーパー
>>「WELCOME NEW SEASON 2008 すべて水に流してね 2007」

あれだけサポを挫折の縁に追いやっておいて「水に流してね」はないんじゃないか?上から目線で横浜FCを見ていてもさすがにこれは・・・・。バンバンスティックの比じゃないな。
天皇杯で高額のキャンセル料払って航空券を買い直して長崎まで行ったあげく、愛媛にロスタイム負けを食らったサポーターを複数人知っているけれど、その人たちの気持ちを思うとね。水に流せるのか?彼らが「流せる」というのならばそれ以上いうことはないけれどね。

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2007/11/20

横浜FC 0-2 新潟

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 ガラガラのスタジアムをこんなに虚しいと感じたのは初めてでした。JFLでも地域リーグでも海外の2部リーグでもガラガラのスタジマムで結構観戦しましたが、それぞれの試合に文化があり試合には面白さがありました。最下位が決まり、文字通り消化試合であったことがそうさせているのかもしれません。でも順位が決まっても次の試合のために、来年のために、そしてお金を払って見に来てくれた人のために今を頑張っていく空気というものは無ければならないと思います。それが見えなかったのが非常に残念でした。

 試合は監督会見によると横浜FCが試合の主導権を握っていたたらしいです。確かにゲームメイクは横浜FCが主体的にしていたようにも見えます。でもチャンスメークは圧倒的に新潟でした。前半、何度も何度も横浜FCゴールが攻めたてられ、ペナルティエリア内を新潟に回されます。前半で2,3点決まってもおかしくなかったのですが、新潟のヘタさに救われました。横浜FCの左サイドバックがずたずたに切り裂かれるのを見て、どうにもならないなあと考えてみました。

 横浜FCは全体的に連動性がなく、個々のプレーが完全に個人に依存していたのが残念でした。例えばカタタウのドリブルは思い切りがよくてよかったと思いますが、サポートが全くなく、結果的に埋没してしまいました。連動性のない横浜FCとチャンスメークに乏しい新潟の試合はどっちもどっちとしか言いようがなく、PKを得た新潟に勝機があっただけだと思います。

 来年を戦うに当たって横浜FCが考えることは、来年どうすればよいのかではなく、何故今年はダメだったのか、その原因を徹底的に追求することでしょう。川崎や京都、福岡がどのような運営を行って、どうして2部に落ちていったかを見れば今後の運営のヒントは沢山見つかります。試合運営、チケットの価格、応援のあり方、選手の獲得、スタッフそれぞれの責任、それぞれのチームにそれぞれの事情がありますが、あるべき姿から大きく外れているのを見ると、もう少し考えたいなと思います。私としては1部リーグにこだわることから離れた方が良いと思っています。2部の中でお客さんを呼び、試合を楽しませ、サポーターを増やす、そういう好循環を作り出していったその先に1部があると思います。

 私は来年の横浜FCは非常に厳しいシーズンを送ることになるかもしれません。でもチームが無くなるわけではないのですから未来を見ることはできます。その未来を見ることができればまた1部で戦うことができるのではないでしょうか。

 日産スタジアム 観衆:7,751人

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2004/04/03

横浜FC 2-2 水戸

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 宇都宮市内で餃子を食べていたためスタジアムに着くのが予定より遅くなってしまった。水戸対横浜の試合を栃木でやれば客なんてこないだろうとタカをくくっていたら意外や意外、観衆2000人強。3年前の同じ時期、水戸とやったときは1550人だったのだから、水戸も着実に客を増やしていると言える。横浜は大丈夫かと思う。月末は川崎戦なのになんの集客イベントも企画していない。テンプレ化された神奈川ダービーなんて無意味なのに。危機意識がないと思うのは私だけか。

 天気は快晴。そしてバックスタンドは芝生席。同乗者3人を乗せて車を運転してきた身になってみると寝ていたいね。これが栃木SC戦だったら寝ていたかもしれない。そのく
らい晴れた日の芝生席は気持ちいい。

 横浜FCの試合は開幕戦以来で今日が2試合目。開幕戦勝利の後2戦連続で引分けだったので今日は勝ちたい。しかし、今年の水戸の3試合連続引分け、そしてここ数年の横浜と水戸との相性を考えるとスコアレスドローか、と予想する。両チームの得点はせいぜい1点。0-0、1-0、0-1、1-1のどれか。フォワードに的を絞った放り込みサッカーの予感がプンプン匂う。水戸の、相手にボールを持たせてわざと自陣内まで攻めさせる、という試合を見ているとイライラする。その戦術が的を得ているのだからなおのこと性質が悪い。

 試合結果はいい意味でも悪い意味でも裏切られた。2-2の引分け。横浜FCが水戸から2点も取ったことは驚いた。追いつかれてかなり凹んではいるけれども。

 何故2点とれたのか、そして何故追いつかれたのか、その理由を考えてみる。2点とれた理由はサイドの大友のビルドアップが功を奏したこと。それが逆サイドの臼井、中央のジェフェルソンと効果的に相まってうまくマークを外すことができたことが理由だと思う。

 以前の横浜FCはサイドから上がろうとしても、敵はあらかじめ両サイドにディフェンダーを配置し、そこで止めてしまった。横浜FCはそこからボールを前に運べず後ろに下げたり横に出したりしてボールを奪われ、高い位置からカウンターを喰らってしまった。

 今日の横浜FCは自ペナルティエリア前でタメをつくり、センターライン近くまでボールを運んだ後、そこから両サイド、特に大友の側にパスを出した。ツィードのディフェンス力、マシューのキープ力、そして大友のサイド突破力、そして最終パサーとしてジェフェルソンがいる。こぼれだまを小野智吉、小野信義が拾える。その組み合わせの妙が2得点に結びついたのではないか。少なくとも今年のリトバルスキーの試合の組み立ては大いに成功している。

 大友だけではない。サイドへのパス出しが効いているのは中央を組む内田の展開力だって見逃せない。この内田は、横浜FCがやっと自前で育てたと言っていいほどの成長を見せていると思う。何故、彼をもっと評価できないのかと思う。

 ジェフェルソンばかりが評価されている気がするが、決してそんなことはないと思う。どうやってフォワードまでつなげられたのか、その過程を見てもいいのではないか。 

 ではなぜ2失点を喫したのか。それはその効いていた選手-大友、ツゥイードを変えてしまったから。中盤のタメが張れなくなり、中央から、あるいはコーナーからセンタリングが上がったときにマンマークが甘くなってしまったから。それが原因だと思う。もちろんその失点の原因はまだやれるにもかかわらず勝手に選手を交代させた監督代行にあるのだが(ツィードは怪我が原因だと思うけど、ドクターも見せずによくわかったと思う。できは悪くなかった)。

 2-0で後半20分すぎまでリードし、そこから追いつかれるとしんどい。でも、これは守りきれなかったのではなく、負けていた水戸がパワープレーに出たときにはじめて中央から攻撃したのが功を奏しただけともいえるのではないか。ツィードは前半で交代したのだ。ツィードが交代した直後から中盤を攻めていたら横浜はもっと早く失点していただろう。前半から後半始まってすぐの間は水戸の攻撃はサイドオンリーでツィードが交代してもその影響は出なかった。その意味で考えればなるべくしてなった引分けだと思う。悔しいけどね。

 試合後の夜から現在にかけて横浜FCサポーターがいかに落胆しているかは各サイトを見るとよくわかる。リティの正念場、瀬戸際と言う人もいる。しかし私はそんなに落胆することはないと思う。試合の一場面、一場面はきちんと組み立てられているのだ。試合をよく見て欲しい。ボールは前へ前へと動いているではないか。ディフェンスだって機能しているではないか。強くなっているのだ。

 試合が苦しいのはそれだけ相手との実力差がつきにくくなったということだろう。J2の標準の戦い方というのは進歩しつつ、かつ確立している。守って守って縦一本というバレーボールサッカーから、相手のスペースを消して奪ってカウンターという世界標準とも言える戦術に切り替えてきている。大宮も湘南も山形も水戸も。だからチャンスなんてあまりない。少ないチャンスをキチンと決められるフォワードを持っているか-横浜で言えばジェフェルソンか-。そのフォワードにパスを出すルートを複数確立できているか。そういう些細な一歩が相手より上回ったとき初めて勝てるのではないかと思う。今年のJ2で引分けが多いのはそれが原因だと思う。技術的な巧拙は別として戦術的な面白さ面白さというのが今年のJ2にはある。それを面白いと感じるのには少し年季がいるけれど。


 もう少し落ち着いて気長に見よう。サポーターが苛立っていては選手のモチベーションを落とすだけだと思う。よくなっている、その事実をもって次の試合に臨めばよいのではないか。

栃木グリーンスタジアム 観衆:2019人

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2004/03/13

横浜FC 4-0 仙台

0313


 ビデオにとりためたチャンピオンズリーグの試合を見てから家を出る。バイクに乗って三ツ沢へ向かう。走りながら頭の中で横浜FCのフォーメーションを考える。そして仙台のフォーメーションも考える。普通に考えたら仙台が勝つだろうが、横浜FCは例年第一クールだけは調子がいいので勝つ可能性が高い。勝てるとするなら・・ここで仙台は去年のレギュラーメンバーの大半が抜けたことに気がつく。

 もし仙台が横浜FC程度なら勝てるだろうと舐めていたら・・結構面白いかもしれないとそう思いながら走った。走りなれた横浜新道出口から首都高速に入ってすぐ、三ツ沢出口で降りる。三ツ沢公園周辺は駐輪規制が厳しくなり、いつもの公園入口には止めることができなくなった。公園を半周し、陸上競技場の裏手に止める。駐車場はギッシリで待ち行列がたくさん。歩いている人も大勢いる。良かった。みんなマリノス対レッズを見に行ったわけではないんだ。マリノスに食われずに済んだ。少し安堵を覚える。

 試合開始1時間前にもかかわらず入場券売り場に人が並んでいるのを見て驚き、スタジアムに入ってベガルタサポがウヨウヨたむろしているのに驚く。ベガルタサポーターには悪いが、今の横浜FCにとって正規のチケットを買ってくださるアウェイサポーターは大切なお客さんだ。降格したのが大分と仙台では今年度の横浜FCの経営成績が大きく変わる。仙台にはJ2に戻ってきてくれて心からありがとうと感謝したい。

 スタジアムの空気が普段と違うのに違和感を覚える。今年こそは勝つという空気に満ち溢れている。数の上ではベガルタサポーターのほうが断然多いが横浜FCも決して見劣り
はしていない。特に普段ホンワカしているバックスタンドに殺気を感じる。ああ、横浜FCもこういう空気を作れるようになったのか。ダメダメの試合を見続けた私にとってこの空気は嬉しい。横浜市ににマリノスとは違うもう一つのフットボールを持ちえたことを喜びたい。過去、フリューゲルスもマリノスも似たようなスタジアムの空気であった。フリューゲルスに対する時代への決別なのかも知れない。

 ほぼ満員のバックスタンドのちょうどセンターラインの前に座る場所を見つけ、腰を下ろす。J1、J2、すべてのサポーターが均等に夢を感じる開幕戦、私もその一人として試合開始を待った。

 開幕のオーダーを見て驚いた。チーム創設時のメンバーが一人も入っていない。それどころか2年目もいない。スタメンの最古参はなんと内田だ。これでやっとチームの創設から脱皮を果たしたと言ってよいのかもしれない。やっとフリューゲルスより長い歴史を作れる、横浜FCの歴史を作れる。その現実がここにある。

 期待が込められる中でキックオフ。風上を選択した横浜FCが圧倒的にボールを支配し仙台サイドでプレーを続ける。開始1分でファーストシュート、そしてコーナーキック。仙台は気勢が悪く、ボールをカットするだけが精一杯だ。これは比較的早い時間帯に点が入るなと思っていたら案の定12分にマシューがクロスボールからヘッドで点を入れた。そして先制点を取った後も試合終了後まですべての時間帯で横浜がピッチを制圧した。

 それはもう夢幻に近い光景だった。キッチリと入るクロスボール、そしてフリーキック
の精度の高さ、定規で測ったように絶妙のタイミングでにラインを上げ相手フォワードをオフサイドにかけるディフェンス、その高いディフェンスラインでプレスの枚数を増やして攻撃する戦術は今日、家を出る前にビデオで見たチャンピオンズリーグの試合にも負けず劣らないものだと思う。お世辞ではない。本当にそう思う。少なくともこの日見せた横浜FCのプレーはもはや私が知っている横浜FCではなかった。

 横浜と仙台、圧勝と惨敗の結果を分けた原因は何か。少し考えてみる。私の席の前の仙台サポーターは「ディフェンスが全然だめだねえ」と愚痴っていたが、それは少し違う。1対1で仙台が負ける場面は確かにあったが根本的な原因は仙台の中盤の酷さ、それも右サイド村上に大きな穴が空いていたのが大きい。その穴を内田が効果的にインターセプトをした。内田は左サイドの大友と共に仙台ゴール前にクロスボールを供給していたため横浜FCはチャンスを大きく作れたのだと思う。仙台は村上のプレーが生きているのであれば財前とのコンビで横浜ゴールを狙えた。それができなかった。中盤が機能しなかった。

 逆に横浜FCが点を多く取ることができたのは、決してフォワードが好調だったからではない。もちろんジェフェルソンが体を張ってゴール前のマークをひきつけた功績は大きいけれど、最大の貢献はディフェンスラインの精度の高さであろう。ギリギリ且つ確実にオフサイドを取れるからこそ最終ラインが上がり、仙台エリア内で積極的にプレスをかけられるのだと思う。ボランチのマシューが2得点であるのがそれを証明している。フォワードだけではない、ウィング、バックス、どこからでも攻撃が行なわれれば仙台の守備陣もマークのつけようがないだろう。

 本来、こうラインの高い攻撃は穴を作りやすい。私は仙台がいつ、その穴をついてくるのか、そちらのほうに興味が移ったが、それはついに見ることはなかった。そういう選手がいないのか、あるいはスタメンの選手で展開を変える事ができると踏んだのか、ベルデニックの采配は意図が見えない。横浜の攻撃を防ぐのに精一杯の右サイドバック森川を見ると哀れにすら感じる。川崎時代はもっと光っていた選手なのだがいまはその片鱗も見ることができない。

 仙台に攻撃の意図が見ることが出来たのは試合終了15分くらい前になって登場した萬代が入ってからだった。この運動量が豊富なフォワードは横浜FCのバックスの裏を狙って縦横、特に横に積極的に動き魅せるプレーをしたのだけれど、残念ながらすでに仙台は攻撃をする意思はなく、彼の献身的な動きはただのフリーランニングに成り果てていた。

 全般を通して試合は緩慢なものだったと思う。それは比較的早い時間に先制点を取り、その後も仙台のプレーが効果的なものではなかったため、横浜は落ち着いてボールをキープする時間が長かったからだろう。試合中盤から後半にかけて、横浜の遅攻ぶりにイラだっていた観客がいたけれど、それは違う。勝ちが見えている試合は無理に攻めることはない。むしろ相手に攻めさせて空いたスペースを狙ってボールを放り込むべきだ。放り込むスペースがなければボールキープのまま過ごせばよい。それで試合が終了してもなにも問題はない。

 たとえば菅野がキャッチングする。そしてボールを置いてそのままボケーっと立っている。痺れを切らした敵フォワードが突進してくるタイミングを見計らってゆっくりと蹴り出す。その様を見ていると、横浜もこういうプレーが出来るようになったのかと感慨深くなる。王者の風格と言っては言いすぎだけれど、一つの完成されたチームができた、そういう印象がある。

 4-0。もう何もいうことが無い結果だろう。もちろん第1節の結果を見ただけで浮かれすぎるのは馬鹿だと思うけれど、攻める手だて、守る手立てがハッキリしていればそれはそのまま次につながる。次の湘南戦は仙台とは異なり、おそらく引いてくるだろうけれど、それはそれでやり方がいくらでもある。もし引いてくるのであれば1-0で充分OKだ。

 試合が終わりバイク置き場に戻ると暖かい風が身を包んでくるのを感じる。もう春である。明日は埼玉スタジアム2002で行なわれるUAE対レバノン、そして日本対バーレーンの試合を見る予定である。

三ツ沢公園球技場 晴 7,788人(公式発表)

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2003/12/14

名古屋 1-0 横浜FC

1214


 あんまり負けた気がしない。悔しいというほどのものは無いけれど、惜しかったなあと思う。いろんな要素が横浜に味方して、それが最後まで生かしきれなかった、そういう試合だったと思う。

 試合内容は90分間にわたって横浜が主導権を握り、ほぼ攻め続けた内容だった。1対1で競り勝ちボールをつなげていくサッカーは普段のリーグ戦では創造できないものであり、にわかに信じられない出来だったと思う。

 横浜FCが善戦したのは河野とマシューのディフェンス-ボランチラインが非常に機能し、ウェズレイを孤立させたこと。名古屋は平山まではボールがつながるのだが、そこで横浜にカットされてしまう。逆に横浜の速攻はすばやく、サイドの横山からのセンタリングが横浜の得点チャンスを稼ぎ出す。そのセンタリングを受ける内田はボールコントロールがすばらしく、彼の能力は小野信義を越えたのではないかとも思う。前回の福岡教育大戦、ノーザンピークス戦でも内田は才能の片鱗を見せ付けつつあったが、もう完全に一人前のフットボーラーになっている。

 惜しいのは増田がそのチャンスを生かせなかったこと。彼と彼のファンには申し訳ないが、正直言って限界を感じる。FWの能力不足はどのチームも顕著であり、そこに下位チームがつけいる隙があると思うのだが、横浜FCで評価できるフォワードは残念ながら城一人である。

 いい試合だったと思うけれど、あくまでこの試合はカップ戦であり、通常とは違う位置づけであることは意識しないといけないと思う。横浜FCが名古屋に善戦したからといって、横浜FCの能力が上がったわけではない。市立船橋がマリノスに善戦したからと言って、同じ実力を持っているわけではないのと同じことだ。

 サッカーは実力が上のものが勝つとは限らないのは試合におけるモチベーションの差が露骨に結果に出るからである。よく、モチベーションと「やる気」を一緒にしてしまうことが多いが、この両者は全く違う。モチベーションとは「動機付け」のこと。プロサッカーの試合における動機付けとはその試合をやる意義がどこまで見出せるかと。格下相手に試合をする動機付けを見出すのは難しいが、格上を倒す動機付けを探すのは容易い。だからカップ戦は得てして均衡した試合になるし、そこが面白い。

 横浜は初めて対戦するチームには大抵善戦する。京都も仙台もセレッソも福岡も札幌もそうだった。初物に対する動機付けは高いものを持っているのかもしれない。そう考えると今日の試合の結果を評価していいのかどうかは来年まで待たないといけないが。

 今年一年、期待を持ちつつも大きく裏切られた結果だと思う。それが来年はどう修正されるのか、楽しみにはしたい。あまり過度な期待をもつものではないと思うけどね。横浜FCのシーズンは終わった。また来年、開幕を楽しみにしていましょう。

トヨタスタジアム 晴 1508人


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2003/12/07

横浜FC 5-0 福岡教育大学

1207


 1回戦に続き今回も5-0で大勝。内容はとてもほめられたものではないが。この試合、多くの人が不満に思っているだろうけれど私としては、こんなんものだろうと思っている。理由は後述するが、なんでこういう試合になっちゃったんだろうという点を考えてみる。

 以前にも書いたけれど、横浜FCの最大の欠点は以下の2つ。

  ①1対1に異常に弱い。
  ②セットプレーが壊滅的にヘタ。かつ相手のセットプレーから簡単に失点してしまう。

 つまり、場面場面の局面でプレッシャーをかけられるとボールを横か後ろに出すしかない。もし格上のチームが相手ならば、敵が攻めて来る前に開いたスペースにパスということもできるのだけれど、格下チームが引いて守ってしまうと攻めてがなくなってしまう。

 今日の試合、こうあるべき論で語るのであれば突破力のある選手をフォワードに入れて、敵のボランチを抜いた後で最終ラインの裏にボールを通しすべきだった。そこでもう一人のフォワードか2列目の選手がシュートを打つ、ここで敵のディフェンスがファールをしてくれればフリーキックの名手が直接ゴールを狙う。このコンビネーションが欲しかった。もちろん今の横浜にそんな選手はいない。だからこういう試合になってしまう。

 川崎フロンターレの強さはここにあった。ジュニーニョの突破力とアウグストのフリーキック精度が極めて高く、まさに横浜FCと正反対。それゆえに川崎の弱点も横浜と正反対であり、イケイケのアクティブサッカーがディフェンスラインに穴を作り失点しまう。それゆえに勝ちきれない試合が出来てしまった。川崎は横浜FCには負けなかったが、勝ちきれもしなかった。その原因はそこにある。

 結局は創造力とコミニュケーション能力、普段の練習態度。「美しいサッカー」を期待するのであれば、この点を鍛えるしかない。しかしそれは一朝一夕でできるものではない。練習態度一つとったって、オシムサッカーが今の横浜FCにできるかと言えば絶対に無理だろう。

 アマチュア相手なら満足するサッカーが可能かと言えばそういうものではない。アマチュアとは言え彼らの年齢はサッカー選手として全盛期であり、横浜FCの何人かの選手よりも年上だ。いやしくも県代表である。それが守って引かれたらそう簡単に突破できるものでもない。その期待するサッカーが簡単にできるのであれば横浜FCは2部リーグにはいない。

 ようは「しょうがない」のだ。格下相手に王様サッカーが出来るほどチーム力ができていない。そしてそれは横浜FCだけではない。そもそもカップ戦というのはえてしてそういうものなのだ。他のチームの試合結果はあまり注意していないが、2試合合計で13-1というのは横浜FCだけだろうと思う。山形などは高校生相手に延長戦に持ち込まれている。

 この試合をどう評価するか。「こんなんじゃ次にはつながらないよ」という声は多い。しかし私は「こんなものだろう」と思っている。それは何故か。 次につながらないというのであれば、美しい勝ち方をしたって次にはつながらない。何故なら1、2回戦と3回戦では相手の位置づけが全く異なるから。1、2回戦は強者のサッカー、3回戦は弱者のサッカーをせざるを得ないということだ。つまり3回戦は守りを意識したサッカーをしなければならない。

 横浜FCが3回戦を戦う上でのキーワードは「自分達のサッカーをさせてもらえるか」ということ。名古屋が横浜を見下してくれて、名古屋自身の戦術で戦ってくれれば勝機はあると思う。それならば横浜は名古屋のサッカーを消せばいいから。そういうサッカーが楽しいかどうかは別だと思うしリトバルスキーの性格を考えると横浜もイケイケサッカーをしそうなきもするが、同じ意気込みで戦えば勝ち目はない。それは1,2回戦の時の意気込みとは全く違う。

 J2最終節、川崎対広島の試合後、広島の小野監督は一言だけ言った「最後にやっと自分たちのサッカーをさせてもらった」と。結局はそこに尽きる。広島から勝ち点を奪うのであれば、そういうサッカーをするしかない。横浜FCに必要なのはそういう考えができるかどうかだ。王様サッカーができるかどうかではない。恐らくリトバルスキが理想とするサッカーとは程遠いものだとは思うけれど。

 今日の試合、後半開始から試合終了まで拙攻にあえいでしまった。多くの人が非難しているのはその点であろう。私はそれでも「勝ったからいいんじゃないの」と思っている。もちろんほめるものでもないが。守って固めた相手からきちんと点をとり無失点に抑えた。1、2回戦の結果から次につながるものがもしあるのだとすれば、そういう実績だと思う。経過ではない。

 実を言えばそもそも私はカップ戦については経過は全く意識していない。すべては結果でしか判断していない。格下だろうと格上だろうととにかく勝て、PKでもオウンゴールでもなんでもかまわない。勝つという事が次につながる唯一の手段だと思う。その結果が優勝なのではないか。次の名古屋戦はそのあたりに注目してみる。

三ツ沢競技場 晴 1508人

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2003/10/25

横浜FC 0-1 福岡

1025


 同時開催される三ツ沢陸上競技場の東海大学対日本大学の試合に心が惹かれるが、そこは我慢して球技場へ。相手は好調アビスパ。私は来週からスペインポルトガルに行くので今日が横浜FCリーグ戦最後のホームゲーム。出国準備に忙殺されて球技場に着いたのは試合開始15分前。何とか間に合った。

 アビスパサポはアウェイゴール裏に一塊になって四方を弾幕で囲み城を作っている。恐らく九州から来たのだろうが気合は入っている。レプリカも全てアウェイ用に統一してかっこいい。チームもサポも何かと問題を起こしているが、頑張って欲しいものだ。もっとも私は98年福岡対川崎、俗に言う博多の森の悲劇を現場で見ているので、このチームに対しては蹴りを入れたくなるぐらい憎いのだが。今のチームに当時の面影はなし。時は流れる。

 試合はどういうわけか、横浜の圧倒的なペースで進む。ボールポゼッションは70-30で横浜。これは前回の川崎-札幌戦と同じ。前半から快調に飛ばす横浜を見てお気楽ムードで試合を見る。 が、なかなか点が入らない。福岡も守ってばかりいるわけではなくてベンチーニョと宮崎、そして川島のオーバーラップといい攻めを見せてはいるのだが、クリアボールを殆ど横浜に拾われるので怖くはない。 今日、横浜FCで一番目立ったのは増田。試合中絶好機をふかすシーンが多かったので、評価しない人も多いかも知れないが、サイドを何度も駆け上がり、きちんとセンタリングを上げチャンスメークをする姿は好ましく見えた。このため今まで逆サイドの横山も普段よりもマークが減り、城や小野、内田に多くつながったわけだが・・・頼むから決めて欲しかった。それにしてもこの程度のチームが何故いままで好調なのか、私にはわからない。少なくとも試合内容は横浜の方が圧倒的に良い。どのくらい一方的かというと・・以下、アビスパの公式サイトから引用。













前半 後半

00分 0-0 試合開始
01分 0-0 宮崎のシュートでCK
04分 0-0 アレックスにイエローカード
09分 0-0 林のシュートはずれる
13分 0-0 横浜FC・横山のシュートでCK
16分 0-0 横浜FC・内田のシュートはずれる
25分 0-0 横浜FC・山尾のシュートはずれる
28分 0-0 林のシュートはずれる
30分 0-0 横浜FC・城のシュートはずれる
38分 0-0 横浜FC・早川のシュートはずれる
41分 0-0 ベンチーニョにイエローカード
43分 0-0 宮崎のシュートはずれる
44分 0-0 横浜FC・城のシュートはずれる
44分 0-0 前半終了


45分 0-0 後半開始
46分 0-0 横浜FC・北村のシュートはずれる
52分 0-0 福岡交代 古賀OUT・大塚IN
54分 0-0 横浜FC・横山のシュートはずれる
54分 0-0 横浜FC・城のシュートはずれる
58分 0-0 横浜FC・増田にイエローカード
60分 0-0 横浜FC・城のシュートはずれる
63分 0-0 横浜FC・横山のシュートはずれる
66分 0-0 福岡交代 ベンチーニョOUT・福嶋IN
68分 0-0 横浜FC・北村のシュートはずれる
72分 0-0 林のシュートはずれる
73分 0-0 横浜FC・城のシュートはずれる
80分 0-0 横浜FC・城のシュートはずれる
82分 0-0 福岡交代 原田OUT・宮原IN
82分 0-0 横浜FC交代 北村OUT・大久保IN
85分 0-0 横浜FC・河野のシュートはずれる
85分 0-0 横浜FC・内田のシュートはずれる
88分 0-0 横浜FC・城のシュートはずれる
88分 0-0 福嶋のシュートはずれる
89分 0-0 横浜FC・大久保のシュートはずれる
89分 0-0 横浜FC・河野にイエローカード
89分 1-0 川島のシュートが決まり決勝点
89分 1-0 試合終了


 もうね、バカかアホかと。問い詰めたい。小一時間問い詰めたい。と言うのはどうでもいいけれど、要するに一方的に攻め続けて全く点が取れず、後半ロスタイム、フリーキックの一発で負けたわけだ。

 今期の横浜FCの試合はこういうケースが非常に多い。前半開始早々、もしくは試合終了直前。等々力の川崎戦、三ツ沢の広島戦、水戸戦。何度押していながら勝てる試合を引分け、引き分けられる試合を落としたのか。横浜FCの
戦力は他チームと比べても劣っていないのだ。勝てないのは・・何度も書いているのだが、横浜のセットプレーの精度が弱く、逆に相手チームのセットプレーは決まってしまう、このハンデがあまりにも大きいのだ。

 とはいえ前々節からすこしずつ強くなってきている。次の試合は見れないが、ホームで山形が相手だ。決して勝てない相手ではないだけにものにして欲しい。私の次の予定は明日のジヤトコ-FC京都戦である。

横浜FC 0-1 アビスパ福岡 三ツ沢球技場 曇/晴 2655人


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2003/10/11

横浜FC 2-1 水戸

1011


◆応援の統一について・・観戦記に代えて。

 この試合で実現した応援について、自分なりに書こうとしたけれど、なかなかアップできなかった。普段、バックスタンドで観戦しているがゆえ、どうしても当事者になりきれない点があること、普段自分が話している仲間達がいわゆる「サンバ隊」側についていて、そのつらさや不満を聞いているとどうしても心から賛同しきれない面があるからだ。

 ただ、サンバ隊(以下EL CIELO)のホームページにおいて、横浜FCサポーターの皆さんからの意見募集、話し合いたい旨の告知がなされ、自分自身も試合当日の朝の集会に参加して意見を述べたので、その延長で考えれば自分の考えをここにアップしてもいいだろう。

(注)基本的に「だ、である」調で書いていますので偉そうに見えますがご容赦ください。またこの考えは納得できないという人は掲示板にご意見をアップしてください。メールでもかまいませんが、複数の人に個別でメールを返すのは負担が大きいのでご協力をお願いします)

 結論から言えば、応援の統一にかかわった人すべてに「ありがとう」と言いたい。それは普通に観戦する一見の客にとって、また選手にとっては統一した応援のほうが気持ちよくプレーが見れる、行えるからだ。サンバがいいか、声中心がいいかは方法論でしかなく、お金を払ってサッカーを見る、お金を貰ってサッカーをするという立場で見ればどちらでもよい。ただ、これを実現するために少なくない数のサポーター(主にEL CIELO)が痛みを受け、ゴール裏を離れた。その人たちの気持ちを考えていきたい。


 試合前の集会は、いかにして二つのグループの分裂をなくして応援するかという面で話合われた。話の大筋はサンバをやめることを前提にしてどういう形で応援するのかというものだったと思う。サンバをやめることありきがTIFOSIの要望であったので、当然の事ながら意見がまとまる筈はなく、堂々巡りがあり、応援論となった。そしてその場にいた各々が自分の意見を述べた。私も言った。私の意見は下記の通り。

話し合いをするのであれば、お互いが同じ位の痛みを持ち、血を見せることで相手を納得させるべきだと思う。例えば・・極論であるが・・EL CIELOがサンバを捨てるのであればTIFOSIは解散してEL CIELOのメンバーとして応援する。あるいはその逆でもよい。そのぐらいのことをしてもよいのではないか。どちらかが一方的に痛みをもって妥協するのは不公平だと思う。(他にもいくつか言ったが、あとは省略)

 かなりの反発を受けることを覚悟していたが、意外と静かであった。賛成されたわけではないだろうが、イチ意見としてはアリとしてもらえたのかもしれない。今後は両方のグループが新しい応援パターンを作って行こうということになるのだろうが、もう太鼓以外の楽器を持ち込んで演奏するようなことはないだろう。その意味で言えば現段階ではELCIELO側のほうに痛みを伴った状況だと思う。

 (注)この状況を見ている限りではサンバを捨てる(正しくはひとまず置くか)結論をだしたEL CIELOは大人の判断をしたと思う。特にリーダーは相当苦渋の決断をしたのではないか。もっとも今までの提案の大半がTIFOSIから出されたことを思うと、TIFOSIのほうが交渉上手だといえるが。・・そう考えた場合、EL CIELO側にもう少し交渉力があれば、と残念に思う。話合いというのは国同士でも会社同士でも所詮はカードの出し合いで、相手の要求を得るためには自分のどのカードを切るかという形で行われる。EL CIELOがサンバをやめるというのは非常に大きなカードを切ったということだ。であればTIFOSIからも
それなりの受け入れを引き出して欲しかった。

 話し合いの結論は先送りされ、まずはゴール裏中央にまとまって応援しようという結果となった。まとまることが目的だったのでそこから先の話は私は知らない。しかしバックスタンドから見た、聞いた応援は統一された美しいものであったと思う。それは確かに選手に伝わり試合に勝った大きな要因だと思う。

 試合が終わり、再度両グループの話し合いが始まった。私はその場にはいなかった。帰り際、少し挨拶をし、一言だけ、「応援は良かった、バックスタンドからは綺麗にきこえた」と返事をした。

 応援は統一されたが少なくない人がグループから離れた。結果としてはこれでよかったのかもしれないが、数そのものは1+1=1.5位の感じになったと思う。これから先は新サポーターズグループとして増えていくのかもしれない・・・が・・。 その納得できない人たちに対しては今現在フォローはない。言い分があるのなら話し合いに参加するべきだとも言い切れるが、ひとそれぞれ性格があり大勢の面前で意見を述べるのはかなり勇気がいる。それを求めるのは無理だろう。少なくとも、今まで一緒に応援していた仲間に対してはEL CIELOのメンバーは一人一人に対して最大限の話し合いをしてほしい。義務だと言ってもいい。

 それは何故か。横浜FCの歴史は意見を異なるものに対して切り捨てを行ってきた歴史だからだ。それが昨今の観客数の減少に如実に現れてきている。多数決を取れば6対4で勝ち続けたのかもしれないが、今となっては残っているメンバーの方がずっと少なくなってきている。少なくなった観客同士でさらに分裂を起こすようなことはできる限りなくすべきだろう。今後新しい歴史を作っていくのであれば、今までに去っていった人たちに対してもう一度呼びかけて欲しい。そこまでしてなお、見解の不一致がでるようなら今までに応援してくれたことに対して感謝をし、袂を分かつべきだと思う。

サンバの好きな人たちに対して、TIFOSIが嫌いな人たちに対して


 いろいろと不満があると思うし好きな応援を奪われた辛さはあると思う。正直に言えば私だってTIFOSIに対して不愉快な思いをしたこともある。ただ、一つだけ考えていただきたいのは何のために応援しているのか、ということ。「選手を勝たせるために応援しているんだ」というのが目的であれば統一した応援こそが最大の手段であるということ。どちらかが妥協せざるを得ないのであればひとつ協力してあげて欲しい。そのつらさが私は・・・他人事とはいえ、身に染みているがゆえに非常に言いづらいものがあるのだが。

 一部噂であるが、以前のサンバ隊(ASA ASUL)のが復活するという話がある。もしそうならば、この統一した応援に賛同できない人はこのサンバ隊に合流するかもしれない。しかし私はこの点についてはあまり問題視していない。恐らく彼らは支持を受けられない。 観客の多くは統一した応援に対して賛同している。それを害するものは悪でしかない。サンバは多くのサポーターの歌があって成立している。賛同者が出ても数は多くない筈でそれほど目立つことはないだろう。

 未来を見る。その一点において現体制を理解してあげて欲しい。この続きはもう少し書きます。 

14:00~横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場 晴 観衆 2,278人(公式発表)

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2003/09/28

横浜FC 2-5 川崎

0928


 結果だけ見れば前半は横浜ははいい戦いをしたように見える。しかし実際は少し違うと思う。この試合、川崎は横浜とは戦っていなかった。誰と戦っていたのかと言うと、審判である。それは次節の新潟戦、累積警告を出すことなくベストメンバーで戦いたいがためにハードコンタクトをかけられないでいたように見えた。

 私はこの試合、アウグストは出ないのではないかと思っていた。アウグストはイエローカードが累積3枚で次に貰うと出場停止である。川崎は選手層が厚そうに見えるが実際はそうではない。石崎監督の方針なのだろうが、スタメンが完全に固定されており、試合感のある選手は今日のスタメンプラス5人前後しかいない。攻撃はジュニーニョからホベルチへ一本、ディフェンスは伊藤、渡辺、箕輪におまかせ。その間をアウグスト、長橋、山根、今野が走りまわるという分業体制だ。だからこの試合でレッドカードや累積警告を貰うと次の新潟戦は大きな穴があく。それゆえに川崎のフォワード陣は積極的に前に出てこれなかったのだろう。

 それでも川崎は横浜程度が相手だと代わりの選手がなんとかしてしまう。前半、山根の放ったミドルシュートはそのまま横浜ゴールに放り込まれあっさり先制。横浜FCは上位チームが相手の試合はまずひいて守るので、対戦チームは遠目から積極的に打つ。新潟も、広島も前回の川崎もそうだった。崩されて失点というのならばまだ諦めもつくが、ロングシュートや直接フリーキックがこうも簡単に決まってしまうのではサポーターはやりきれない。

 またこのパターンか、とやや諦めの形で見ていたが、その後は崩されるわけでもなく、淡々と時間は過ぎていく。といっても別に横浜FCがよいわけではない。どっちつかずの展開で、強い逆光のバックスタンドにはかったるさを伴ったけだるさが漂ってくる。。

 川崎は前回等々力で対戦した新潟戦の悪夢が脳裏に焼きついているのだろう。審判のせいで試合が壊された恐怖はなかなかなくならない。この横浜戦、万一落とすことがあればそれは今シーズンの終了を意味する。ディフェンスさえ固めていれば失点することはない、横浜の自滅を待てばよいと考えたのではないだろうか。

 川崎はやや引いて守っていたため横浜の攻めを許してしまい、かえってPKを取られてしまう。おかしな展開で、攻めきれない守りきれないという川崎の状態は分からなくはないが、年間を通じて両方とも見ている身にとってはついイライラしてしまう。

 前半終了間際になって審判の癖もつかめたのか、ジュニーニョやホベルチに勢いが付きはじめる。彼らが積極的に前に出れば中盤もスルーパスを出しやすい。この連携、積極性が川崎フロンターレと横浜FCとの絶望的な違いで、きちんと機能すれば横浜FCは川崎に勝つのは難しい。横浜FCにいいたいことは、パスを前に出して欲しいということ。ショートパスは常に横か後ろ。前に出すときは一か八かのロングキックかサイドからのドリブルでは敵のゴールまでたどり着けないだろう。

 戦力に差はあるけれど横浜の選手の意欲は高かったと思う。ボールを奪われてもあきらめないで奪い返す気持ちは随所に見えたし、トップの城にとにかくつなごうという目論見も垣間見えた。小野信はまだまだパスが不正確であるが、そのうちの一本が城に出た。難しいシュートではあったがこういうパスを決める城はやはりチームの中では飛びぬけている。

 しかし試合はここで終わる。眞中の2枚目のイエローカードを機に試合は崩れた。敗因は選手でも審判でもない。リトバルスキー監督の交代ミスである。

 リティの采配は気まぐれというか、感情的というか、論理性を欠いたものが多い。眞中の退場のあと、入ってきた選手はレーマンと北村。つまりフォワードの選手である。退場したのはディフェンスだ。数的不利な状況の中、ディフェンスを欠いてまで攻撃に出る必要はあるのだろうか。はっきり言うと横浜FCの選手は1対1ではジュニーニョは止められない。ジュニーニョだけではない。アウグストだってそうだ。使えない我那覇をフリーにさせてジュニーニョにパスをやすやすとださせてしまう。これで勝つのは無理だ。

 わからない交代はなおも続く。81分、なんと後藤を投入。この理由がわからない。すでにジュニーニョにハットトリックを決められているのである。この場面で欲しいのはボランチ、できれば高木が欲しかった。控えがフォワードばかりで守備が安定できると判断した理由を私は知りたい。

 2-5で横浜の負け。まあ試合前から大体の予想はついていたが、今の横浜FCの問題は戦力的なものではない。冷静な指揮官、あきらめない選手たち。お金とは関係ない部分で建て直しを求めたい。


14:00~横浜市港北区 横浜国際総合競技場 晴 観衆 1,851人(公式発表)

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2003/09/20

横浜FC 0-2 広島

0920

 「サッカーは熱くなったら負けである。」こう書くと不思議に思う人がいるかも知れない。けれど私は事実だと思う。サッカーに限った話ではない。競技というものすべてにおいて例外ない法則だと思う。本日出された2枚を始め、毎試合出されるレッドカード。リーグ中、群を抜くイエローカードの数。試合後、サポーターに当り散らす選手。これでは負けて当然だ。、今の調子で横浜が勝つ要素はない。戦術とか、技術とか以前の問題。

 私はバイクに乗っている。サッカーの試合も見るけれどバイクのレースも見る。バイクのレースにおいて勝敗を分けるのは「レースを読む目」を持てるかどうかだ。同じカテゴリーであればバイクを操縦する技術に極端な差はない。勝敗はチームがワークスチームか、プライベーターかというマシンの戦闘力の違いで決着がつく。選手は案外クールなのだ。それではライダーはレース中、何を考えてバイクに乗っているのだろうか。

 それは己の技量、マシンの戦闘力、チームの力、それらを総合的に考えて出走マシンの中で自分の位置をつかむこと。そして同じ位置の選手の中でトップをとること。これにつきる。そしてレースの中で競争相手の性格やポジションを見据えていかに抜くか、いかに逃げ切るかを考えること。この「考えること」が勝負の分かれ目だ。これにつきる。バイクのレースにおいては熱くなったら負けなのだ。時速300キロ近いスピードの中でバイクをコントロールして他の選手と競争する。冷静な判断力がなければこの競技はできない。冷静さを失えば、それは転倒-ヘタすれば死を招く。

 これってサッカーでも同じではないのか?足でボールを扱う難しさに加えて敵の選手を抜き、味方の選手とチームプレーを行う。この一連の行為を成立させるには冷静な判断がなければ無理だろう。サッカーだけではない。技術レベルが一定の水準に達していれば、他の競技も同じ。野球からプロレス、囲碁将棋に至るまですべての競技は心理戦なのだ。

 「やる気があるのか」この言葉は非常によく聞く。まあ、惨敗したのは事実だし私が客観的に見た試合・・例えば先月の天皇杯予選の静産大戦など・・では私も言うけれど、サポーターの立場でチームを見た場合、この罵声?は違和感を覚える。

 もちろんやる気は必要だ。いやいやプレーするぐらいならやらないほうがマシだ。しかし、ここで結果の出ない原因を探ってみるのならその理由はやる気ではなく、選手が平常心を失ってしまったからだろう。やる気がなくなってしまったのではない。冷静さを失ってしまったのだ。それが原因。

 だから・・私は選手に罵声を浴びせる気になれない。意味がないし効果もないから。当たりちらしたその先に勝利があるのかと言えば、「絶対に」ない。チームも監督もサポーターもまずやるべきは選手に冷静さを取り戻してもらうこと、そして選手を愛することだ。

 そんなことできるか。そう怒るサポーターもいるかもしれない。でも冷静に考えて欲しい。愛せない選手に何を期待するのか。誰に対して応援するのか。苛立ちを見せるサポーターを見て選手が冷静になれるとは私は思えない。

 まず何をしたいのか。選手に罵声を浴びせることで自分が満足するのであればすればいいと思う。少なくともサポーターにはその権利がある。遠いスタジアムまで入って惨敗する。雨の中、たちつづけて応援して負ける。お金を払って試合を見て、この結果なら選手は罵声を浴びて当然だ。ただし、次の試合の勝利を期待してはいけない。罵声を浴びて冷静さを取り戻せるとは思えないから。

 「やる気があるのか」・・あるに決まっている。それで生活しているのだから。結果がでないことに対して焦燥感をもち、自分自身に苛立ち、そしてサポーターにはすまないと思っているのだろう。選手本人のサイトを見るとそう思う。

 私は選手にはもう少し、頑張って欲しいと思う。結果の判断はシーズン終了をもって判断する。現時点では監督を始め、多くの選手には厳しい結論が出ると思うけれど。


14:00~東京都江東区 江東区夢の島陸上競技場  雨 観衆 1,851人(公式発表)

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2003/08/23

横浜FC 1-2 甲府

0824

 手立ての見えない試合。どういう手順で攻撃を仕掛け、どういう手順で守るのか、見ていてわからなかった。行き当たりばったり、と言ったほうがいいかもしれない。 横浜FCが最近採用している3-5-2のシステム。前回の鳥栖戦、その前の山形戦でこれがある程度機能してしまったため、今日の試合も採用したと思える。

 しかし少なくとも横浜FCにおいて3バックと4バックの併用はあまりにも無理があると思う。なぜなら3バックと4バックではディフェンダーに求められる役割が全く違うから。4バックの場合、両サイドバックはオーバーラップ要員として使用できる。リトバルスキーが好んで使用するサイド攻撃はこの4バックゆえに出来ている。しかし3バックにするとディフェンダーはマンツーマンの守備に徹せざるを得ない。攻撃は一つ前のボランチに預けて展開力にかけるしかない。その展開力を期待する選手はなんと眞中。これでは厳しい。

 眞中はもともと攻撃をする選手ではない。ディフェンダーとしてハードマークをすることはできてもマークを受けることに慣れてはいない。今日の試合、多くの場合、眞中は敵を振り切ることなくバックスにボールを預けるか、サイドに流すかしていた。しかしそのパスの出し方は中途半端で多くの場合敵にさらわれゴール前をフリーにしてしまう。他の守備陣は必死に守ってはいるが、いかんせん数が足りずファールで止めざるを得なかった。

 幸いなことに今日の恩氏主審は「横浜FCの」ファールに対して非常に寛容で、特にハンドについてはすべて流すという奇特な主審であった。話が外れるが、恩氏主審は非常に多くのカードを出すことで有名で、今日の主審が彼だと知ったときは憂鬱になったものだがそれは危惧に終わった。むしろ甲府に対して気の毒なカードが目に付いた。

 甲府も今日はそれほどいい攻撃を見せていたわけではない。外池が潰され藤田と小倉が孤立して横浜に対する攻撃に無理が見えた。横浜FCの失点がセットプレーとオウンゴールで済んだのは甲府の中盤を押さえられた点が大きいと思う。逆に言うと今日の敗因は横浜FCの自滅だということだ。

 去年と比べ、今年のフォーメーションは節ごとの変更が著しい。控え選手にしてもリティはGKさえいれることを嫌がっていたのに今日の試合はなんと後藤を入れてきた。私は後藤の現役復帰はたちの悪い冗談だと思っていたのだが。そして登録上のフォワードは誰もいない。佐藤は仕方が無いにしても神野はダメなのだろうか。そして竹中は・・。

 リティの指導が悪いのか、練習場に問題があるのかそもそもチーム体勢がダメなのか、あるいはそのすべてか。競技場でしか横浜FCを見ることが出来ない私は今チームに何が起きているのかわからない。少なくとも監督を変えれば済むという問題ではないのはないだろう。

 ひとつだけ監督にお願いしたいのは、修正はいいとして根本的な戦術を変えるのはやめて欲しいということ。横浜FCの特徴はサイドアタック。それでいいではないか。相手も対策を立ててくるのは当然である。そこにオプションを盛り込んでいく。チームの成長というのはそういうものだと思う。今のチープな練習環境の中で全く異なるフォーメーションを使うのは無理だ。

 問題点ははっきりしている。戦術は開幕当時のままでいい。一対一の強さ、セットプレーからの得点を増やすこと、かつセットプレーでの失点を減らすこと。開始5分、終了前5分の失点を減らすこと。ごく基本的なことばかりだ。これができないようならどんなフォーメーションを使っても勝つのは難しい。

 まだ試合はある。負けるのはいやだが、前回の試合よりも○○の点は良くなった、こういえる内容を見せて欲しい。サポはチームを変えることはできない。負けても負けてもスタジアムに行くことができるのは未来を見ているからだ。その気持ちを消さないで欲しい。


19:00~横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場 快晴 観衆 3,265人(公式発表)

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2003/08/10

横浜FC 3-1 サガン鳥栖

08102

 選手入場の時、ゴール裏二つのグループから手拍子が出る。それにつられてバックスタンドからも手拍子が出る。あまりセンスがいいとは言えない入場行進曲とは対照的にその拍手の音は心に響いた。いい雰囲気を作りたい。別に世界一幸せなスタジアムでなくてもいい。ただ、また来ようというムードは作らなければならないとは思う。三ツ沢に一瞬だけ訪れたプレミアシップの雰囲気。定着させて欲しい。コールは・・ゴール裏もバックスタンドもメインスタンドも一体となってできるようになればそれが一番いい。

 第三クールに入ってから横浜FCの試合内容は格段に良くなった。急増しのぎの3-5-2がそれほど効果があるとは思えないのだが、結果としてフォワードにボールの供給量が増えた。大久保そしてレーマンの加入が大きいのと眞中のボランチ起用があたっている面はある。あとは恒例の試合開始直後、終了直前の失点をなくすこと、セットプレーの失点をなくすこと。セットプレーで得点することだ。これほど課題が明確になっているにもかかわらず一向に解決できないのは何故かと問い詰めたいのだが。

 前半1分、毎回のお約束の通りコーナーキックで失点して、その後ダメダメな展開にまたいつものパターンかと絶望にひしがれながら見ていたのだが、後半はチームが変わったかのように機能し出して3得点。今季初の連勝となった。

 試合のポイントは前半終了間際の鳥栖の攻勢を無失点で防いだこと。ここで失点していたら試合は終わっていた。佐藤陽彦の汚いチャージにイラついてはいたけれど、冷静に凌ぎきったことは良かった。

 そして後半、 ハーフタイムのリティのコメントには「システムを変える」とあったので期待はしていたのだが、全然代わり映えなし。前半消えていた横山は吉武に交代したほうがいいと思っていたのだが辛抱強く使い続けるリティ。わけがわからない。 これが・・・後半の20分すぎ辺りから状況が大きく変わった。鳥栖の運動量が極端に落ちてくる。前回の鳥栖スタジアムでの対戦もそうだったのだが鳥栖は基礎体力がついていないのではないか。臼井がいとも簡単に右サイドを突破しセンタリングを上げているところを見ると横浜は急に強くなったように見えてしまう。鳥栖に焦りが色濃く見える。もともとファールでしか敵を止められないチームだから仕方が無い。疲れてくるとなおの事ラフプレーが目立つ。加えて審判が全くイエローカードを出さないものだから試合は輪をかけて荒れてくる。私は早いところ点を入れて、この腐ったチームを黙らせて欲しいと思っていた。まあ横浜FCも人のことは言えないが。

 試合は負けてはいたけれど恐怖感や絶望感はなかった。鳥栖のGK、高橋範夫のわけのわからないセービングもありそのうち点が入るだろうと思っていた。

 執拗な右サイドの攻撃で、臼井はとうとう自分で鳥栖のゴールをこじ開けた。この信藤監督の置き土産は本当に頼れる人材に成長したと思う。そして2分後のマシューの逆転。鳥栖の拙攻に助けられた面が大きいが、先制されて同点、逆転したパターンはいままでなかっただけに次につながる勝利だったと思う。

 この勝利、いろいろな意味で大きい。スタジアムの雰囲気が良くなってきていること、逆転できたこと、選手が成長してきていること。課題は相変わらず大きいが、残り試合、ある程度の道筋はつけられたのではないか。次は広島戦。広島は調子を落としているだけに是非叩きたい。3連勝すれば上位との勝ち点差は大きく縮まる。ここを凌げるかどうか
は今年の成績の境目になるだろう。

19:00~横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場 快晴 観衆 3,074人(公式発表)

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2003/07/26

横浜FC 0-3 大宮

0726

 開始1分、GK菅野の一発退場で残り89分をDF河野が代わりを務め、3失点で敗戦。敗戦の原因については「今村主審が悪い」という点で大勢の意見は一致している。私としては・・同主審が裁いた川崎-新潟戦の再来をまざまざと見せつけられたわけで、もはや笑うしかなかったのだ。

 しかし審判のレベルが低いのは事実だとしても、敗戦の原因にはならないだろう。私は負けの原因はリトバルスキの愚作にあると思っている。理由は当然の事ながら控えのキーパーを入れなかったこと。菅野の退場についてはペナルティエリア外での得点機会阻止なのでしかたがない。レッドカードは厳しすぎるという意見が多いけれどJリーグ基準においてはこのケースは退場としている。

少し疑問に思うのは、PKを取った瞬間は副審がオフサイドの旗を上げていたということ。私はその瞬間、副審を見ていないので実態はわからないが、もし副審がオフサイドを取ったのなら主審は副審の旗を見たのか?ということは問題としてもいい。見ていなければ論外、見ていたうえで主審判断でキーパーハンドを取るならば主審は正しい。私としては・・ここで赤紙を出して試合を壊すくらいなら真偽に関わらずオフサイドを取るけどね。開始1分だし。

 菅野の退場が妥当かどうか、その後の主審の裁き方が妥当であるかどうかは今日の勝敗には関係がないといいたい。なぜならば、控えのキーパーを入れないで公式戦を続ければ、いつかはこの日が必ず来るから。今日でなくてもいつかは。 なぜキーパーを入れないのか、裏事情を知らない私としては人づてに聞くしかないのだが、一つは他のキーパー二人が怪我をしているということ。もう一つはリトバルスキーの作戦で攻めのオプションを増やしたいためにGKを外し、フィールドプレーヤーを入れたということ。恐らく二つともそのとおりなのだろう。・・が、その結果の選択として控えGKを外したのはいずれも間違いである。

 他のキーパーが怪我をしているのなら他のチームからレンタルで獲得するべきである。殆どのJ1チームはキーパーを第4キーパーまで保有している。第4キーパーともなれば試合に出るチャンスは全く無いと言っていい。であればGKのレンタルはスムーズに行くだろう。レンタル元としても控えキーパーにも経験は積ませたいはずで、そうなれば給料はレンタル元が払う取引も成り立つかもしれない。少なくともフォワード偏重のチーム構成は明らかに間違っている。

 もしこれが・・横浜FCが3位を走っていて2位と勝ち点差が3点位だったらリティはどういう布陣を引くだろうか。少なくとも控えキーパーを抜きにはしないだろう。下位を低迷しているからキーパー退場でゲームセットのギャンブルフォーメーションを引いてもいいとはならないと思う。

 以前にも書いたことであるが、私がマイナーリーグの試合を見るのは、チームを応援するのは、一生懸命やる姿勢を見たいからである。横浜FCのA自由席代はJ1チームのゴール裏より高いのである。それを承知で来る人はそのゲームに未来を見たいはずだ。それが開始1分で負け確定とされてどう思うのだろうか。

 試合内容は予想に反して横浜FCが終始優勢であった。大宮はプレスが全くかかっておらず、フィールドの大半を横浜FCに占領されていた。この程度のチームがなぜ6位にいるのか全く理解できない。足の遅いフォワード、スペースを見つけられない中盤と、能力は横浜よりずっと劣る。何よりも盛田は消える為に出場したのかというほどで、ポストさえこなせない。もしキーパーが退場にならなければ・・と返す返す口惜しい。

 横浜の試合運びは、DF陣が河野のフォローに奔走したことを踏まえても安定していたと思う。重田と眞中の飛び出しもいい。大久保のヘディングはピンポイントできちんと合っていて成長を感じさせる。ただ大久保は新外国人と完全にダブっていて、竹中と共にリティはどう折り合いをつけるのか気にはなる。選手構成があまりにもいびつすぎて正直言って誰が怪我で誰が干されているのか見当もつかない。

 いろいろ困難ではあるけれど、次節の札幌戦で状況がどうにかつかめるのではないだろうか。そして来週以降、控えキーパーがどうなるのか、その辺りに注目したい。

横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場 曇り 観衆 3391人(公式発表)

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2003/07/19

川崎 3-3 横浜FC

0719


 3-3の引分け。いい試合だったと思う。他の人に試合後の感想を聞いてみると3点もとられちゃ駄目だよ、と厳しい意見もあったけれど私としては川崎相手にこの内容の試合ができれば文句は無い。川崎戦の最大の課題はアウグストとジュニーニョをいかに押さえるかだと思う。しかし横浜にとって問題なのは彼ら二人そのものではなく、彼らにボールを簡単に供給してしまうことにあると思う。前回の三ツ沢では今野や山根といった中盤の選手ををフリーにしすぎてしまい、結果的にジュニーニョに渡してしまうケースが多かった。ゆえにアウグストやジュニーニョにマークをつけていても今野ら中盤にシュートを打たれてしまう。今日はその中盤の押さえがどこまで改善できるかがポイントだった。

 フロンターレの中盤を押さえる意味では今日の試合は成功した。少なくともアウグストに対するパスの供給は抑えた。そしてリティの理想とするディフェンスからの押し上げセットプレーも(まあまあ)上手くいき3点取ることができた。城、高木を欠いた状態でこの試合ができれば引分けでも評価していいのではないかと思う。

 大量失点を重ねていた時と何が違うのかと言えば眞中のボランチだろう。私は、申し訳ないが彼のディフェンス能力には期待していない。もちろん眞中本人の能力だけではなく周りとの連携の問題もあるのだが結果として彼の正面を突破されることがあまりにも多すぎる。ボランチが果たしていいのかは私にはわからないが、彼が攻撃に参加することにより中盤でのボールロストが無くなりかつディフェンスも安定してきた。

 一番嬉しいのは大久保がその眞中を含めて周りとの連携を見せ始め、機能したこと。1得点1アシストと言うのは今後期待できる。大久保に対してマークがついてくれれば城や小野信義がフリーになれる。横浜FCが何よりもほしいのは先制点だ。今年、他のチームを見てつくづく思うのは、相手にボールを預けてカウンターを狙うサッカーという時代は終わったなということ。去年のワールドカップ後、この傾向が出てきた。強い中盤でフィールドを押さえて相手に攻撃をさせないことが結果として自チームに得点を与え、失点を防ぐという80年代のサッカーが復活してきた。こうなってくると駒を持たない横浜FCは非常に辛い。ここで大久保が出てきたことは大きい。長身のポスト役は今までは神野に頼っていただけに若いフォワードが出てきてくれたことを素直に喜びたい。それは佐藤に対して強烈なプレッシャーとなるだろうし竹中にも刺激になるだろう。

 横浜FCの最大の欠点・・・ペナルティエリア内でシュートを打たない、ここでボールを取られることが少しでも改善できればディフェンス面でも安心できる。あとは守備能力を高めることだ。

 3失点。これがいいのか悪いのかと言われればもちろん悪いに決まっている。けれど今日の試合、ジュニーニョの突破やアウグストのフリーキックを止める能力のある選手はJ2にはいない。攻撃を放棄すれば話は別だが今の横浜FCの戦力から考えればやむを得ないだろうと思う。

 44節という長いシーズンで横浜FCを見れば、試合には「勝たなければいけない試合」と「負けてはいけない試合」があると思う。負けていい試合と言うのは存在しないし試合前は当然のことながら絶対勝つ気力が必要だ。今日の試合、等々力での川崎戦という意味で考えれば「負けなかったこと」は評価していい。もちろん勝って欲しいのは当然の事であるが。あまり欲張らずに一つ一つの試合が次につながればよいと思う。少なくとも負けが込んできたから監督解任!というのは愚の骨頂だ。冷静に諦めずチームを見て行きたい。

19:00~川崎市中原区 等々力緑地公園陸上競技場 曇り 観衆 6138人(公式発表)

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2003/07/05

横浜FC 1-2 水戸

0715

 1-2の敗戦。失点は前半7分と後半ロスタイムによるもので失点の時間帯は福岡戦や広島戦のケースと全く同じである。原因はいろいろあるのだろうが、一言で言えば選手の気持ちの持って行き方が下手なのだろうと思う。もう少しだと思うのだが。戦術的な面に関してはこれ以上いじっても効果はないのではないか。少なくともディフェンスを前提とした押し上げという形としてはここ数試合のフォーメーションは理にかなっている。

この試合、試合開始直後の失点は河野と菅野の意識のずれが原因だと思う。そして終了間際の失点は眞中のマークミス。しかし勝敗を決めた最大の原因は水戸の点を取りに行く、絶対勝つという高い熱意が横浜FCに打ち勝った事だろう。この試合、水戸の勝利への渇望は今までの横浜との対戦の中で何よりも高かった。もちろん6試合連続無得点の状態を打破したかったのことにあるのは明確だ。ガチガチに守って縦ポンサッカーというJ2の特徴は変わりつつあるのかも知れない。水戸の3トップも魅力ではあったがトゥーリオ、パンチョの押し上げも見事だった。それを補佐する栗田、センターを守る吉本と2列目3列目の選手の攻撃にかっての弱小チームの面影を見ることはできない。とくに同点にされた後の水戸の攻撃は3トップに加えてトゥーリオとパンチョが両サイドから攻めあがる5人攻撃だった。失点を恐れず攻撃できるのは開幕から15節まで昇格を睨む位置につけていた自信が大きい。

 それでは横浜FCはどうだったのか。横浜だって悪くはなかった。前半45分はいつものようにダメダメだったけれど後半山尾に変わって入った大久保が決めた初ゴール、そして試合終了までの間はいつ逆転できてもおかしくなかった。あと少しの意識の差、もう少しの差、もう少しの運。それが試合終了まで残り数分を頑張れるかどうかの違いになってきているのだと思う。

 前回の観戦記にも書いたけれどサッカーは心理戦だ。負けが続けば選手は自信をなくす。ひとつ勝てば取り戻せる。その気持ちを支えてあげるだけの度量を私は持ちたい。去年と勝敗数は同じではあるが、90分全体を通した内容はここ数試合は確実によくなってきている。4失点とか5失点とか取られていたときよりもね。

 横浜FCの各ファンサイトでは試合運びについて展開が遅いと紛糾しているが、これは仕方がないだろう。的確なディフェンスと速攻、積極的なシュートと確実なゴール、これができるようならチームはとっくにJ1に上がっている。去年の惨敗の原因が無茶な速攻にあると決め付けるのであれば、今年の攻め方はボールキープを前提としたビルドアップだろう。何で非難されなければならないのか私にはわからない。

 リトバルスキの態度や試合後のコメントに激怒している輩もかなり出ているが、彼はそういう人間だということを知らないわけはないだろう。JFL時代からずっとそうだったのだ。(ついでに言うとデュイスブルグの試合でもそうだった)去年の今頃、信藤監督が結果を出せないでいたとき、多くの人が大合唱で叫んでいた。リティを呼べと。今年、半分消化しただけでまた同じことを叫ぶのか。解任々々と叫んでいるのを聞くと横浜FCの監督の成り手はいくらでもいるように思えるが実際はどうなのか私は知りたい。

 私は、少なくともシーズンが終わるまではどんなに負けが続けても頑張って見て見たい。その度量がないのなら横浜FCのサポーターを続けるのは無理だ。 その少しを支えるのがサポーターだろう。単に勝敗の結果だけを見て紛糾するよりもまず状況を把握し、どうすればいいかを考えるべきだろう。俺達がついている。だから頑張れと。私はそうしたい。負け続けているのだから鞭を叩かなければ駄目だというのは間違っていると思う。 

19:00~横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場  曇り 観衆 2553人

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2003/06/21

横浜FC 0-1 広島

0621

 惜しかった。非常に悔しかった。もちろんロスタイムで失点、敗戦のことであるが。そこに至る過程がほぼ横浜FCペースで進んでいたためにほんの一瞬の隙をつかれて敗戦してしまったことがなによりも悔しかった。


 試合前私はこの対戦は1-1の引分けで上出来だと思っていた。広島はJ1昇格を狙っている以上必ず大量点を狙ってくる。横浜FCはディフェンスラインの修正が終わったばかりなので1失点は覚悟しなければならない。だからフォワードが1点とりディフェンスが1失点で押さえれば上出来だろうと。

 気弱すぎるかもしれないが、今の横浜FCは常に勝利を狙うよりもチームの形を整えつつ捨てゲームと絶対取るゲームを切り分けていった方が得策だと思う。捨てゲームとは川崎、新潟、広島など上位4チーム。絶対取るゲームは現在の順位から前後3チーム、つまり6位~12位のチームのこと。軟弱すぎると非難が飛びそうだが今の選手達は精神的に限界に来ているので切り分けていったほうが気持ちが楽だ。誤解して欲しくないのは捨てゲームとは負けていいゲームのことではない。引分けを意識して次に繋げるということ。長いJ2を常に全力で走り続けるほど横浜FCの選手層は厚くない。

 さて今日の試合、広島はサンパイオを中盤の底にあて、大木、梅田、マルセロの3トップを使う布陣できた。新潟戦と比べるとボランチの能力は互角、前線の人数が一人多い分
だけ広島の方が怖い。

 横浜FCは臼井、山尾、マシュー、小野智吉の4バックに眞中と高木の二人。この二人はボランチというより前列のバックスと言ったほうがいいかも知れない。つまり6-3-1で以前の大量失点バージョンよりはディフェンシブなフォーメーションである。 私はこの手の守備姿勢は大嫌いなのだが今の横浜FCの現実を考えるとやむを得ないだろう。これは結果的に効果があった。眞中を最終ラインに据えると裏を取られすぎて失点につながる。しかし彼を先発から外しても穴を埋めるほどの人材がいない。であれば3列目にして前列のDFというやり方は適切かもしれぬ。リティにとっても眞中にとっても本意ではないかもしれないが。

 広島はしかけてこなかった。少なくともリティの言う「広島は別格であとのチームには全て勝つかもしれないし負けるかもしれない」というほどのものではなかった。それは決して横浜FCが強くなったわけではなく、単に広島がヘタレただけであるが横浜にとってはラッキーだった。全体的に広島が押し気味なのは仕方がないが、GK菅野のセーブは的確で 安心してみていられる。

 しかし横浜のこの6バックにより元々細かったFWへのボールの供給がますます細くなってしまう。中盤の競り合いが絶望的に弱く、一対一でボールを奪われやすい横浜FCの
MF-小野信義、増田にイライラしつつもプレッシャーの弱い広島の攻めにかろうじて救われているといったところか。

 後半、増田に代えて重田、そしてファンデルフェンの投入で横浜の攻撃が機能しだす。見せるプレーはないけれどキックオフから通して警告なく相手を止め、カウンターに入る姿勢には拍手を送りたい。広島はサンパイオが上がり気味なため、シュートチャンスが増えて来る。引分け上等だけどひょっとしたら第2節新潟戦の再来があるかもしれぬ。そう思っていた。その思いは後半も残りわずか、時間にして85分くらいか・・ついにきた。重田が絶妙なスルーパスを受け広島ペナルティエリアに入る。GKと1対1。広島DFは必死になって戻るが間に合わない。打てば入る、そう見えたそのとき、重田は横にパスを出してしまう・・・何故打たない!!去年から続く横浜の伝統チキンアタックに絶望が走る。

 ロスタイム2分、これは引分けか、そう思った矢先、カウンターから広島のマルセロが打ったシュートは横浜のネットの中に。そして終了。やるせない怒りと失望でいっぱいになる。ロスタイムの失点による敗戦、引分けはこれまで何度も見てきたが、勝ちが見えた後の敗戦は本当につらい。なぜロスタイムに失点するのか、それは集中力の欠如という簡単なものではなく、敵が試合をクローズしかかってくる雰囲気を察知できないからだろう。

 攻撃するときはペナルティエリアに入ったときは必ずシュートで終わること。ペナルティエリア内でボールを奪われるとカウンターを招く。残り1分でラインを上げた横浜FCのディフェンスは非常に脆く、後は抜かれるかファールをして止めるかしかない。試合の駆け引きの弱さを克服できなければこの先も苦しい。しかし守備・攻撃とも破綻しなくはなった。今のフォーメーションは好きではないが、J2を戦う上ではベストの布陣なのは水戸や鳥栖を見ても理解できる。今度の甲府戦、どうなるかは楽しみである。

14:00~横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場 晴れ 観衆 3174人

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2003/06/14

横浜FC 0-4 川崎

0614


 0-4で横浜FCの負け。悲しいことであるがこれが一つの現実、客観的なチーム力状態だと思う。ここ3試合、0-4●、2-5●、0-4●と惨敗を続けているため横浜FCサイトではリトバルスキの解任論も出ている。通常、この成績であれば解任は間違いない。しかし現在の横浜FCのおかれた状態、練習場の不足や怪我人の続出を考えればこの結果はやむを得ないものであると思う。負けを決め込んでガチガチに守りきれば1点差負けで済んでいたと思うけれど彼の性格を考えるとね。それは無理な話だ。

 チームの核となる選手が2、3人欠けるとそのチームが勝てる見込みは殆ど無いと言っていい。代表的な例がレバークーゼン、身近な例がモンテディオ山形。チームの戦力が去年とそう変わらなくても中核選手(精神的支えとなる選手)がいなくなるとチームは崩壊する。それを戦術論、あるいは監督の責任論にすりかえると問題の出口は見えなくなる。

 前回の山形戦もそうだけど選手に自信がなくオドオドプレーをしているのが非常に目につく。ボールは簡単に奪われ、敵のボールは最終ラインを通される。通せないとみるやロングシュートを放り込まれてこれが決まってしまう。正直言ってみていて辛い。

 試合展開を振り返ってみる。この試合横浜FCは全体的に引き気味に守っていた。立場場4-4-2であるが、ディフェンスの4人とボランチ3人を後ろに下げた7バックと言っていい。4-3-2-1とでも言うのだろうか、失点をしないよう意識したフォーメーションといえる。この展開を石崎監督は読んでいたのかどうかわからないが、ロングシュート放り込み作戦に切り替える。

 この試合、横浜FCは全力をかけて川崎のFW,MFをチェックに行くべきだった。横浜は右サイドの臼井、眞中がアウグストのマークに集中してしまい、中央の今野をフリーにしてしまう。横浜に横浜にとって不幸だったのは前半6分の失点が相手のコーナーキック
から決まってしまったこと。川崎との試合は常にセットプレーからの失点が敗因になってしまう。これではいくら練習しても勝ち目がない。 この失点で見て痛々しくなるほど横浜の選手には落胆した雰囲気を感じさせてしまう。
プレーに精細がない。事実上この前半6分の失点で試合は終わった。

 いいたいことはいろいろある。例えばサポーター。バックスタンドもそうだけれど汚い罵声が多すぎる。サポーターとは12番目の選手ではなかったか。それが罵声を浴びせれば敵チームの13番目の選手になってしまう。これでは勝てない。

 もう一つ、監督、リトバルスキーに対して。敗色が濃くなるとベンチに足を投げ出して投げやりな態度を取ることが多いが、これはプロとして失礼ではないか。少なくとも選手は一生懸命戦っている。あなたが送り出した選手達である以上、どんなに負けても戦う姿勢を持ち続けるべきだろう。少なくともサポはタイムアップまでは試合を投げ出していない。

 正直言って川崎と横浜との間にはチーム力の差以上のものがあるといわざるを得ない。何がちがうのか、サポ一人一人が考えなければならないと考える。私としてはサポ全員に試合中および試合後の罵倒は禁止を求めたい。選手は傷ついている。その気持ちがわからないようなら、あるいは「厳しくしないと手を抜くに決まっているから」と決め付けるのなら、それはもはやサポーターではない。

14:00~横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場 晴れ後曇り 観衆 4222人

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2003/06/01

横浜FC 0-4 山形

0601

■ 精神論


 0-4敗戦。敗因は高木の負傷、マシューの退場につながるディフェンスの崩壊だと思うがそれ以前の問題のほうが大きい。

 やる気のある選手と無い選手、モチベーションの有無が両極端な選手が同じくスタメンとして出場した試合というのは初めて見た気がする。具体的に言うと城彰二とそれ以外の10人。試合を見ていて辛く悲しい気持ちになった。それは惨敗したことではなく、有料試合に出場しているのだという自覚の無さを見せ付けられた、裏切られたような気持ちと言っていい。

 リトバルスキの退席についてはもちろん馬鹿野郎といいたいところだけれど、これはシーズン前から折込済みで特になんということはない。これを覚悟できないようならリティは呼べない。何度も言うようだけれど何処かの監督をやりたいといわないだけマシというものだ。弱小チームの悲惨さは日本よりもむしろ欧州、南米のほうが顕著で日本で監督職に就けるのならずっとここに留まっているとは思う。

 敗因について述べるのであれば監督の退席は二次的三次的な要因で、仮に退席しなくてもこのゲームは勝てなかった。以前の試合でも書いたけれど審判の酷さについては相手も同じでそれを非難しても仕方が無い。審判の酷さで落とした試合はあるだろうが、その酷さで勝った試合もあるわけで、トータルで見ればバランスは取れている。

 私は精神論を語るのが大嫌いだ。本人のためと称して精神的に締め上げて鍛えるという考え方は嫌悪感を覚える。

 しかし嫌悪は・・・計画を立てる段階での話であって、実行段階に移ってしまえば現場は頑張るしかない。頑張るというのは100%精神論の世界だ。受験勉強の計画を立てるのに精神論を求めてはいけないが解答用紙に向かえば合格するかどうかは精神論にかかってくる、それと同じだ。

 俺達だって一生懸命やっているんだ。そう言いたいのかもしれない。だけど私から見ると中途半端に一生懸命やっているとしか見えない。中途半端な一生懸命は一生懸命とは呼ばない。失点をする。何故下を向く?絶対取り返す、お前らには負けない、何故その気持ちを出さない?その理由が見えない。

 元川崎フロンターレ監督の松本育夫氏が著書の中で書いている。J2のクラブはJ1に昇格するために選手と契約している。だから契約した選手はサポーターに対してJ1に昇格させることを誓わなければならない。昇格できないということはファンに対する契約違反だ。そのことを理解していない選手はいらない、と。

 私は別にそこまで求めるつもりは無い。横浜FCが弱小チームである以上、相当多くの敗戦を受け入れる覚悟はできている。しかしその負の原因がモチベーションの低さにあるとしたらそれはいやだ。

 この状態がいつまで続くのかはわからない。でも次はいいプレーを見せてくれると信じ
たい。その根拠はない。けれどまだ私は選手を信じている。

 次の観戦は6/4国際親善試合、浦和対フェイエノールト(埼玉スタジアム2002)です。

14:00~横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場 晴/曇 観衆 2870人

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2003/05/14

横浜FC 0-0 札幌

0514

 スコアレスドロー。お互いが攻め手を欠き、落ちなし意味なし山なしの試合だった。ガムシャラ、という合言葉がイヤミに聞こえる位、淡々とした試合だった。広島の怖さが身に染みてしまっているのかもしれないが、横浜は少し相手を警戒しすぎではないのか、そんな風に思える。

 リトバルスキーの求めるサッカーが繋ぎながらゆっくり攻める戦術を取る以上、お互いが攻めきれないまったりとした試合が起こるだろうは前もって想像していた。しかしそれは山形とか鳥栖とか、いわばディフェンシブな試合をするチームでそうなるだろうと思っていたわけで、まさか札幌で見ることになるとは予想していなかった。攻め手が無い、ウィルとベットのいない札幌の窮状はそこまで深刻だったのだろうか。

 別に遅攻が悪いと言っているわけではないが、この戦術が有効になるのは相手がある程度前がかりになって敵ゴール前にスペースが生まれるときであって、今日のように敵ディフェンスが上がらないサッカーをされると攻め手がなくなってしまう。今日の試合は前半は札幌が、後半は横浜が優勢になって押していたけれども程度としてはどっちもどっちで見所は少なかった。

 ボール支配率はぴったり50対50。というより0対0というほうが正しいのかも知れない。横浜はルディ、ファン、横山、山尾を欠き理想とするサイドアタックが上手く機能しない面が多々見られた。レギュラーが欠場しているのに横浜のフォーメーションが安定していたのは札幌の新井と堀井の両FWがタコだったせいもあるが吉武、逆サイドの北村が積極的に攻守に絡んでくれたのが大きかった。特に吉武の中盤から前にうまくボールが抜けたボールをドリブルで突き進む姿は圧巻であった。(ただ、横浜が意図的に吉武にパスを出したとは考えにくい。ボランチがボールを受け損ねて前線に転がったのではないかと思うのだが・・)、ペナルティエリアで潰されてしまうのが非常に残念であった。

 しかしこの場面、久しぶりにファンタスティックプレーを見たような気がする。そのようなプレーが立て続けに見ることができればいいのだが、残念ながら簡単なミスパスが続出しているので積極的な評価ができない。

 この試合、横浜FCが無得点だったのは城が下がりぎみになりあまりボールが回ってこなかったところに原因があるように思える。彼がボールを持つのは彼自身が敵から奪った場面がほとんどで、サイドで孤立している面が多かった。横浜のフォワードは登録上は城と佐藤だが実際は小野信義と佐藤で城はトップ下の位置にいる。このポジションにいながらパスがこないと苦しい。サイド攻撃を主としているからトップ下にはボールが来なくてもいいんだとはいかないだろう。どうも全員攻撃という場面がない試合は緊張感に欠けてしまう。

 この試合、ウィルがいれば・・・きっと血で血を見るような試合になるのだろうな。横浜FCはこういう自分でなんとかしちゃう選手が大の苦手でちょうど2年前の川崎戦ではエメルソン一人に4失点を喫している。ウィル、ベット、砂川の欠場。今日のコンサドーレは飛車、銀、香車落ちといったところか。かなり我慢を強いられているのは確かだと思う。

 スコアレスドローとなった今日の試合。引分けは3試合連続。見方によるが、私はそれほど悪くはないと思う。何より失点が相当減った。ただ、せめて攻撃のオプションがもう一つあればずっと楽に試合ができるのだが、無理をいえないか。

 試合後、挨拶に来た横浜の選手達に対して観客の反応は冷淡だった。パチパチとまばらな拍手が今日の試合を的確に表している。「佐藤ー!!俺にサッカーの試合を見せてくれ!」という野次は私を含めてみんなうなずいてしまう。札幌から勝ち点1を得られるということはそれなりに評価されていいのだが、試合のクオリティだけ見るとお金を払ってみるに値するのかどうかは結論を出すのは難しい。むしろ大歓声で選手を迎えた札幌サポーターの態度のほうが異様と言っていいと思う。彼らにとって今日の試合は確実に勝ち点3を取る試合ではなかったのか。彼らは1シーズンでJ1復帰を狙っているのではなかったのか。彼らは開幕戦で横浜に惨敗した悔しさを晴らしに来たのではないのか。他人のチームのことはどうでもいいけれど既にJ2サロンに浸かっているのも悪くは無いという感覚なのだろうか。今日の相手はマリノスではない。耐えがたきを耐え、忍びがたきを忍ぶ。そして1部に復帰し来年の試合は横浜国際で。それが都落ちのサポのあるべき姿ではないかと。まあ横浜国際は今年の最終戦でプレーできるけれどね。

 勝ち星には恵まれていないがそれでも上位チームとはそれほど離されず9位をキープしている横浜FCは捨てたものではない。次節の大宮戦がカギとなるだろう。私は寄居でルミノッソの試合を見た後大宮スタジアムに行く。今後の私の観戦予定は17日が佐川東京対FC京都@大和(JFL)とFC東京対大分トリニータ@味スタ(J1)のダブルヘッダ。18日がルミノッソ狭山対群馬FCホリコシ@寄居(関東1部)と大宮対横浜FC@大宮(J2)のダブルヘッダ。少し気力と体力が必要であるが、頑張ってみよう。

三ツ沢球技場 小雨 観衆 2,514人

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2003/05/10

川崎 1-1 横浜FC

0510

■ フォワード人材難を嘆く


 どちら側チームの目で見るかによって見方が全く異なるが、ひとつ言えるのは現在の川崎は当初予想していただけのチーム力が整っていなかったと言えると思う。最大の原因はバルデスの誤算。彼の不振によって相方のフォワードの負担が増え、チャンスメークが非常にし辛くなったこと。もうひとつは攻撃の起点がアウグスト頼みのため左サイドオンリーしか攻めることができず、パターンが読まれていること。 にもかかわらず負けずに済んでいるのは箕輪を中心としたディフェンス陣が完全にまとまっていて安心感があること。これが川崎が勝ちきれずかといって負けない最大の理由だと思う。まあ一言で言い切ってしまうと決定力不足ということなのだが。


 それにしても高原直人、鈴木隆行から我那覇和樹、佐藤正美に至るまで本当に日本人フォワードは自分でシュートを打って決めることができない。上げられたクロスをヘディングで合わせるのはかなり上手いと思うのだけれど。フォワード以外の、例えばミッドフィルダーだったらJ2もブンデスリーガも技術的に極端な差は見えない。もちろんこれがレアルマドリーやマンチェスターユナイテッドと比べたら可哀想だが、少なくともJリーグを見て「やっぱり世界を見ちゃうと日本のサッカーは駄目だねえ」などと知った風な口を聞かれる筋合いはない。ただ一つ、フォワードの1対1の弱さだけが問題なのだ。加茂ジャパンからジーコジャパンに至るまでずうっと。


 三浦カズ、中山雅史がピークを過ぎたにもかかわらず未だに現役でフォワードを務められるのはチャンスは自分で作るものであり、ディフェンスは自分で抜くものであるという意識が自分自身の中で確立されているからではないか。クロスに合わせるだけのシュートで120点以上も取れるとは思えない。我那覇にしろ佐藤にしろシュートの技術はあるが伸び悩んでいるのはディフェンダーから怖いと思われていないからだろう。敵ペナルティエリアに入ったら自分で打つべきだろう。助け合いのサッカーは見たくは無い。


 それでも佐藤は自分で打とう、決めようという積極性は垣間見れた。開始2分の決定機をふかしたシュート、ロスタイムの中のポストに当てたシュート、いずれもすばらしかった。決められなかったのだから評価できないというむきもあるが、まず自分の中の意識改革を行っているという点は高く買いたい。信藤監督からリトバルスキに変わって私が評価したいのはバックパスが多いというネガティブなところではなくボールは最前線に預けるという意識を選手に植え付けたところにある。城にしろ佐藤にしろファンデルフェンにしろ、最前線に張っている限りはボールは来る。たとえ何回外していても。

 逆に言うとフォワードがいかにチャンスメークを作れるのかそれがフォワードの能力だろう。我那覇も佐藤ももう少し、もう一剥けなのだが。二人とも今後のチャンスがあるか。厳しいところだ。


 この試合、後半86分に佐藤が決めた後(手元時計)94分にアウグストが同点のフリーキックを決め、同点で試合終了となった。多くの横浜FCサイトではロスタイムの長さを非難する所が多いが、根本的な原因として横浜FCサイドにファールが多く、試合が止まりやすい傾向があったことは否めない。最初に掲示されたロスタイムが3分。アウグストの直接FKの原因となった高木成太のハンドが94分30秒。

 1分間のFK準備時間を得て同点ゴールが95分30秒。リスタートをしてすぐに試合終了。これがが96分ちょうど。ロスタイム3分というのは3分から3分59秒までをさす。ロスタイム中に発生したロスタイムは40秒程度である事を考えるとまあ妥当ではないか。ロスタイム中には横山の遅延行為も発生している。

 ついでに言うと審判が予備審にロスタイム表示を告げるのは88分くらいでその直後いくつかのファールがあった。プレー中すぐにキレる選手達(最大の問題児は監督だが)、反則でしか止めることのできないディフェンス。今日のゲームで横浜が失点する要素はいくらでもあった。この荒いプレーを向上しなければ累積出場停止者の増加、報復で削られて負傷者する選手の増加でいつまでもベストメンバーは組めないだろう。そうなれば横浜は自分で自分の首を絞めてしまう。横浜は結果的には引分けに持ち込まれてしまった。しかし試合終了までに何回川崎の拙さに救われたのであろうか。PKの失敗、ゴールを割ったがオフサイド、そして度重なる水原のファインセーブ。横浜は運が悪かったのではない。負けないで済んだだけだろう。その点にチームもサポも気づかなければ永久に「今日の試合は運が悪かった、審判が悪かった」といい続けることになる。それはおかしい。


 試合後の記者会見でリトバルスキーは審判の技術レベルが低いと言ったそうだ。それは私もそう思うけれど結果として横浜に不利になったわけではない。川崎にとっても低いレベルで戦ったのだ。ついでに言うと前節の鳥栖戦、横浜の同点弾はオフサイドである。技術レベルの低い審判に救われたと言っていい。川崎相手に勝ちたかった気持ちは理解できるが。


 横浜の選手層は確かに薄い。しかし決して低い戦力だとは思わない。充分に戦えるだけの力はある。1順目、3勝5敗2分けは不満足ではあるけれども未来ある。佐藤そして大久保。若いフォワードが伸びること。これが成績を残す条件。外国人に頼ってもいいが頼りっぱなしはだめだと思う。ルディもファンも30歳を超えている。来年があるかは厳しい。是非国産のフォワードで点を取って欲しい。まだ代表への目も残っているのだから。

14:00~川崎市中原区 等々力緑地公園陸上競技場  晴れ 観衆 7,209人

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2003/05/05

横浜FC 1-1 サガン鳥栖

0505

 Webのニュース速報で「白装束集団東へ」などという見出しを見るとげんなりする。ちゃんとパナウェーブ変えたのは先見の明があったかもしれない。もっとも白のグラウンドコートの集団が町を歩くと不気味だとはフリューゲルスの頃から散々言われていたけれど。

 5月5日の子供の日なので子供は5円で入場可。ゆえに子供の数はやや多い。この企画は年間を通してやるべきだと思うが。はっきり言って子供から入場料を取る時代じゃあない。少子化の現在、子供は未来の大切なサポーターで、その限られたパイをマリノス、ベルマーレ、フロンターレ、横浜FCで奪い合っているのが現状だろう。その場合、地域的に一番不利なのは横浜FCだ。チームに選り好みをしなければ横浜市民はマリノスの試合を見に行く。子供は一人でスタジアムに来るわけじゃあない。親から充分に入場料収入は取れる。

 札幌に勝ったとはいえ最下位のサガン鳥栖となかなか連勝を作れない横浜FCとの対戦。スタメンを見た限りでは勝てないとも負けないとも言えない感じで勝負は時の運ではないかと予想を立てながら三ツ沢入り。城と重田がいないのは間違いなく影響が大きいはずで、その穴埋めを佐藤正美ができるのか、これが勝負のポイントであろう。サガンも服部が出場停止であるが、この選手は壊し屋として有名で、チームも彼が出場停止の試合が増えるのは織り込み済みのはず。代役は機能するのか、これがサガンの不安か。

 14:00キックオフ。例によって両方ともヘタ。毎度毎度のゲーム展開で、予想したものがまんま予想通りだとがっかりする。サガン鳥栖を見ていると横浜FC以上に台所事情が苦しいのがよくわかる。戦力補強もいきあたりばったりと言った感じがして見ていてつらい。

 バックパスが多いとよく批判されるリトバルスキーのサッカーであるが、JFL時代からそうやってきたし、永井監督時代はリトバルスキーのサッカーをもう一度との声があったので何も問題ないだろう。監督の最初の仕事は前任監督を批判することから始まる。永井監督は攻撃よりもまず守備と叫び信藤監督は最初に攻撃ありきと叫んだ。そしてリティは守備面の確保を挙げた。であればバックパスありきのサッカーだって仕方が無い。

 キーパーからディフェンスへ、そしてボランチからサイドへ、そしてアタックへと少しずつ後ろから攻めて行くのであれば前線は厳しいマンマークにさらされることになる。点をとるのであればいかにマークを外すか、フリーに動くか、であるがこれはJ2レベルでは非常に難しい。これが横浜FCにできるぐらいなら同様のスタイルをとるグランパスはすでに勝ち続けている。この課題を克服しない限り、J2で継続した勝利は難しいだろう。

 この試合の得点経過は前半にサガン鳥栖がコーナーキックで先制、後半開始直後にファンデルフェンが混戦から同点ということで、後半のほとんどは同点ですごした。試合は前半はダメダメであったものが後半立て直してなんとか横浜が支配する展開となり引分けに持ち込めたというもの。正直言って勝ちきれなかった悔しさはある。

 横浜FCの弱点はフォーメーションの問題ではなく1対1でのボールの奪い合いに圧倒的に弱いという点にあると思う。例えばキーパーからサイドの横山や小野智にボールが渡るとする。ここまではいい。しかしその先のファンや佐藤がボールを受けた瞬間さらわれてカウンターという場面が非常に目立つのだ。ゆえに点が入る気がしない時間帯がだらだらと続く。また、相変わらずコーナーキックやフリーキックからの得点率が悪く、せっかくコーナーをとってもを相手に取られてピンチを招いてしまう。

 これは鳥栖にも同じことが言える。ただ鳥栖の場合、シュートで終わることのできることが横浜よりも上だったという点で自分達のゲームプランを達成できた。コーナーからの得点はそれを表しているし、横浜の得点は私から見てもオフサイドで鳥栖にとっては不運だった。

 今日の試合、城がいれば・・・・と言ってはいけないのか。この試合を分けると川崎戦は非常に苦しい。横浜にとってはアウェイであることを考えると引分けで充分なのだが、サポはそれを許さないだろう。その点でどうなるか気になる。川崎にとってはホームで横浜相手に引分けというのは負けと同じでこれ以上勝ち点を失うと昇格に黄信号がともる。そういう意味ではお互い絶対に負けられない試合であろう。個人的には複雑なカードであるが、横浜よりの立場で観戦してみたい。

14:00~横浜市神奈川区 三ツ沢球技場  晴れ 観衆 3,855人

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2003/04/26

横浜FC 2-0 湘南

0426

 最初に湘南に苦言を一つ。一般にユニホームはファーストとセカンドは色の対比が強いものを選ぶのが基本だと思うが、湘南の場合ファーストが青、セカンドが黄緑という近似色を使っている。これは何か意図があってやっていることなのか。というのも横浜FCのファーストは水色なので試合は黄緑と水色の対戦ということになる。この組み合わせでゲームを行うと緑内障の人は選手の見分けがつきにくい。見え方は大体下の図のような感じ。至近距離ならともかく観戦者と反対側のピッチでゲームをされると訳がわからなくなる。

Image2


 さてその湘南ベルマーレ。現在絶不調で未だ勝ち点6。ウチは7なので偉そうなことはいえないが、湘南の立場から見れば今日の横浜戦は勝てるだろうと予想しているはず。ここは一つ返り討ちにしたい。 先に結果から書いてしまうと2-0で横浜FCが勝った。私から見て勝敗を決めた理由は二つあると思う。一つは風の向き。もう一つは湘南FWのチャンスメークにおける能力不足。 風の向きについてはこの試合、アウェイ側からホーム側にかけて強い風が吹いていた。湘南は前半は追い風、後半は向かい風でプレーしたことになる。私は前半は無得点でかまわない。失点を抑えれば後半は勝負に出れると読んでいた。強い向かい風の中でサッカーをするといのは非常に難しい。ボールコントロールがままならないし攻撃に体力を使うからだ。サイドを駆け上がってゴール前にセンタリングをあげようとしてもどうしても押し戻されてしまう。既に書かれた各サポの観戦記を読むと前半は酷かったとの記述が多いが私は無失点で抑えたことを何よりも評価したい。それは湘南FWのできが悪かったせいもあるが、マシューブーツを始めとするDF陣が最終ラインで湘南を止めた面がおおきいだろう。 当然後半は立場が逆になり、湘南が向かい風になるわけだが、それだけでなく体力が消耗してきているので前半向かい風の横浜より立場が不利なのだ。ゆえに私は横浜のディフェンス面はそれほど心配ないだろうと思っていた。

 もう一つ、これが最大の原因なのだが湘南FWが怖くなかった。栗原の抜けた穴というのがこれほどまで大きいとは私も思っていなかった。プレミア経験者のリカルドは前後の動きに精彩を欠きほとんど消えていた。これが湘南が無得点となった最大の要素なわけだが、それだけでなく失点の大きな要素にもなった。どういうことかというと、湘南はスリーバックを引いているが、ラインを殆ど上げなかった。攻めあがったとしても大体ハーフレイラインと自ペナルティエリアの中間位。これだと3列目との間隔が伸びるのでセンターバックが少し前に上がり2バック状態となる。ゆえにバックス間の前後に大きなフリースペースが出来上がりそこを横浜につかれて失点してしまったわけだ。言い換えると横浜のFW陣も決して良かったわけではない。

 何故湘南のディフェンスはラインを上げられなかったのか。それはFWを信用していなかったから。去年の横浜FCがまさにそうなのだがFWの決定力不足が大きすぎた。それ以前に湘南はシュートまでいく過程の中で横浜DFにボールを奪われすぎた。この奪われた時点でDFがラインを上げた状態だと一気にピンチを招いてしまう。それゆえ湘南の最終ラインは下げた状態で動けなかったのではないだろうか。 私は湘南の3バックの張り詰めた、しんどそうな表情に今の湘南が抱える問題点を見たような気がした。

 逆に横浜の勝因はなんといっても城だろう。この試合、彼はトップ下からボランチの間に入り、攻守で動き回っていた。本来のストライカーとしての彼の姿が見られなかったのが非常に残念ではあるが、結果的にパサーに徹することによってフォワードが生きてきたようにも思える。城の先制弾は先の湘南DFが見せたスキをついて生まれたもので、混戦の中で居場所を見つける彼の才能はたいしたものだと思う。横浜が攻められているときは守備に徹しボールと一緒に相手ゴールまで攻めあがる。この動きは西ドイツ時代のベッケンバウァーのリベロを思い出させる。リトバルスキはそれをまねしたわけではないだろうが、ドイツのキャプテンマークを巻いた城を見るとあながち関係はあるのかもしれぬ。少なくともリティの好きなファンタスティックサッカーはヨハン・クライフ対ベッケンバウアーの、あの74年ドイツ大会だったことを考えると城にそのプレイを期待しても不思議はない。
 
 それ以外の、例えば佐藤の不振、高木の消極さが非常に気になる。気力は買うがなかなか結果がでないのも事実。横浜FCの現在の最大の問題点は結果を出しているのがベテランと言うこと。これは世代交代が上手くいっていないということで、来年、再来年を考えた場合不安になる。いずれにしても今日は勝った事を素直に喜びたい。次節の水戸戦は苦しい戦いになるだろう。引分けで上等だと思うが・・。私は等々力で川崎-大宮を観戦予定。

14:00~横浜市神奈川区 三ツ沢球技場  曇り 観衆 3,701人

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2003/04/12

横浜FC 1-5 甲府

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 アウェイ2連戦を1敗1分けで戻ってきた横浜FC。期待していた結果とは違っていたけれども内容を見ている限りは悪くはなかった。少なくとも手も足も出なかった昨年とは違う。山形戦は先制したし福岡戦は追いついた。それは選手の層が向上したこともあるが選手一人一人に精神的な安定感ができたからだと思う。例えばマチューがディフェンスに入るから守備は安心、ルディがいるから中盤は安心、城がいるから攻撃は安心、そういう自分とは違うポジションの選手に信頼をおけるから選手一人一人が自分のポジションに専念できる環境ができ、それが強さの理由につながったのだと思う。

 逆に言うと、この「安心」が崩れたとき、チームの信頼関係に脆さが生じることになる。考えても見て欲しい。弱いディフェンスでフォワードは前線に張り続けられるだろうか?決定力のないフォワードでディフェンダーはラインを上げられるだろうか?そういうお互いの信頼関係がなくなれば選手は自分の能力を発揮できないだろう。

 山形戦、横浜FCのスターティングメンバーからマシューブーツがいなくなった。子供の出産のための一時帰国。仕方がないと思ったが重要な役割と能力を負った選手が欠けて機能するか、不安ではあった。変わってスタメンに入ったのは眞中と山尾。サブに早川。マチューがスタメンの時は3人のうちの一人がスタメン、一人がサブ、一人がメンバー外だったため、それぞれがトップに「昇格」した格好だ。 他に変わっているのは大柴が2列目、神野がスタメンに。リティは結構いじってきた。逆に言うと札幌戦の勝ったフォーメーションが既に通用しなくなっているということでもあるのだが。

 試合開始早々、早くもディフェンスに脆さが露呈する。眞中の動きがおかしい。なんというか他のディフェンスとの横の連携、向かってくる選手との間合いがかなりずれている。詰めるべきところで空け、あけるべき所で詰めているので抜かれやすくなり、結果的にペナルティエリア近くでファールで止めてしまう。このフリーキックが眞中の横を抜けいきなり失点。前半2分。水原が眞中に何か文句?をいいはじめたのでこの信頼関係にヒビが入ってしまったかもしれぬ。

 前半はおかしかった。甲府のプレスがきちんと行き届いた面も大きいのだがフリーの状態で満足なパスが出ない、というのが奇妙ではあった。何がいけないのかそれはわからない。審判の不安定なジャッジがそれに輪をかけていて、妥当性でないイエローカードが飛び交う。

 展開力も集中力もなく、あるのはイラついた横浜FCの選手達。イラつきが一番目立つのが#4眞中。自分のミスで失点してしまった以上気持ちが不安定になるのはやむを得ない面があるが、ファールからのリスタートでボールボーイがピッチにボールを2個出てしまった時などは看板に蹴り付けるなどプロらしからぬ行為をしたりしていただけない。

 こんな調子でマトモな試合など出来るわけがない。私は早く前半が終わることを期待した。後半、選手を入れ替えれば立て直せるだろう。そう考えた。しかし前半終了直前、甲府が追加点。マーカーを振り切られ、一対一を抜かれ失点。最悪のケースとなった。そして大柴が負傷、早川投入。厳しくなった。

 後半、全然動けなかった眞中に変えて横山投入。これが効果的に決まって開始直後から横浜FCのペースとなる。押せ押せのラッシュで59分、臼井が得点。1-2。前半終了時の失点がなければこれで持ち直せた筈だった。・・・が・・・・。 68分、城が相手を倒しイエローカード。そして一分後、逆に倒された城が相手をつっかかり(私からは見えなかったが)、報復行為として2枚目のイエローカード、退場。場内は騒然となった。リティも必死で抗議をするが判定は覆る筈もなく城は退場。退場時にドリンクボトルを蹴っ飛ばし、イラつきがピークに達しているのが伺える。

※この城の退場を巡ってはサポーターサイトの中でも意見が分かれた。審判に対する批判が目立ち、城を擁護する発言が多かったと思う。酷いのになると城の行為を賛美するものまであったが、これは論外としても私はすこし意見が異なる。問題となったのは1枚目のイエローカードを提示された時。この時、城は審判の前で唾をピッチに吐き捨てた。顔を横に向けて吐いたのだが審判の印象は相当悪化したと思う。退場になったのは一分後のことである。甲府の選手に小突いた行為は確かにイエローとしては厳しかった。これでイエローなら試合はできない。しかし伏線をたどって見ればその原因は城自身にある。今日の審判は確かにレベルが低い。

(主審の蒲沢淳一はJFLや大学サッカーの主審としてしばしば登場する。JFLを見ていると彼が主審となるゲームにしばしば出くわし、悪評が高い。以前栃木SCのサイトで「この審判を吊るせ」とトップページに実名を晒されたこともある。)

しかし、J2である以上審判のレベルに期待できないのはやむを得ぬ行為なのだ。少なくとも彼は横浜FCに意図的に厳しくしているということは絶対にない。代表をこなし、スペインリーグまで経験している城にとって報復行為や侮辱行為がイエローにつながりやすいことは知らぬはずはあるまい。そういう意味では全く愚かなことをしたと思う。ただ、そういう人間的欠点をトレードオフすることにより安い年棒で彼を獲得したのであれば数試合の欠場はたいしたことはないのかも知れない。

 この城の退場でこの試合は終わった。リティーは山尾を下げ大久保を投入。登録上3-4-3の形となるが、全く効果がないばかりか3バックの連携不測をつかれて次々と失点。最終的に1-5で終了した。 試合終了後、選手がバックスタンドとゴール裏に挨拶に行く。大きなブーイングが飛ぶ。厳しいと思うがやむを得ないだろう。試合終了時に残った選手達は連携不足に引きずられた格好だとしても最後の10分は集中力が完全に途切れてい。ブーイングの合間には励ましの言葉と次への期待の言葉が発せられた。この気持ちを謙虚に受け止め次につなげて欲しい。城のいない広島戦は確かに厳しいが、控えのFWにとってはチャンスでもあるのだから。

 三ツ沢球技場 観衆:2,780人

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2003/03/29

横浜FC 1-0 アルビレックス新潟

0329

 湯浅健二氏のサッカー・ホームページより。
 とにかくボールの動きが緩慢なんですよ。一つひとつのステーション(ボールホルダー)のプレーが遅い・・周りの味方(=次のパスレシーバー)の動きも鈍い・・。グラウンドコンディションがあまり良くなかったという背景もありますが、私が評価するのは、選手たちの「仕掛けの発想」ですから、その意味では・・。

 今回、J1の試合がなかったこともあり、比較的多くのサッカージャーナリストがこの横浜FC戦のコラムを書いた。大体が上記のような「試合のレベルとしてあまり~」に終始したような書き方をしていたようだ。 個人的には湯浅氏は書き手としては優秀だと思っているのだが今回はちょっと待ってくれといいたい。

 私は「あたりまえじゃないか」と思う。ここはブンデスリーガでもなければチャンピオンズリーグでもない
日本の2部リーグのドンベの試合だ。上記のような速い展開を90分にわたってやっていたらとっくにJ1に上がっている。グラウンドコンディションがあまり良くなかった?・・今回の試合時の芝生は三ツ沢の最高のピッチだと思のだが・・国立と比較しているのだろうか。湯浅氏は試合の何を見たのだろう? マイナーリーグを見るときは絶対評価と相対評価の両面が必要と私は考える。(ちなみにJ1も欧州リーグや代表戦から見ればマイナーリーグである)

 絶対評価とは、そのリーグのスタンダードのレベルを自分の中に作るということ。J1のレベルならこのぐらい、J2ならこのぐらい、JFLなら、地域リーグなら・・・そういうリーグの格付けをする。その中で見た試合がその絶対レベルより上回っていれば満足、下なら不満ということになる。

 相対評価とは、自分の主に見ているリーグを基準に他のリーグを見ると言うこと。例えば「今日の試合はJ1と比べても遜色ない」とか「この試合内容ならJFLでもみたほうがマシ」とかそういう意味だ。 湯浅氏の場合、J2の絶対評価ができていなかったのではないか?J2の絶対評価は縦パス一本の蹴り込みサッカーだ。その中盤を飛ばした展開を元にどこまで観客を満足できるクオリティを実現できるかが試合の評価だろう。

 逆に相対評価が出来ていないため、見方が狭くなってしまう例もある。例えばJFLの試合で「応援団が汚い野次を飛ばした。ひどいチームだ」とか「GKをFW登録した。そんないいかげんな試合をしていいのか」とかいう批判がネット上にアップされるときなど、私は「もっとプロリーグを見てみればいいのに」と思う。



 閑話休題、今回の試合について。試合は1-0で横浜が勝ったが、その最大の理由はフォワードの勝ちたいと思う執念が新潟より横浜のほうが強かったからではないかと思う。試合のカギを握るボランチ(横浜:高木、新潟:山口)は両チームとも最低のできだった。

 それは上記の湯浅氏にも通じてしまうがボールを持ったときの判断力が遅く、パスを受けたその後で簡単に相手選手に奪われてしまう面が多々あったため。山口は・・やはりフリューゲルスの負い目を横浜FCに対して感じているのだろうか、積極的に上がっていこうという気迫が全く見えなかった。高木、山口ともセンターライン付近でボールを奪い合っているため、他の選手は守備にも攻撃にも手数をかける余裕ができた、そのため点が入らなかったというのが私の感想。

 それでは何故横浜が勝ったのか?それは横浜のフォワードである城彰二が攻守にわたって執念あるプレーを見せてくれたこと。それが新潟のフォワードの森田には感じられなかった。ボランチの山口が消えていたためパスの入りが悪かったのに対し、城は横浜がインターセプトしたボールを常に受けられる位置にいたことが決定的に違っていた。その城の執念に応えるようにDF重田がオーバーラップをし、その空いたスペースを山尾がカバーをする、そのチームワークが新潟を凌駕したからこそ城は敵の最終ライン上でマイナスパスを送り小野信義が得点できたのだろうと思う。

 繰り返して書くけれどもJ2のレベルは決して高くはない。しかし人が思うほど低くもない。それは、ここで終わりたくないという選手の熱意をどこまで感じることができるか、そういう感性を見る側に要求するのかもしれない。サッカーのコラムニスト諸氏に対してはビデオでもいいからもう少しJ2の試合を見て欲しい。それは横浜FCでなくてもいいから。そう言いたい。 横浜FCはこれで2勝1敗。札幌、大宮、新潟とやってこの成績ならば充分満足できるだろう。これらのチームに勝てるのであればこれから試合を行う山形、福岡、甲府には充分対抗できると思う。当然のことながらそれは相手にも言える。今年は各チームの戦力差が非常に少ない。今後横浜FCがどこまでできるか、楽しみである。

三ツ沢公園球技場 観衆:5,499人

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2003/03/23

横浜FC 0-1 大宮

0323


 前節の札幌戦の快勝で横浜FCの評価はうなぎのぼりとなり今節のTOTOの支持率は横浜FCの勝ちが45%と記録的な数字となった。J1昇格候補に押す声も有り、私自身今日の大宮戦は勝てるだろうという期待はしていた。ただ、その一方で不安もあった。それはいままで散々いわれていた横浜FCの練習環境の劣悪さ。ドイツ1部、ベルギー1部、アルバニア代表、そして城彰二と現在はともかくかっては一流と崇められていた選手が果たして今の環境に本当に納得しているのか、その点が気がかりであった。もちろん承知の上で契約はしたのであろうが、「プロ」として結果を求められている以上、自分の能力を発揮するために練習環境を改善させることは当然である。そして私自身が海外で見た練習のシビアさと横浜FCの生ぬるさにギャップがありすぎ、その点で外国人選手が不信感を抱かなければいいなと不安に思っていた。

 3/22、3ヶ月ぶりの三ツ沢は芝生が美しく映え、ピッチの選手は満足ではなかったかと思う。試合開始一時間前に到着したときはすでにバックスタンドホーム側は満員でそれだけ期待はされている感じはあった。メインスタンドはガラガラなので全体の入場者数は4000人超と言ったところだろうか。バックスタンドだけ見ていると8000人くらいは入っているかのように思える。招待券をばらまいたのかもしれないが、子供づれが多い。横浜市内の少年サッカーチームだろうか、おそろいのユニフォームを着ている。こういう試みは大賛成。少子化の時代、チームをの存続させるためにはこの子供たちの世代からいかに支持を得られるかにかかっているのだから。

 今年からユニフォームの色が白から水色に変わり、観客も新しいレプリカを着ている人が多い。私はメインカラーを変えることには反対であったが、水色が目立つスタジアムは華やかでいいかも知れぬ。去年よりホームの印象が強い。

 私はいつものバックスタンドホームコーナーよりに座り試合開始を待つ。開幕セレモニーがあり、リトバルスキーが挨拶する。ドイツ語で話すわけだが、サツカワとかソリマチとか何処かで聞いた名前がずらずら出ており、何を喋っているのかと疑問に思う。(後で聞いたところ、フリューゲルスの開幕戦のメンバーを言っているとのことだった)

 さて試合開始。いきなり大宮がプレスをかけてきて横浜が守勢になる。横浜の選手がボールを持つと大宮の選手が二人がかりで囲みボールをかっさらう。そのまま横浜のゴールまで攻め込んで来るので非常に厳しい。少なくとも前回の試合とは状況がまるで違う。主審の神経質な笛にも苛つきはじめ、カードが増えてきた。

 劣勢という表現がふさわしいほどペースが大宮の一方的なものとなる。大宮の攻撃はまず堅守そしてカウンターで速攻、キーパーからのキックはロングボールで最前線へというJ2標準というべきもの。監督がヘンクから菅野に変わってもやることはかわらない。もっとも横浜だって選手や監督も変わってもやることが変わらないから試合展開も同じ、というふうになるわけだが。

 前半22分、横浜ゴール前の攻防から大宮の選手がシュートを打ち、水原がはじく。そしてこぼれ玉をフィナージが押し込み大宮先制。非常にいやな取られ方で展開が危うくなってきた。 その後も大宮の攻勢が続く。横浜FCは重田のオーバーラップなどサイドを使うが、大宮に押さえ込まれる。横浜がどちらかのサイドを突くと大宮はディフェンスを上げて中盤の選手と一緒に挟み撃ちにしてボールを奪う。この辺のやり方はJ2初采配のリトバルスキよりも水戸で経験を積んだ菅野監督のほうがうまい。

 いいところがなく前半終了。後半は選手を入れ替えてくるだろう。動きのにぶいファンデルフェンか、前線のチャンスを生かせない大柴か・・。  後半はファンに変えて横山投入。大宮が守備的になったせいか今度は横浜が攻めの主導権を握り始める。大宮のゴール前までボールは行くのだが、そこでファウルすれすれで止められる。またはコーナーキックに逃げられる。そのため横浜が直接フリーキックやコーナーキックを得る機会は多くなるがこれが
入らない。去年もそうだったのだがセットプレーの精度をもっと高めないと守備重視のJ2では勝てないのではないかと思う。札幌で勝てたのはセットプレーで2得点を挙げたからでもある。

 横浜の攻撃は激しさをますがゴールを割ることはできない。リティは早川に変えて大久保を投入。3バック3トップに変えパワープレイを挑む。しかし大宮はラインを下げ守りに入る。大宮がボールを奪うとラインの外に出してプレーを切ることが多くなった。ゴールキーパーがキャッチングをしても味方に出すわけはなく横浜ゴールまで大きくけりだし、時間稼ぎをする。

 このとき唯一頑張っていたのは城彰二一人だけだったかも知れない。なんだかんだ言われていても技術は優秀で後ろからボールを貰ってダイレクトでシュートを打つなどテクニックは今でも一流だとは思う。しかしいかんせん大宮の守備が厚過ぎる。なんどか惜しい場面もあったのだがバーやポストに嫌われていて得点ならず。運もない。

 結局0-1で試合終了。4500人のファンの前で勝利を得ることはできなかった。J2仕様の戦いをリティはどう克服するのか。次回の新潟戦ではその真価が早くも問われるときが来たといえる。昇格の最有力候補といわれるだけあって非常に厳しい戦いになるだろう。不安であり楽しみでもある。

三ツ沢球技場 観衆:4,542人

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2003/03/15

札幌 1-3 横浜FC

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 横浜FCがJ2に参入して今年で3年目。弱小チームゆえかなりつらい戦いばかりが記憶に残り、今年も忍耐の日々が続くのか、そんな気持ちで年明けを迎えた。信藤監督はかわいそうなことをしたとは今でも思っているけれどもすでに監督はリトバルスキに変わっており、サポも切り替えなければいけない。しかしリティといえど選手層の薄さを解消しない限り状態は変わらないだろうと思っていた。しかし2月に入ってから次々と追加選手を契約し、昨年とは比べ物にならない豪華な布陣を敷くことができた。菅野の加入による第二GK争い、早川、森、マシュー、山尾の加入により安心感の出たDF、髙木の復帰とルディの加入により攻撃と防御の切り替えがすばやくなった。そして登録上10人にもなるFW。実質的には城と大柴が最前線を貼り、ファンが2列目になると思うが、大久保、増田などバックアップも多くポジション争いが楽しみではある。

 3月15日午前6時、自宅を出発。今年は恐らくほとんど遠地アウェイに出かけられそうもないので気合が入る。対戦相手のコンサドーレ札幌は去年J1から降格した競合なので客観的に見れば昨年最下位の横浜FCが勝てるかどうかは非常に厳しいが先の理由によ十分に勝ち目はあると考る。札幌の選手、サポーターはJ2最下位のチームが相手とあって勝てると踏んでいるにちがいない。

 9時30分に千歳着、札幌ドームまでは直通バスで1時間ほどですがまだ時間があるので先に札幌しないで食事をする。行き先はここ。根室直送でおいしい。値段を気にしないで2000円しないというのがすごい。

 昼食に時間がかかってしまったため試合開始40分前に到着。スタジアムはゴール裏はほぼ満員。 ホームゴール裏は当然のことアウェイゴール裏もびっしり札幌サポーターが詰め掛けている。横浜サポーターはコーナーよりのほんの一角に押し込められ異様な雰囲気が漂っている。私はアウェイゴール真裏の上段、札幌サポの家族連れが並ぶ一角に空席を見つけそこに着席。横浜FCのレプリカを着ると周囲の注目を集め非常に浮いている。小学生はなんじゃお前はという奇異な目で私を見つめ、その親は慌ててその子供を諭す。

 しばらく待つとスタメンが発表。・・・・・・・・・・巷で予想された内容と大体同じ。私としては真中がスタメンを奪取したのがうれしい。城と大柴のツートップとその後ろに外国人という布陣は去年からは想像もつかないほど豪華なものだと言える。対する札幌はウィルの出場停止と期待の相川の欠場でベストメンバーとはいえず、札幌サポが楽観しているほど戦力差があるとは思えない。横浜にも十分に勝つ可能性はある。

 さて、横浜FCボールでキックオフ。いきなり札幌が猛プレスをかけ始める。双方がインターセプトの応酬、ショートパスの連続でプレミアシップのような光景が繰り広げられる。全体的には札幌が押しているが横浜も振り切られることなくボールを奪う。そして前半3分、コーナーキックからマシューがヘッドで先制。札幌サポからは「はえーよ!!」と罵声が飛ぶ。しかしその2分後、フリーキックで前レイソルの砂川が同点のゴールを決め、序盤からかなり荒れた試合になった。

 決定的なチャンスは札幌のほうがやや優勢に見えたが私はそれほど悲観していなかった。それは、

 ・札幌のツートップはそろって横浜のゴール前に張り付いているためマークがきちんとできていること。
 ・横浜が攻撃する時は札幌のマークが必ず二人以上つくため逆サイドがフリーになること。
 ・双方の序盤の運動量が非常に大きくこの展開が最後まで持つわけがないこと。

があげられると思う。ジョアン監督は横浜は弱小チームゆえに守備から入ってくると思ったのかもしれない。しかし横浜のボランチあるいは最終ラインからのインターセプトからのサイド攻撃はすばやく、その都度札幌の対応がサイド当てられているためにそれほど攻撃の人数が多くかけられない。なによりも一番気になるのは(横浜から見て安心できるのは)札幌のツートップに入るクロスが非常に不正確で横浜DFが触らずとも枠を大きく外れることが多いように見えるからだろう。私は前半のうちに横浜に追加点が入れば横浜の勝ち。同点のまま、もしくは札幌が逆転すれば札幌の勝ちと読んだ。展開が大きくて後半に横浜が点を入れるのは難しいように見えたからだ。

 試合も30分をすぎると札幌の足がとまり出した。思ったように試合を運べないあせりか、それともベストメンバーが組めない苛立ちからか、守備すら雑になってきた。それが効をそうしたのか前半33分、城のロングシュートが枠を捉え、ゴールを決める。これで2-1。ゴールキーパーの虚を突くボレーシュートで非常に理想的な展開で前半を終了した。

 後半、札幌は新居に変えて森山を投入、攻撃を厚くする横浜は無理に攻めることはせずラインを下げカウンターねらいに徹する。この辺は攻撃一辺倒だった昨年よりは進歩といえる。交代があまり効を奏さなかったなかったのかDFの和波をMF平間に交代させ、4バックを3バックにする。しかし攻撃を厚くしても札幌の選手にあせりと疲労が見え、足はとまり横浜の攻撃の対応に終われたままとなってきている。パス・クロスも雑で横浜FCの選手が対応せずとも勝手にラインを割ってくれるので助かる。この展開であれば後半30分すぎまで札幌を押さえれば逃げ切れるのではないかと思えるようになった。

 札幌サポーターの苛立ちはピークに達する。横浜がシュートを打つたびに「ヨッシャ!」と喜んでいる私の態度が輪をかけているのかもしれない。ファウルも多くなり、GK水原が痛んでゲームが止まると「そいつを早く出せ!」と怒鳴り声が飛びだす。雰囲気が相当悪くなってきた。もっとも私は気にせずに歓声を上げているけれど。

 後半3る分、札幌砂川に変えて中尾投入。負けているのになぜディフェンスを入れるのかその意図が不明。しかもよりによって去年一番使えなかった中尾とは。そして横浜はファンに変えて佐藤を投入。逃げ切り姿勢に入った。横浜はボールを奪うと後方でボールをまわしはじめる。それは余裕の試合運びであり、去年までの横浜FCでは想像もつかない。(ごく普通の戦術なのだが)札幌はパワープレイに入りたいのであろうが横浜の両サイドの攻めを警戒しているためラインを上げられない。その少ない札幌の攻撃を耐え忍ぶと逆にカウンターにでて佐藤が押し込んで3点目。試合は終わった。

 札幌のサポータは無言で引き上げ始める。家族ぐるみで応援していたであろう5歳くらいの男の子の目には涙さえ浮かんでいる。かわいそうだと思うけれどそれもサッカー。悲しみも喜びも一緒になって見つづけていかなければならぬ。

 今回、横浜FCが勝った要因はベストメンバーがそろわなかった札幌の運の悪さもあるが、基本的なパスミスが多すぎたことが大きかったと思う。ミスパスがそのままカウンターとなって横浜のチャンスとなったケースが目立ち、それは札幌にとっては自滅とも言える。個人個人の能力は恐らく札幌のほうが上であろうが攻撃の失敗がそのままピンチにつながるJ2の特徴を理解しないかぎり次節以降も苦しいのではないかと思う。

 試合が終わり、ゴール裏のサポーター達と合流し、勝ったことを喜ぶ。本当に久しぶりで少なくとも去年、私が見た試合でアウェイで勝ったのは等々力での川崎戦以来ではなかったかと思う。今夜はサポーター同士で大通公園で祝宴をすることに決定。今シーズンはこの喜びが続くことを心から祈りたい。

 次回の観戦は3/21日、J1開幕戦、磐田-横浜マリノス@静岡スタジアムエコパです。

 札幌ドーム 観衆:23,590人

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2002/12/08

横浜FC 3-2 デンソー

1208

負けたら終わりの天皇杯。1回戦を無事に勝ち上がった横浜FCは2回戦でデンソーと対戦。デンソーとは過去5度戦い3勝2分け。その全てを観戦しているが、どれも苦戦でやっと勝った、負けなくてよかった、との印象が強い。はっきり言って苦手な相手ではある。

 デンソー応援団との再開も2年ぶり。2年前はお互いエール交換などもやったが今は見る影もなし。もっとも横浜側から「ひっさしぶり!ひっさしぶり!」と声がかかる。デンソー側も応える。「何かやれ!」横浜上がってこい」。デンソー「上がれない、上げてくれ!」横浜「それは無理!」心温まるコミニュケーションではある。・・・そうか?

 対戦も2年ぶりなのでお互いメンバーは替わっている。デンソー得点王の徳重はセレッソに行ったので
全体的に小粒。デンソーサポも数が減っている

 お互いがどっちもどっちの攻撃で均衡した試合が続く。先取点を取ったのはデンソー。前半終了直前にコーナーキックから先取点。非常にマズイ時間帯の失点で、この点数を返すのは難しい。さらに61分、追加失点で0-2。完全に敗色が濃くなってきた。

 ただ、そこがサッカー。各位上のチームに2-0というスコアを計じるほど程サッカーの怖さを思い知らされ
ることはない、
 格下チームが2-0でリードする。格上チームは絶対負けないと意気込む、その差がリードしているデンソーにとって恐怖心を感じ守りモードに入り守りきれずに失点、そして後半ロスタイム、パワープレーからディフェンス吉本のヘッドで同点、ここで完全にデンソーの域は消沈した。そして延長。逆転Vゴール負けにつながり横浜FCが勝利を収めた。

 残酷でかつ美しい試合だった。格下相手に苦しんでいいのかという批判もあるが、カップ戦は格下に苦戦するのは当たり前なので結果が出ればそれでいいと思う。敗れたデンソーの、本当に打ちひしがれたその姿には掛け値なしに拍手を送りたい。

私がJ2、JFLの試合を好んで見るのは全力を出し尽くしたその先にある結果はレベルの差をいとわない、そのことにあるだから。

 私は年間80試合前後見ますが、こういう試合は年に1度見られるかどうかです。見てよかった、行ってよかった。そう思う。今年で横浜FCを離れる選手たち、お疲れ様でした。そしてありがとう。

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1999/12/12

ヴェルディ川崎 3v-2 横浜FC

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 2-3で横浜FCの延長Vゴール負け。負けたけれども今期最高の試合。一時はリードもしていた。NHK-BSの録画を見たけど・・勝てたよなあ。負けたけどさわやか。横浜FCのサポは数の上でヴェルディを圧倒。来年に期待。

13:00~ 川崎市中原区 等々力緑地公園陸上競技場 晴れ/4,443人

19991212

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1999/11/28

横浜FC 8-0 新潟大学

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8-0で横浜FCの勝ち。相手はほとんど何もできなくて観ていて退屈な試合でした。


13:00~神奈川県平塚市 平塚競技場 曇り/1,903人

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1999/11/07

横浜FC 3-2 デンソー

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とうとう最終戦。3-2で横浜FCの勝ち。3部リーグの試合に1万人の観客がはいって良かった。あとは天皇杯。ヴェルディには勝って欲しいなあ。それ以前に負けたらどうにもならんが。

13:00~横浜市港北区 横浜国際総合競技場 晴れ/10,026人

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1999/11/03

横浜FC 0-2 大塚

19991103


 2-0で横浜FCの勝ち。横浜FC年間優勝決定。リトバルスキー監督、奥寺ゼネラルマネージャーが胴上げされる。観客もみんな大喜び。泣きだす人も出る。横浜フリューゲルスの吸収合併発表から1年と4日。急造チームが初めて結果を出した1日。

13:00~ 神奈川県綾瀬市 綾瀬市民スポーツセンター 晴れ/2,112人

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横浜FC 0-2 大塚

19991103


 2-0で横浜FCの勝ち。横浜FC年間優勝決定。リトバルスキー監督、奥寺ゼネラルマネージャーが胴上げされる。観客もみんな大喜び。泣きだす人も出る。横浜フリューゲルスの吸収合併発表から1年と4日。急造チームが初めて結果を出した1日。

13:00~ 神奈川県綾瀬市 綾瀬市民スポーツセンター 晴れ/2,112人

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1999/10/31

水戸ホーリーホック 2-0 横浜FC

 0-2で横浜FCの負け。遠征して負けると本当に疲れる。2位の本田が90分勝ちできなかったため、マジックは1つ減って残り3点。(1勝=3点)残り2試合。要するに横浜FCがあと1勝するか、本田技研があと1敗するかで横浜FCの優勝。もっとも選手はガチガチで次節かてるかどうかはまったくわからない。

 最近、昭島市に出張が続いているため、かなり疲れている。だから今回はツアーバスを使用。
 で、結論。バイクのほうが絶対に疲れない。ちなみにJ2は川崎フロンターレがVゴール勝ちしたためマジックは1点。要するに次節ひきわけで優勝。残り3試合。こちらはもう決まりか。ちなみにJ1は・・どうでもいいけど浦和はJ1残留が黄信号から赤信号に変わりつつありますね。まさかと思っていてけど冗談抜きであぶないです。

14:00~茨城県ひたちなか市 ひたしなか市総合運動公園陸上競技場 晴れ/2,587人

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1999/10/17

横浜FC 3-2 ジヤトコ

19991017


3-2で横浜FCのVゴール勝ち。これで優勝へのマジックは4点(1勝1分)残り3試合。格下相手に実に疲れる試合でした。競技場は晩秋の雰囲気。もうすぐ冬ですね。さあ、サッカーの季節だ。

13:00~神奈川県平塚市 平塚競技場 曇り/1,813人

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1999/10/03

国士舘大学 0-3 横浜FC

19991003


  3-0で横浜FCの勝ち。久しぶりに安心して観ていられる試合。優勝まであと3勝。残り5試合。三ツ沢は改修したばかりで芝がきれいで 気持ちよかった。心配した天気も晴。ビールが旨かったです。競技場は秋風。陽が柔らかいですね。

13:00~ 横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場/晴れ/2,099人

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1999/09/26

横浜FC 2-1 本田技研

19990926

 2-1で横浜FCの勝ち。事実上の天王山。今日勝ったほうがほぼ優勝という状態。前半、いきなりPKとられて絶望的な雰囲気。後半は人が変わったようにチームが機能しだす。選手の顔つきがまるでちがう。この一生懸命さが好きでサッカー観てるようなものだから。試合に勝ったことよりも選手がやる気を見せてくれたことのほうがうれしい。優勝まであと4勝。残り6試合。試合後は等々力に移動する。

13:00~神奈川県綾瀬市 綾瀬市民スポーツセンター 晴れ/2,135人

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1999/09/23

ベルマーレ平塚 0-1 横浜F・マリノス

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 2-0で横浜F・マリノスの勝ち。ベルマーレ平塚はJ1残留が非常に厳しくなった。浦和レッズが勝ち、ジェフ市原が負けたので、降格争いは平塚と浦和、市原の争いになる。レッズがJ2に落ちると来期、川崎フロンターレの観客動員数に支障をきたすので残って貰わねばこまる。

 今日思ったこと。1部、2部、3部とみてるとやっぱりリーグ間でのレベルの差が歴然とあると思う。もっともサッカーというのは技術・戦術・気力の問題なので一面的にはなんともいえないが。

18:30~神奈川県平塚市 平塚競技場 晴れ/7,911人

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1999/09/18

横河電機 0 -1 横浜FC

19990918


  1-0で横浜FCの勝ち。パスはつながらないはシュートを打たないわで全然つまらない試合。現在暫定首位の本田技研が90分勝ちできなかったため、横浜FCに優勝マジック18点が点灯。残りあと7試合。午前中蒲田で残務整理。午後ダッシュでスタジアムへ。

13:00~東京都世田谷区 駒沢オリンピック公園陸上競技場 晴れ/1,561人

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1999/09/12

横浜FC 3-1 横浜F・マリノスユース

19990912


 3-1で横浜FCの勝ち。横浜FCが天皇杯神奈川県代表に決定。横浜FCサポーター全員がまさかと思った横浜ダービーの実現。収容人数1000人の小さなサッカー場は満員。マスコミもNHK、TBS、フジテレビが取材に。もっとも相手は高校2年生。その高校生にてこずるてこずる。会場は直射日光があたりまくり顔も手足も真っ赤っか。サッカー場は日にやける。試合は午前中に終了。観客席からは「今日一日なにしよう」の声多数。そりゃそうだ。

10:00~神奈川県大和市 大和市スポーツセンター陸上競技場 晴れ/1,628人

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1999/07/30

川崎フロンターレ 2 -1 大宮アルディージャ

19990730

 2-1で川崎FのVゴール勝ち。今日は川崎Fのスポンサー120社を招待するまさに御前試合。そのせいか普段と客層が全く違う。背広姿の中年のサラリーマンが多い。雰囲気的には巨人戦に近い。観客席からは携帯電話の呼び出し音が飛び交い大声で仕事の話。なんだかなー。

 試合はというと戦術の全く見えない展開で、果たして一般サラリーマンには楽しめたのかどうか。でもVゴール勝ちというのは野球で言うとサヨナラ勝ちなのでドラマ性はあったかもしれない。これで10連勝。首位浮上。果たしてJ1に上がれるかどうか。
 川崎側プレスカメラマンは女性でした。けっこうカッコ良かったけど、ハイヒールにタイトスカートでちゃんと写真が撮れるのだろうか?カメラマンだったらGパンにスニーカーだと思うが。レンズも200ミリ位の小さいのに小型のストロボ。サッカーとるなら
300ミリの2.8クラスが必要だと思うのだけど。7万人収容のスタジアムに5千人というのは寒過ぎ。照明も省エネモードで寂しかった。

横浜国際総合競技場 5,585人

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1999/07/25

横浜FC 1-0 ソニー仙台

19990725

 1-0で横浜FCの勝ち。久しぶりの完封勝ち。安心してみていられた。気温は34度。フィールドはそれ以上か。だれた試合になるんじゃないかと思ってていたけど結構走り回っていた。もっともこの暑さじゃ点は入らない。
 帰宅後、脱水症状を起こし3時間程寝込む。1.5リットルのペットボトルを飲み干し、ウーロン茶その他をガブガブ飲んで少し楽になった。
 そういや今日は鈴鹿8耐だっけ。友人が見に行っている。あれは走るほうも観るほうも耐久だからねー。私はすでに鈴鹿まで行く体力は無し。

神奈川県綾瀬市 綾瀬市民スポーツセンター陸上競技場 2,352人

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1999/07/18

横浜FC 4-3 国士舘大学

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4-3で横浜FCのVゴール勝ち。前々日、青梅市の仕事場から夜行バスで気仙沼へ。バイク中間と宴会をした後、夜行バスで自宅に戻り、単車で海老名へ。熱暑の中、試合を観てると意識が朦朧としてくる。試合は2点先制され、追いつき追い越し、ロスタイムに追いつかれ、延長戦後半で突き放すといった総力戦。こういう試合は大学生のほうが強い。若さに任せてカウンターを仕掛けられるとどうにもならない。勝って良かったねと。

神奈川県海老名市 海老名運動公園陸上競技場 観衆:2,117人

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1999/07/03

横浜FC 2-1 横河電機

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2-1で横浜FCの勝ち。9勝0敗2分け。今日も逆転勝利。うれしいが内容は今一つ。

午後2時半まで厚木でお仕事。適当に切り上げてダッシュで平塚に移動。昼間は土砂降りを絵に描いたような天気であったが、競技場につくころにはやんでいた。もっともそのせいか観衆はいま一つ。試合終了後、厚木に戻り残務整理。


 日曜日、国立競技場にシドニー五輪一次予選を見に行くはずであったが疲労がすさまじいため、自宅で休養。もっとも家にいても洗濯物のとりこみから駅の駐輪場の更新手続きまでやること目白押し。洗濯物は洗ったまま丸一日放置してしまったのに気づく。引き上げてみると蒸れた匂いが。やり直し。悲しい。

神奈川県平塚市 平塚競技場/曇り/1,791人

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1999/06/27

横浜FC 3-2 水戸ホーリーホック

19990627


 3-2で横浜FCの勝ち。8勝2分無敗。劇的な逆転勝利。うれしい。今日は愛川町の近所、相模原在住の友人と一緒に観戦。試合開始二時間前に待ち合わせ。結構人が並んでいて驚く。席を確保して相模原市のマクドナルドに行って昼食。 試合開始前はそれほど雨は降っていなかったが、試合開始と同時に雨と風の嵐。雨中のサッカー観戦は傘が使えないので(後ろの人の邪魔になるので)結構大変。観衆は1400人と少ないが、この雨中、山奥までサッカー観にくる客が1400人もいることがすごい

 試合は開始そうそう水戸に2点とられる。何せ横浜は雨風のなか、風下のサイドにいるのでボールが前に進まない。これはしょうがない。負けたかと思ったが・・なんとか一点返してハーフタイム

 後半は陣地が逆になるのでそれはそれは一方的な試合展開となる。後半あっさりと同点、そして逆転。3-2で試合終了。みんな喜ぶ。

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1999/06/20

ジヤトコ 2-3 横浜FC

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3-2で横浜FCの勝ち。7勝2分無敗。勝って良かったねと。
ジャトコって車のAT関係を作っているメーカーだと初めて知った。JFLはデンソー、本田技研、ジャトコとまるで東海自動車リーグという気もするが・・・まあいいか。愛鷹競技場は富士山麓にある広々とした公園の中にある競技場。隣は野球場。両方とも立派なスタンド付き。雨が降っていなければさぞかし気持ちのいい観戦だったろうが、霧雨のスタンドは寒くて寂しかった。
 試合終了後、球団からアナウンスあり。遠藤がウェルディ川崎にレンタル移籍とのこと。サポーターは全員ショック。事情説明のあと、遠藤がサポーターの前に挨拶にくる。「短い間で残念であるが、チャンスがあればもっと上のリーグでやりたい。わかってほしい」とのこと。彼の目に涙。これは仕方ないこと。サポーター全員声を挙げてエールを送る。遠藤泣きだす。プロであれば上を目指すのは当たり前のこと。ウェルディでも頑張ってほしいと思う。

静岡県沼津市 愛鷹広域公園多目的競技場  雨/1,809人

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1999/05/30

横浜FC 1-0 ソニー仙台

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 1-0で横浜FCの勝ち。これで開幕から5勝1分。予想以上に強い。観衆6200人というのはJFLの規模ではないです。この調子でとりくんでほしいなあ。

 天気は快晴で日差しが非常に強く、帰ってきたら手と顔が真っ赤。日頃の疲れが思いっきりでてしまったのでそのまま家で睡眠。やっと落ち着いた・・かな?

横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場 ;晴れ/6,249人

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1999/05/23

横浜FC 5-2 国士舘大学

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 5-2で横浜FCの勝ち。これで首位をキープ
会場は愛川町三増と言うところで、要するに宮が瀬ダムの近くである。山また山の中の小さな(ただし設備は立派)会場で空気がうまいです。こんなローカルな場所にリトバルスキーや奥寺がきて公式戦をやるのだからすごい。でもメジャーリーグの2Aクラスの試合は町中の公園とかを使うからこれでいいのだけれど。

愛川町初のプロチームの試合ということで町長登場。試合に先立ち演説。なんでも愛川町始まって以来のお客さんの入りで、歴史に残る試合だとか。ボールボーイは地元の小学生、演説は多分地元の高校生、ローカルな雰囲気が良かった。

会場はほぼ満員。ただし2000人、予約分は売り切れだそうなので盛況といったところ。来年もこういうところで組んでほしいなあ。

神奈川県愛甲郡愛川町  三増公園陸上競技場 晴れ/2,278人

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1999/05/03

横浜FC 4-1 水戸ホーリーホック

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 4-1で横浜FCの勝ち。朝、仙台を出発して昼過ぎに帰宅。一休みして三ツ沢に移動。とりあえず勝って良かった。リトバルスキー監督もうれしそう。もっともプレー内容は大いに不満。はっきり言ってヘタ。3部だからしょうがないんだけど、元Jリーグの選手を集めたんならなー・・もうちょっと見せて欲しかった。

横浜市神奈川区 三ツ沢公園球技場/晴れ/5,783人

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